謝らない夫の心理と対処法:疲れた妻はどうする?「謝らせる?諦める?」夫婦円満のための賢い関わり方
生まれも育ちも違う男女が結婚生活を営んでいれば、時には意見が衝突したり、不満をぶつけ合って夫婦喧嘩になったりすることがありますね。そんな夫婦喧嘩で仲直りをする際、あなたのご家庭ではどちらから折れて謝っていますか?
意外と「夫が謝らない!」という不満をもっている女性が多く、中には謝らない夫に失望して、仲直りはするものの夫に根強い不信感をもってしまっている妻もいます。特に、謝らない夫に疲れたと感じる妻にとって、この問題は深刻ですね。
今回は、自分が悪くても謝らない夫の事例や男性特有の心理状態、そして謝らない夫への適切な対処法などを、詳しくご紹介していきます。「夫に謝らせる」べきか「諦める」べきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
謝らない夫に疲れる妻が抱える実情とは?
結婚生活を円満に維持するためには、夫婦喧嘩をしてもきちんと仲直りをすることが不可欠です。ところが、夫側に非がある場合の仲直りの仕方は、夫婦によって大きく異なります。
夫が非を認めて素直に謝罪するケースもあれば、夫が贈り物をしたり妻の機嫌を取ったりして、言葉による謝罪を避け、関係修復を図るケースもあります。中には、夫が絶対謝らないまま冷戦状態が続き、仕方なく妻が折れて、うやむやのまま元の状態に戻る家庭もあり、実にさまざまです。
こうした状況で、多くの奥様が憤慨している「夫が悪いのに、謝らない!」という状況は、どのように作られていくのでしょうか。実際の事例も紹介しながら、謝らない夫を持つ家庭の実情について解説していきましょう。
喧嘩になる主な原因
謝らない夫との夫婦喧嘩の理由は、多岐にわたりますが、一般的な夫婦喧嘩と変わりありません。妻側の「〜して欲しい」という要望や期待が満たされないことが、喧嘩のきっかけとなることが多いようです。
- 家事や育児の負担の偏り
- お金の使い方や金銭感覚のずれ
- 子供や家族と過ごす時間の使い方
- 生活習慣や価値観の違い など
多くの喧嘩は、日常の何気ない夫婦の会話の流れで、「○○して欲しい」という妻側の建設的なお願いから始まることが多いのですが、夫がそれを「非難」や「攻撃」として受け取ってしまうと、謝罪を拒否する姿勢につながることがあります。
夫が謝らなくなった時期とその背景
夫が謝らなくなった時期はさまざまです。結婚前から謝らなかったという人もいれば、新婚当初から、あるいは結婚から数年経ってから突然謝らなくなった、など、家庭によって違います。
「子供が生まれた頃から」「一度大きな夫婦喧嘩をしてから意固地になった」など、謝らなくなったことに明確なきっかけがある場合もありますが、その多くは、夫の頑固な性格、プライドの高さ、あるいは自分の非を認めにくい心理的傾向が背景にあることが多いです。実は、「結婚前からその傾向はあったものの、夫婦喧嘩を繰り返す中で、夫の謝らない態度に腹が立つようになった」という女性が多いのです。
言葉でも謝って欲しい
私と夫は知りあって8年目、結婚して4年目で、3歳と1歳の男の子がいます。夫はもともと交際していた頃から頑固な人だなとは思っていましたが、口論になっても自分が悪かったときは「…ごめんね」と、最後には謝ってくれていました。
結婚当初は夫婦喧嘩になってもそんな調子で仲直りができていたのですが、初めての子供が生まれた時の写真を夫のミスで台無しにしてしまったときに、自分が悪いことを認めないばかりか、「管理していないお前が悪い!」と逆切れ。それ以来、夫婦喧嘩になっても絶対に謝りませんね。
仕方なしに「私も謝るから、あなたも謝って」といっても、「俺は謝らない」の一点張りです。そのかわりにその後しばらくはお花やデザートを買ってきて、本人としては態度で謝っているつもりのようです。言葉で「ごめん」と言ってくれないことが、心から不満です。
謝らない夫への妻の予想と実際の心理のずれ
女性は男性よりも会話を通じたコミュニケーションや感情の共有を重視します。そのため、夫に悪い所があるのであれば、当然謝罪の言葉を求めますが、意に反して夫が謝ってくれないと、愛情を疑ってしまい悲しい気持ちになります。妻としては夫が謝らない理由を次のように考えることが多いです。
謝らない夫は「俺は謝らない」の一点張りで自分の内面を語ることはほとんどありません。そのため、妻としてはなぜ夫が謝らないのか理解できずに、ただ不満を募らせてしまったり、「もしかして、私が悪かったのかしら」と自問自答してストレスを抱え込んでしまったりします。
夫婦間の力関係と謝罪拒否
夫婦仲や夫婦のあり方は各家庭によって違いますが、夫婦の関係は対等であることが基本です。ところが、夫が謝らなくなるケースでは、夫が妻よりも年上で自然と夫婦生活をリードする立場にいたり、夫が経済的に優位な立場にいたりすることが多い傾向があります。
逆に妻よりも夫が年下の場合は、比較的素直に自分の非を認めて謝罪する傾向が見られますので、「夫があやまらない」背景には、「夫の方が結婚生活で立場が強い」という力関係、あるいは夫がそう思い込んでいる心理が働いている場合があります。これは、対等なパートナーシップにおいて大きな問題となり得ます。
なめられている?と感じる
私の夫は、自分が悪くても夫婦喧嘩をしても謝らない人です。夫は私よりも9歳年上で、私は20歳の大学生の頃に社会人だった夫と知り合い、大学卒業後にお嫁さんになりました。
当初はとても優しかったのですが、子供も生まれ何かと意見が衝突するようになってきたら、絶対に謝らない人だとわかりました。一応私が折れて、仲直りしようと誘うのですが「怒ってないし」と一点張りで不機嫌な態度をとっています。
夫は会社で責任のある立場にもついていて、外では人に謝れないような人ではなく、夫としても父親としても模範的な男性だと思うのですが、夫婦喧嘩になるとまるでダメな人に変わります。私よりも、いいえ、子供達よりも子供っぽいので、もう謝らせることはあきらめかけています。
謝らない夫への妻の対処とエスカレートの危険性
何度か夫婦喧嘩を繰り返す中で、夫が謝らない性格だと気付いた妻の大部分は、「なんとか、夫に謝らせなくては」と考えて、次のような対処をしてしまう傾向があります。
- 謝ることを感情的に繰り返し要求する
- 自分も謝る代わりに、夫にも謝ることを半ば強引に要求する
- 疲れてしまい、謝らせることをあきらめる
多くのケースでは妻の方も意地になってしまい、口論から夫婦喧嘩にエスカレートし、夫婦関係がさらに不安定になってしまうことが多いので注意が必要です。特に感情的な要求は、夫の意固地さをさらに強めてしまう可能性があります。
謝らない夫とのケンカで子供が受ける影響
女性はどうしても子供を第一に考えますので、ちょっとした言い争いになった時に夫が謝る態度を見せないと、「子供の良いお手本にならない」と気が気ではありません。しかし、男性は子供の目が気にならないことが多いため、その温度差が喧嘩を長引かせる原因にもなります。
夫婦で言い争いになった場合、夫が折れないと口論がエスカレートして夫婦喧嘩になりやすいのですが、口論であっても夫婦の不和を見せることは、子供に良い影響を与えません。まして、喧嘩や無視が頻繁になると、子供の心を深く傷つけ、情緒的な発達に悪影響を与える恐れもあります。
口論や夫婦喧嘩になった時は、無理に夫に謝罪を求めるのではなく、ちょっと冷静になって子供の前では争いごとを納めるように自制した方が、子供への影響を悪くせずに済みますよ。
絶対に謝らない夫の心理:なぜ「ごめん」と言えないのか?
私たちは小さなことから「悪いことをしたら、謝罪をする」という社会のルールを学んで成長します。謝罪をすることは、物事の責任を明らかにして、相手の気持ちを思いやる行為です。これをうやむやにされると、女性としては夫の愛情自体を疑ってしまうわけですが、謝らない夫は決して社会のルールを知らないわけでも、妻に対して愛情を感じていないわけでもありません。
謝れない夫の背景には、男性特有の心理構造が大きく関わっていると考えられます。主な心理としては以下の点が挙げられます。
1. 謝罪=負け・立場の喪失という競争意識
男性は社会の中で常に競争や上下関係を意識することが多く、一般的に「謝る」ということは、「自分の立場を不利にしてしまうことだ」という心理が働くことが多いのです。女性にとっては夫婦の仲で謝ることに上下関係は感じませんが、男性側は謝ることで「夫としての威厳がなくなる」「家族のリーダーになれない」という危機的な心理に陥りやすいのです。そのため、どうしても妻に謝罪の言葉を言えないということが多いのです。
2. 妻への過度な甘えと安心感
男性は女性ほど感情的ではなく、言葉でのコミュニケーションも苦手な傾向があります。結婚生活を通して自分と妻との心の距離をより近いものだと感じ、妻が自分を全て理解してくれていると強く思う心理が働きます。つまり、無意識に妻に甘えてしまうのです。
そのため、「妻だから、言葉にしなくても気持ちをわかってくれる」「言葉でなくても、態度や行動で察してくれる」と勝手に思い込んでしまい、謝るという手間を省略してしまうのです。
3. 自分の非を認めることへの強い抵抗
謝罪とは、自分の非や過ちを認める行為です。プライドが高い男性や、常に正しい自分でいたいと願う男性にとって、自分の過ちを認めることは自己肯定感を大きく揺るがすことにつながります。結果として、自分の気持ちを守るために意地を張り、頑なに謝罪を拒否してしまうのです。
謝らない夫はモラハラ夫?区別と対応の重要性
夫の方に非があるのに夫が謝らないことが長引くと、夫の態度が精神的DVとも言われる「モラルハラスメント(モラハラ)」なのではないかと感じる妻も多いですね。確かにモラハラ夫の代表的な特徴の一つに、「正しいのは自分で、自分は決して間違っていない」と思い込んでいるということがあげられます。
ただし、夫が単に意地を張っている、甘えている、あるいは謝罪に抵抗感があるだけであれば、それはコミュニケーション上の問題です。しかし、夫が謝らないことによって妻を意図的に追い詰める、人格を否定する、恐怖心を与えるといった行為が伴う場合は、モラハラの可能性があります。
どちらであるかを見極めるためには、夫婦間の対話の様子や夫の言動の裏にある意図を冷静に観察する必要があります。もし夫の態度がモラハラに近いと感じたら、無理に一人で解決しようとせず、夫婦カウンセリングや専門の相談機関に相談することを強く推奨します。また、妻があまりにしつこく謝罪を要求することも、妻から夫に対する精神的なプレッシャーととられかねない面がありますので、妻の方も自分の態度を見直す必要があります。
謝らせる?諦める?謝らない夫に謝ってもらう4つの方法
絶対に謝らない、自分の非を認めない夫に言葉で謝ってもらいたい時、妻はどうすればいいのでしょうか。「謝らせる」というよりは、夫が自発的に「謝罪は夫婦円満のために必要な行為だ」と気づくように促すことが大切です。
すべての場合で夫を謝らせることができるわけではないのですが、上手に夫に自分の気持ちを伝え、穏やかに夫を謝る方向に向かせていく方法を4つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
1一旦冷静になり、時間をおく
夫に謝らせる対処法で一番大事なのは、妻が一旦冷静になることです。自分が相手に対して「謝れ!」と思っている時は、自分自身が感情的になり、夫の心や気持ちを考えられなくなっている状態です。感情に任せて夫を攻撃してしまうと、夫はより意固地になり、謝る意思を失ってしまいます。
妻はいったん頭を冷やし、時間をおいてから冷静に対処しましょう。数時間、あるいは一晩など、クールダウンする時間を設けることで、お互いに落ち着いて問題を見つめ直すことができます。
2「I(アイ)メッセージ」で気持ちをしっかり伝える
夫に謝ってもらいたい時に、不機嫌な態度や乱暴な態度で「私、怒っています!」と伝えるのは、好ましくありません。これでは夫に、「言葉にしなくても、態度で示せばいい」と思い込ませてしまい、根本的な解決になりません。
謝ってもらいたい自分の気持ち、謝ってもらえないことで悲しい気持ちや不安な気持ちは、「私は」を主語にしたI(アイ)メッセージで、きちんと穏やかな言葉で夫に伝えましょう。面と向かって夫が聞いてくれない場合には、メールやLINEなどのテキストコミュニケーションを使ってみるのも有効です。
3夫を責めずに、行動の影響を客観的に伝える
夫との対応の中で、「あなたが謝らないことがいけない」と妻が夫を責めてしまうと、夫はより意固地になってしまいます。そのため、夫が逆切れしてしまったり、他に責任を転嫁して言い逃れをしてしまったりするようになりますので、夫を人格的に非難することはやめましょう。
夫の行動や態度の中で、どのような部分が自分を傷つけるのか、具体的にどんな結果を招いたのかを、客観的に夫に伝える方が、謝罪を促すのには効果的です。「〇〇という行動で、私はとても悲しい気持ちになった」というように、感情を事実と切り離して伝えることを意識しましょう。
4謝ったら「感謝と喜び」を伝える(謝罪をポジティブな体験に変える)
夫が何とか自分を曲げて謝ってくれた時、妻が「やった!勝利した!」という態度では、夫は、「妻に有利な立場を取らせてしまった」ことに不安を感じてしまいます。これでは二度と謝ってくれなくなりますので、妻は夫が謝ってくれた時には、「ありがとう」「あなたの言葉で安心できた」と自分のストレスが軽くなったことに対する感謝の気持ちを必ず伝えましょう。
しばらくの間は夫をもてはやし、「謝ることは、夫婦関係にとっていいことだ」ということを夫に刷り込むことが大事ですよ。こうすることで夫は謝ることに抵抗感をなくし、夫婦喧嘩になっても意地を張らずに謝ってくれるようになる可能性があります。
謝らない夫と離婚したくなったらすべき2つ
夫婦として一緒に暮らす中で、夫が自分に非があることをどうしても認めずに謝らないと、妻は生活に失望してしまい「もうこれ以上の生活は無理!」と離婚を考えてしまうこともよくあることです。ただし、妻がカッとなってしまって離婚に突き進むのは好ましくありません。
まずは、もう一度自分や夫のことを見直して、離婚したいのが「夫が謝らないから」なのか、「二人の関係に将来性がないから」なのかをしっかり見分けていくことが重要です。
離婚したいという思いが、「夫が謝らないから」であって、夫に少しでも愛情を感じているのであれば、離婚は早計です。もう一度夫と話し合ったり、第三者を交えて夫婦のコミュニケーションを是正できたりすることもありますので、諦めずにチャレンジしてみてくださいね。
1第三者の冷静な意見を聞く
本当に離婚をするにしても、離婚を回避するにしても、冷静になる時間が必要です。感情的な状態では、冷静な判断ができません。
もし離婚を検討する場合は、弁護士や行政書士など専門家への相談を考える前に、まずは友人や家族、あるいは夫婦カウンセラーなどの第三者に相談し、現状を客観的に把握することが大切です。冷静な意見を聞くことで、いったん頭を冷やし、本当に自分は離婚をしたいのかどうかを見極めましょう。
2結婚生活の良い点・メリットを再評価する
離婚をしたいと考えたなら、自分の結婚生活を振り返ってみましょう。その生活は、不満な点だけではなく、幸せな瞬間もありませんでしたか?そして、その幸せは手放しても良い程度のものですか?しっかり考える必要があります。夫が謝らないことに不満を抱えていると、その結婚生活は自分の苦労だけで成り立っていたと考えてしまいがちですが、夫婦の生活の中では夫が支え、我慢したこともたくさんあるはずです。
夫と結婚して得ることができたもの、嬉しかったことをもう一度見つめ直して、本当にこのまま離婚することが自分の幸せなのかどうかを、長い目で見てしっかり見つめ直して判断をしていきましょう。
謝らない夫に賢い妻が実践する4つの対処(諦めるのではなく工夫する)
謝らない夫でも離婚はしたくないと思うとき、「じゃあ、私が我慢すればいいの?」と思うと、なんだか釈然としませんね。そうやって我慢をしていると、ますます夫への悪感情が募ってしまい、いつの日か爆発するかもしれません!
謝らない夫と長く生活を共にするなら、妻に我慢は禁物です。謝らない夫と穏やかに生活ができるように、賢く上手に夫をコントロールしていきましょう。これは夫の性格を無理に変えようとするのではなく、夫婦関係を妻側からより良くするための工夫です。
1自分に非がある場合は、まず誠実に謝る
夫に悪い部分を誠実に謝ってもらいたいと思うなら、妻であるあなたも夫に対して誠実でなくてはいけません。もしあなたが自分にも少しは非があると思うなら、まずあなたが夫に謝ることで、夫にも謝らなくてはいけないことを意識させていきましょう。
「謝ったら負け」と考える女性は多いのですが、夫婦生活はあくまでも対等で、勝ち負けを論ずる必要はありません。夫婦円満のためには、このような考えを捨ててしまうことをおススメしますよ。模範を示すことで、夫の態度を柔らかくできるかもしれません。
2夫婦であっても「ほどよい距離」を保つ
人と人とが集まれば、意見の衝突が起こることは仕方のないことですが、夫婦はお互いの距離が近すぎて、無意識に「ここまで言っても大丈夫」なんて甘えてしまいがちです。しかし、距離が近すぎると、感情的な衝突も起こりやすくなります。
夫婦であってもほどよい距離を保つことは大事なことです。自分も相手に遠慮したり、相手の立場を思いやったりすることで、お互いに「自分の努力が足りなければ、結婚生活が破たんしてしまうかもしれない」という健全な危機意識を持たせ、夫婦生活を維持する努力をしていきましょう。
3形だけでも夫を立てて、安心感を与える
謝らない夫は、もともと素直になりにくい性格の男性です。このような強い性格は夫の魅力の一つでもありますが、それを無理に否定しようとすると、かえって反発を招きます。謝れない夫の心理を理解し、優しく接しましょう。
謝れない夫は、形だけでも自分が夫婦生活の優位に立っていると感じられれば安心し、妻へも素直になる心の余裕を持つことができます。腹の立つことはグッと引っ込めて、夫を良い気分にさせることで妻が生活をコントロールしていくという、大人の対応を意識しましょう。
4夫婦の時間と感謝を大事にする
夫婦となり子供ができると、どうしても父親と母親の役割ばかりを重視しがちですが、夫婦円満の生活の原点は夫婦関係にあります。子供中心だけの生活をせず、たまには夫婦で過ごす時間をゆっくりとって、夫に自分を守るべき妻だということを意識させておきましょう。
謝らない夫は得てして能力があり、自分に自信のある男性です。上手に夫を盛り立ててあげれば、しっかりと妻や家庭を守る良い夫でもありますので、謝らないことだけに目を向けず、夫婦として仲良くなっていくことにもっと、もっと目を向けていきましょう。日頃から感謝の気持ちを伝えることで、いざという時の夫の態度も変わるかもしれません。
謝らない夫への自分の態度もチェック
夫婦喧嘩をして明らかに夫が悪いのに、夫が素直に謝ってくれないことは、妻にとって大きなストレスになります。夫婦喧嘩をした興奮も手伝って、より夫に対する憤りが溜まってしまいますが、夫にも謝れない事情があるのかもしれないと考えることは、二人の今後の生活のためにとても大切なことです。
夫婦生活はお互いの協力と譲り合いの中で成り立っていますので、夫が譲れないときには、妻が譲ってあげるのも、夫婦円満の秘訣です。自分の怒りを鎮めるよりも、夫婦喧嘩からの関係改善を第一に考え、意固地になっている旦那様に優しくして上手にコントロールしてあげてくださいね。
もし、どうしても自分たちだけでは解決が難しいと感じたら、夫婦カウンセリングや専門家の力を借りて、第三者の視点からコミュニケーションを見直すことも一つの有効な手段です。




