ガチャガチャの作り方~ダンボールや牛乳パックで簡単工作!
ノブを回すとカプセルが出てくるガチャガチャに、ワクワクした経験ありますよね?特に子供はガチャガチャが大好き。カプセルの中から何が出てくるのか想像しながら必死にノブを回す姿は愛らしいものです。そんなガチャガチャマシン、家にあるダンボールで簡単に手作りできるんです。
子供の自由研究にも最適!今回は、家にあるダンボールやペットボトルを使って簡単にガチャガチャマシンを作る方法をご紹介します。
子供と一緒に試行錯誤しながら作るのも楽しいですし、まだ作るのが難しい幼児にはパパママからプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです!お家で思う存分、ガチャガチャを楽しみましょう!
目次
ガチャガチャの材料はダンボール等のゴミ
ガチャガチャの材料は家にあるダンボール、牛乳パック、ペットボトルなど、普段は資源ゴミとして捨てているものでOKです。外装を装飾する場合は家にある包装紙などを使えばお金をかけずに無料で作れます。より凝った外装にする場合も色画用紙や折り紙を100円ショップで購入して使えばいいので、ほとんどお金をかけずに作ることができますよ。
ダンボールガチャガチャの材料&道具
- ダンボール又は空き箱…1個
- 丸いペットボトル(500ml)…1個
- 牛乳パック…2~3本分
- ダンボール板…1枚
- ガムテープ
- ハサミ
- カッター
- ボンド
- 装飾用の画用紙やのりなど
ちなみに、今回購入した材料や道具は以下だけです。
ガチャガチャ作りのためにかかった費用
- ガムテープ……108円
- ボンド…………108円
- 装飾用画用紙…108円
- 装飾用折り紙…108円
合計 432円
すべて100円ショップで揃えましたので、費用は432円に抑えられました。ガムテープやボンドを既に持っている、余っている画用紙や折り紙があるご家庭なら、一切お金をかけずに作ることも可能です!
ペットボトルを選ぶ時の注意点
ガチャガチャを作るための材料となるペットボトルですが、角があるタイプではなく、丸い形(円柱)のものを用意しましょう。本体の箱が小さい場合は300mlのペットボトルでも作れますが、自立しにくくなるので今回は500mlのペットボトルを使用します。
もちろん大きなダンボールを使ってビックサイズのガチャガチャを作りたい場合は、1リットルや1.5リットルのペットボトルを使用しても構いません。
固いペットボトルをカッターで切る時は十分注意し、子供が作る時にはパパやママが手伝ってあげるようにしてください。ミネラルウォーターのペットボトルは薄めで柔らかく加工がしやすいのでおすすめです。
ガチャガチャマシンの仕組みと作り方
ノブを回すとカプセルが1つずつ出てくるというガチャガチャの仕組みは難しいように感じますが、実はとっても簡単。蓋の付いたペットボトルをそのまま利用しますし、シンプルな構造なので誰でも作ることができますよ。作り方と一緒に仕組みを説明します。
1. ペットボトルにカプセルが1つ入るくらいの切り込みをいれます。
2. カプセルがペットボトルの中に入らないよう、ガムテープで壁を作ります。(ペットボトルの中に1つ以上カプセルが入らないよう注意しましょう。)
3. ペットボトルを水平にして回すことによりカプセルを1つずつ下に落とすことができます。
4. ペットボトルよりもダンボールが小さい場合には、半分に切ったペットボトルを重ね合わせ、縮めるように加工しましょう。
ガチャガチャの作り方~手作り簡単工作!
ペットボトルを使ってカプセルを落とす仕組みを基本に、ダンボールガチャガチャの作り方をご紹介します。コインを入れることができる穴を設けていますので、お金やおもちゃのコインなどを入れて楽しんでみてください。コインが回収できるよう、集金ボックスも付けてみました。
1. ダンボールや空き箱を用意します。ペットボトルのキャップの下から底の長さよりも少しだけ長いサイズのものを用意すると作りやすいです。今回は、ペットボトルが入っていたダンボール箱を利用していますのでサイズもぴったりです。
2. カプセルの取り出し口を正面に切り抜きます。底辺は切り落とさず中に折ります。
3. カプセルが落ちて転がり出るよう牛乳パックでレールを作ります。ダンボールの大きさに合わせて牛乳パックの上を切り落とし、写真のように開きます。
4. レールが斜めになるよう牛乳パックの底を下に倒し、本体に取り付けます。ボンドで貼り付けた後、ガムテープで補強しましょう。(今回は説明のために本体側面を開いています。側面からの方が楽に作業ができますが、上方からでも作業は可能です。)
5. ガチャガチャの仕組みで解説したペットボトルを用意し、本体に取り付けます。キャップの部分がガチャガチャを回すノブになります。
6. 本体正面にペットボトルのキャップが入る大きさの穴をあけます。キャップをダンボールに当て型を取りましょう。ペットボトルとレールが接触しないように注意しながら位置を決めましょう。
7. ペットボトルを牛乳パックの底に入れ、本体に固定します。ただし、ペットボトルは回転させるので牛乳パックとペットボトルは固定しません。
8. ダンボールの内側からキャップを差し込み、ペットボトルを水平にして取り付けます。
9. 本体正面にコインを入れる穴をあけます。
10. コインが落ちる集金ボックスをペットボトルや牛乳パックで作ります。
11. 集金ボックスを本体に取り付けます。切り抜いた本体の側面内側に集金ボックスを貼り付ければ引き出し式になります。
12. カプセル収納スペースからカプセルが1つずつ落ちるよう、ダンボール板に穴をあけます。次のステップでペットボトルの上に取り付けます。
13. ペットボトルに向かって転がるよう、穴の部分を下げてダンボール板を本体に取り付けます。
14. 動作が問題ないことを確認してから本体側面を閉じ、カプセル補充用に上方を開きます。
15. 外装を装飾すれば完成です。オリジナルのデコレーションで楽しみましょう。
動作を確認しながら作ろう!
ダンボール製のガチャガチャマシンを失敗せずに作るポイントは、ペットボトルからカプセルは落ちるか、カプセルがレールを転がるか、ペットボトルを回すことはできるか、カプセル収納スペースから1つずつカプセルが落ちるかなど、1手順ごとに動作に問題がないか確認しながら作ること。このひと手間でやり直しを防げますよ。
アレンジとしてコーヒーの蓋も活用!
ガチャガチャの基本材料は、ダンボールやペットボトルなどの不用品ですが、今回はアレンジとして、インスタントコーヒーの蓋を使って、ノブを大きくしてみました。ノブを大きくすると、回すのがより楽しくなりますから、ぜひ取りいれてほしいアレンジです。
写真のように、裏側にガムテープを貼って、ペットボトルキャップと貼り付けるだけ。ツナ缶の空き缶などを使ってもいいですね。
いつもならゴミとして捨てているものの中には、工作に役立つ材料が隠れているものです。もう一度家の中を見てみましょう!
本物のガチャガチャらしく窓を付ける方法
外から中のカプセルが見えるように窓を付けるのもおすすめ。窓にはクリアファイルを使うと綺麗に仕上がります。
ただし、側面を窓にすると強度が落ち、たくさんカプセルを入れると箱がつぶれてしまうので注意しましょう。カプセルをたくさん入れると動作も悪くなりますので、少しずつ補充しながら楽しんでくださいね。
自作ガチャガチャマシンで遊ぶのは最高!
ダンボール製の手作りガチャガチャマシン作りは、夏休みの自由研究・自由工作にもピッタリ!小学校高学年なら親の手伝いがなくても作ることは可能です。材料費をかけずに自宅にあるものでこんなガチャガチャマシンが作れるなんて、先生も感心すること間違いなし!
自作したガチャガチャマシンは、カプセルの中にお菓子や飴を入れておけば、おやつボックスとして大人も楽しめます。日常にちょっぴりワクワクをプラスしてみませんか?