小学生のお小遣いチェック!学年別相場/使い道/ルール事情30
皆さんはお子さんのお小遣いをどのように決めましたか?「お友達と比べてあまりにも少なすぎては可哀想」「子供に大金を持たせるのは良くない!」など、親にはそれぞれの価値観があるものです。
けれどいざ我が子にお小遣いを渡すとなるとよい方法を模索中のパパママも多く、お小遣いの平均的な金額や年間の相場など他のご家庭のお小遣い事情も気になるところですので、小学生のお小遣い事情を覗いて参考にしてみましょう。
Q小学生のお子さんのお小遣いの金額やルール等を教えて!
小学生のお子さんがいるご家庭のお小遣い事情を、低学年・中学年・高学年と学年別にご紹介しますので、同じ学年の子供を持つご家庭のやり方だけでなく、下や上の学年のやり方も参考にしてみるとよいでしょう。
小学校低学年(1年生・2年生)
小学生の場合、低学年はひらがなや計算を習っていなかったり慣れていなかったりするためお小遣い帳による金銭管理が難しく、与え方によっては子供の金銭感覚が育たないなどルール作りに工夫が必要です。
A一律300円
現在、小学2年の男子が2人ですが、一年生の時からお小遣いは300円です。学校で子供だけの買い物が禁止されているため、月に2回ぐらい、多いときは3回ぐらいですが家族で買い物に行きます。そのときに、子供は、妖怪ウオッチのカードや関連のものを買っていました。
お小遣い帖はつけさせてはいませんでした。うちでは、足りなくなるとまた、あげるということはせずに月々渡しています。
A学年×100円で現在2年生なので200円
現在学年×100円で月200円あげていて、私が見て教えながらお小遣い帳をつけさせています。まだ低学年ではひらがなや計算につまずき、苦痛になってしまうからです。数か月分溜めて本を買ったりしています。200円では特に大きなものは買えないので、ほとんど文房具やお菓子などの欲しいものは実質的に親が買ってあげています。
今の段階ではお金を計画的に使って金銭管理や金銭感覚を身に着ける練習をしているという状況です。それでも欲しい本などを一生懸命お金をためて買うことで、お金の大切さが学べているようです。
A月々は0円、お年玉や親類からのお小遣いで、年間2万円位です。
子供は小学1年ですが、まだお小遣いはあげていません。使う機会が無く、子供だけで外出する機会もまだ少ないからです。買い物に行く時は、常に親が一緒なので、何か買いたいものがある場合は、親の財布から出しています。
子供同士で学校の放課後などに遊ぶ際にも、飲み物は水筒を持たせますし、お友達もお金を持っていない子の方が多いです。もう少し成長して、必要だと感じるようになったら、お小遣い制を始めてみようかと思っています。
A月々は0円、お年玉で2万円
現在子供は二年生です。月々のお小遣いはまだあげてあません。理由は、まだ本人がほしがらないのと、自分で金銭管理ができないと思うからです。生活に必要なものは親が買ってあげています。必要でないもの、例えば趣味の本やかわいい雑貨なども、親が時々買ってあげています。
お年玉は2万円ぐらいもらっています。もらった時に一つ好きな物を買ってあげて、あとは親が貯金しています。クリスマスと誕生日に大きな物は買ってもらえるので、お小遣いは特に必要ないようです。高学年になって、自分で無駄遣いせずに管理できるようになったらあげたいと思っています。
Aお手伝いをしたら1円。月に300円くらい
月の金額は決まってませんが、お手伝いをしたら一回につき1円制度にしています。子供は金額の価値をまだわからず、枚数で喜んでいますので、価値が分かる様になってから金額を決めようと思います。
貯金箱に入りきれなくなったら子供の通帳に一緒に入れに行きます。子供はまだ自分のお金で何かを買うということはまだありません。
Aお年玉で賄っています
私の家の子供はお小遣いをあげていません。年末年始におばあちゃんやおじいちゃんからもらうお年玉で賄っています。お年玉自体もそんなに使わないので、お小遣いの必要性がないと思っています。
まだ子供が小さいので、遊びに行くときは親も一緒なので、その時に買い物のチェックをして必要なときは買います。必要がなければ買いません。そもそもまだお小遣いが必要がないとおもいます。お金があってもお菓子やおもちゃしか買わないので必要性がないです。
A学年×100円+100円
小学校入学と同時にお小遣いをあげることにしました。金額は学年×100円+100円です。お小遣いをあげる条件として、休日に花の水やりをやるということにしました。普段友達と遊ぶ際は、財布を持たせず買い食いすることもまだ許可していないので、専ら貯金箱に貯めているという状況です。
年に数回あるお祭りの時に、そのお小遣いを持ち出して自分の好きなものに使わせています。お小遣い帳はつけていません。普段の生活でお小遣いが足りなくなった!ということは今のところありませんね。
A0円
お小遣いを上げていない理由は、一人で単独で行動し、何かを自分で支払う必要がないためです。しかし、お金の重要性に関しては、教えてあげたいと思うので、何かお手伝いをしたり、がんばったりしたらその都度、その作業のむずかしさ、一般的な価値を考慮したお金を、本当に少しですがあげています。
お菓子を買うときなども100円与えて、その範囲内で選んでよいなど、子供といっても、個人の意見を尊重してあげるようにしています。
A特にお小遣いはあげていません
現在小学1年の男の子ですがまだお小遣いはあげていません。理由はまだお金の価値もよくわかっていないことと、自分で使う時がないためです。必要なものは買ってあげていますし、本人もまだお小遣いをほしいとも言いません。
兄や姉には小学校の3年からお小遣いをあげるようになったので、その頃にになったら決まったお小遣いをあげようかと思っています。
A月々はなし、お年玉や臨時で親戚からもらう
低学年の今は、どこかに出かける時も、まだ親と一緒なので、何か欲しいものは、親が買ってあげることで済んでいるので、まだ月々定額制のお小遣いはあげていません。
そのうち、お友だち同士ででかけるようになり、生活必需品のほかにも、文具が欲しくなったり、お菓子を買って食べるようになったら、あげたいと考えています。
小学校中学年(3年生・4年生)
プレ思春期の小学校3年生以上の子供は、ルールの変更や使い道への注意が必要となりますので、子供と話し合いの機会を持つのも一つの方法です。
A300円
我が家の息子にはお小遣いは月300円をあげていますが、学校で使う文具などは買ってあげるので、あまり使わないで貯金しているようです。たまにお友達と駄菓子屋へ行くくらいで、お小遣いが足りないということはないです。
ただ、そろそろ漫画にも興味を持ちだしたので月刊誌を買うようになったら、お小遣いの金額を見直さなければならないかと思っています。
A月々は0円で、お年玉や年数回祖父母から15000円くらい
小学4年生の娘がいますが、まだお小遣いはあげていません。なぜなら、お菓子やジュース、文具品などは、一緒にいる時に家のお金で買うからです。毎月買いたい漫画本があるようですが、それらは年数回もらうお小遣いで買わせています。
これまで何度かお小遣い制にしようかと主人と話し合いましたが、結局欲しいものが漫画本だけなので実現には至っていません。中学生になったら、オシャレ小物などにも興味が出ると思うので、その時には月1000円~1500円位を渡そうかと思っています。
A月に500円です
現在小3の息子がいます。1ヶ月のお小遣いは500円と決めてあげています。お金の使い方は本人に任せていますが、前から欲しいゲームソフトがあったようで、お小遣いを貯めて欲しかったゲームソフトを買っていました。
自分でしっかりと貯金できていたことにとても感心しました。貯金すれば欲しいものが買えると分かったらしく、無駄遣いもあまりしないです。足りない時で、テストが100点だった時などはご褒美に少しだけサービスでお小遣いをあげる場合もあります。
A月々500円お年玉2万円くらいなので、年間2万6千円くらい
月々のお小遣いからは好きなものを買わせています。ガチャガチャやカードゲームなどはお小遣いから出してやりくりさせることで、お金の大切さを分かってもらいたいと思いました。それまでは欲しいときに与えていたので、月々に子供に与える金額は減りました。
誕生日やクリスマスのプレゼント以外でゲームソフトが欲しいときなどは、自分専用にためている通帳からお金をおろして使わせているので、銀行に預けている金額も本人に把握できるようにさせています。高額なものが欲しくなった時はお小遣いや祖父母がたまにくれるお金を貯金して目標額に達するまで貯めています。
A一か月に1500円。そのほかにお年玉2万円程度。
自分が欲しいものは、ほとんど小遣いで買わせています。服や学校でいるもの、おやつ、ちゃおなど、必要最低限のものは親が買います。ガチャガチャがしたい、高めのおやつなど贅沢だと感じるものは本人に買わせるようにしています。
『使い過ぎてお金が無くなって困った』ということも学ばせる必要があると思うので、お小遣いがなくなっても補てんはしません。
A月々お小遣いとしては渡していません
お小遣いをあげていない理由の1つは、お金を持つ必要性がまだ無い年頃だと考えているからです。学校で必要になる用具はその都度買い与えていますし、友達の誕生日プレゼントは手作りのお菓子等を一緒に作りますし、本や遊具などは図書館で借りたりリサイクルで頂いたりしたもので十分だからです。
お金を使うという行為は中学生になってからと我が家では考えています。その時は毎月決まった金額を渡すというより必要な金額をその都度渡すつもりで、こちらから用事を頼んだ事に関しての御駄賃としては1回につき500円等と決めて渡すつもりです。
A月々は0円でお年玉は親戚など含めて年間1万円くらいです
月々のお小遣いはあげていません。あげようと思ってお小遣い帳も買い、一度お小遣いをあげたのですが、それっきり子供も特に欲しがらず、親も忘れていたため今に至っています。お手伝いをしたときにお駄賃として数十円渡すことはあります。
お年玉も貯金して自分で管理していますが、今のところきちんと欲しい物だけを買うことができています。小学5年生くらいになったらお小遣い制にしようかなと考えています。
A月々は0円だけど、欲しいものは相談して購入
周囲の家庭ではだんだんお小遣い制を始めているようですが、我が家ではあげていません。まだ子供の判断でものを買わせるのに不安があることと、家計に余裕がないからです。しかし、子供が欲しいものがあるといったら、相談の上買うようにしています。
物の値段ではなく、どれだけ欲しいか、買ったらどうするかを一緒に考えます。これは将来お小遣い制になったとき、自分で判断する力をつけるための訓練だと思っています。子供も今はそれで満足しているようです。中学校に入るまでは、今のままでいいと思っています。
Aお年玉15000円程と毎月500円
小学生になってから、毎月お小遣いを渡す事に決めました。ひと月500円で、おこづかい帳を必ずつけるように決めています。出先でガチャガチャをやったり、マンガの本を買ったり、基本的には自由にさせていますが、親の目が届かないところでは財布を持って出かけないようにさせています。
買い食いをさせたくないので、今は食べ物を買うことも禁止しています。手持ちのお金でやり繰りさせて、足りないから渡すということはありません。誕生日やクリスマス以外でゲームのソフトなのどの高額のものが欲しくなったりすると、預かっているお年玉から切り崩したり、毎月のおこづかいを貯めたりしています。
A一週間に100円とお手伝いのポイント制
我が家では小4の娘に一週間に100円あげています。特に購入するものがないとほとんど貯金箱に入れているようですが、たまにファンシーショップなどに連れていくとたまったお金でシールやペンなどの小物を購入しているようです。
その他にもお手伝いをするたびに5円、10円と細かい料金設定でお小遣いをあげています。お小遣い張はつけていません。足りなくなったら何気なくほしいものを買ってあげています。
小学校高学年(5年生・6年生)
小学生も高学年になると自らお小遣いアップをアレコレ理由をつけてお願いしてくる子もいますが、実はそれがディベートの練習にもなりますので無下にあしらわずに話を聞いてあげましょう。
A年齢×00⇒例えば10歳×00=1000円
我が家では10歳からお小遣い制を導入しています。年齢×00ですので、初めてのお小遣いは1000円になるというわけです。勿論、お小遣い帳を付け始めるのも一緒です。現在、小学6年生の長男は毎月1200円を主人の給料日にもらっています。
主人は一カ月を1200円のお小遣いでやりくりをさせるわけではなく「如何にして来月への繰り越しが出来る金額でやっていけるのか」を期待しているようです。
相手は小学生ですので足りなくなる月も出てきます。そんな時のために、私はお手伝いをさせて「御駄賃」をあげています。そのお駄賃は毎月のお小遣いを入れておく貯金箱とは別の入れ物に入れさせています。
A学年×100円+100円
お小遣いをあげ始めたのは小学4年生からです。当初は学年×100円ということにしていましたが、土日祝と夏休み等の長期休暇中は風呂掃除を担当するという条件で、5年の進級時に100円を上乗せすることになりました。使い道は主に友達同士で遊びに行った時のジュースやおやつ代に使っているようです。
文具類は親が出しています(但しキャラクターブランド等の付加価値がついたものは、本人のお小遣いから出す)。お小遣い帳は貰いだした当初は張り切ってつけていていましたが、今ではつけていません。足りなくなった場合は基本次の月までガマン。どうしても必要な場合はお年玉を取り崩して対応させています。
A1200円
毎月おこずかいは1200円です。その中で毎月発売される雑誌を買わせています。あとは友達と遊んだときにジュースを買ったり、シールを買っています。おこづかい帳は自分から書いています。
足りないときは貸して次のおこずかいが入ったら返してもらっています。足りないからとすぐあげると、もう高学年だしなぁなぁになるのもよくないので、ちゃんとしています。
A1ヶ月1000円
現在、小学校5年生の長男がいます。小5で1000円という金額は多い方であるかも知れませんが、この額を与えるにあたっては、子どもと私の間でいくつかの取り決めをしています。まず、1000円もらったうちのいくらかは毎月貯金箱に入れて貯金する。貯金額は子どもに任せますが大体、300~500円ぐらいでしょうか。
また、残りのお小遣いで自分の買いたいものや、学校で必要な学用品をまかなわせています。自由に使えるお小遣いも私の方で管理し、必要な時に本人に渡すようにしているため、足りない事や何に使っているかわからないと言ったことはありませんが、年齢と共にお小遣いのあり方も変わるので試行錯誤です。
A月300円で、なくなったら補充
5年生の息子には、月に300円お財布にいれてあげています。この金額は目安で、もしなくなってしまったら補充してあげるようにしています。子供は主に友達と駄菓子屋に行くときに遣うので、十分に足りているようです。
残りの金額でどれだけ遣ったかわかるので、特にお小遣い帳はつけさせていません。他の用途に遣うときは、その都度別で渡しています。
A1000円で必要なときは理由を聞いて都度
塾通いをしているので、友達付き合い等で必要な分として1000円を渡しています。ただし、他の子と比べることや奢り奢られる等の事は禁止にしています。お金を稼ぐことはとても大変なことであることを伝えつつ、お金によってトラブルになる怖さも教えています。
お小遣い帳に関してはマメに記録するようなタイプの子ではないため強制はしていませんが、不足する際はどんな理由で必要なのかを必ず向き合って聞くようにしています。
A月々の小遣いなし。お年玉などの臨時収入は年間1万5千円ほど。
決まったお小遣いを与えていないのは、特に本人も必要性を感じていないようだからです。欲しいものや、必要なもの(主に文房具)はその時々に買うか、お金を渡して買いに行かせます。
また、外で遊びにお金を使うこともなく、買い食いもしないのでこれといってお金を使うことがないようです。「中学生くらいになったら、また見直そうね」と言っています。
Aお年玉や親戚からのお小遣いのみ
月々のお小遣いはあげていません。友達の家に行く時に持たせるおやつも、親がスーパーなどで安い時に、買いだめしておいた方が得だし、月々買っている漫画代も「いくら?」と聞いて、その代金だけ渡しています。
友達と駄菓子を買いたいとか、カードを買いたいという時は、その都度渡していますが、そろそろ自分で考えて自由に使えるお金を渡そうと考えています。
A月々500円
毎月主人が息子に500円ずつ渡しています。息子はカードゲームのカード購入に使っています。欲しいものが高い価格の場合は、誕生日に購入してもらうと決めているようです。その他、連休や祝日など学校がお休みの時などは、別でおこづかいを渡します。
男子ですのでそれほど使い道は無いようです。足りなくなったら、その都度必要な理由を聞いて渡します。
A1週間に150円、あとはお手伝いでポイント制
お小遣いは毎週土曜日に150円与えています。学用品やお菓子等生活に必要なものは買い与えているので、自分の趣味の工作の材料などを購入することに大方使っているようです。
また、それにプラスしてゴミ出し5円やトイレ掃除15円など、生活の中でのお手伝いでもお小遣いを稼げるようにさせています。お小遣い長は特につけていませんし、足りない時にはさりげなくほしいものも買い与えています。