子供新聞で学力アップ!大人が読んでも面白い小学生新聞紙を徹底比較!
子供新聞をご覧になったことはありますか?子供用にわかりやすい文章でまとめられた新聞のことです。デジタル化が進む一方で、新聞がもたらす子供への教育効果が見直されているのです。現在では、学習指導要領でも新聞を教材として取り入れることを勧めています。大人用の新聞は、やはり大人が読む用に書かれているので、お子さんが読むには難しすぎる話題が多かったり、興味が持てる内容が少なかったり、読めない漢字が多くて、「単語の意味は?」と読むのに突っ掛かってしまい、結果的になかなか興味を持ちづらいのも確かです。
ですから、いきなりママ達が読んでいる新聞を読ませようとしてもハードルが高いので、まずは子供新聞からはじめてみてはいかがでしょうか?
すると、次のような学習効果が期待できますよ!
子供新聞の教育的効果
- 学校で学ぶ知識を楽しんで覚えることができる
- 身の周りの出来事に関心を持てる
- 読解力がつく
子供新聞とは?大人が読んでも面白い「知」の宝箱!
子供新聞は、さまざまなことをキャラクターや絵を使って子供でも分かりやすく説明しています。読んでいるだけで学校の授業を受けているように知識を身につけることができるので、受験にも大変役に立ちます。子供向けですが大人が読んでも面白いので、一緒に読んで楽しみましょう!
子供新聞3紙を徹底比較!内容・価格・ページ数、おすすめ新聞はどれ?
日本の子供新聞は、主に三大新聞社から出ています。それぞれ特徴があるので、試読して自分やお子さんに合った新聞を確かめると良いでしょう。他にも、地方紙には土日に子供新聞が折り込まれていたり、通常新聞にも子供向け解説コーナーがあったりするので、普段からそうした種類の新聞を読む習慣をつけていると、お子さんの新聞への興味が自然と高まるので、お勧めですよ。
読売KODOMO新聞
読売新聞
月額500円
週1回500円から始められる読売新聞の子供新聞です。1週間のうちにあったニュースや面白い出来事を、イラストをふんだんに使ってまとめています。「おもしろくて、ためになる」をコンセプトに、お子さんの想像力や視野を広げる紙面作りを目指しています。
朝日小学生新聞
朝日新聞
月額1,769円
毎日届くのが嬉しい朝日新聞の毎日小学生新聞です。朝日新聞ならではの天声人語が掲載されていたり、学問ごとにさまざまな観点から面白く物事を解説しているのが特長です。ニュースでやっていることもリアルタイムで分かりやすく解説してくれるので、政治経済や時事問題にも詳しくなることができます。
漢字にフリガナがふられているで、自然と漢字の勉強にもなりそうです。中高生向けの新聞もあります。
毎日小学生新聞
毎日新聞
月額1,580円
毎日届くのに低価格。創刊から今年で80周年をむかえた毎日新聞の「毎日小学生新聞」です。写真や図解、イラストなどをふんだんに使い、日替わりで楽しい企画記事を使っています。また小学生の進路を考えるページや、低学年向けの優しい「こどもしんぶん」など、独自の企画も魅力的♪
一覧比較
大人用や中高生新聞とセット購読すると割引になる場合もあるので、家庭でとっている新聞があるならチェックしてみることをおすすめします。
お子さんの好みや相性もあるので、まずは試読してみてから継続すると決めましょう。慣れないうちは、週刊もおすすめですが、例え読まなくても毎日届いた方がいいという考えもあります。
子供新聞 | 価格(月額) | 発行 | ページ数 | サイズ | 試読 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
読売KODOMO新聞 | 500円 | 週刊(毎週木曜日) | 20(オールカラー) | タブロイド判 | 1回分 | |
朝日小学生新聞 | 1769円 | 日刊 | 8ページ | ブランケット版 | 1週間無料 | ・電子版、海外電子版あり ・活用ノート(1冊200円税別) |
毎日小学生新聞 | 1580円 | 日刊 | 8ページ | タブロイド判 | 1週間無料 | ・デジタル版あり |
ちなみに通常の新聞はブランケット版です。タブロイド判とは、ブランケット版の半分の大きさの新聞のことです。
どうせ読むなら効果的に!子供新聞の上手な活用術
子供新聞といえども、内容を理解するなら小学校低学年以下のお子さんには早いかもしれません。しかしフリガナもきちんと付いているので、ママやパパが一緒に読んだり解説してあげたりすることで楽しく理解することができるでしょう。使い方によっては、購読する時期が早すぎるということはありません。
ステップ1.まずは、そこに「ある」ことが大切
お子さんに子供新聞を勧めたからといって、すぐに楽しく購読してくれるとは限りません。ちっとも興味を持ってくれないからといって焦る必要はありません。子供新聞といえども、すぐに読みこなすのは難しいものです。
写真や漫画のみでも興味を持っていれば良しとし、少しずつ慣れていくことが大事なのです。「読みなさい!」と強制しても、お子さんは突っぱねて読まなくなってしまう可能性も。焦らず少しずつ習慣化していけると良いですね。
ステップ2.一緒に読む、家族で話題にする
子供に新聞を読む習慣がつくまでは、「新聞は親が読むもの」というくらいの認識で良いでしょう。家族で話題にしたり、一緒に読んでみたりして、徐々に子供主体にしていくことが大切です。
ステップ3.スクラップブックや新聞ノートを付ける
子供が新聞を読む習慣がついたら、スクラップブックを利用したり新聞ノートを付けたりして、発展させることが必要です。朝日小学生新聞では専用の活用ノートが販売されていて、記事の感想を書いたり知らなかった言葉を調べて書いたりする項目があります。漢字練習もできますし、自ら学ぼうという意識を育むことにつながります。
夏休みの自由研究にもおすすめ!自分で新聞を作ってみよう
子供新聞は、夏休みの自由研究にも役立ちます。家族新聞や地域新聞、自分の好きなことをまとめるなど、自分で新聞を作ることで、たくさんの力が身につきます。次に新聞を読むときには視点も変わり、理解力も深まることでしょう。新聞の書き方や作り方のポイントを少しだけご紹介いたします。
見出しは短く、印象的に
新聞で最も大切なのは見出しです。新聞は見出しを読めば内容がわかるようになっています。見出しは簡潔に、かつ印象的に物事の核心を伝えられるように心がけましょう。
記事は5W1Hを意識する
記事を書く際には「いつ・誰が・どこで・どうして・何を・どのように」行ったかという「5W1H」をきちんと文中にまとめるようにしましょう。また結論から先に書くことで、その後の経緯などが読者の頭に入りやすくなります。若い頃から、表現力を身につけるトレーニングを積んでいると、大学の入試などで課される小論文試験で高得点を狙えますよ!
身近な人を取材してみる
新聞を作る際には、身近な人からインタビューしてみると練習にもなります。例えばママの得意料理やレシピなどを聞いて、手順をまとめます。または祖父母の若い時の生活について聞いてみても良いでしょう。難しく考えず、他人に質問をして、話を聞き、まとめることを繰り返して記事にするのです。
子供新聞コンクールへ出品してみよう
目的があった方が、大人も子供もやる気が出ますよね。新聞を作ることに慣れてきたら、子供新聞コンクールに出品してみましょう。地方新聞社などでも、こども新聞コンクールなどは開催されています。そうした場所に応募することを目標にすれば、お子さんの向上心も養えて良いでしょう。もしも、その際に表彰されたりしたら、将来の夢は新聞記者っていう展開になるかもしれませんよ♪