絵本嫌いの子を夢中に!3歳児を惹きつける厳選10作品
せっかく「絵本読もうか」と声をかけても、逃げたり、途中で遊び始めたり。うちの子本が嫌いなのかしら…。
そんな3歳児が興味を示し夢中になる、子供心を惹きつける厳選10作品ご紹介します。シリーズ作品も数多くありますので、1冊気にいったら次、また次といつの間にか本好きに変わりますよ。
3歳から4歳の子供が興味を示すおすすめの絵本
1 くれよんのくろくん
作・絵 なかや みわ
童心社
価格:1,200 円 + 税
子供達に大人気のシリーズです。子供たちが最初に手にする文房具ってなんでしょうか。そうです。お子さんが手にして自由に書き遊ぶ最初の文房具は「くれよん」という人が多いでしょう。
そんな自分達が普段使っている身近な文房具に命を吹き込まれている題材なので、子供たちは興味を示し、話の内容を知りたがります。
2 14ひきのひっこし
作 いわむら かずお
童心社
価格:1,200 円 + 税
絵本嫌いな子は字が多いと本を見る意欲が沸きません。ところがこの絵本は見開き前面にすみずみまで絵が描かれているので、3歳児が大人が気づかないようなことを発見し、絵の世界を楽しめるのです。
また14ひきの大家族が過ごす楽しくて和やかな1日を読んで行くことで、自然と絵本の世界へと惹き込まれていけるところもこの本の魅力です。
3 ぶたのたね
作・絵 佐々木 マキ
絵本館
価格:1,200 円 + 税
ぶたが木になるという発想のこの絵本は、読み手のママやパパが思わず吹き出してしまいそうになるほど楽しい絵本です。子供も「なになに?」と興味シンシンになります!
この絵本のもう一つの魅力は、3歳児だけでなく高学年の子供でも楽しめることです。兄弟そろって読み聞かせを楽しめるので、読んでいるパパやママも嬉しいですよね。
4 100かいだてのいえ
作・絵 いわい としお
偕成社
価格:1,200 円 + 税
普段読んでいる絵本のほとんどは横開きですが、この絵本は縦に開くことでうまく家の階層を表現しているので、珍しくて大人でも「あれっ」と興味が湧いてきます。
この絵本も見開きいっぱい絵が描いてあり、絵の作品としてもとても細かいところまで描かれているので、子供からしてみれば絵だけで創造が広げられる楽しい作品です。
5 そらまめくんのベット
作・絵 なかや みわ
福音館書店
価格:743 円 + 税
この絵本の題材となるそらまめくん、非常に可愛いキャラクターとして描かれています。話の内容がそらまめくんのベットを中心にまわっていることも、3歳児には理解しやすいでしょう。
子供たちもそらまめくんのふかふかのベットを想像し、作品内でそらまめくんを羨ましがる「えだまめくん」や「グリーンピースのきょうだいたち」と同じように、ふかふかのベッドに寝てみたいという思いを抱き、そこから絵本に魅了されていくという作品です。
6 ピッツァぼうや
作 ウィリアム・スタイグ
らんか社
価格:1,500 円 + 税
この絵本は外が雨で不機嫌な息子ピートくんを笑顔にするために、お父さんがピートくんを生地にしてピッツァをつくるお話です。
このお父さんのピザ作り遊びの発想に、絵本を読み終わった子供から「やってやって」せがまれたり、逆に親がやりたくてうずうずしちゃいますよ。
7 ねずみくんのチョッキ
作 なかえ よしを 絵 上野 紀子
ポプラ社
価格:1,000 円 + 税
この絵本はねずみくんを主人公としたシリーズの絵本で、パパママの中には子供の頃に読み聞かせてもらった人もいるロングセラー作品です。ねずみくんの表情が豊かなところが見どころです。
主人公のねずみくんがお母さんお手製のお気に入りのチョッキを、動物の仲間達に貸すたびにどんどんのびてしまうという、ちょっとドキドキする楽しいストーリー。「えーかわいそう」が最後は…フフフッ。子供も笑顔になるはずですよ。
8 うんこ!
作 サトシン 絵 西村 敏雄
文渓堂
価格:1,300 円 + 税
子供たちにとって「うんこ」は最強の言葉ですよね。そんな「うんこ」が主人公のお話。「下品じゃない?」と心配するパパママも子供と一緒に楽しめる絵本です。
みんなに「くさい」と言われて逃げられる。それでもくやしがったり、めげたりしないでダジャレまで言ってしまう主人公の「うんこ」。そして動物達がくさがる絵、見ているだけで笑いだしてしまう子供を魅了する楽しい絵本です。
9 からすのパンやさん
作・絵 かこ さとし
偕成社
価格:1,000 円 + 税
この絵本のおすすめは、子供達が食べたことがない色々な形をしたパンが出てくるところです。親からすが子供たちの意見を取り入れて色々な形のパンを作ったら、店には大行列が…。
家族全員で作ったパンが喜んでもらえる夢のある絵本です。3歳のお子さんなら色々な形のパンに興味をそそられることでしょう。からすの子供の色が黒ではないないところも、子供が面白がる魅力の一つです。
10 てぶくろ
作(ウクライナ民話) 絵 エウゲーニー・M・ラチョフ
福音館書店
価格:1,000 円 + 税
子供たちに優しさを伝えるのに、とてもおすすめの絵本です。寒い冬、おじいさんが落とした片方の手袋にいろいろな動物が暖かさを求めて入っていくところから物語は始まります。一つの手袋にみんなが入ったらどうなるのか、中の様子が気になり、子供は次第に絵本に引き込まれてゆきます。
動物達が「入れて」「どうぞ」を繰り返し、暖かさを共有していく優しさ。最後にくまさんが来た時は「まんいんですよ」と断ったのに、結局最後には「はじっこなら」とやっぱり入れてあげる。とてもほっこりするお話です。
絵本嫌いの子供は絵から!本の楽しさを伝えましょう
絵本が苦手な子は、絵を楽しむことからスタート!初めのうちはパパママのアドリブを入れたりと、お話しを聞くことよりも、まずは絵本に触れて楽しむところから始めてみましょう。
子供たちが惹きつけられる絵本には、カラフルな色づかい、ドキドキするストーリー、びっくりする仕掛けやお話など、大人が改めて読んでも惹きつけられる魅力があります。