つられ笑いを使って親子で癒されよう!パパママの育児への活用術
あなたは育児につられ笑いを活用していますか?
赤ちゃんやイヤイヤ期の幼児の育児中は、育児・家事・仕事とママもパパはオーバーワークで笑えなくなってしまいがち。でも、子育てが辛い時ほどつられ笑いを活用することが、子供の健全な成長だけでなくパパママの幸せのためにも大切なのです。
育児の裏ワザとして活用する先輩ママやパパが少なくない「つられ笑い」を、ぜひあなたも活用してみましょう。
子育て4コマ漫画:つられ笑い
なぜ笑顔はうつる?つられ笑いをする心理
人間には「ミラーニューロン」と呼ばれる脳細胞があります。ミラーニューロンの特徴的な性質は、周囲の人の感情を読み取り、協調すること。
例えば話している相手が笑顔だとなんとなく笑顔になってきますし、深刻な相談を受けた時は表情や気分が暗くなってきますが、こうした感情や表情の変化もミラーニューロンの働きによる心理から起こっています。
ですからパパやママが心底楽しんで笑えば、赤ちゃんや幼児は泣いていてもミラーニューロンの働きでつられ笑いしやすいのです。
赤ちゃんにつられ笑いが多い理由
生まれてきた時には何も知らない赤ちゃんですが、赤ちゃんの頃は人生でもっともニューロンが豊富です。
赤ちゃんはミラーニューロンの働きによって言語を獲得することができますが、表情や言葉などを感じる能力は大人の想像をはるかに超えるほど高い!そのため乳幼児期は特につられ笑いが多いのです。
特に顔の認識に関しては「顔ニューロン」があり、生後2週間ほどで働き始めるため、新生児でも笑顔の認識はできると考えられています。
円満家庭になる!パパのつられ笑い活用術
目をしっかりみて本気でふざけながら笑う
私は男性で現在2人子供がいます。1番上が3歳で下の子が0歳10ヶ月です。1番下の子はよく食事中に早くご飯を欲しがりよく叫ぶので、私が名前を呼び、目をしっかりとみて全力でつられ笑いや変顔をし、一緒に笑わせるというやり方で妻にゆっくりご飯を食べてもらい、尚且つ子供にいっぱい笑ってもらうというやり方をしています。
笑いを誘うコツは「パパ全力で笑っているよ」という意思をしっかりと伝えることです。上の子も同じで一番聞くのは7ヶ月から一歳半ぐらいまでだった気がします。外でつられ笑いをやっている時は、別に周囲の目とかは全く気にせずやっています。
つられ笑いを実践したメリットは、本当によく笑う子になったことです。デメリットは今まで感じたことはありませんでした。
私達の夫婦仲、親子仲のよさは、周りからみてもわかるほど。とにかく笑顔が多いいい家族だと思います。子育て中の人、これからそうなる人も、やっぱり子供にとったら親がいつでも笑っている方が子供も表現豊かに育つし、尚且つ明るい子に育つので、いつでも笑顔で子供とは接して育児を楽しんだ方が人生楽しいと思いますよ。
日頃から大声で笑うこと
わたしは男性です。子供は一人で下の子は0歳8ヶ月です。「子供にはいっぱい笑って、元気に育ってほしい」というのがわたしの教育モットーです。ですので、笑うときはとことん笑うということを大事にしています。
子供と一緒にテレビを見ている時に親がいつも以上に大げさに笑うと、子供もつられ笑いをしました。赤ちゃんをつられ笑いさせるには赤ちゃんの笑い方を真似ると良いと思います。
つられ笑いが通用するのは0歳から6歳くらいまでだと思います。周囲の方はとても明るい家族だねと言ってくれます。子育てにつられ笑いを使うメリットは子供と一緒に善良に笑えることです。現在は親子関係、夫婦関係ともにとても良好です。子供と一緒に元気よく笑い子供の感受性を育ててあげることが大事だと思います。
楽しく育児できる!ママのつられ笑い活用術
子どもが泣いている時は反対に思いっきり笑ってみる
現在2人の娘の母親です。下の子は5ヶ月になったところです。次女がオムツやお乳以外で泣いている時に良くやっています。泣いている娘を前に思いっきり笑うと、泣くのをやめキョトンとしています。そして、不思議そうに見た後ニコーと笑ってくれることが多いです。
そのためずっと泣き続けるということがあまりなく、私もストレスを感じることなく子育てができています。
次女の場合、とにかく泣いていることを気にせずに声を出して思いっきり笑うことが大事です。長女も0~1歳のうちは通用しましたが、2歳になると通用しなくなりました。現在長女は「何してるの?」という目で見てきますが、気にせずにしていると一緒になってつられ笑いをする時もあります。
メリットとして、笑っているので楽しく育児ができるという点が挙げられます。逆に外では人目が気になりなかなかできないのが難点です。寝不足などで大変な時もありますが、とにかくどの時期もかわいいな~と思いながら子どもと関わることができています。困ったときこそ思いっきり笑ってみてください。意外と効果があったりしますよ。
ときどき子どもの前で面白いことをする
3人の子育て中の女性です。1番下の子は7ヶ月です。パパが仕事で忙しく休みの日も少ないため、私が一人で殆どの育児をしています。
「ママが怒ると怖い」と子ども達の中では認識されています。本当はもっと優しくしたい、もっと子供達と関わってあげたい。と日頃から思っているのですが、家事もしなければならない、気がつくとご飯の時間、常にイライラしてしまいます。寝顔を見ては反省の毎日です。
そんな中でもつられ笑いを誘っています。結構簡単です。いつも怒ってばかりのママが少し可笑しなことをし始めため、すぐに笑ってくれます。急にモノマネやダンスをやり始めたり、変顔をしたりすると爆笑です。
つられ笑いは現在7ヶ月の子にも通用していますが、首が座った頃からニコニコしてくれています。周りのママ達からもあやすのが上手いと褒められます。子ども達もたまに変な事をするママが面白いみたいで喜んでいます。
親子関係はとても良いと思います。夫婦仲も良いです。つられ笑いは、子どもたちに注意したり怒ったりした後、雰囲気が悪い時に良く使います。そうすると重たかった空気もすぐに笑顔になってくれるからです。怒る時と仲直りの中間で使うとメリハリが出て良いと思います。
お気に入りのオモチャを使って表情豊かに笑う
30代前半の女性です。子供は1歳の男の子が一人います。病院など静かにして欲しい時などによくつられ笑いを活用します。小児科なら他にも子供が沢山来ていたりするので騒いでもそんなに問題ないですが、自分がかかっている病院などでどうしても誰にも預かって貰えない時につられ笑いを活用しました。
つられ笑いを使うコツは、お気に入りのオモチャを使うことです。車でもぬいぐるみでも飛行機でも何らかの音や鳴き声などを真似しながら手や足、頭などに乗せたりして、その合間に必ず口を開けて笑うと、つられて笑ってくれることが多かったです。
ウチの場合は10ヶ月頃からつられ笑いの技が効くようになった気がします。支援センターでよくつられ笑いを使いますが、他のママさん達もそれぞれ自分の子供に効く方法で使っているので変な目では見ません。
ただし病院ではあまり大きい声で笑わせたりすると迷惑な目で見られる事もあると思うので、極力小さめな声で表情豊かに笑わせています。泣き止んでくれるのでとてもメリットが大きいです。親子関係夫婦関係共に良好です。子育てで困った時はつられ笑いは使えます。笑顔になると親子共に気分も晴れます。
きょうだいが笑えばつられて笑う
2歳になる双子を育てる女性です。子どもが大きくなるにつれ、ついにイヤイヤ期を迎えました。昨日はOKだったことが、今日は「いや!」「トイレは自分で座りたかった!」「ズボンは自分で履きたかった!」「もう遅い、ママが履かせて!」という感じで、法則なんて全く読めないこだわりに振り回されました。
でも双子の片割れが笑うとつられ笑いをして機嫌も治ります。大人が笑う作り笑いには反応しなくても、同じ子どもの笑いは伝わるようです。
2歳半になる今でもそれは有効です。楽しげに笑っていると、周りの見ず知らずの人も笑いながら見てくれます。おかげで育児のストレスが減り、少し優しく接することができます。イヤイヤが始まったら、別の子を笑わせてつられ笑いを誘う。これはかなりオススメです。
会話を楽しみ
私は子供2人の母親です。よく子供と会話するときに、笑いながら意識的にパピプペポを会話の中に入れると子どもがつられ笑います。例えば、ママはパピコ買うけどどうする?って言うだけで笑いが止まらないみたいです。パパは?パピプペポって言ってと子供が言うと、パパがパピプペポって言うのが面白いみたいで笑いが止まらないです。
子供にわかりやすい会話の中で自然と使うことがポイントですが、場合によってはおふざけで使うこともあります。ちなみに言葉遊びが有効な年齢は上の子3~5歳、下の子3~4歳ぐらいだと思います。
周りの人からは「随分遊ばれているのね」って言われたことがありました。一番困るのが大事な話も遊ばれるのでデメリットです。メリットはオモチャがなくても遊べることです。
夫婦の会話と子供たちの会話が増えました。子供がどの言葉に反応するかを観察すると面白いと思います。私は子供2人の話もよくわからないのでパピプペポで答えています。アドバイスはそこそこにしないとキリがないです。子供は飽きませんから。
私が楽しいと子供も笑う
私は24歳一児のママです!もうすぐ2歳になる男の子なのですが、結構つられ笑いをしてくれます(^o^)
公園で遊んだときに落ち葉がたくさん落ちており、最初はガサガサって音を怖がっていましたが、私が落ち葉をワシャーっと投げて自分が楽しくなって笑っていたら、子供も楽しそうにしてくれました!「こうやって色々な事を覚えてくれるのか」と嬉しくなりました。
その時はパパも隣にいて、「子供が二人居るみたい♪」と笑って言われましたが、目を見て楽しいんだよーってアピールするように本気で笑うと、つられ笑いをしてくれます♪
1歳半~2歳になる今も通用しています。子育てにつられ笑いを生かしたら、自分が大変な時でも楽しい気持ちになりました。まだデメリットは感じていないので分かりませんが、ほどほどに使っていくようにしたいと考えていました。
子育て中に笑うことによって親子関係も夫婦関係も良くなったかなって実感しています。子育て中は大変なことや悩みが多いですがパパとママが笑うのはとても良いことだと思います!危ないことをしたときは怒る、楽しいときは大声で笑うと、信頼関係も気づけそうな気がします(^o^)
笑うと嬉しい
一児の母で30代女性です。子供は一歳11ヶ月です。テレビを見て面白くて旦那と爆笑していると、子供もつられ笑いを始めました。私たち夫婦は笑い上戸なので、笑っている姿が面白かったようです。
ついこないだもつられ笑いをしていました。家の中でのことなので、周囲うんぬんは特にありません。メリットデメリットは特に感じませんでしたが、子供が笑ってくれれば嬉しいです。夫婦、親子関係は良好です。笑いが増えたら楽しいと思います。
つられ笑いの効果~笑い療法~
笑いの力は医療の現場でも「補完代替医療(complementary medicine)」「笑い療法」と呼ばれて活用されています。科学的な研究はまだそれほど進んでいないものの、昔から「笑いは百薬の長」「笑いに勝る良薬なし」と言われ、苦痛を緩和したり、自然治癒力を高めたり、家族や周囲の人との連携を深めたりする効果が期待できるためです。
怒りやストレスで興奮した脳は酸欠状態で働きが鈍くなりますが、笑いで血流をよくすれば、脳に届く栄養が増えて活性化し、笑った後は集中力や記憶力が高まりやすいと考えられています。
ですからイヤイヤ期のイライラをはじめ、子育てや仕事のストレスで辛いママやパパは子供の幸せばかりに偏らず、つられ笑いを活用して自分自身の心の健康に生かすことも大切。親の笑顔と幸せが子供の幸せと直結していることを、忘れてはいけません!
赤ちゃんやイヤイヤ期の幼児とは言葉を使ったコニュニケーションがとりにくいのですが、つられ笑いなら言葉を介さなくても心を共有できます。
人間は本当に辛いと笑えなくなってしまいますが、赤ちゃんが笑うツボを試した結果、赤ちゃんの笑顔にパパやママがつられ笑いをし、気持ちが楽になることも多いんです。あなたは赤ちゃんのツボを把握していますか?
子育てに行き詰ったときほど、家族全員が安心して笑顔になれる環境を作ることが大切!しつけや教育ももちろん大切ですが、真剣になり過ぎてママやパパの心がギクシャクしては本末転倒。
まずは子供を笑わせたり、赤ちゃんの笑える写真やお笑い番組、笑える映画などを見たりして親自身が心から笑い、子供達もまたつられ笑いをするような温かな環境を整えていきましょう。