チョコレートはいつから子供に食べさせた?理想と現実のチョコ解禁ギャップ
「おやつには、蒸しパンやおにぎり、ふかし芋が健康的で良い」なんて理屈ではわかっていても、上手くいかないのが子育てというものです。虫歯や肥満のリスクを考えると、チョコレートはできるだけ与えたくないけれど、実際、子供たちは何歳ぐらいからチョコレートを食べているのでしょうか?
今回は先輩ママ12人に、「子供にはいつからチョコレートを食べさせたか」を伺いました。驚くべきことに、自分の理想通りの時期に、チョコレートを解禁できたのは、12名中わずか1名だけでした。本当は遅らせたかったけれど、環境や状況から「仕方なしに解禁になった」というケースが多いことが分かります。
あなたはいつからチョコレートをOKにしますか?ママたちの理想と現実のチョコレート解禁時期に迫ります!
子供にチョコレートを食べさせたくない3つの懸念点
チョコレートは嗜好品であり、栄養上必須なものではありません。今回、体験談を寄せてくれた12名のママたちも、チョコレートを食べさせるのは、遅ければ遅いほど良いという意識は皆さん共通していました。理想としては、できるだけ食べる時期を遅くして、虫歯や肥満のリスクを減らしたいと考えているのです。
虫歯
チョコレートを食べることの最大の懸念は虫歯です。サクサクとした食感のおせんべいなどとは違い、チョコレートは口の中にまとわりつきやすく、砂糖が含まれているため、虫歯の原因菌のエサになりやすいというイメージがありますよね。
確かに、市販のチョコレートには、カカオ以外にも大量の砂糖が含まれています。虫歯は、この砂糖(糖分)を口内の細菌が分解する際に発生する酸によって歯が溶かされる現象です。砂糖の入ったお菓子はチョコレートに限りませんが、飲食後は歯磨きやうがいをして、口内に糖分を残さないようにすることが重要です。
なお、チョコレートの主成分であるカカオには抗菌作用があり、虫歯予防に効果があるという研究もありますが、子供が食べる一般的なチョコレートでは、含まれる砂糖の影響の方がはるかに大きいことに注意が必要です。
砂糖の過剰摂取・肥満
チョコレートには大量の砂糖が含まれているのはご存知の通りです。虫歯はもちろんですが、砂糖の過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。幼児期から高カロリー・高糖分のお菓子を食べることを習慣化してしまうと、肥満へつながる可能性が高まります。与えすぎには注意しましょう。
強い嗜好性(やみつきになりやすい)・カフェイン
チョコレートは、一口食べただけでも濃厚な甘さが口いっぱいに広がります。「子供にチョコレートを食べさせたら、すぐにまたチョコレートをねだるようになった」という話は、先輩ママの体験としてよく見受けられます。
特に離乳食が終わったばかりの乳幼児は要注意です。まだまだ薄味しかしらない1歳代の子供にとって、チョコの濃厚な甘さはものすごく強烈な刺激になります。味覚形成や今後の食生活に影響しないとも限りませんので、刺激が強いものはできるだけ控えた方が良いでしょう。離乳食が完了していない赤ちゃんにあげるのは避けてください。
また、チョコレートには微量ですがカフェインが含まれていて興奮作用があるため、大量に食べさせると睡眠に影響する可能性も考えられます。
チョコレートはいつから子供に食べさせた?解禁は「不意打ち」「仕方なし」派が圧倒的!
子供にチョコレートを食べさせているママに、以下の3点を聞いてみました。
- チョコレートはいつから子供に食べさせたか?
- 理想としては、チョコレートは何歳まで与えない方がいいと思うか。自分は理想通りだったか?
- 解禁前に他人からチョコレートをいただいたらどうするべきか?
注目すべきは、理想の時期と現実とのギャップです。ただ1名理想通りと感じている方は、3歳になり幼稚園入園後のタイミングでしたが、「4歳の誕生日まで我慢したけれど、本当はもう1年待ちたかった」「小学生以上が理想だけど、3歳8ヶ月で早かった」など、実際の解禁時期が特別早い方でなくても、現実とのギャップにジレンマを感じているママもいるようです。
上の子が解禁済みなら、下の子のチョコデビューを防ぐのは至難の業
やはりきょうだいが食べていると、下の子は欲しがるものです。優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんは、可愛い妹や弟が食べたそうにしているなら、良かれと思ってあげてしまうこともあります。親としても、目の前でお兄ちゃん、お姉ちゃんが食べるのを我慢させるのは難しいと感じ、チョコレートデビューは早めにしてしまいがちです。
上の子の残りのチョコレートをいつの間にか…
最初にチョコレートを食べたのは1歳半くらいの時です。上の子がいますので、その子が食べ残していた物を勝手に食べていたのが始まりでした。それはもう幸せそうに手や口の回りをチョコでベトベトにして食べていました。
チョコレートは特に与えなくても困らない嗜好品ですので、食べないならいつまでも食べてほしくはなかったですが、理想は3歳以降かなと思っていました。理由は虫歯です。その頃のうちの子は歯磨きを極端に嫌がり口を開けなかったからです。また、お菓子を食べすぎてご飯を食べないということはなかったですが、肥満を少し恐れていました。本当によく食べる子でしたので。だから全く理想通りにはいきませんでした。
もしも他人からチョコレートを頂いた時にはとりあえずお礼を言っていただきます。「今食べるとご飯に響くので(本当は響かないけど)私が大事にカバンに入れておくね」と子供には言ってチョコレートの存在を忘れさせます。子供って意外と忘れっぽいですし。
現在子供は5歳になりますが、チョコレートを食べる頻度は1週間に1度くらいです。他に好みのお菓子ができましたのでそちらに移行した感じです。量はひと箱(板チョコでしたら一枚)を食べるか、おやつを買いに行く際に好きなオヤツは一つまでと決めている中で子供が選ぶようにしています。もちろん食べた後には歯磨きをさせていますし、子供も自分からするようになりました。
長男は成功、次男は兄の影響で早期解禁!
私はチョコレート大好きで、チョコレート中毒と言っても過言ではありません。甘いものの摂り過ぎはよくない!と何度も決意するのですが、コーヒーを飲むと、ついついチョコレートを探してしまいます。
子供が産まれ、虫歯のことなどをいろいろ勉強したので、子供には、2歳まではチョコレートの味を覚えさせずに育てようと決心しました。長男の時は、うまくいき、幼稚園に行くようになってからのチョコレートデビューでした。しかし、3歳違いの次男はうまくいきませんでした。私が気づかないうちに、お兄ちゃんが食べさせていたのです。1歳にもならないうちに、口の周りにべっとりチョコレートをつけて、美味しそうに食べていました。
それからも、引っ越してきた近所のおじいさんが、庭で遊んでいる子どもの声が聞こえると、寄ってきて、柵の向こうから、ポケットに入ったチョコレートをくれるのです。あちゃ~っと思った時には、チョコレートの大好きな子供になっていました。
私にできることは、チョコレートを与えた後は、歯磨きをしたことくらいです。現在、子供たちは小学生高学年、中学生になりました。今も、下の子は、ごはんよりお菓子が大好きで、朝食のパンにチョコレートを乗せて焼いたものが好物です。虫歯も少し出来てしまい、治療しました。
上の子は3歳まで我慢できたのに、下の子は…
現在6歳と2歳の子供がいます。上の子は気を付けて3歳ぐらいまで飴やチョコレートを控えていました。3歳まで虫歯がないとその先もできにくいといったことを聞いたことがあったので、家庭でも与えないし、外で与えられても、まだ食べさせていないことを言えたし、私がもらっておいて、家で食べようねといってその場をしのいでいました。そのおかげか上の子はあまり虫歯にならず、6歳になっても甘いものをほしがりません。
しかし、下の子は1歳3ヶ月のころから、食べ始めてしまったと思います。ママ友から歯医者さんがすすめるチョコレートをいただいて、上の子が美味しそうに食べているのを見て私もほしいという催促がすごくて、上が食べていて下はダメという理屈が下の子に通らないし、ママ友でも同い年でもうすでにチョコレートを食べさせているのを見て、もういいかと信念が崩れてしまいました。
食べ始めて、チョコレートのおいしさがわかると食べたい欲求が増してしまいます。今2歳半ですが3日~4日に1回は食べています。アンパンマンチョコが大好きです。やはり食べさせない期間をもっと続けられればよかったなと後悔しています。
食べてしまった以上虫歯になる心配があるので歯磨きはきちんとしようと思ってます。特に永久歯が出てくるときは虫歯になりやすく、歯垢もつきやすくなってしまうので、口内環境をきれいにするよう気を付けていきたいです。
みんな食べてるの?長男、次男のチョコデビュー
長男は3歳半の時にお友だちの家で出た、チョコ付きクッキーでチョコレートデビューしました。お友達が食べているのを見て欲しがったので、それをダメというのが可哀想であげてしまいました。次男は長男がチョコレートを食べていて、それを食べたがり2歳と、早くにデビューしてしまいました。
長男はあまり甘いものが好きではないため、美味しいという表情ではなく、大した反応はありませんでした。次男は甘いもの大好きなので、もっと欲しい!と美味しいという満面な笑みでした。
チョコデビューは遅ければ遅いほど良い!いつからOKかと言われると困りますが、なんとなく5歳くらいまでは食べさせたくないなと思っていました。実際はかなり早くにデビューすることになってしまいました。せめて、チョコレートを与える時は他に甘い物を取らせず、その後に歯磨きをさせています。
チョコレートを与えたくない時に頂いた時は、はっきりチョコレートを与えていないと言ったり、子供には食べさせず私が食べたりします。ママ友なら話せばわかるので、出さないようにしてくれました。
長男のデビューの時はお友達は既に食べていて「みんなもう与えてるんだ」とびっくりしました。今は長男8歳、次男4歳になりましたが、チョコレートの頻度は月に2回程度とあまり食べない方だと思います。全く食べない月もあります。食べるときはチョコ付きクッキーを3枚くらいです。
許可した覚えはないのだが…不意打ちチョコレートデビュー
チョコレートはいつから!と明確に決めていなくても、できるだけ遅らせたいのがママたちの本音です。でも、ママが気を付けていても、子供の行動は予想外。ちょっと目を離したすきに、口の周りの茶色いものはもしかして…なんてこともあります。危険なものを食べたわけではないので、こうなったら笑い話にするしかありませんよね。また、祖父母などが孫可愛さやママの努力を知らずに食べさせてしまうこともあります。
一度、チョコレートの味を覚えた子供は、「おいしいもの」と認識し、欲しがるようになることもあります。不意打ちチョコレートデビューした子供たちは、もともと食べ物への好奇心が強い子なのかもしれません。
口の周りにチョコが…犯人は父でした。
3歳10ヶ月の頃、実家に子供を少しの間預けて仕事に行きました。仕事から帰ってきて子供を迎えにいくと見事に口の周りが真っ黒。ココアか何かかと思ったのですが、手には溶けたチョコレート。犯人は父親でした。
家では極力甘いものを上げないように、おやつもチーズや牛乳など、砂糖がたくさん使われているものは食べさせないようにしていました。しかし、その後は、本人もチョコレートの美味しさを知ってしまったようで、それ以来確実にチョコレートとわかるパッケージのお菓子などをみると「これを買って!」と駄々をこねてきます。
「いつから解禁しよう」と決めていたわけではなく、「できるだけ」先延ばしを目指していただけですが、まさか自分のいない間にこうなるとは…。やっぱりちょっとショックでした。
すごく満足気にお土産のチョコを食べてました…
子供がチョコデビューしたのは、2歳の時です。それまでは、お菓子といえばボーロとか赤ちゃんせんべいでした。ラムネを少し食べるようにもなっていました。ただ、チョコレートはまだ早いと思っていたのですが、たまたまテーブルに置いたままの、遊びに来ていたお友達のお土産で頂いたチョコレートを勝手に食べてしまったのです。
その時は、私も友達とおしゃべりしていたのが悪く、気づかなかったのです。とても美味しかったらしく、ものすごく嬉しそうな顔をしていました。こんなもの今まで食べたことがないという顔です。そんな顔、親も見たことがなかったので、嬉しいですが、困ったなという複雑な気持ちでした。
それからはチョコレートを欲しがることが多くなりました。今までのお菓子が物足りないことに気づいたらしく、もっと濃い味のものを求めたりします。食事も塩味のきいたものを欲しがるようにもなり、子供もこうやっていろいろな味を覚えていくのだなと思いました。ただ、チョコレートは強い嗜好性があるので、あまり食べさせないようにしています。
まさかの展開!不意打ちチョコレート
先日、予期せず1歳半でデビューしました。友達から貰った菓子折りの中にチョコレートのついているビスケットが入っていて、気になるものはなんでも口に入れて確かめる時期なのか…袋ごとかじって中身はボロボロに。中身が出なければいいかと思っていた矢先、娘の足元にチョコビスケットのかけらが落下。かじっている拍子に袋が開いてしまったのです。
味をしめたのか袋ごと頬張る様子を見て、仕方なく中身を全部出してあげました。特にいつからとかは決めてはいなかったけど、なんとなくもっと先かな~と思っていたので、まさかの展開にびっくりでした。
基本、チョコレートは買わないですが、おじいちゃんおばあちゃんから与えられた場合は、3つまでと決めています。生え始めの歯が虫歯になりやすいと聞いたので、歯磨きはジェルの歯磨き粉をつけてしっかりと歯磨きしています。
つい与えちゃって後悔!?ほろ苦いチョコレートデビュー
ついつい子供にせがまれるまま、チョコレートをあげちゃうこともありえますよね。育児には適度な緩さも必要なので、一概に悪いとも言えません。虫歯には気を付けなくてはいけませんが、虫歯はなりやすい子、なりにくい子がいて体質も影響しますし、日々の食習慣や歯磨きによる部分も大きいでしょう。必ずしもチョコレートのせいとも言い切れません。
興味本位でのチョコレートデビューに後悔
チョコレートを食べさせたのは1歳半のときでした。双子仲間のママ達と過ごしていたため、アンパンマンの子供用ならまだ虫歯にならないのではないかと思い、与えてみました。
しかし、2歳になったころ初めて歯医者につれていってみると、一人が虫歯になっていました。虫歯の治療は3歳からとのことでしたので、個人的にはチョコレートを与えるのは3歳からがいいと思います。私は失敗しましたが…。
今は、チョコレートを与えるのはおやつの時間の3時のみにしています。でも、チョコレートを与えていなくて、よその方がくれたとしたら、そのときはその時がデビューなのだと私なら受け入れるかもしれません。
現在、うちの双子は8歳です。今は食べたいときにそこにチョコレートがあれば食べたら良いのではないかなと緩く考えています。
泣き叫ばれ、根負けしてチョコレートデビュー
初めてチョコレートを食べさせたのは、2歳になったときです。私がチョコレート好きだったこともあり、食べたいと泣き叫ばれ、小指の爪くらいを食べさせてみたら、「やっと食べれた」みたいな感じでニコニコしながら食べていました。
理想としては、5歳くらいまで食べさせたくありませんでした。私が虫歯が多く大変だったので、同じような経験をさせたくなかったからです。実際は全然だめでしたが…。もしたくさん欲しがっても、量をきちんと決めて、それ以上は食べさせない、と決めて気を付けています。
もし、人からチョコレートを頂いたときは、「まだ子供がチョコレートを食べたことがないんだ」と伝えます。それを伝えたからといって、失礼ではないと思うので。
現在子供は5歳で、チョコレート大好きです。チョコレートは週に2~3回食べています。量は、例えばチロルチョコのように小さいものは、3個までと決めています。
3歳過ぎで幼稚園にも入園。そろそろチョコレートも仕方ない?
3歳を過ぎると、幼稚園や保育園に入園する子が増えてきます。こうなると、子供同士でお菓子を交換することもあり、親には防ぎきれない部分も出てきます。チョコレートデビューは遅ければ遅い方がいい。それは事実なのですが、子供が成長するほどに、環境も変わりますから、仕方ない面もありますよね。
1年前倒しで本格生チョコレート
娘のチョコデビューは4歳の誕生日でした。幼稚園に入る前から、周りがどんどんチョコレートを食べていく中、お誕生日まではと我慢してようやくデビュー。それまでは、お友だちが「あげるね!」とチョコ菓子をくれた時は、娘が少し可哀想でしたが「どうもありがとう!でも4歳のお誕生日からチョコOKになるんだ~。だからもう少し待ってね」と笑顔でお返ししていました。それでも「あげるね!」というお友だちには「ありがとう!じゃあ食べれる日まで取っておくね!」と言ってもらいました。
そこまで我慢できた娘の本格チョコデビューは、店舗にある一粒300円以上の高級生チョコレートでした!「やっと食べられる!」と喜んで一気に2つ。「美味しい!」と口の周りがカカオまみれになるほど無我夢中で食べていたのを思い出します。
本当ならば年中さんくらいまで待ちたかったのですが、1年前倒しのチョコデビューとなりました。解禁後は、ことあるごとにチョコレートを食べたがりましたが、それも2~3週間すると飽きたようです。
チョコレートを食べる時は、できるだけ3時のおやつまでにしていました。夕方に食べて、夕食や寝る時間間際になると、仕上げ磨きしないと「虫歯」になるのではないかと思っていたからです。そんな娘も9歳。最近は私が誘っておやつとして食べることが多いくらいです。一箱買ったら、家族で均等に分けて食べています。
お友達と同じ物が食べたいとチョコレートを催促
チョコレートは虫歯の原因になると思うので、出来れば小学校くらいまでは食べさせたくありませんでした。必要なければそれ以降も食べなければ良いと思っていましたが、実際は3歳8カ月という予想外の早さで食べさせる事になってしまいました。
仲の良いお友達が小さなチョコレートを食べていて、自分もそれが食べたいと言い出し、お友達のママも「どうぞ」と分けてくれました。そこで断る事が出来ず、一粒もらって食べた息子はそれはもう喜んで、もっと欲しいとおねだりするほどでした。
それからはスーパーでお友達が食べていたチョコレートを見つけると、買って欲しいと言うようになりました。一粒が小さなものなので、トイレに成功した時のご褒美などに食べさせるようになりましたが、チョコレートを食べた後は必ずお茶を飲むようにして、奥歯の溝にまだチョコが残っている時は歯磨きをしていました。
自分は断り切れませんでしたが、やっぱり食べさせたくない物はきちんと理由を言ってお断りする必要があるのかなとも思います。自分で納得して与えたものでなければ、もし虫歯になった時など、きっと後悔するでしょう。
息子は5歳になりチョコレートが大好きですが、月に1、2回小袋のチョコレート菓子を食べる程度に抑えています。
甘い誘惑に打ち勝った!理想通りのチョコレートデビュー
いつからチョコレートを解禁するか決めて、その通り実行できたママもいます。3歳過ぎなら、親の言うこともよく分かるので、食べ過ぎも防げたようですね。
幼稚園入園と同時にデビュー
子供に初めてチョコレートを食べさせたのは3歳6か月の頃です。ちょうど子供が幼稚園に入園して間もない頃です。初めて食べた時には、顔から笑みがこぼれ大変満足そうな様子でしたし、それ以降すっかりチョコレートの虜になってしまいました。
歯が未発達の状態でチョコレートを与えるのは、その後の歯のためにもよくないと感じていて食べさせていませんでしたが、3歳になり幼稚園に入ったら仕方ないと覚悟はしていました。基本的には3歳という年齢にチョコレートデビューできたのは理想通りだったと思います。
チョコレートデビューしてからは、数を決めて与えるようにしています。食べ過ぎると体によくないと伝えると素直に言うことを聞いてくれます。また、もし解禁前にチョコレートをいただいた際は、その場では喜んでいただいておくものの、子供には与えないポリシーを貫いていました。
現在子供は10歳になりましたが、相変わらず好きなチョコレートも一日1粒~2粒に制限しています。
チョコレート解禁は防ぎきれない?大切なのは「食後のケア」と「量」
子供にチョコレートを与えたくないと考えているママの多くは、きっと赤ちゃんの頃から虫歯対策を一生懸命してきた方ではないでしょうか。大人の虫歯菌を赤ちゃんにうつさないために、どんなに可愛くてもキスは我慢し、スプーンだって必ず別々のものを使用するなど、細心の注意を払ってきたはずです。
しかし、子供が成長するにつれて、目の行き届かない部分が出てくるのは仕方のないことです。「いつから食べさせていいのか?」という問いに明確な正解はありませんが、毎日のようにチョコレートを与えるわけではないのなら、あまり深刻に考える必要もないと思います。
チョコレートを食べた後は、必ずしっかり歯磨きをするように子供に促して、仕上げ磨きをしてあげましょう。チョコレートを食べたからといってすぐに虫歯になる、味覚に影響するということはありません。お菓子よりもごはん優先。3食おいしく食べて、おやつはできるだけ健康的なものを選ぶ。あくまでチョコレートは、たまのご褒美として、量を決めて楽しむものにしていきましょう!



