年下夫が結婚を後悔する年上妻の特徴とは?夫婦愛を保つ秘訣8つ
かつて結婚といえば年下の女性と年上の男性がするものというイメージがありましたが、最近は年上の女性と年下の男性のカップルも増え、いわゆる年の差婚もごく一般的になってきました。しかし、世間的には何も言われなくても、「やはり、若い妻の方が良いのだろうか…」と不安を感じる年上妻も少なくありません。
今回は、年下夫が抱えがちなお悩みや本音をご紹介しながら、せっかく出会えた年の差のあるお相手との夫婦愛を末永くキープするための秘訣について解説していきます。
年下夫が後悔する年上妻の7つの特徴
愛情を育み、固い絆で結ばれて結婚したはずの年上妻と年下夫のカップルですが、夫がふとした瞬間に「もしかして、この結婚は失敗だったのか?」と思ってしまうことがあります。その理由を年下夫に聞くと、どうやら年上妻の言動に原因があるようです。あなたは大丈夫ですか?年下夫を悩ませる年上妻の7つのタイプを見ていきましょう。
1上から目線妻
一般的に、男性はリーダーシップを発揮したいと考える傾向があります。年上妻の意見を尊重する年下夫は多いものですが、いつも妻から意見を押し付けられていると、次第に男性も疲れてきますし、プライドが傷つきます。
年下夫は温和な性格で、妻を立てることに抵抗がないことが多いのですが、夫婦や家族の事を決めるときに、年上妻が年齢差を振りかざして「ああしなさい、こうしなさい」と上から目線で仕切ってくると、「こんなはずではなかった」と後悔することが多いようです。
妻のリーダーシップを頼りにしていた年下夫も、結婚生活を通して年齢や経験を重ねることで自信がつき、価値観も変化します。夫の変化に気づかず、いつまでも「私が全て仕切らなくては」と考えている年上妻は注意が必要です。
2尻に敷きたがる妻
「年上のお嫁さんは金の草鞋を履いて探せ」と言われるように、年上妻は夫に尽くし堅実なイメージがありますが、同時に精神的に強い「夫を尻に敷く」というイメージもあります。年上妻は人生経験が豊富で知識もあるため、転ばぬ先の杖とばかりに、年下夫をコントロールしようとしがちです。
結婚当初の情熱的な時期と違い、結婚後は友人の結婚生活の情報が入ってきたり、仕事で評価されて自信が増したりします。すると、「年下の妻は夫を頼ってくれるらしい」「年下の妻は可愛い」などと、「年上の妻は可愛げがない」というマイナスイメージを抱きやすくなり、年の差婚を選んだことに不満を持ちやすくなります。
3経済力をひけらかす妻
最近は男女の格差が少なくなり、しっかり者の年上妻が年下夫以上の経済力を持っているケースも多いです。「一家の大黒柱」という言葉があるように、男性は稼ぎが少なくても家族を守りたいと思っているもの。それなのに、年上妻が簡単にお金を出してしまうと、夫は非常に居心地の悪い思いをします。
妻が「夫の収入が苦しい時は夫婦で助け合うもの」と思っていても、真面目な男性は経済的に妻に依存していることに引け目を感じやすく、「男のくせに情けない」「若いツバメ」などと周囲から思われているのではないかと気に病んでしまいがちです。そのため、経済力を誇示する年上妻に対して「デリカシーがない」と幻滅しやすいのです。
4嫉妬深い妻
年上の妻は、どうしても容姿や年齢を気にしてしまい、常に「年下の女性に彼を取られてしまうのでは?」と不安を感じやすいです。そのため、夫の行動を全て把握しておかないと不安でたまらなくなり、夫が他の女性を少しでも見ようものなら、ものすごい嫉妬の嵐をぶつけてしまう傾向があります。
適度な嫉妬は愛情表現として夫の自尊心を満たしますが、年上妻の嫉妬は度が過ぎることがあります。夫としては身に覚えのないことで責められる不快感や、妻から信用されていないという失望から、かえって他の女性への興味を募らせてしまう結果になりかねません。
5ジェネレーションギャップにこだわりすぎる妻
年の差婚は一般的になってきたとはいえ、親世代からは厳しい目で見られることもあります。そういった世間の目を承知で、二人で乗り越えようと愛を誓い合ったはずです。それなのに年上妻が「やっぱり私が年上だから…」とジェネレーションギャップにこだわりすぎていると、夫は「俺の努力は何だったんだ!?」とがっかりしてしまいます。
夫婦の気安さから妻の年齢のことで軽く冗談を言っただけなのに、過剰に深刻に受け止められて泣かれたり、逆切れされたりすると、同じ価値観を共有しているかどうかも疑わしくなり、「もう好きにしてくれ」と結婚生活を諦められてしまうこともあります。
6見た目を気にしなくなる妻
恋愛は相手の内面を愛するものですが、外見も重要な要素です。年齢差があることを承知で結婚しているため、年上妻の見た目年齢にそれほど引け目があるわけでなくても、やはり一緒にいる妻にはいつまでも若々しく、綺麗でいてほしいというのが夫の本音です。
年上とはいえ、女性にはメイクなどで年齢をカバーする技術があるのに、年上妻がそれを明らかに怠ってしまうと、夫は「俺は異性として意識されていないのか…?」と男性としての自信を失い、一緒に行動することや生活することが苦痛に感じるようになってしまいます。
7献身的すぎる妻
年上の妻は気配りができ、きめ細やかに夫の面倒を見てくれるイメージがありますが、これは間違いではありません。年上妻は人生経験が豊富で、男性に頼らなくても生きていける実力を持っていますし、年下の夫を繋ぎ留めたいと考えているため、夫を献身的に扱って甘やかす傾向があります。
しかし、嫉妬がひどい妻も困りますが、必要以上に献身的な妻も、自立した男性にとってはうっとうしいものです。パートナーは一緒に人生を歩むものであって、何もかもゆだねられる「お母さん」が欲しくて結婚したわけではないため、初めは良くても、時間が経つにつれて年上妻との結婚を後悔するようになってしまいます。
年上妻が感じる!年下夫との結婚で後悔する7つのデメリット
年下夫に本音があるように、年下夫と結婚した年上妻にも、相手には言いにくい悩みがあるはずです。年上妻側から見た、年下夫との生活のデメリットには、どんなものがあるのでしょうか。年上妻が感じやすいデメリットを7つご紹介します。
1経済力がない
年下の夫を持つことのデメリットの一つは、男性側に経済力がないことです。女性側が一人暮らしが長く蓄財している場合でも、社会に出たばかりの男性は貯蓄よりも散財を優先してしまう傾向があります。そのため、結婚費用や住宅の購入などの大きな出費で、妻側の経済的負担が増える傾向があります。
2決断力がない
女性は優柔不断な面があるため、パートナーにはここぞという時の決断力やリーダーシップを求めます。しかし、年下の男性は人生経験が少ないことから自信が持てないことが多く、決断を求められた時に年上の妻を頼ってしまいがちです。
そうなると、妻は夫の面倒まで見なくてはならず、常に気を張っていなければならないため、心を休める暇がなくなってしまいます。
3包容力がない
仕事や人間関係で困ったとき、女性はアドバイスをくれるパートナーを求めます。しかし、年下の男性は経験値の少なさから、年上妻の複雑な相談に乗ってあげることが難しく、女性の不安を受け止める懐の広さや包容力に欠けることが多いです。そのため、年上妻を突き放してしまったり、イライラとした子供っぽい態度を示してしまったりしがちです。
4浮気が常に不安
いくら「年上の君が好きだ」と言われても、年上妻からすると「女性として魅力的なのは若い女性」というイメージを払拭するのは難しいです。そのため、年上妻は常に夫の浮気が気になる傾向があります。夫がどれだけ大事に思ってくれていても常に不安で、夫が一人で出かけるたびにイライラして帰ってきた夫にあたるなど、結婚生活を破綻させる行動をとってしまうリスクも大きいようです。
5周りの目が気になってしまう
見た目の若さはある程度コントロールできますが、年齢に引け目のある年上妻としては、年下の夫と一緒に歩いている時に、やはり周囲が自分たちの年齢差を怪しんでいないか気になってしまうものです。
特に親世代は、「結婚は男性が年上で妻が年下の方が、治まりがいい」という意識が強いため、「息子をたぶらかした」と夫の両親や親族に冷たい目で見られることに怯える年上妻は多いようです。
6将来的なライフプランを考えていない
夫婦の年齢が違えば、人生を歩むスピードも違います。年上の女性は老いを実感する時期が早いため、老後に対する備えをしようとライフプラン設計の重要性がわかってきますが、まだまだ若い年下夫にとっては老後もライフプランもはるかに先の未来のことだと感じがちです。
そのため、夫婦として将来的なライフプランを話し合いたくても、夫がなかなか理解してくれなくてモヤモヤしたり、家族計画、貯蓄計画、老後への対策が遅れがちになったりするといった困った事態を招きかねません。
7常に老いを実感させられる
自分よりも若々しくエネルギッシュな男性と一緒にいることは、女性として誇らしいことではありますが、女性にとって「老い」を実感するのは怖いことです。常に横で夫の若さを感じていると、自分の老いを常に実感してしまい、強いプレッシャーに苦しんで一緒にいることが苦痛になることもあります。
年下夫のメリットはココ!羨ましい5つのポイント
年下夫との年の差婚には難しさもありますが、その反面、年上夫や同級生夫を持つ妻達が「羨ましい~」と思うメリットも沢山あります。幸せになるためには、目の前の幸せに気づけることも大切です。他の女性達が年下夫を羨ましがるメリットを見てみましょう。
1年下夫は友達も若い
職場で自分よりも若い人と行動を共にしていると、相手の若さに刺激を受け、気持ちも若返ることがありますよね。
年下の夫を持つということは、夫やその友人である若いフレッシュな交友関係を持てるということでもあります。気持ちもファッションも周りに合わせることで、いつまでも若々しい自分を保てるといった良い効果があります。
2年下夫はかわいい
年下の男性の良いところは、素直に甘えてくれることでしょう。出産経験がなくても、女性には母性本能が備わっていますので、可愛いものや頼ってくれるものは大好きです。年下の男性は生活の面倒を見てあげなくてはいけないことが多く、手がかかる反面、愛らしさが募る傾向があります。
3女性として自分に自信が持てる
一般的に「男性は若い女性が好き」というイメージがありますが、年下の夫が年齢もデメリットも全て承知で年上の自分を選んでくれたという事実は、女性としての自分に自信を与えてくれます。
異性として魅力的な夫のパートナーでいることに誇りを持てるので、自分磨きにも余念がなく、前向きな努力をすることで自分自身をより輝かせることもできます。
4広い心を持つことができます
年齢が若く経験が少ない年下夫は、時に失敗をして困らせてくれますが、年下のすることであれば、「若いんだから仕方がないか」と広い心を持ちやすいです。子育て前のプレ体験をしているような面があり、見守って褒める大切さを日々実感できますので、対人スキルもアップします。
ですから、年上の男性であれば幻滅してしまうような失敗でも、素直に許す余裕をもつことができます。そのスキルは職場などでも発揮され、懐の広さや人徳から、周囲の人からも信頼されやすいという良い面があります。
5自尊心が満たされます
年上の男性と結婚すると、夫にリードされてしまったり、経済的にも不利な立場に立たされたりしがちですが、年下の夫であれば妻である自分を「自立した年上の女性」として認めてくれるので、自尊心が満たされます。
夫に何かをアドバイスしても素直に聞いてくれるので、「自分は必要とされている」ということを実感しやすく、幸せを感じやすいといった良いメリットがあります。
歳をとると年下夫に捨てられる?離婚率が示すもの
後になって夫婦ともに結婚を後悔してしまいがちな年上妻と年下夫との結婚ですが、一般的な同年代同士の結婚や年上男性との結婚よりも離婚率は高いのでしょうか?
統計からみる最近の離婚の傾向
- 年齢が若いほど離婚率が高い
- 結婚生活が短いほど離婚率が高い
厚生労働省の人口動態統計や総務省の国勢調査の統計から、年下夫が10代~20代前半と若くして結婚した場合は、年下夫と年上妻の離婚率が高いといえるでしょう。また、年下夫と結婚してまだ日が浅い場合も、離婚に注意が必要です。
しかし、昨今熟年離婚が増えているとはいえ、統計からは長年連れ添った年下夫と年上妻の夫婦の離婚率が高いとは言えません。「自分が歳をとることで、年下夫に捨てられてしまうのでは?」といった不安を抱く年上妻は多いのですが、長く連れ添うことで夫婦の絆や信頼関係が築け、共に過ごす時間に安らぎを感じられるのであれば、過剰に心配する必要はないでしょう。
とはいえ、夫や妻の年齢に関係なく、日本の離婚率はここ10年で上昇傾向にありますので、結婚生活にはお互いの努力が必要ですね。
年下夫との夫婦愛を保つ8つの秘訣
不安の多い年上妻と年下夫の結婚生活ですが、どうすれば愛する年下夫と末永く一緒に人生を歩んでいけるのでしょうか?
1外見に気をつかう
芸能人やスポーツ選手の中にも、年上女性と結婚している年下夫は多いですが、仲が良いと評判の年の差カップルの年上妻は、美しくいるための努力をしていることがうかがえます。
年をとってくると容姿に対するケアをする気力が衰えがちですが、パートナーが若いのであれば隣に立つ妻である自分も若々しく、同じような年齢に見えるように外見に気をつかい、「これから一緒に年をとっていく」存在であることを、夫や周囲にアピールしましょう。
2夫をある程度放任する
年上妻ということで、「私がしっかりしなきゃ」と気負ってしまいがちですが、年齢差がいくつあっても、夫婦はお互いに対等な関係です。必要以上に夫のすることに口出ししたり生活を仕切ったりすると、いつ夫に不満が生まれてしまうか分かりません。夫を信じてある程度は自由を与え、自立した男性であることを尊重しましょう。
3締めるところはキッチリ締める
年上妻は年齢が上ということで引け目を感じてしまいがちですが、必要以上に夫を優先させる必要はありません。経験が豊富で、さまざまなトラブルに対処できるのが年上妻の良いところです。夫を過剰に甘やかすことはやめ、ダメなことには毅然とした態度と立場をキープしましょう。
4夫に異性としての関心を持ち続ける
夫婦生活が長くなり、子供もできると異性というよりは家族という立場がふさわしくなってしまいますが、年下夫に対しては常に異性として関心を持ち続けましょう。
自分よりも若く、まだまだいろいろな経験をしたい年下夫だからこそ、周りの女性へも目が向きやすいので、常に自分の魅力で心をつなぎとめる努力を心掛けてください。
5頑張りすぎない
年下夫は甘えんぼさんですし、甘えられると年上妻は「頑張らなくちゃ」と期待に応えてしまいがちですが、夫婦生活は長く細くつなげていくのが秘訣です。年齢が上な分、年上妻の方が先に体力も持久力も低下していますので、若いうちから過剰な無理をせず、家事も育児も夫とシェアしていきましょう。
6甘え上手になる
年下とはいえ、男性はパートナーから頼りにされたり甘えられたりすることが嬉しいものです。自分の体調が悪いとき、仕事で忙しいときには、遠慮なく夫を頼って「可愛い奥さん」であることをアピールしましょう。
年下夫は贅沢も好きですので、記念日などの時にはしっかり者の奥さんの仮面を外し、夫と一緒に贅沢をするくらいの余裕を持って自分も人生を楽しみましょう。
7経済的にも良いパートナーでいる
年上妻はキャリアも収入も夫より高いことがありますが、これを恥じる必要はありません。しかし、お金の問題は夫婦といえどもデリケートな問題なので、自分の収入が高いことをひけらかすのはNGです。
経済的に自分の負担が大きいと感じてしまうこともありますが、長い目で見れば夫の方が年下の分今後長く働けますし、一定の収入を得るようになって家族を支えてくれますので、結婚した以上は夫婦のお金が共有財産であるという意識をしっかり持ちましょう。
8年上の女性ならではの利点をアピール
年上の女性ならではの経験値、経済力、女性としての包容力…。これらは全て年下の女性にはない、あなた自身の魅力です。ぜひこういった魅力を積極的に夫にアピールして、「君無しではいられない!」と思わせる状況を作り出しましょう。
年の差婚のメリット・デメリットをよく理解して、少しでもデメリットを感じさせないような工夫を心掛けてみてください。
「年下の夫」と意識しすぎず自然な関係を維持しましょう
年下夫との結婚の醍醐味は、なんといっても「年齢差」なのかもしれません。年齢差には確かにマイナスイメージもありますが、それまでの世界とは全く違う世界や価値観をもたらす、素晴らしい面も備えています。年齢差のマイナスイメージばかりにとらわれず、年下の夫との生活を前向きに考えて、より良いものに変えていきましょう。
昔は年下男性との結婚が敬遠される傾向がありましたが、さまざまな人生や家族の在り方が広がることで、多くの異性と恋愛をする機会が広がったのは、素晴らしいことです。今回は年上妻と年下夫のカップルを取り上げましたが、良い結婚生活を維持する苦労はどんなカップルでも同じです。「年下だから」と意識しすぎず、自然な夫婦の関係を維持するように心掛けましょう。