妻を嫌いになるのはなぜ?離婚しない理由は?夫のリアルボイス11
好きで結婚したはずの妻を嫌いだけれど離婚はしない夫は、妻のどのような変化が原因で愛情が冷めてしまうのだと思いますか?家庭内では会話が減り、夫婦の絆も感じられない毎日では、お互い辛いので離婚したくなるでしょう。それでも離婚しない理由はやっぱり子供がいるから?
女性目線では、「子供が生まれて体型が変わったから?」「年齢と共に歳を若々しさがなくなったから?」など、容姿もかなり気になると思いますが、なんと11人の男性は、見事に全員妻の性格を嫌いだと感じていましたよ。結婚して家庭を築くことで、妻はどのように変わってしまったのでしょう?
Q 妻のどのようなところを「嫌いだ」と思いますか?
11人の男性の体験談で、筆者は残念ながら悲しい現実が浮き彫りになってきました。それは、一見優しそうに感じますが、実は妻の本心を理解できず、我を通す夫が多いということです。妻を嫌いと強く感じる夫ほどその傾向を強く感じました。皆さんはどう思いますか?
A妻のヒステリックな行動や態度が嫌い
私の妻は、機嫌のいい時と悪い時の差が激しく、気に入らないことがあると金切り声をあげて激高し、ひどい時には号泣します。帰宅して脱いだ靴下を洗濯かごに入れたつもりが、外に転がり落ちていたときなどは「私ばっかり片付けをさせられて不公平だ」と大騒ぎして、疲れが増しました。
穏やかに暮らしたいので自宅でも気を遣うのですが、何かしら気に入らないことをしてしまうらしく、毎日のように騒がれてうんざりします。離婚すれば解放されるのではないかと思いますが、妻は家事の腕がいいし、機嫌がいい時は私好みの容姿と優しい声で接してくれるので、手放すのが惜しくなって踏みとどまっています。
離婚を考える時があるなどと伝えたら、どんな風に爆発するのかがわからないので、伝えるつもりはなく離婚もしないと思います。そうはいっても我慢できなくなることはあるので、そんな時には昼休みに会社の近くの緑の多い公園で、好物の甘いものを食べてストレスを発散しています。奥さんを嫌いだと思ってケンカ中など、二人の怒りの勢いで離婚届を提出するのは簡単ですが、失う物の大きさを考えて冷静になることが大切だと思います。
A私を見下し、言葉の暴力を振るう妻が嫌い
仕事ができる妻は、仕事ができない私のことを見下しています。自分は遅くから仕事に行くので、毎朝妻は洗濯機を動かして仕事に行き、私が洗濯物を干して乾燥したら取り込んで畳んでいます。仕事が休みの日は、子供の宿題を見たり料理を作ったりもします。けれど、私が何かを忘れると言葉の暴力を振るいます。
妻を嫌いになる頻度はまちまちですが、それでも好きだと言う気持ちもあります。離婚しない理由は、子供がいるからです。今は私の方が稼ぎがなく、離婚しても養育費を出すことが出来ない状況ですので難しいですし、妻には優しい所もあるので、私に離婚という選択肢はありません。
気持ちは妻に伝えていません。私の立場は下なので、妻に伝えようとも思いません。逆に私が稼げる様になっても、子供もいますし今まで支えてくれている妻に対して恩を仇で返す様なことはしたくありません。ただ、仕事を頑張って、対等の立場できちんと話が出来る様になりたいです。
ストレス発散方法は、一人でいる時間にネットを見ることです。アドバイスになるか分かりませんが、男女差別がある社会でも、妻の収入が夫より高く、夫の収入が妻より少ない家庭は、少なからずあると思います。そういう家庭の夫は、きっと苦しい思いをしていると思いますが、いつか努力が身を結ぶ時が来るはずです。その時まで、無理をせず自分に出来る事をしましょう。
A話し合いになるとダンマリになる妻が嫌い
私が妻を嫌いな理由は、私と妻で話し合いをした時にすぐ妻がダンマリ状態になってしまうからです。妻に意見を求めても何も言ってくれませんし、返事もなく、ただ聞いているだけになります。私としては人間一人一人考え方が違って当然、食い違って当然だと思っています。同姓の男性同士でも噛みあわないことは多々あるんですから、異性である妻を理解するには話し合いが不可欠だと思っています。
しかし、妻は「話すだけ無駄だ」と言わんばかりにダンマリになります。話し合いになると妻がダンマリモードになるのは分かっているので、出来るだけ話し合いは避けていますが、それでも2~3ヶ月に一度はなります。ですので、2~3ヶ月に一度は妻を嫌いだと感じます。
離婚しない理由は、それ以外は妻に対して不満がないからです。妻に「話し合いの時のダンマリモードが嫌だ」と伝えましたが、「話し合いをするのが苦手なので嫌だ」と言われました。その後も妻は自分を変えようとせず、話し合いになればダンマリモードに入ります。離婚したいとは思いませんが、この状況だと私以上に妻が不満を抱えることになると思うので、これから先を考えるととても不安です。
妻のダンマリモードで溜まったストレスは、趣味のドライブで発散しています。ドライブは自分一人で行うんですが、車の運転自体が好きなのと、車内は一人だけの空間のためとても落ち着くので、これでストレス発散しています。
Aわがまま過ぎる妻を嫌いになる時がある
私は結婚して2年目になります。子供が産まれてから、妻はかなりわがままになりました。我が家は生活が厳しく、私は仕事を3つしております。お小遣いは1万円です。たまに無い時もあります。その1万円で何とかやりくりはしてまいすが、妻の方は欲しい物はすぐに買ってしまいます。なので、どれだけ稼いでも生活は厳しいままです。
今、ミニクーパーという車に乗っているのですが、維持費がとても高く「軽自動車に乗り替えよう」と私が言うと、「かわいいから乗り替えたくない」と言われます。このような喧嘩は、月に1回はあります。その度に妻を嫌いになってしまいます。子供がいるので離婚は考えていませんが、「わがままは直してほしい」と正直な気持ちを伝えました。
伝えてからは、多少わがままがなくなってきました。ストレス発散で呑みに行ったりもしているので、今後離婚する事はないと思います。私はこの経験から我慢強くなったので、男性の方は我慢して少しずつ妻の悪い癖を直していけばいいと思いました。
A比べられるのは本当に苦痛
妻は、何かにつけて付き合いのある奥様方の夫と私のことを比べ、時には私のことを責めます。「○○さんの旦那さん、出世するんだって!」「××さん、旦那さんと一緒に7泊8日でヨーロッパ旅行に行くんだって!」と、最初の頃こそただの報告だと思っていたのですが、年々その後に「それに比べてウチは…」というような一言がつくようになり、正直、それを言われるたびに、妻のことを嫌いだと感じる自分がいます。
私自身がふがいないという部分も当然あるとは思いますが、私は私で頑張っていますし、他の奥様方は奥様方で、私の妻に対して良い部分しか見せていないとも考えられます。そう思った私は、その話をされてどれだけ嫌な思いをしているか、また、他の家だってウチとそんなに変わらないはずだということを伝えるも、まさかの逆ギレをされてしまいました。
もうダメだと思った私は、それから妻がその手の話を始めた時は、黙って席を立つようになりました。それでも、離婚までは考えていないのですが、その手の話が始まると本当に脳内に離婚の二文字もちらつきます。
先日「そういう嫌な思いをしている」と飲み会の際に友人に伝えると、「私も同じだ」と言われ、そこからはお互いに愚痴のこぼし合いでしたが、少々すっきりはしました。私のように、奥さんに対してイライラされている方は、こんな感じで上手にガス抜きをしないと、本当に爆発してしまうのではないでしょうか。
A自分がされたら嫌なことを平気でしてくる妻が嫌い
妻は典型的な自己中心的な人で、自分がされて嫌なことを平気で私にしてきます。おまけに年上ということもあり、私の事をいつも下に見ているような感じで接してきます。行動や口撃などです。私も毎回のように「自分がされて嫌なことはするなよ」と言うのですが、本当は嫌なくせに「私嫌じゃないもん」と正当化して更に上からきます。決して自分の過ちを認めないのです。明らかに間違っていたとしても、必ず人のせいにするか責任転換することをいつも考えています。
毎回、私や息子たちから指摘するのですが、されたらされたで必ず逆ギレしてきます。こんな妻とは結婚以来まともに会話のキャッチボールや話し合いをしていません。正直離婚したいと思いますが、子供たちの為にできないでいます。これからも我慢するしかないと思っています。
Aヒステリックにしかりつける妻が嫌いです
私が仕事から帰ると、妻はいつも子育ての疲れを私に当たり散らしてきます。私はヒステリックな妻の態度にうんざりしています。離婚しない理由は子供たちがいますし、子育てしている女性はヒステリックになると思っているからです。妻を週に2回ぐらいは嫌いになってしまいますよ。
妻にはヒステリックな所が嫌だと伝えましたが、逆ギレされました。妻とは離婚したくないですし、仲良く夫婦生活をしていきたいです。でも、夫婦生活に疲れてしまうから、バッティングセンターでストレスを発散していますよ。夫婦生活でうまくいっていない方は、すぐには離婚しない方がいいですよ。特に子育てしている夫婦は子供のためには父親と母親が必要になります。
A駐車場の入れ方が僕と違う
嫁は面倒くさがり屋なところがあって、スーパーやドラッグストア、コンビニなどお店の駐車場ではいつもそのまま突っ込んで駐車します。一方、僕はよほど満車ですぐ後ろに車がついてきている場合などを除いて、いつもバックで駐車場へ入れます。これだけが嫁と僕の完全に異なるところですね。
でも、僕が助手席に乗っている時に嫁がそういう駐車をしても、僕はいちいち言わないのですが、嫁は僕がバックで駐車すると小言を言うんです。「そのまま入れちゃいなよ」とか。僕としては帰りにそのまま出られるから楽だし、なんかそのまま突っ込んで駐車するのはダサイなぁというのがあるのです。
小言を言われるから、僕はできるだけ助手席に座るようにしているのですが、これだけが妻の唯一の嫌いな部分ですね。黙っていればいいのに。嫁としては、そんな少しの時間でも待ってる感があって嫌なんでしょう。僕がバックで入れるのがうざったいのでしょう。「早く降りてお店入ろうよ」という考えなんです。
A妻の給料は高いけど干物女でヒステリック
結婚する前から半同棲をしていた時期がありましたが、当時から妻は家事がまったく苦手な女性でした。掃除・洗濯・炊事がとてもだらしなく、家事が好きな私が自然とやっています。特に掃除などの片づけが全くできず、足の踏み場がないくらい部屋が散らかっています。仕事から帰ってきて、そのような状態をみると溜息しか出ません。
しかし、共働きで妻の方が安定した収入がある分、離婚までは踏み込めません。一度、家事のフォローに疲れ、正直に妻を嫌いだと感じる気持ちを伝えたことがありましたが、「誰か家計を支えているのかわかっているの?!」とヒステリックに逆切れされ、何も言えなくなりました。離婚したら路頭に迷うのは自分だと思うため、離婚は諦めています。
そのような家庭へのストレスや仕事のストレスの発散方法としては、一人カラオケに行って大声で歌うこと。スッキリしますよ。他の男性の皆さんも大変だとは思いますが、自分一人の時間を無理矢理にでもつくって過ごすことで、少しは和らぐのではないかと思います。
A私が怒ってきつく文句を1つだけ言うと10倍返しに返ってきます
夫婦的には普段の生活には問題無いのですが、妻の性格がきついのか?はたまた自信が有るのか分かりませんが、口喧嘩をすると大変なことが起きます。自分がひとことだけ文句や気に触らない事を言った途端、10倍返しで反論してきます。
ついこないだもそうですが、なかなか家の片付けが進まないので「少し掃除しないとな?」って言った途端、「私も仕事してるから、疲れて出来ない」とか、「一緒にやるからっ」て自分が言っても、「疲れてるからやりたく無い」とか。最終的には自分がするのですが、妻はゴミ袋をあさって中身を見て、「何故捨てるの?」って言って来るので、「じゃあ、やってくれるの?」って言っても結局はやらない。とにかく文句は1流。何でこんなに言葉巧みに、文句が機関銃の様に出るのかが不思議です。今はもう諦めて、ただ妻の気が済むまで聞いているだけにしています。
A自分の非を認めない妻だけど…夫婦は夫婦
既に銀婚式を経験している夫婦です。この歳になるまで生計を共にして生きて来ていますから、妻の事は愛しています。とはいっても、今まで問題なくやってこられたかというと、そんなことはありません。紆余曲折があって、今までやって来ました。「こんな妻は嫌いだー」と思う事もしばしばあります。
最も嫌いになるところは、自分の非を認めないところです。喧嘩の原因は些細なことですが、そんな些細なことでも非を認めたがらない妻の性格が、喧嘩の火に油を注いでしまうのです。でも、私にも同じようなところがありますから、お互い様と言えばお互い様なのです。ですから、喧嘩をしても暫くすると元に戻ってしまいます。
若い時は口をきかない時間が長かったのですが、歳と共にその時間は短くなっています。歳の功で、お互いの距離感がさすがにわかっているからです。長い結婚生活の中で一瞬、離婚したいと思う様な喧嘩もありましたが、それは一瞬のこと。冷静に考えたらお互い一番分かり合っているのです。
喧嘩が収まると、折を見て妻の好きなスィーツを買って帰ったり、行きたい所に連れて行ったりしています。人間には喧嘩はつきものです。夫婦は長年連れ添って夫婦。死ぬまで一緒に生きますよ。
妻がヒステリックになるのはなぜ?
最年長の男性の体験談は、とても心温まるものでしたね。長年夫婦生活を続けるには我慢だけでは難しく、相手の気持ちを労わり、自分の非も認めることが大切。また、結婚当初を思い出し、夫婦生活が円満に続けられるように努力することが大切なのだと感じるものでしたね。あなたはできていますか?
妻がヒステリックに叫ぶのは、我慢できない程追い詰められている証拠。助けてくれるはずのパートナーにも頼れず、ギリギリの状態に追い込まれるから。そして、夫がそんな妻を冷ややかに見てしまうのは、夫が妻ほど追い詰められていないからでは?と男性が気づいて温かく妻を包み、妻がヒステリックになる元凶の解決にむけて夫が必死に努力してくれれば、妻は夫の必死さを見てゆとりが生まれるんです。
女性はメンタルが男性より強いといわれる反面、がさつに見えても繊細は神経な人が多く、出産や加齢、月経などでホルモンバランスが乱れやすいため、男性にとって何でもないことでも、とてもつらいと感じることが多いのです。そういったパートナーの体調について学び、諦めではなく思いやる目線を持って「弱い妻を守ろう」と頑張るような精神的に成熟した男性を、女性は上から目線でバカにしたりしません。
妻を嫌いと思った時、ぜひそういった妻の態度に「ありがとう」と心の中でつぶやいてみて下さい。「何が?」「どこが?」と思うでしょうが、そういう妻の態度こそが、自分を人としてより成長させてくれるきっかけになるはずですよ。