ペットボトル工作の動物作りに関する記事

『ペットボトル工作で動物づくり!簡単な手作りアイデア3つ』

ペットボトルで工作する動物アイデア3種!超簡単なので自由研究や普段の遊びにおすすめ!1本で3つできちゃう海の動物に何でも食べちゃうパクパクおもちゃ!ブタの貯金箱の3つの作り方をご紹介します。子育て4コマ漫画もお楽しみに!

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ペットボトル工作でパクパク動物を作って遊ぼう!簡単エコおもちゃの作り方

ペットボトル工作の中でも、動物をモチーフにしたおもちゃは、多くの子供達が大好きなのでおすすめです。ここでは、1歳前後の赤ちゃんや、指先の運動を促したい幼児が楽しく遊べる、知育要素のあるパクパクおもちゃの作り方を紹介します。

ペットボトルに四角い穴を空けて工作すれば、可愛い動物おもちゃに大変身します。ペットボトルのキャップで作ったエサを、動物の口めがけてパクパク食べさせて遊びます。

口の中にエサをぱっくん!と入れるだけの単純なおもちゃですが、食べたエサが透明なペットボトルの中で見えるのが楽しいようで、指先の集中力や、モノの把握を養うのに役立ちます。我が家の子供たちにも評判の良いおもちゃでしたよ!

パンダのエコおもちゃの工作に使う材料

  • 2Lの四角いペットボトル
  • ペットボトルキャップ(エサとして、できるだけたくさん)
  • ハサミ(紙用とペットボトルを切る用)
  • カッター
  • カッターマット
  • 油性マジック
  • ビニールテープ(赤、黄、緑などカラフルな色)
  • 両面テープ
  • 色画用紙(パンダの黒部分用)

ペットボトル工作のパクパク動物おもちゃに使うペットボトルは、安定性があり、口となる面が広い2Lの四角いペットボトルがおすすめです。キャップはエサに使うのでたくさんあるほうが、長く集中して遊べます。

カッターとカッターマットはペットボトルを切る際に使用します。カッターの扱いは危険なため、必ず大人が行ってください。油性マジックは目や模様を描くのと、エサとなるキャップに食べ物の絵を描くのに使用しました。

ビニールテープは、切り口をカバーして安全を確保する目的と、エサに使うキャップに巻いて色付けをする目的があります。赤や黄色や緑など、食べ物を連想させるカラフルな色を選ぶと、より楽しくなります。両面テープと色画用紙は100円ショップのものを活用しました。色画用紙はパンダの目や耳、手足の黒い部分に使います。

パクパクパンダのエコおもちゃ工作!エサを食べさせられる作り方(幼児向け知育おもちゃ)

ペットボトルで動物おもちゃを工作する際、カッターを使用する工程があります。子供と一緒に工作する際は、カッターで怪我をさせないように、大人が細心の注意を払って行ってください。カッターでペットボトルを切る際のコツなども一緒に紹介します。

1カッターを使ってペットボトルを四角く切り抜く

カッターを使ってペットボトルの側面に、エサとなるキャップが入る大きさの穴を縦2cm横3cm程度に切り抜きます。カッターでペットボトルをカットするコツは、力を入れず、何度も優しく同じ場所をなぞるように傷を付けて切ることです。無理に力を入れると、カッターの刃が滑って危険です。

2切り口にビニールテープを貼る

手順1で切り抜いた穴の切り口にビニールテープを貼り、パンダの口を作るのと同時に切り口で怪我をしないようカバーします。二重に貼るとより安全性が高まり、安心して楽しめます。この工程は、子供の安全のため非常に重要です。

3色画用紙でパンダのパーツを作りペットボトルに貼る

黒い色画用紙をハサミで切り、パンダの耳や目の周り、手足に使うパーツを作ります。パーツを作ったら両面テープでペットボトルに貼り付ければ、パクパクパンダさんの出来上がりです。この工程は、子供と一緒に形を考えながら進めると楽しいでしょう。

4キャップにビニールテープを巻く

ペットボトルのキャップに、赤や黄色などカラフルなビニールテープをぐるぐる巻き、パクパクおもちゃのエサを作ります。キャップ以外にも、おもちゃの口から入る大きさであれば、ボタンや小さなおもちゃなどで代用できます。

5キャップのエサに食べ物の絵を描く

手順4のビニールテープで巻いたキャップに、野菜や果物など食べ物の絵を油性マジックで描きます。ここで、あえて食べられない物を描いて「食べられない物、ど~れだ」とクイズにすることで、遊びに識別の要素を加えても楽しめます。

6パクパクおもちゃで遊ぼう!

我が家の兄弟は兄がパクパクパンダ、弟がエサやりの人の役になったらしく「好ききらいしないでたべてねー」とお話ししながら楽しく遊んでいました。この遊びは、ごっこ遊びやお片付けの習慣につながる点もメリットです。好き嫌いしないでなんでもたべるパクパクパンダを見習ってほしいものですね。

ペットボトル工作で海の動物を作ろう!部屋に飾ればプチ水族館(小学生の自由研究にも)

ペットボトルの形状を生かした海の動物、イカとタコとクラゲを早速工作してみましょう。一緒に作れば幼児も楽しめるペットボトル工作ですが、工程が簡単なので小学校1年生や低学年の夏の自由工作にもおすすめです。

ペットボトル工作の動物づくりは、家庭にある道具を使えば材料費をほとんどかけずに済みます。特に3種の海の動物は、ペットボトル1本だけで作れるので、エコにもつながり、リサイクル意識を育む良い機会にもなります。

海の動物(イカ・タコ・クラゲ)の工作に使う材料

  • 1.5Lの炭酸飲料のペットボトル
  • 白と透明のビニール袋(薄すぎないものがおすすめ)
  • 赤白黒のビニールテープ
  • カッター
  • カッターマット
  • ハサミ(ペットボトルが硬い場合はキッチンばさみが便利)
  • 黒い油性マジック
  • 両面テープ
  • ひも(吊り下げ用)

ペットボトル工作の海の動物3種類は、ペットボトル1本から特徴の違った動物が作れて楽しいです。今回は、強度がある炭酸飲料の1.5Lペットボトルを使いました。

ビニール袋はイカとクラゲの足に使うので、白い物と透明の物を準備します。ペットボトルをカットする際は、通常のハサミよりキッチンばさみを使うと、比較的安全でスムーズに作業できます。

材料で紹介したものをきっちり守らなくても、お家にある物で代用できるのが工作の魅力です。身近にある物を活用して、アイデアを膨らませて工作を楽しんでみて下さい。

海の動物(イカ・タコ・クラゲ)の工作!ペットボトル1本で3種類作れる

ペットボトル工作で海の動物を作るのに、今回は1本を3つに切り分けたペットボトルを使います。それぞれの形状を生かしてイカ、タコ、クラゲを作り分けます。

私は4歳と2歳の子供2人に「これは何になるかな?」とクイズを出しながら工作し、完成した海のかわいい動物をお部屋に飾って、プチ水族館にしてみました。子供の想像力を刺激するきっかけにもなります。

1ペットボトルを3つに切り分ける

ペットボトルをハサミとカッターを使って写真のように3つに切り分けます。はじめにカッターで切り込みを入れてからハサミでカットすると切りやすいです。ペットボトルの硬い部分は力を入れすぎないよう注意しましょう。

ペットボトルの注ぎ口のある上部はイカに、くびれがある中間はタコに、底の部分はクラゲになります。それぞれの形状が動物の特徴に似ているのがポイントです。

2切り口にビニールテープを巻く

手順1でカットした三つそれぞれの切り口にビニールテープを貼り、内側に折り込みます。これにより、切り口で怪我をしないようにガードする重要な役割を果たします。この作業を行う時に指を切らないよう注意してください。

3タコは赤、イカとクラゲは白いテープを巻く

タコには赤いビニールテープを巻き、イカとクラゲは白のビニールテープを巻きました。ビニールテープをしっかりと巻きつけることで、見た目の美しさと、さらに切り口の安全性を高めることができます。キャップはタコの口に使うため、いったん外しておきましょう。

4タコにキャップを付けてビニールテープを貼る

まずタコから作ってみます。たこの口になるのはキャップです。写真のようにキャップをビニールテープで真ん中ぐらいに貼り、その周りもビニールテープでコーティングしていきます。キャップを付けることで、タコらしい立体感が生まれます。

5タコの顔と足を作る

ペットボトルを真っ赤にコーティング出来たら、油性マジックやビニールテープを使ってタコの顔と足を描いていきます。タコは足が8本あるので、数の学習にもなりますね。ぴゅー!と今にも炭をはきだしそうなタコさんの出来上がりです。

6ビニール袋でイカの足を作る

白いビニール袋を縦25cm×横20cm程の長方形にカットし、下の10cmぐらいを写真のようにハサミで切り、イカの足を作ります。フリンジ状に細かくカットすることで、水中で揺らめくイカの足のような動きが出ます。上には両面テープを貼っておきます。

7白くコーティングしたペットボトルにビニールを貼りイカの顔を描く

手順5のタコと同じように、白いビニールテープでコーティングしたペットボトルの内側に手順6のイカの足を貼り、油性マジックで顔を描いたら可愛いイカさんの出来上がりです。イカの細長い体の形状をペットボトルで表現できています。

8ビニールでクラゲの足を切る

透明なビニールを縦20cm×横20cmぐらいにカットし、上に両面テープを貼りハサミで写真のように切り込みを入れます。ビニールは少し厚手の物を使うと切りやすく、吊るした時にひらひらと綺麗に見えます。クラゲの足は細く長く切り込みを入れるとよりクラゲらしくなります。

9ペットボトルに足を貼って顔を描く

ペットボトルの底の内側部分に手順8のクラゲの足をぐるりと一周貼り、クラゲの顔を描きます。クラゲは透明なペットボトルの質感を生かしてそのまま使います。ひらひらクラゲさんの出来上がりです。

10ひもを付けて完成!

3つの海の生き物にビニールテープで紐を付ければ、ペットボトル工作でできる海の生き物3種類の完成です。吊るして飾ることで、お部屋が手作りの水族館になり、子供達の達成感も高まります。

今回は綿の紐を使いましたが、紐なら何でも良いのでお家にある物で代用してください。魚介類が大好きなので、作っているとお腹が空いてきちゃいますね。

ペットボトル工作で動物貯金箱を作って学ぼう!リサイクルの自由研究(小学生向け)

ペットボトル工作でかわいいブタの貯金箱を作ってみるのもおすすめです。飲んでしまって不要になったペットボトルをリサイクルして、更にお金まで貯められるなんて、なんだかとってもお得な気持ちになりますね。

今回はペットボトルのキャップ部分をブタの鼻に見立てました。小学生のいる家庭の夏休みの自由研究にもぴったりです。リサイクルやお金の学習といったテーマにもつなげることができます。

自由研究ではペットボトル風車の作り方なども人気がありますので、2種類のペットボトルを使ったリサイクル工作をして提出しても良いでしょう。貯金箱は、完成した後に継続して使用できるというメリットもあります。

ブタの貯金箱の工作に使う材料

  • 300mlの丸いペットボトル(短くコロンとした形状)
  • 両面テープ
  • ペーパーストロー(ブタの足として)
  • マスキングテープ(ブタの柄や色として)
  • ビニールテープ
  • 油性マジック
  • カッター
  • ハサミ
  • カッターマット

動物貯金箱の工作に使うペットボトルは、短い300ml程度の丸くコロンとしたペットボトルが向いています。材料にはホット飲料のペットボトルやミニサイズの炭酸飲料のペットボトルがおすすめです。

両面テープは足になるペーパーストローを付ける際に使用します。マスキングテープはブタの柄になるので、好みの柄を選んで個性を出しましょう。

ビニールテープと油性マジックは目に使用しました。カッターとハサミとカッターマットは、ペットボトルに切り込みを入れる時とストローをカットする際に使います。小さい子供の手の届かない場所に保管し、カッターを使う際は大人が必ず手伝ってください。

ブタの貯金箱を工作!小学生にも作れる簡単な作り方

ペットボトルで動物の貯金箱を工作すると、表面が丸く滑りやすいため、お金を入れる穴を切り取る際は注意が必要です。ただしその他はとっても簡単なので、小学生の自由研究にもおすすめです。

カッターは小学2年生になると学校で習い始めることが多いですが、慣れない作業は危険です。学校でカッターを習う前の低学年の子や、ペットボトルが不安定で切りにくそうな子の場合は、カッターの部分だけ大人が手伝ってあげましょう。

今回はブタの柄をマスキングテープでコーティングしましたが、マスキングテープ以外にマジックで絵を描いたり、紙粘土で更に豪華にコーティングしたりしても素敵です。ぜひ子供と一緒にオリジナルの貯金箱を作ってみて下さい。

1ペットボトルにお金を入れる穴を空ける

カッターやハサミを使って、ペットボトルに0.5cm×2.5cm程度のお金を入れるための穴を空けます。穴を切る際は、ペットボトルが滑らないようしっかりと固定し、ケガに注意してください。

2切り口をマスキングテープでガードする

写真のように、手順1で切った穴の切り口をガードするためにマスキングテープを貼ります。二重に貼りました。マスキングテープは指で簡単に切れるので、子供でも作業しやすいのが利点です。この作業で、お金を入れる際に指が切り口に触れるのを防ぎます。

3ペットボトル全体をマスキングテープで巻く

お金を入れる穴をふさがないように気を付けながら、マスキングテープで全体を貼って行きます。初めにキャップや底など凹凸がある部分を貼ってから、本体を貼るとキレイに貼れます。色や柄を組み合わせて、個性的なブタさんに仕上げましょう。

4マスキングテープの耳を付ける

マスキングテープを重ねてハサミで耳の形に切った物を、写真のようにペットボトルに貼ります。キャップ部分の鼻を中心に、バランス良く耳を付けてあげましょう。テープを重ねて切ることで、簡単に同じ形の耳が2つ作れます。

5ブタの顔を作る

丸く切った白いビニールテープの中に油性マジックで目を描き、ブタの顔に貼ります。鼻のパーツとなるキャップには、油性マジックで鼻の穴を描きます。どんどんブタさんが出来上がってきました。

6ペーパーストローを切って足を作る

ペーパーストローを2~3cmに切って4つ用意し、足を作りましょう。まずは写真のように途中まで切り込みを入れて開きます。ストローの代わりに、短く切ったラップの芯なども代用できます。

両面テープで本体に切り込み部分を密着させて貼り、更に切り込みを隠すように上からマスキングテープを貼れば、ペットボトル工作のブタの貯金箱の完成です。お金を貯める楽しさを教える良いきっかけにもなりますね。

子育て4コマ漫画:ペットボトル工作はエコで地球と家計に優しい!でも…

ペットボトルで工作することで、リサイクルして普段捨ててしまう物を新しい物に生まれ変わらせる。子供たちにはそんなモノを大切にする心と作る楽しさを学んでもらえればいいな、と思いながらこの記事を作成しています。

私がクラフトショップで働いていた頃、工作教室のワークショップをしたことがありますが、小さい子供達の発想はとても新しく、大人の私には思いつかないようなアイデアがたくさんでてきました。

未来の子供たちには可能性がいっぱいです。ペットボトル工作では動物以外にもアクセサリーなど色々な物を作れますので、たくさん手を動かして、想像力や創造性を伸ばしてあげたいですね。手作りの過程を大切にして、親子で工作を楽しんでください。

この記事を書いたライター

平山あおい

イラスト、料理、手芸が大好きな2児のママ!美術学科卒後、アート&クラフトショップにて勤務。育児中でも楽しめる生活情報をご提案します。