折り紙のカーネーションの作り方に関する記事

『折り紙のカーネーション6種の作り方!花束への5アレンジ』

折り紙でカーネーションを手作りすれば母の日が盛り上がる!超簡単な平面モチーフから花束にピッタリの立体カーネーションまで6種の折り方を紹介。幼児との親子工作にもおすすめです。完成したカーネーションで作る花束やカードへの5つのアレンジもあり。

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折り紙の平面カーネーションの作り方!最も簡単な折り方なので幼児にもおすすめ

折り紙のカーネーションの中で、最も簡単な平面カーネーションの折り方からご紹介します。入学前の小さな幼児でも作れるため、母の日の贈り物や初めての親子工作に最適です。

カーネーションの花の特徴は、ギザギザとした花びらと、花びらが幾重にも重なるゴージャスな雰囲気です。四角い折り紙を折って切るシンプルな工程で、その可愛らしい花びらを表現することができます。

材料は好きな色の折り紙1枚と緑の折り紙1枚、それにハサミやノリがあれば作れます。慣れてきたら、ピンクの花びらで額が黄緑のカーネーションなど、色を組み合わせてアレンジしても素敵に仕上がります。

1カーネーションの花びらになる折り紙を縦と横に半分に折る

まずはカーネーションの花びらになる赤色の折り紙を、点線部分で縦半分に、次に横半分に折って小さな四角形を作ります。この四角形をさらに半分に折って、小さい三角形の状態にしておきましょう。

この時、折り目をしっかりつけるのが、この平面カーネーションをきれいに折るコツです。折り目が弱いと、後のハサミで切る工程で紙がズレてしまい、仕上がりが不格好になってしまいます。

2外側を丸くカットしたらフチをさらにギザギザに切る

折りたたんだ四角形の、輪になっていない外側(開く側)をハサミで丸く切り取ります。広げたときに半円形になるのが理想的ですが、形はいびつでもカーネーションの雰囲気は出ますので、気軽にカットしてください。

畳んだまま、さらにハサミを使って縁にギザギザをつけていきます。広げると上の写真のように、繊細な花びらの形が完成します。ハサミを細かく斜めに入れて、小さな三角形を切り取る要領で行ってください。

ギザ刃のクラフトハサミがあれば簡単ですが、幼児には難しい作業ですので、パパやママが安全に配慮して代わりに切ってあげてください。ハサミは指を挟まないよう、刃先だけを使って細かく動かすのがポイントです。

3カーネーションの花びらの形になるように3つに折る

切り込みを入れた折り紙を一度広げてから、再び中心線から1cmほどずれた場所を基準に3つに折りたたみましょう。右側①の部分は谷折り(手前に折る)をして前に、左側②の部分は山折り(奥に折る)をして後ろに回します。

折りたたんだ3つの花びらが、きれいに重なるように、角度を調整して形を整えてください。この時、真ん中の花びらを少しずらすと、より立体感が出ます。

4カーネーションの花びらにガクをつける

緑色の折り紙を1/8程度に細長く切り、カーネーションのガク(花を支える部分)を作ります。ガクはカーネーションの花の三角の角にあわせて折った時に、きれいな山型になるサイズに切るのがポイントです。

ガクの形を整えたら、花びらの裏側に位置を合わせます。ガクの先端を少し長くすると、カーネーションらしく見えます。

調整して位置を合わせたら、青い丸印の部分にのりをつけて花びらに貼り付ければ、平面カーネーションの完成です。のり付けの際は、剥がれないようしっかりと押さえつけましょう。

【展開】開いた平面カーネーションの作り方!メッセージカードにも最適

最も簡単な平面飾りの折り方に慣れたら、次は開いたカーネーションの折り方にも挑戦してみましょう。材料は好きな色の折り紙1枚のみで、花が開いたような華やかな形が特徴です。

赤や黄色などのカラフルな折り紙でカーネーションをたくさん作り、壁などに飾っておくと、お部屋の中が春らしい華やかさに包まれます。メッセージカードの飾りとしても使いやすい形です。

1カーネーションの土台となる「ふくろ」の小さい四角を作る

色のついた面を中にして、点線の部分を折り、カーネーションの花びらを開いた時に色が表に出るように準備します。これは「鶴」などを折る時の基本の折り方と同じです。

まず折り紙を縦半分に、次に横に谷折りします。一度開いて、対角線で山折りにしましょう。折り目がついたら一旦開き、線をつけた部分を自然に折りたたむと、小さな四角形(袋状)が簡単にできあがります。

写真の上の方は閉じている状態ですが、下の方は口が開くため、手で押さえる必要があります。この段階が、折り紙の「鶴を折る時の途中段階」であることを覚えておくと、次に進みやすくなります。

2カーネーションの花のつぼみ状に形を整える

できた四角を縦半分に折って三角形にし、中心に線をつけたら開きます。左右の隅を、その中心線にあわせるように点線部分で谷折りします。ひっくり返して反対側も同じように隅を折り、ダイヤ型にしましょう。

このダイヤ型にすることで、後の工程で花びらを展開するための土台が完成します。折り紙の角と角がきちんと合うように丁寧に折ることが、きれいに開くための重要なコツです。

3花びらになる方を丸くカットしたらフチをギザギザに切る

ダイヤ型の小さい三角形の方がカーネーションの花びらになる部分です。上が尖っているので、まずは半円状にハサミで切り取り、丸みを出しましょう。

さらにハサミを斜めに入れて花びらの先をギザギザにカットします。切り終えたら、上下半分になるように点線部分で谷折りをして中央に折り目を付けます。

折り目を中心に花びらの部分を下に広げると、開いたカーネーションの花が完成します。ただし、勢いよく広げると花びらが破けてしまうので、ゆっくりと広げてください。

最初は「開かない」と慌ててしまいがちですが、折りたたまれている紙を指で丁寧に引き出し、ゆっくりと平面状に伸ばしてください。花びらを潰さないように優しく整えるのが、華やかに仕上げるコツです。

八重の茎付き平面カーネーションの作り方!1枚でも華やかな一輪に

花びらに使う折り紙が1枚でも、八重のゴージャスなカーネーションを作ることができます。デリケートな花びらが幾重にも重なる八重の華やかさは、折り紙を細かくじゃばら折りして開くことで表現されています。

今回は一輪挿しにもできるように茎もつけ、平面の折り紙の花でも本物らしく、より華やかに仕上げましょう。材料は花びら部分の折り紙1枚と、茎部分になる緑色の折り紙縦1/4枚です。

1カーネーションの花びらとなる部分を縦8つに折る

折り紙を縦半分に折り、さらに半分、もう一度半分と計3回折って、折り紙を8つに折ります。これで等間隔の筋目が付きます。筋目を入れたら、一旦開いて左右から中心に向かってじゃばら折り(アコーディオンのように交互に折る)にしていきます。

じゃばら折りは、折り目を正確につけないと花を開いたときにきれいに広がりません。定規などを使うと、折り目を正確につけることができます。

2カーネーションの花びらの土台を作る

じゃばら折りにして細長く折った折り紙の中心を、点線部分で下から上に谷折りして半分の長さにします。さらに横半分に谷折りして、細くまとめましょう。厚みがあってずれやすいので、しっかり折り目をつけながらきれいに重ねてください。この厚みが八重のボリュームにつながります。

3カーネーションの花びらの先をハサミで切り取る

カーネーションの花びらの先端が、山2つのギザギザになるように、折り紙の輪の反対部分にハサミを入れて形を作りましょう。

折りたたんだ分の厚みがあって切りにくいのですが、多少ずれても問題はありません。大きく深く三角形に切り取るのが、華やかなカーネーションを作るためのポイントです。浅く切ると、開いたときに花びらのギザギザが目立たなくなってしまいます。

4一段目のカーネーションの花びらを開く

半分に折りたたんだ折り紙を、中央部分から左右に広げ、片方の先を中心にあわせて上下半分に谷折りします。

折り目を中心にじゃばら折りしていた先端を左右に広げると、1段目の花びらができあがります。できるだけ丸く広がるように、紙を丁寧に引き出しながら形を整えましょう。花びらを破らないよう、力加減に注意してください。

5二段目のカーネーションの花びらを開く

反対側の部分は中心で上下半分に谷折りして重ね、1段目の花びらの中心にくるように、長さの半分の部分で山折りをして折り返します。

そのまま1段目と同様にじゃばら折りを左右に広げると、2段目の花びらの完成です。この2段構造が八重の華やかさを生み出します。花びらが重なる部分にのり付けしておくと、形が崩れにくく、よりきれいに飾ることができます。

6カーネーションのガクを茎に差し込みやすくなるように折る

八重開きのカーネーションの花ができたら、花のガクの部分が細長い三角形になるよう、隅の部分を山折りして後ろに回します。

紙に厚みがあって戻ってしまう場合は、セロハンテープで重なった後ろの部分を止めておくと良いでしょう。この作業により、後の工程で茎のパーツを組み合わせやすくなります。

7折り紙を使ってカーネーションの茎を作る

茎になる緑色の折り紙は、あらかじめ細長く縦に4分割して切っておきます。できた細長い折り紙は縦半分に山折りし、左右が中心線に重なるように内側に山折りして折り込んでください。この工程で茎に強度を持たせます。

茎をひっくり返し、端から3cm程度の部分を谷折りして折り目をつけます。そこを中心に先端を開いて、ガクのふくらみを表現します。開いた部分から0.5cm程度下の部分を山折りにして、段差をつけておきましょう。

茎の部分を左右それぞれ縦半分に折り、ガクの部分の隅を折れば茎の完成です。折り紙を重ねて作ることにより、紙だけでもしっかりとした太さが出ます。

茎の上部のガク部分の裏面にのりをつけ、6でできあがったカーネーションの花のパーツと組み合わせれば、八重開きのカーネーションの花一輪が完成します。

折り紙の立体カーネーションの作り方!切って巻くだけで簡単な方法

折り紙なら平面だけでなく立体のカーネーションも簡単に作ることができます。最初にハサミで切って巻くだけで、平面の折り方よりも本物っぽくて可愛い雰囲気に仕上がりますよ。この方法は、折り紙というよりはペーパーフラワーの技法に近い作り方です。

花の部分にボリュームがあるため、釣り合いがとれるように茎にストローを使うと安定します。材料に花と茎の部分の折り紙各1枚と、ストロー1本、セロテープ、のり、ハサミ、鉛筆を用意してください。色画用紙やクレープ紙など、少し厚みのある紙を使うと、よりリアルな花びらの質感を表現できます。

1カーネーションの花びらをハサミで切って作る

カーネーションの花になる部分の折り紙は、まず縦半分に切って使いましょう。細長い形になった2枚の折り紙は、それぞれ中心で縦半分に折ります。

2枚とも端を1cm程度残し、折り紙の輪になった側を1cm程度の幅でハサミを使って切れ目を入れていきましょう。この切れ目が花びらになります。切れ目を深く入れすぎると破けてしまうため、切る深さに注意してください。

2折り紙で作ったカーネーションの花をストローに取り付ける

切れ目を入れたら一旦折り紙を開き、折れた中央に鉛筆を入れてクルクルと回し、輪の部分に丸みをつけます。この丸みが、カーネーションの花びらの反り返りを表現し、立体感を出す重要なコツです。鉛筆が使いにくい場合は、丸みのあるテーブルの角などに押し当てて擦るだけでも簡単です。

花びらがふっくらしたら、端にのりをつけて折り紙をもう一度折りたたみます。それをセロテープを使ってストローにクルクルと巻き付けていきましょう。1枚目が終わったら、続けて2枚目も巻き付けると、ボリュームのある花が完成します。

3折り紙を切ってストローに巻いて茎を作る

緑色の折り紙を1cm幅に細長く切り、ストローにクルクルと巻いて茎を作ります。茎の下の部分から花のほうに向かって巻いていくときれいにできます。巻き始めと巻き終わりにのりやセロテープを使ってしっかりと固定してください。

茎とは別に太目の幅で切り取った折り紙をカーネーションの花の付け根に巻いてガクを作り、細く切った葉を茎に適宜のり付けすれば完成です。ストローを使うことで、茎の強度が高まり、花瓶に挿しても安定します。

本格的な立体カーネーションの作り方!折り紙なのにリアルな仕上がりに

より本格的な立体のカーネーションを折り紙で作りたい場合は、4枚の折り紙を使ってみましょう。細い竹串を茎に使えば、本物に近い茎も作れます。折り紙の基本となる「ふくろ折り」の技法を応用するため、難易度は上がりますが、完成度の高い作品になります。

材料には折り紙のほか、竹串やセロテープ、のり、ボンド、ハサミが必要です。両面で色が違う両面折り紙を使うと、花びらの奥に色が覗き、より華やかさを演出できますよ。

折り紙は小さいと作りにくいので、カーネーションの花の部分は7.5cm×7.5cmの折り紙で作り、ガクの部分はその1/4に切って使うと、全体としてちょうど良いサイズに仕上がります。

1一つ目の花びらの折り紙で基本の四角形を作る

今回は4枚の折り紙で4つの花びらを作り、あわせて1本のカーネーションの花にします。色のついた面を内側にして折っていきましょう。縦半分に、次に横に半分に折って谷折りし、一度開いて対角線上に山折りをします。折り目がついたら一旦開き、対角線の部分を折りたたんで小さな四角形(基本形)を作ります。

2カーネーションの花のつぼみ状に形を整える

折りたたんだ四角形の袋になった部分を、中心線に沿って開いて折り込み、つぼみのような形を作ります。これは「ふくろ折り」と呼ばれる技法です。1つの四角形で4つの袋がありますので、全て開いてしっかり折っておきましょう。この作業を4枚全ての折り紙で行います。

3折り紙を切ってカーネーションの花びらを作る

折りたたんだつぼみの先をハサミで丸く切り取り、さらにハサミを使って縁にギザギザをつけていきます。カーネーションの花びらの質感を表現する大切な工程です。

折り紙の大きさにもよりますが、ギザギザは深く大きく仕上げてください。深く切ることで、立体的に開いたときに華やかさが増します。この工程も4枚全てで行いましょう。

4カーネーションの花びらを開く

花びらの先を作ったら、中心で縦半分に折りたたみましょう。下から1.5cm程度の部分を斜めに折り、内側に折り込みます。この状態で先端の花びらを広げます。花びらを一枚ずつ丁寧に開くと、繊細な立体感が生まれます。

54つのカーネーションの花びらをセロテープで1つにまとめる

花を作る4枚の折り紙を同様に折り、4つまとめてガクの部分をセロテープでとめて、1本の大きなカーネーションを作ります。最初に2個ずつあわせ、最終的に4つをまとめるときれいにできます。すべてのパーツが中心で揃うように調整し、しっかりとテープで固定しましょう。

6カーネーションの花のガクを作る

カーネーションのガクになる緑色の折り紙は、あらかじめ1/4サイズに切っておいてください。この部分も色面が表に出るように折ります。

折り紙を縦半分に、次に横に折って山折りし、一度開いて対角線上に谷折りをします。折り目がついたら一旦開き、対角線の部分を折りたたんで小さな四角形を作ります。四角形の左右を中心線にあわせて谷折りをします。表ができたら、ひっくり返して同様に折り、つぼみ状の形を作りましょう。

一枚めくって面を変え、左右の隅を0.5cm程度谷折りします。折った部分まで先端を谷折りで折り返し、膨らませると、カーネーションのガクができあがります。このふくらみが、よりリアルな印象を与えます。

7折り紙を切って巻いて茎を作る

竹串の先端は尖って危険ですので、最初にハサミなどで切り取っておきましょう。緑色の折り紙を1cm幅に細長く切り、竹串にクルクルと巻いて茎を作ります。巻き始めと巻き終わりにボンドなどを使ってしっかりと固定してください。

細く切った葉を茎に適宜のり付けして、ガクのパーツに穴をあけて茎をボンドで接着します。茎とガクの部分が完全に乾いたら、ボンドをたっぷりつけてガクとカーネーションの花のパーツを接着すれば、本格的な立体カーネーションの完成です。

折り紙?生花?ふんわり可愛いフラットカーネーションの作り方

折り紙を重ねれば、立体的なフラットカーネーションも作ることができます。完成したフラットカーネーションは、花束にしなくてもポンポンと丸い花の部分だけで可愛い飾りになるため、使い道が広がるのが魅力です。

フラットカーネーションの作り方も簡単で、材料は4枚の折り紙とノリ又はボンドだけです。折って張り合わせるだけですが、裏地のない両面タイプの折り紙であれば、ゴージャスな仕上がりになります。

片面タイプを使う場合、白地が目立たない方がナチュラルなので、ピンクやクリームイエローなど、パステル調の淡い色の折り紙を使うのがおすすめです。

1折り紙をカーネーションの花の形に切って細く折りたたむ

まずは折り紙の4つの角を切り落として丸い形にします。コップなどで丸い型を取って切り落とすと、きれいにカットできます。花びらのギザギザを表現したい場合は、この時に縁を細かく切っても良いでしょう。

次に対角線にどんどん谷折りして、細く折り線をつけていきます。折り紙4枚を全て同じように折ります。ここでしっかり折り目をつけておくと、開いたときにふわふわとしてきれいなカーネーションに仕上がります。

2カーネーションの花を開いて形を整える

細く折りたたんだ折り紙を軽く開いて裏表を返し、色のついた面が内側にくるようにしたら、指で底の部分をくるくると擦って花びらをカップ状にします。

底の形を作る時にカップが開きすぎてしまったら、手で全体をギュッと握って、形を整えてください。4枚の花びらは、底の面積や開き具合を微妙に変えて、きれいに重なるように調整すると、より立体感が出ます。

3カーネーションの花のパーツを重ねてのりづけする

できあがった花びらは底の部分にのりをつけて4枚重ねます。のりでくっつきにくい場合は、木工用ボンドを使うとしっかりとくっつきます。フラットカーネーションは、そのまま飾っても可愛いですし、リースなどのアレンジにも最適です。

折り紙で花束を!カーネーションの母の日アレンジレシピ5つ

折り紙のカーネーションは作って楽しむだけでなく、きれいに作ってアイデアを凝らせば、花束やプレゼントにも素敵にアレンジできます。カーネーションといったら「母の日」に感謝の気持ちを示すために贈る花です。

折り紙花のカーネーションを花束や、メッセージカードなどにアレンジする方法をご紹介していきましょう。手作りの温かさが伝わる心のこもった贈り物になります。

1本格的な立体カーネーションを使った花束

4枚の折り紙をあわせて作った本格的な立体カーネーションは、ぱっと見本物のカーネーションそっくりなので、セロファンなどのラッピング材に包むと、そのまま豪華な花束になります。

生花と違い、折り紙であれば10円もかからないほどリーズナブルに作ることができます。たくさん作って豪華な花束にしても良いですし、1本だけでも充分感謝の気持ちが伝わります。紙の質感にこだわって作ると、さらに高見えします。

2八重の平面カーネーションを使った花束

平面の折り紙花は本物そっくりとはいきませんが、カーネーションのイメージを強調しているぶん、可愛い感じの花束ができあがります。かさばらないため、手紙やカードに添えて郵送する際にも便利です。

ラッピング材も折ってたたんで平面にして、こんな花束はいかがでしょうか。同じ折り紙で作ったリボンを添えると、華やかさが増します。様々な色を組み合わせることで、ボリューム感も演出できます。

3切って巻くだけの立体カーネーションを使ったフラワーアレンジメント

折り紙花のカーネーションをたくさん作って花束にする時間がない場合は、アレンジに凝ると素敵なプレゼントになります。いらなくなったジャムの瓶の中に発砲スチロールを入れ、立体カーネーションを挿して周りをラッピング材で包めば、簡単にフラワーアレンジメントのできあがりです。模様の可愛い鉢なら、ラッピングしなくてもそのまま使えます。

フラワーアレンジメントにする場合は、花の色を複数用意するか、茎の長さを変えて上下に変化をつけると、ボリュームが出て、ハイセンスに仕上がりますよ。造花やリボンを添えるのもおすすめです。

4平面カーネーションの花を使ったメッセージカード

平面の折り紙花であればかさばらないため、母の日の手作りカードなどにアレンジしましょう。市販のカードに貼り付けるだけでも、良いアクセントになります。特に幼児が作ったシンプルなカーネーションは、素朴な可愛さがあり、温かいメッセージを添えるのに最適です。

カーネーションの折り紙花だけを飾るのではなく、カードに茎や葉をペンで書き足したり、花束のラッピングのような模様を書き足したりして、オリジナル感を出しましょう。

5折り紙のフラットカーネーションの花を使ったプレゼントリボン

フラットカーネーションはたくさん作って袋型に折ったラッピング材にポンポンと詰め込むと可愛い花束になりますが、底が平らなのを生かしてリース作りやプレゼントのあしらいにも使えます。

ラッピング材で箱を包んだり、複雑なリボンをかけたりするのは難しくても、フラットカーネーションがあれば、簡単にとってもゴージャスに仕上がります。ギフトボックスの蓋に一つ貼るだけで、華やかになります。

折り紙ならカーネーション以外の花も簡単に作れる!

お小遣いを貯めて母の日の生花のカーネーションを買うというのも美談ですが、手作りの折り紙の花も心がこもる、素晴らしい贈り物になります。折り紙だったらカーネーションだけでなく桜やチューリップなど、他の花も簡単に作ることができます。

季節の花を折って、インテリアとして飾ったり、お祝いの際に添えたりと、折り紙の可能性をぜひ広げてみてください。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!