3歳からのトランプ遊びはカードを減らすとグッと簡単になる!知育効果を高める遊び方とルール
3歳児にとってトランプ遊びは基本的に難しいものです。手が小さいため手の中でトランプを全て広げることができなかったり、ゲームのルールが複雑で長すぎて途中で飽きてしまったりすることがあります。
とはいえトランプは3歳以上の子供が楽しくゲームをしながら数の概念を覚え、集中力や思考力を養うことができる優れた知育おもちゃです。そのため、3歳の子供からお年寄りまで家族の団らんにぴったりです。
家族全員が楽しく遊ぶためにも、3歳以上の幼児と一緒に遊ぶ時は、トランプの札を減らすなど、3歳児にもわかる簡単なルールにアレンジするのがおすすめです。トランプの基本的な遊び方と、知育効果を高めるための工夫をご紹介します。
3歳からできる定番のトランプゲームで遊ぶ際のカードの減らし方
3歳以上の幼児と初めてトランプで遊ぶ時は、まず絵札(J, Q, K)を除いた1~10までのカードを使います。子供の集中力が途切れてゲームの途中で飽きる、または手に持ちきれないなどの状態になったら、カードの枚数をさらに減らしましょう。
カードを切る(シャッフル)や配るという作業は、手先の器用さや、後に算数で学ぶ分数の感覚を身に付けるのに役立ちます。最初は親がやって見せ、子供がやりたそうにしていたら、是非お願いするようにしましょう。
- 神経衰弱の場合
- ババ抜きの場合
- 七並べの場合
3歳からの子供向けトランプゲーム7種!2人以上で楽しめる簡単な遊び方と知育効果
3歳の幼児にも楽しめる子供向けトランプ遊びの中でも、ゲームのルールが比較的簡単で、2人~3人以上で楽しめる7種類の遊び方と、期待できる知育効果をご紹介します。
1「トランプかるた」:3人以上
3歳ではトランプよりもカルタ遊びをする幼児の方が多いですが、普通のカルタは平仮名が読めないと楽しめません。そこで、トランプを使ってカルタ遊びをしてみましょう。
「トランプかるた」は、楽しく数の概念を覚えることができるトランプ遊びです。数を数えられても数の概念は理解しにくいため、数字おもちゃを手作りしたり購入したりする人もいますが、トランプは数の概念を遊びながら学べて100均ショップでも購入できるため、3歳以上の幼児には特におすすめです。
かるたに使うトランプは、ジョーカーを除いたカードです。3歳児の場合、最初は絵札も除いてください。
- トランプをクローバーとハート、スペードとダイヤに分けます。
- どちらかの組を場に表向きにして広げます(取り札)。
- もう片方の組(読み札)を良く切って読み手が読みます。読み札と取り札のマークが違うので、読むときは「赤の9」や「黒の5」というように、マークと色を伝えて読みます。
- 読まれたカードを取り、取ったカードが一番多い人の勝ちです。お手つきをした場合は1回休みとなります。
「トランプかるた」のアレンジと知育効果
トランプを2組使い、マークを含めたカードを取るようにすれば、ハートとダイヤ、クローバーとスペードなど似たものをお手つきしやすく、難易度が上がります。この遊びは、数字とマークの認識力、そして集中力を養います。
2「ビッグ・オア・スモール」:2人以上
3歳でもトランプ遊びを思い切り楽しめる「ビック・オア・スモール」は、次に来るカードが今のカードより大きいか小さいかを当てる遊びです。
シンプルで運の要素が高いので、初めてする人でもすぐに楽しめます。また、年齢も関係なく遊べるため、家族みんなで盛り上がれます。
「ビック・オア・スモール」に使うトランプは、ジョーカーを除いたカードです。3歳児なら絵札を除いたカードの3分の1、あるいは半分くらいがおすすめです。
- トランプを切ったら山にしてテーブル中央に置き、一番上のトランプを1枚引いて場(山の隣)に置きます。
- 誰から始めるかじゃんけんやサイコロで決めます。
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順番が来たら、これから自分が引くトランプの数が場のカードより大きいか(ビッグ)小さいか(スモール)を宣言します。その後、山から1枚トランプを引きます。 -

宣言が当たったら場に出ているトランプをもらい、自分が引いたカードを場に置きます。続けてまた次のトランプを山から1枚引き、はずれるまで繰り返します。外れたら次の人に交代します。 -

山が無くなるまで行い、取ったトランプの枚数が一番多い人の勝ちです。
「ビッグ・オア・スモール」のアレンジと知育効果
飽きてきたらトランプの数の大小ではなく、奇数か偶数か、赤か黒かなど、当たりの条件を変更しても楽しめます。このゲームは、数の大小の認識、確率的な思考の基礎を養います。
3トランプバトル「戦争」:2~5人
3歳児がトランプで遊ぶには物騒な名前ですが、みんなで一斉にカードを出して一番数の大きい人が勝つというシンプルな遊びです。
手札を見ずに出すので、純粋に運の勝負になります。そのため3歳でも初めてでもハンデなしで遊べますし、人数が足りない時はぬいぐるみや人形を置いて、子供が一人で見立て遊びをしながら遊ぶこともできます。2人だけでも十分に盛り上がれるゲームです。
「戦争」に使うトランプは、ジョーカーを除いたカードです。子供が3歳なら、まずは絵札を除いてからスタートしましょう。
- 全員に同じ数だけカードを配ります。この時余ったカードは使わずによけておきます。配られたカードは各自、重ねて伏せておきましょう。
- 手札の一番上のカードを皆で一斉に出します。場に一番大きい数を出した人が勝ちで、出ているカードを全てもらえます。

上の写真では10を出した緑が勝ち。ただし2が一番小さく1(A)が一番大きい(小←2,3,4,5,6,7,8,9,10,J,Q,K,A→大)というルールです。 - 一番強いカードが複数出た場合は、「決闘」となります。決闘する人は手札の一番上から再度カードを出して大きさを競い、勝つと場のカードをもらえます。

上の写真は9を出した赤と緑で「決闘」し、Aを出した緑が勝った時の様子です。緑は最初に場に出ていた4枚と、「決闘」で場に出た2枚をもらえます。 - これを繰り返して、誰かの手札が無くなったらゲームは終了。

一番多くのトランプを取った人が勝ちです。写真のは緑が勝ち。
トランプゲーム「戦争」のアレンジと知育効果
通常は1(A)が一番大きい数字となりますが、3歳児が分かりにくい場合は1が一番小さく、10が一番大きいというルールにして遊ぶと良いでしょう。このゲームは、数の大小の瞬間的な比較や、競争心を養うのに役立ちます。
4「いっきゅうさん」:3~6人
3歳の幼児には、少しスリリングなトランプ遊び「いっきゅうさん」は、特定の数字がでたら一斉に手を出し、一番遅い人がカードを引き取り、一番カードが多い人が負けという遊びです。
いつカードが出るかハラハラドキドキのトランプ遊びですので、集中力や俊敏性を高めてくれるという知育効果が期待できます。ただし、幼児は手を出す際に突き指などをしてしまいやすいので、注意して遊ぶように促しましょう。
「いっきゅうさん」に使うトランプは、ジョーカーを除いたカードです。3歳児なら絵札を除いて3分の1、または半分くらいのカードの量から始めましょう。
- 裏向きのトランプを場に円状に並べ、誰から始めるかを決めたら、場から1枚選んで円の真ん中に表にして置きます。
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場に出したトランプの数が「1」「9」「3」のいずれかの場合、出したトランプを全員手で押さえます。この時、一番遅かった人(一番上に手がある人)が、場に出ているカードを全て引き取ります。 -

「1」「9」「3」以外の数字だった場合、何もしないで次の人の順番になります。お手付きをした場合も、場のカードを全て引き取ります。 -

円状に伏せたカードが全て無くなったらゲーム終了です。カードが一番多い人が負けとなります。写真の場合は黄色が負け。
いっきゅうさんのアレンジと知育効果
取る数字を変えて「753(しちごさん)」や「5963(ごくろうさん)」などにしても面白いです。また、一番早く取った人がカードを取り、カードが多い人を勝ちにすることもできます。このゲームは、数の瞬間的な認識と反応速度(俊敏性)を養います。
5「ノーカード」:3~6人
3歳からのトランプ遊びの中でも分かりやすい「ノーカード」は、同じ数のトランプを4枚そろえるだけの遊びです。
ルール自体は簡単ですが、誰がどのカードを持っているのか推理しながら進めていく必要があるため、3歳児には少し難しいかもしれません。ただし「ノーカード」は子供の推理力や記憶力を鍛えるのに役立ちます。
使うカードはジョーカーを除いたカードです(3歳児なら絵札を除いた1~10の数カードで始めましょう)。
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まず親を決め、親が全てのトランプを全員に配ったら、各自手札を確認し、同じ数字の数字が4枚そろっていれば、自分の前に表向きに出します。カードがあるのに無いと答えるなど嘘をつくのは禁止です。 -

親からスタートし、自分の足りない数を持っていそうな人に「〇〇さん、ハートの△をください」というように請求します。写真の場合、青はAが3枚あるので「◯色さん、クラブの1をください」とお願いします。 -

請求された人は、指定されたトランプがあれば請求した人に渡します。請求した人は「ありがとう」とお礼を言って受け取り、もう一度誰かにカードを請求できます。3歳なら「ありません」でもOKです。ただし、お礼の言葉を忘れると請求できずに次の人の順番になります。 -

請求されたカードがなければ「ノーカード」と言います。ノーカードと言った人は、次に欲しいカードを請求します。写真では青が赤に「クラブの9」を請求しましたが、赤は持っていないのでノーカード。次は赤の順番になり、自分の欲しいカードを請求します。 -

全員の手札が無くなったらゲーム終了です。一番多くのトランプを集めた人(一番多く4枚組を作った人)の勝ちになります。写真は赤が勝ち。
ノーカードのアレンジと知育効果
3歳の子供に難しそうであれば、子供だけ「9をください」のようにマークの指定を無しにしてみましょう。また、カードを請求する相手が偏る場合は、請求に失敗したら時計回りに隣の人に請求権がうつるようにしても良いでしょう。このゲームは、記憶力、推理力、そしてコミュニケーション(請求とお礼)を養います。
6「ぶたのしっぽ」:2~6人
「ぶたのしっぽ」は、円状に並べたカードを1枚ずつめくっていき、直前のカードと同じマークや数字が出るとドキドキするトランプ遊びです。ルールが単純なうえ勝敗が最後まで分からないため、3歳児の初めてのトランプ遊びにもおすすめです。
使うトランプはジョーカーを含めた54枚です。3歳児と遊ぶ場合は、枚数を26枚程度に減らすと1回のゲームが短くなり、集中力が続きやすくなります。
- よく切ったトランプを、数字が見えないように裏向きにして円状に並べます(ジョーカーも入れておきます)。
- じゃんけんなどで順番を決め、1人ずつ順番にカードを1枚めくって円の中央に置きます。
- めくったカードが、直前に中央に置かれたカードと同じ数字またはマークだった場合、中央にたまっているカードを全て自分の手元にもらえます。
- もしジョーカーが出たら、その人はそれまで手元に集めたカードを全て円の中央に戻します。
- 円状のカードが全てなくなったらゲーム終了です。手元のカードが一番少ない人の勝ちです。
「ぶたのしっぽ」のアレンジと知育効果
3歳児が数字での一致に迷う場合は、マークだけが一致すれば良いというルールにすると分かりやすくなります。反射的にカードを取る必要がなく、めくって置くだけのシンプルなルールにすれば、まだうまく数字が分からない子でも十分に楽しめます。マークや数字の識別力、順番を守る力、待つ集中力を養います。
7「たこ焼き」:2人
2人だけで遊ぶ時におすすめなのが「たこ焼き」です。実力差が出にくく運の要素が強いため、まだトランプがうまくできない4歳児でも大人と対等に勝負できるのが最大の魅力です。
- ジョーカー2枚を含めた54枚のトランプを1組用意します。
- 2人にそれぞれ10枚ずつ配り、残ったカードは山札として中央に置きます。
- 配られた10枚は中身を見ずに、1~10の番号を割り振った自分の陣地に、裏向きのまま1枚ずつ順番に並べます(1枚目を「1」の位置、2枚目を「2」の位置というように置くだけで大丈夫です)。
- じゃんけんなどで先攻を決め、先攻から山札を1枚引きます。
- 引いたカードが絵札(J・Q・K)だった場合は「スカ」です。そのカードを捨て札にしてターン終了となり、相手の番になります。
- 引いたカードが1~10の数字だった場合は、自分の陣地でその数字にあたる位置のカードをめくります。
- めくったカードも1~10の数字だった場合は「コンボ」となり、続けてその数字の位置のカードをめくることができます。絵札が出るまでコンボは続きます。
- 先に自分の陣地10か所すべてをめくり終えた方の勝ちです。山札がなくなった場合は、捨て札をよく切って新しい山札にします。
「たこ焼き」のアレンジと知育効果
大人同士で遊ぶ場合は、コンボが続いた回数に応じてポイントを加算するなどのルールを足すと、より白熱します。数字の識別力に加え、コンボを続けるための見通しを立てる思考力、順序立てて考える力を養えるゲームです。
幼児期のトランプ遊びによくある疑問
Q. 4歳ですが、まだトランプがうまくできません。普通ですか?
A. よくあることです。数字やマークの認識、順番を待つことなど、トランプには複数のスキルが必要なため、上達には個人差があります。まずは「たこ焼き」や「ぶたのしっぽ」など、実力差が出にくく運の要素が強いゲームから始めるのがおすすめです。
Q. 2人だけでも盛り上がれるトランプ遊びはありますか?
A. 「たこ焼き」や「戦争」、「ビッグ・オア・スモール」は2人でも十分に楽しめます。特に「たこ焼き」は運の要素が強く、大人と子供の実力差が出にくいためおすすめです。
Q. 3歳から遊ぶなら、まずどのゲームがおすすめですか?
A. ルールが単純で勝敗までの見通しが立てやすい「ぶたのしっぽ」や、絵合わせに近い感覚で遊べる「トランプかるた」から始めると良いでしょう。慣れてきたら少しずつ枚数やルールを増やしてみてください。
Q. トランプで遊ぶと、どんな知育効果がありますか?
A. 数字やマークの認識力、集中力、順番を守る力、勝ち負けを受け止める気持ちの切り替えなど、遊びながら幅広い力を育むことができます。
子育て4コマ漫画:3歳児とのトランプ遊びは侮れない!
3歳児とトランプ遊びをしてみて、「うちの子にはまだ早いみたい」と感じるママやパパもいるでしょう。初めは手が小さいし、カードを隠せていないし、実は上手くできない子が多いです。
けれどカードの枚数を減らしたり、ルールを変えたりして何度も遊ぶうちに、いつの間にか親が子供に負かされてしまうこともあるのが3歳児との遊びの面白いところです。
3歳からのトランプ遊びが子供の知育になっていることを、パパやママはきっと実感するでしょう。トランプは親にとっての良い脳トレにもなります。
3歳児は室内遊びだとすぐに飽きてしまうことが多いのですが、家族とのトランプ遊びであれば、長時間楽しく遊べる子も多いので、パパやママが疲れて遊びにつれていきたくない日の団らんなどにもおすすめです。



