仕上げ磨きはいつまで?に関する記事

仕上げ磨きはいつまで必要?子供の歯を守る正しいやり方とコツ

仕上げ磨きはいつまで必要?子供の歯を守る正しいやり方とコツ

仕上げ磨きは何歳まで?1日1回でいい?という疑問に答えつつ、毛先の当て方・150g程度の力加減・重点的に磨く場所などのコツを紹介。赤ちゃん期から小学生までの年齢別ポイントと、嫌がる子への声かけもまとめました。気になることは早めに歯科医へ相談を。

マーミーTOP  >  子育て  >  仕上げ磨きはいつまで必要?子供の歯を守る正しいやり方とコツ

仕上げ磨きは子供の歯を守る大切な習慣

赤ちゃんに前歯が生えてくると、「この歯を大切にしてほしい、虫歯にならないでほしい」と願うものですよね。でも、幼い子の歯を守るには大人の手助けが欠かせません。少し手間に感じても、仕上げ磨きを続けることが、子供の歯を守る大きな支えになります。

ここでは、仕上げ磨きをいつからいつまで続けるか、期間・方法・体勢・声かけのコツまで解説します。子供が一人できちんと磨けるようになるその日まで、無理のない範囲でケアと習慣づけをしていきましょう。

仕上げ磨きとは?どうして大切なの?

歯磨きをしている赤ちゃん

子供が自分で磨くだけでは、どうしても磨き残しが出てしまいます。仕上げ磨きは、その磨き残しを大人が補い、歯を清潔に保つためのケアです。同時に、正しい歯みがきの習慣を身につける「教育」の側面も持っています。

乳歯の多くは、生後6ヶ月頃から生えはじめます。赤ちゃん用の歯ブラシで、赤ちゃん自身が歯ブラシをかじって遊ぶこともありますが、歯の面に沿ってきちんと磨くのはまだ難しいもの。離乳食を卒業したあとの幼児でも、自分磨きだけでは磨き残しがあると考えておきましょう。だからこそ、大人の仕上げ磨きが役立ちます。

仕上げ磨きはいつから始める?

生後6ヶ月頃、前歯が生えてきたら、まずはガーゼでやさしく拭くことから。1歳頃になり歯の本数が増えてきたら、子供の歯みがきのあとに仕上げ磨きを取り入れていきましょう。

はじめのうちは歯の本数も少なく、簡単なケアで十分です。まずは「歯みがきや仕上げ磨きに慣れること」を目標にするくらいの気持ちで大丈夫。授乳が中心でよだれが多い時期は、あまり神経質にならなくてかまいません。離乳食が進み、乳歯の本数が増えてきたら、虫歯や歯ぐきのトラブルを防ぐために、仕上げ磨きがより大切になっていきます。

仕上げ磨きはいつまで続ける?

歯磨きをしている小学生とお母さん

一般的には、少なくとも小学校低学年頃までは仕上げ磨きを続けるとよいとされています。この頃の子供はまだ手先が器用ではなく、一生懸命磨いても磨き残しが出やすいためです。仕上げ磨きには、正しい磨き方を教えられるうえ、毎日子供の口の中を見ることで、歯並びや気になる変化に早く気づけるという利点もあります。永久歯が生えはじめる時期は歯の質がまだ十分に成熟しておらず、丁寧なケアが役立ちます。

「いつまでも親が磨くなんて」と気にしすぎる必要はありません。子供が嫌がらなければ、小学校中学年〜高学年頃まで続けても構いません。ただし、あくまで仕上げ磨きは「念のため」の補助。自分の歯は自分で守るのが基本、ということも少しずつ伝えていきましょう。気になる点があれば、歯科健診やかかりつけの歯科医に相談すると安心です。

正しい仕上げ磨きの方法

毛先は歯の面に直角、小刻みに動かす

幼い子は、歯ブラシの毛先を正確に歯に当てるのが難しいもの。仕上げ磨きでは、歯ブラシの毛先を歯の面にまっすぐ直角に当て、小刻みに動かすことを意識しましょう。1か所につき20回ほどを目安に、やさしく丁寧に磨きます。

力の入れすぎは歯みがき嫌いのもと

歯みがきを嫌がる原因が、実は磨く大人の力加減にあることも。「しっかり磨かなきゃ」とゴシゴシ力が入りすぎているケースは少なくありません。ちょうどよい力加減は、歯ブラシの毛先が広がらない程度。目安としては150g程度(キッチンスケールに当てて確かめると感覚がつかめます)とされます。強すぎると歯ぐきを傷つけたり、痛みで歯みがきが怖くなったりすることもあるので、やさしさを心がけましょう。

特に丁寧に磨きたい場所

娘に歯の仕上げ磨きをするママ

虫歯になりやすいのは、奥歯と上の前歯です。奥歯は「外側・内側・かみ合わせ」の3面を、それぞれ1か所20回ほどを目安に磨きましょう。前歯の裏側は、歯ブラシを縦にして小刻みに動かすと磨きやすくなります。奥歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間も汚れがたまりやすい場所です。また、親の利き手によって磨きにくい場所ができると、つい雑になりがち。磨きにくいと感じる場所ほど、意識して丁寧に磨きましょう。

年齢別の仕上げ磨きの目安

時期仕上げ磨きの目安ポイント
生後6ヶ月頃〜ガーゼで拭く/慣らす口に触れられることに慣れさせる
1歳頃〜仕上げ磨きを開始まずは習慣づけを優先
3〜6歳頃毎日(特に就寝前)うがいも練習。ほめて楽しく
小学校低学年頃就寝前を中心に継続正しい磨き方を教える
小学校中〜高学年様子を見て卒業へ自分で守る意識を育てる

仕上げ磨き用の歯ブラシを用意しよう

子供用の歯ブラシでそのまま仕上げ磨きをする方もいますが、仕上げ磨き用の歯ブラシを使うと磨きやすくなります。子供が持ちやすい歯ブラシと、大人が磨きやすい歯ブラシは別物。大人の手に合った、柄が長めのものがおすすめです。毛先が広がってきたら交換のサイン。清潔なものを使いましょう。

仕上げ磨きに電動歯ブラシはあり?なし?

子供用の電動歯ブラシも市販されています。うまく使えば短時間で効率よく磨けますが、手用の歯ブラシとは動かし方が異なります。小さな子は振動や音を怖がることもあり、まずは手用の歯ブラシで基本の磨き方を覚えて習慣化するのが大切です。電動が悪いわけではありませんが、「磨いた気」になりやすい面もあるので、使うなら年齢や子供の様子を見ながら検討しましょう。

仕上げ磨きは1日1回でも大丈夫?

歯磨きをしている子供達とお母さんのイラスト

子供も、登園・登校前と夕食後の最低2回は磨くご家庭が多いでしょう。とはいえ、朝は忙しく、毎回仕上げ磨きまでは難しいことも。「実質1日1回で足りるのかな」と心配になりますよね。

毎食後に仕上げ磨きができれば理想的ですが、難しいときは就寝前の1回を丁寧に行いましょう。睡眠中は唾液の分泌が減り、口の中の環境が変わりやすいため、1日1回なら寝る前が特に大切です。慣れてきたら「毎晩+休日の朝」など、少しずつ回数を増やして習慣にしていきましょう。

幼児期からしっかり続けていれば、小学生になる頃には自分でもだいぶ上手に磨けるようになります。就寝前は仕上げ磨き、朝や昼は自分で責任を持って磨く、と少しずつ自立を促すのもよいですね。

歯を守る生活習慣は、仕上げ磨きだけではありません。食後にお茶や水で口の中をさっぱりさせる、だらだら食べを避ける、甘いお菓子や飲み物の回数を決めるなど、日々の習慣も大切です。あわせて、フッ化物入りの歯みがき剤の活用や、定期的な歯科健診・フッ化物塗布などの予防も役立ちます。使用量や濃度は年齢によって目安があるので、歯科医や自治体の情報を確認しながら取り入れましょう。

仕上げ磨きの体勢と、嫌がる子への声かけ

仕上げ磨きの体勢は、寝かせたり座らせたりと、年齢によってさまざま。嫌がらせずに磨くコツをつかめると、毎日がぐっと楽になります。年齢が上がると子供の気持ちも変わっていくので、声かけの工夫も大切。仕上げ磨きは親子のふれあいの時間でもあります。無理のない範囲で、毎日続けていきましょう。

赤ちゃん期

前歯が生えたばかりの頃は、あくまで「慣れる練習」。授乳のときのような抱っこ姿勢で、口に触れられることに慣れるところから始めます。最初は上手に磨けなくても焦らなくて大丈夫。歯ブラシを持たせたり口に入れてみたりして、道具に親しませましょう。のどを突かないよう、寝転んだまま歯ブラシをくわえさせないなど、安全にだけは気をつけてください。「これはお口の歯をキレイキレイする歯ブラシだよ」とやさしく声をかけ、パパやママが磨く様子を見せてあげると興味を持ちやすくなります。

1〜3歳頃

子供の仕上げ歯磨きをするお母さんの手

体が大きくなってきたら、仰向けにしてママ・パパのひざに頭をのせると磨きやすくなります。子供が自分で磨いたあとに「次はママの番!どれどれ、きれいになってるかな?」と声をかけると、楽しく口を開けてくれることも。好きなキャラクターの歯ブラシを用意したり、歯みがきの絵本を読み聞かせたりするのもおすすめです。

3〜6歳頃

引き続き、仰向けの姿勢で仕上げ磨きを。座って行うときは、子供の斜め後ろに座り、後頭部を支えると安定します。自分で磨けたことをしっかりほめてから、「磨き残しはないかな?」とやさしく確認しましょう。この頃になるとうがいも上手になってきます。フッ化物入りの子供用歯みがき剤を、年齢に合った量で取り入れるのもよいでしょう。

小学生

小学生になると永久歯が生えはじめ、歯並びも気になってきます。友達と過ごす中で甘いお菓子を食べる機会も増えるでしょう。「もう一人で大丈夫」という気持ちも芽生えてきますが、磨き方や歯の状態を見ながら、卒業のタイミングを一緒に決めていきましょう。歯並びや汚れ、気になる変化があれば、早めに歯科医へ相談すると安心です。

仕上げ磨きのよくある疑問

Q.仕上げ磨きは何歳まで?

A.少なくとも小学校低学年頃まで、子供が嫌がらなければ中〜高学年頃まで続けてもかまいません。手先の器用さや磨き残しの様子を見て判断しましょう。

Q.子供が嫌がって口を開けてくれません。

A.力の入れすぎで痛い思いをさせていないか見直しを。短時間で切り上げる、ほめる、遊びの要素を入れるなど、楽しい雰囲気づくりが続けるコツです。

Q.歯みがき剤(フッ化物)は使ったほうがいい?

A.虫歯予防に役立つとされますが、年齢によって使用量・濃度の目安があります。歯科医や自治体の情報を確認して、適した量で使いましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

おすすめの記事