結婚後の生活費はこれくらいに関する記事

結婚後の生活費の目安や分担は?夫婦で把握するのが重要

結婚後の生活費の目安や分担は?夫婦で把握するのが重要

結婚後の生活費の内訳や相場、生活費の分担方法、子供が出来てから増える出費をチェックし家計管理のベースを築きましょう

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結婚後の生活費の目安と生活費の分担方法

これから結婚して夫婦二人の生活が始まるとき「先のことを考えてお金のやりくりしなきゃ」と考える人が多いのではないでしょうか?共働きだからたくさん貯金できるはず!と思っていたのに、実際には意外と出費がかさんだり夫との意見が合わなかったりと貯金が増えないこともあります。一般的な夫婦の生活費がどのくらいかかっているのかを知って、これからの生活プランを考えていきましょう。

ここでは結婚と生活費について、金額の内訳やお金の管理法など役立つ情報をお伝えします。新婚さんや結婚を考えている人はぜひ参考にしてください。

結婚後にかかる生活費の一般的な内訳12項目

結婚後の夫婦の生活費についての話し会い

まず夫婦二人暮らしの生活費の内訳について一般的な例をご紹介します。生活にかかるお金を項目別に分けてみました。

  1. 食費
  2. 日用品
  3. 住居費
  4. 光熱水費
  5. 通信費(スマホ・携帯・インターネット)
  6. 被服代
  7. 理容費
  8. 保険代
  9. 交際費
  10. 交通費
  11. 夫婦の小遣い
  12. その他の生活費

人によって違いはありますが、大体このような項目に分けられると思います。都市部ではバスや電車代、公共交通機関の少ない地方では車のガソリン代が交通費となるでしょう。自分たちの生活に合わせて項目を考えてみるといいです。

結婚後の二人以上世帯の生活費の目安は30万円弱

今後の生活費について話し合う新婚夫婦

総務省が毎月発表している家計調査の結果を見てみると、平成27年10月の二人以上の世帯の消費支出は282,401円となっています。この調査では勤労者世帯の実収入の平均が485,330円となっているので支出も高めに出ています。

若い新婚カップルではこの調査よりも収入が少ない分、子供がいないので支出も少なめになります。ネットなどで行っている調査を見ると新婚家庭での生活費は次に紹介する金額に収まっているようです。ご自身の場合と比べてみてください。

  • 食費…3万程度
  • 住居費…6万~8万
  • 光熱費と通信費…2万~3万
  • 保険料…1万~2万
  • 被服理容費…2万程度
  • 交際費…2万程度

住居費や光熱費の単価など地域によって違いはありますが共働きで節約を頑張っているカップルが多い傾向があります。結婚を機に生命保険に入る人も多いようです。これから子供ができる可能性を考えると、今まで保険に入っていなかった人でも万が一のために生命保険などに加入したほうが安心と考える人はやはり多いのでしょう。

ちなみに夫婦二人で共働き世帯の場合の貯金額は、年間100万円以上貯めるカップルが一番多いという結果も。二人の年収によって違いはありますが収入の10%から20%程度は貯金に回しているようです。このような数字を見ると「自分も頑張らなくちゃ」って思えてきます。

結婚後に子供が増えると生活費も増える!ミルク&おむつ代・保育料など

子供が生まれて幸せそうな新婚の妻

ちょっと先のことを考えて、夫婦二人と子供ができた場合の生活費も考えてみましょう。夫婦2人の生活費に加えて子供のミルクやおむつ代、被服代といった普段のお金に加えて医療費やレジャー費などもかかるようになってきます。

子供が生まれたことにより一旦仕事をやめる女性もいますし、仕事を続けるなら保育園代がかかります。また子供の将来のことを考えて学資保険に加入する人も多いです。子供にかかる生活費が増える一方、夫や妻のお小遣いが減ったり貯金額も少なくなったりする傾向があるので夫婦二人の時にできるだけ貯金に励んだほうがよさそうです。

結婚後の年収から見た生活費の目安は収入の8~9割!残りは貯金

スマホの家計簿アプリで生活費を計算する夫婦

家庭によって年収はそれぞれですし、食費が多めだったりガソリン代が多めだったりと家庭によってばらつきがあります。色々な家計調査を見てみると、収入に対して生活費の割合は8~9割程度に収めるようにして残りを貯金するとバランスが良いようです。

結婚後の生活費の目安として、まずは収入の8割で生活することを目標にして考えてみてはいかがでしょうか?

結婚後の生活費の分担は誰?3つの方法

結婚後の生活費の計算に使われる計算機

結婚後も共働きの場合と専業主婦になる場合とでは生活費の分担も変わってきます。ここでは生活費の分担方法についてよくあるパターンをご紹介します。

1食費や光熱費などは分担で支払う

共働きの場合だと生活費の分担を決めて別々に支払う場合もあります。食事を作る妻が食費を持ち、その他の光熱水費を夫が持つなどのように分けることが多いようです。

分担した項目を払っていれば残りの金額についてはあまり干渉されないので自由な反面、相手の収入や支出を把握できず無駄遣いに気付かないデメリットは、家計を共にしている以上何かとトラブルを引き起こす原因となり得るでしょう。

22人の収入を合算してから生活費を分ける

お互いの収入を一つの口座に入れてから生活費を分ける方法です。お互いの収入や支出がオープンになるので自然と予算内で生活するようになります。ただし給与振り込みは本人の口座にしか入れられないのでお金を移すのが面倒という人も。

3働いている側から生活費をもらう

妻が専業主婦の場合は夫から生活費をもらうことになります。もらった金額の中で生活するのでやりくりが上手になりますが「予算オーバーした時夫に言いにくい」「生活費を差し引いた残りのお金を何に使っているか分からない」など方法によっては不満が起こりやすいと言えます。

また、共働きでも夫の給料で生活し妻の給料は貯金しておく夫婦も。これなら妻が妊娠・出産で仕事を辞めても生活費に影響はありません。

結婚後は自分たちの家計を夫婦で把握して生活費を決めることが大事

結婚後の家計を考えるには、とりあえず生活してみて何にどのくらいのお金がかかるのか把握することが大事です。

結婚後の生活費の傾向を把握してから毎月の予算を決めると無理なく節約ができます。今回の記事を参考に、夫婦で生活費のことを話し合ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

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