育ちが悪い子供とは?に関する記事

『育ちが悪い子供と思われる13の特徴!なぜ嫌がられるの?』

「育ちが悪い」と他人から言われる子供は、そのまま成長してしまうと将来就活や仕事で損をすることがあると言われています。どのような特徴があると「育ちが悪い」と言われてしまうのか、育ちがいい子供に育てる方法等をご紹介します。

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育ちが悪いと思われる子供の特徴と、育ちの良さの本質である「思いやり」を育むための親の関わり方

「育ち」とは、子供の頃に育った環境や家庭でのしつけによる育てられ方を指す言葉です。「育ちが悪い子供」と他人から思われてしまう場合、言葉遣いやマナー、社会のルールなどが身についていないため、他人に不快感を与えていることが多いです。

育ちの良さの本質は、決して表面的な「お行儀の良さ」だけではなく、「他者への配慮と思いやりの心」にあります。この「思いやりの心」が社会で生活するためのルールやマナーとして行動に現れるのです。

今回は、育ちが悪いと言われてしまう子供の13の特徴、育ちの悪さが子供の将来に及ぼす影響、育ちがいい子供に育てるための本質的なポイント、そしてお友達との付き合いへの親の対応などについて一緒に考えていきましょう。

育ちが悪いと思われてしまう子供の特徴13

多くの親は子供にきちんとしつけをしているつもりです。けれどしつけの方針は各家庭で異なるため、残念ながら次のような子供の言動や様子によって、周囲に「育ちが悪い子供」という印象を与えてしまうことがあります。

乱暴な言葉遣いや、他人を傷つける言葉が多い

特に幼児期は「バカ」「アホ」「クソ」などの他人を傷つける言葉を発する子供が増えます。親が否定する言葉に興味を持つ時期でもありますが、正しい日本語や他人への配慮、思いやりを身に着けさせたい時期だからこそ、周囲の親にとっては我が子にとって悪影響を与えかねない存在です。実際にその子の言葉で我が子が傷つけられることもあるため、「育ちが悪い子供」と警戒されてしまうのです。

暴力的な行動やすぐに手を出してしまう

言葉でうまく自分の気持ちが伝えられない幼児や小学校低学年の子供は、すぐに手を出してしまうなどの暴力的な手段で気持ちを伝えがちです。他人の痛みを想像することが困難な年齢でもあります。

暴力は絶対に許されないという共通認識が社会にはあります。可愛い我が子が暴力を振るわれたとなれば、親として簡単に許すことができず、「育ちが悪い子供」と悪く思うことで気持ちに決着をつけるしかないのです。親が暴力を否定し、適切な感情の表現方法を教えることが大切です。

挨拶ができない、無視をする

反抗期などで親が挨拶のしつけをしっかり行っていても、目を合わせずに挨拶したり無視したりする子供はいます。挨拶は社会との最初のコミュニケーションであり、相手への敬意を示す基本的な行為です。

無視は立派な暴力の一つであり、大人も子供も不快な気持ちになったりダメージを受けたりしてしまう行為です。園や学校でも挨拶の大切さを教えているため、「それでもできないのは親が適切に教えていないからではないか」と育ちの悪さを疑われてしまうのです。

服装が不潔でだらしない

子供の服は汚れるものですが、こまめに洗って清潔にしているか、シワだらけではないか、穴が開いていないか等、衛生面やだらしなさへの配慮は子供を育てる養育者が行うべき責任の一つです。清潔な服装は、子供への愛情や関心の表れでもあると周囲は判断します。

あまりにもひどい状態だと、周囲の大人たちは子供の健全な育ちに必要な環境が与えられていないのではないかと懸念してしまいます。清潔感は社会性の基本であり、自分を大切にする気持ちにも繋がるのです。

顔や体が汚れている、衛生習慣が身についていない

時間がない、面倒、水が苦手などの理由から、朝顔を洗わなかったりお風呂に入らなかったりする子供もいます。けれど大人だけでなく子供達もお友達の姿を見ています。

目ヤニや口の周りの汚れ、口臭や体臭、フケなどの汚れは、他者に不快感を与えてしまいます。お友達も「汚いからきれいにしようね」と親に言われて行っていることが多いため、他者の衛生面の不備に敏感に反応します。そのため、周囲の大人たちは衛生面へのしつけが行き届いていないのではないかと疑ってしまうのです。

咳やくしゃみを手で押さえない(咳エチケットの欠如)

小さな子供はきちんとしつけられていても、突然の咳やくしゃみに反応して手で押さえられないことがあります。しかし、咳エチケットは他人への感染予防と配慮の基本です。

親が「子供だから仕方がない」で済ませて、公共の場でも何も努力を怠る姿勢は、「自分や子供の安心・安全が阻害される」という周囲の不安を生みます。マスクの着用やハンカチで口を覆うなど、子供ができる範囲でエチケットを守る努力を親が促すことが大切です。

手を洗った後、ハンカチで拭かない(持ち物の管理の問題)

せっかく手を洗ってもハンカチを持っていない場合、その場に置いてあるタオルか洋服などで拭くしかありません。清潔なハンカチを持たせることは、衛生面へのしつけと、自分の持ち物を管理する習慣の両方に関わってきます。

何度も続くとなると、周囲は子供がハンカチを持ち歩かない理由は何なのか、不衛生なだけに気になってしまいます。「親は声掛けをしていないのかな」「ハンカチを与えていないのか」と、家庭での基本的な生活習慣が身についていないのではないかと心配されてしまうのです。

悪口や陰口を言って品性に欠ける

自分のことを棚に上げて他人の欠点をあることないこと言う悪口は、聞いている人にとっても不快であり、人としての品性に欠ける行為です。悪口や陰口を好む人は、他者を攻撃することで自分の価値を保っている場合があります。

育ちがいい保護者は、他者への尊敬や配慮を重んじるため、悪口を忌み嫌い、「育ちが悪い子供」と思うのです。親が日常的に悪口を言っていると、子供はそれが普通だと認識してしまいます。

公共の施設で騒ぎ、マナーを守れない

幼児や小学校低学年の子供にとって静かにするのは辛いこともありますが、公共のルールやマナーは親子で守るように努めるべき社会生活の基本です。公共の場で子供が大声で騒ごうと、靴を履いたまま座席に立とうと知らん顔をする親や祖父母がいると、周囲は不快に感じます。

こうした日頃の行動は、園外活動や校外活動で公共施設を利用した際にも現れ、先生や引率の大人を困らせてしまうことがあるのです。

10靴を揃えられないなど、後始末ができない

お友達を家に招き入れると、靴を揃える子供と脱ぎ散らかす子供の差がハッキリと現れます。履物を揃える、自分が使った後の始末をするといった行為は、次に使う人への思いやりの表れであり、社会で生活するための基本的なマナーです。

特に、トイレや洗面所などの公共の場での後始末は、その人の育ちが現れると言われます。自分の行動が次の人に影響を与えることを教えることが大切です。

11手ぶらで訪問し、図々しい態度をとる

親同士があまり親しくない家庭の子供が毎回手ぶらで遊びに来て、おやつを食べたらすぐに帰ってしまったり、「ポテトチップスが食べたかったのに、ないの?」などと言ったりするシーンに出くわすことがあります。これは親の訪問マナーが子供にも伝わっていると見られてしまうのです。

おやつ代の負担うんぬんを不快に感じるというよりは、家に招いてくれた人への感謝や配慮が欠けていることを不快に感じ、「あの子は育ちが悪いから」と思わず言ってしまうのです。訪問の際の配慮は、人間関係を円滑にする社会的なスキルです。

 
 

イチゴ飴
38歳

 
 

子供をだしにおやつを食べにくる

 

社宅に住んでいたころ、子供が幼稚園を終えると毎日のように誰かの家で遊んでいました。もちろんママ達も一緒に遊びに来ていました。

 

そんなグループの中で一人の親子が毎回お菓子を持ってきませんでした。毎日のように遊ぶので「お菓子が無かった。ごめん」と言うことは誰でもあるのですが、毎回となるとわざとにしか思えず、皆口にはしませんでしたが、あまり良い印象ではありませんでした。

 

しかも親子ともお菓子はしっかり食べる始末。お菓子が欲しいわけではないのですが、マナーとしていかがなものかと思わずにはいられませんでした。

12他人の家のプライベートな空間に許可なく立ち入る

家の中は他人に見られたくない物、貴重品などが置かれているプライベートスペースです。ところが子供によっては、自分の家との区別がつかない、衝動を抑えられないといった理由から、ダメと言っているのに勝手に上がり込んだり、クローゼットや冷蔵庫を開けて覗いたり、別の部屋に勝手に入って遊んだりしてしまうことがあります。

部屋や冷蔵庫などを覗くのはプライバシーの侵害に繋がる行為です。子供でも他人の私有地や私物を尊重することが教えられているはずだという前提があるため、許されざる行為に対して不信感を強くしてしまうのです。

 
 

スズメ
40歳

 
 

勝手に2階に上がり寝室を荒らす子供

 

息子の友達が遊びに来た際の出来事です。リビングのある1階で最初は遊んでいたのですがそのうち飽きてしまい家の中を走りだしました。注意はしていたのですが聞いてくれず、そのうち2階の寝室のベッドの上で飛び跳ねる始末。

 

幼児だったのでママも一緒に来ていたのですが本気で注意もしてくれず、ママまで何も言わずに2階に上がり、寝室以外の部屋を見学していたのには開いた口がふさがりませんでした。「この親にしてこの子あり」と思わずにはいられませんでした。

13他人の物を盗む、所有権の区別が曖昧

他人の物と自分の物の区別は2歳前後からつき始めます。しかし、幼児や小学生の中には盗みという行為をしてしまう子供もいます。他者の所有権を尊重することは社会で生活するための大前提です。

子供の行動の原因が家庭環境にあるケースも少なくなく、日頃から親が子供の養育を怠っているように周囲に見えている場合は、「育ちが悪い子供だから」と言われてしまうのです。物の大切さや、自分の行動が他人に与える影響を教えることが大切です。

育ちの悪さが子供の未来に及ぼす深刻な影響

育ちの良し悪しのポイントとなるマナーや礼儀などの本質は、全て「思いやりの心」と「社会性の習得」です。この基本が身についていないと、将来の社会生活で様々な不利益を被ることがあります。

大人でも悪い習慣を改めるのは困難なものです。子供が将来必要な時だけ行動を改めようとしても、無意識の習慣は簡単には変えられません。その結果、思いやりに欠ける行動をしてしまい、人間関係でつまずくことが多くなります。

就職活動や仕事でマイナス評価を受ける可能性

育ちの良さはビジネスでも強く求められます。顧客を思いやる心、同僚を思いやる心、上司や部下を思いやる心など、全てが言葉遣いや態度、マナーに現れます。こうした心を言動から感じられる人が社会から求められているので、育ちが悪い子供は就職活動や仕事で人間関係の構築に苦労しやすくなります。

人は一人では生きていけません。周囲の人達と助け合って生きているからこそ、人に受け入れられるためのマナーや礼儀は大切なのです。マナーの本質である思いやりの心を、親として幼いころからしっかりと伝えて育んであげましょう。

結婚や円満な家族生活の困難さ

食事のマナーや後始末の習慣などが身についていないことで、結婚相手の親の印象が悪くなり、交際や婚約の段階で反対に遭うというケースもあります。結婚は家と家との結びつきという側面も依然として存在するためです。

また、結婚してからも、配偶者やその家族に対する思いやりの欠如が原因で、夫婦仲や親戚付き合いに悪影響を及ぼしてしまうこともあります。大人になってからマナーを身につけるのは苦労を伴います。

漠然としたコンプレックスや自己否定感の原因になる

育ちを否定されるということは、言われた本人にとって自分の育ってきた環境や親を否定されるという意味を持ちます。直接「育ちが悪い」と言われなくても、「自分だけがなぜか人間関係が上手くいかない」「努力しているのになぜか人に疎まれる」といった経験を重ねると、その原因が分からないため、「自分に魅力がないからだ」と漠然と考えてコンプレックスを抱きやすくなります。

特に、子供の頃に親からの愛情や肯定的な関わりが不足していた場合は、自己肯定感が低くなりやすく、自分の生い立ちを恥じてしまうこともあります。親の愛情と適切なしつけは、子供の健全な精神を育む土台なのです。

育ちがいい子供に育てるための8つの本質的なポイント

育ちの良さも程度によっては「世間知らず」「お人好し」に繋がるため、必ずしもプラス面ばかりではありません。何ごともバランスが大切です。けれど、相手への思いやりや安心感を与える言動が、生涯において我が子の人間関係や社会生活にプラスになることは確かです。

まずは、育ちがいい子供に育てるための8つのポイントを親自身が実践して、子供に良いものだと実感させることで、子供が自ら進んで身につけられるようにしてあげましょう。

丁寧な言葉遣いと「思いやり」の行動を親が手本に示す

親が「お前」「ふざけんな!」「バカ」などの汚い言葉や暴言を使っていれば、当然子供も使ってしまいます。子供は親の姿を最も身近で学ぶため、親が丁寧な言葉で子供を注意し、感情的にならずに対応することが大切です。

また、親が子供に暴力を振るわないことも極めて重要です。暴力は子供の心に傷を残し、暴力で問題を解決する姿勢を学ばせてしまう恐れがあります。いかなる時も、怒鳴りつけずに落ち着いて丁寧に対応し、暴力を振るわれた相手の気持ちを伝え、代わりにすべき行動を教えてあげましょう。

子供は情緒が不安定だと感情のコントロールが困難になります。親が怒鳴りつけるのは逆効果で、暴力が習慣化してしまうこともあるため注意が必要です。

自発的な挨拶の習慣を育む

大きい声であいさつができると、家族やお友達だけではなく近所の方も気持ちよくお付き合いができます。あいさつは一朝一夕に身につくものではありませんが、赤ちゃんの頃から親がお手本になることで次第に真似をするようになるため、自然に学んでいくことができます。

まずは、親が率先して顔を上げ、目を見て、笑顔で、元気よく挨拶をしましょう。形式的なものではなく、「相手の存在を認めている」という気持ちを伝えることが大切です。

清潔な服装や身だしなみへの意識を持たせる

元気な子供が泥だらけの服で帰ってくることはありますが、可能な限り清潔な衣類を身につけさせてあげましょう。清潔感は、周囲への配慮であると同時に、子供の自己肯定感を育む上でも大切です。

また、シャツが一部出ている、靴紐が解けたまま、靴下が片方だけ下がっているなどの衣服の乱れも、だらしない印象を相手に与えます。身だしなみを整えることで得られる「気持ちよさ」や「自信」を子供に教えてあげるとよいでしょう。

衛生習慣と環境の整理整頓を身につける

手を洗う、顔を洗う、ハンカチ・ティッシュを持つ、咳エチケットなどの衛生面のしつけは、日頃から親が手本を見せると共に、子供が率先してやりやすくなるよう工夫してあげることも大切です。

家庭内の整理整頓や掃除を親が行い、子供の持ち物も自分で片づけられる量にすることや出し入れしやすい配置にすることが重要です。子供の成長に合わせた環境づくりが、自立を促します。

他者を攻撃する悪口や陰口を言わないことを徹底する

保護者によっては、自分の都合の悪い人や価値観が違う人を否定し、悪口として表に出してしまうことがあります。そうした視野の狭さや相手を攻撃する口調は、そのまま子供に伝染してしまいます。

負の連鎖を引き起こさないためにも、悪口を言いたくなる相手とは距離を置く、思っても子供の前では口に出さないなどの配慮を行いましょう。親が他者への尊敬や多様性の受容を示すことが、子供の心を豊かにします。

公共の場でのマナーと譲り合いの精神を教える

公共のマナーを守ることは、周りへの気遣いの第一歩に繋がります。小さいうちから、電車の中では静かにする、席を譲るなどの正しいマナーについて説明し、約束してから外出するようにするとよいでしょう。

譲り合いや助け合いの精神は、家庭の内外で親が実践して見せることで学ばせることができます。親が率先して手本を示し、子供ができた時は褒めてあげましょう。

訪問マナーと他者のプライバシーを尊重する姿勢

お土産(お菓子)を持ってお邪魔する、勝手に扉などを開けない、靴は揃えるといった基本的な訪問マナーは、親が手本を示すだけではなく、事前に子供に伝えて、約束させておくことが大切です。

他者の家に勝手に立ち入らない、物を勝手に触らないという行為は、相手のプライバシーや所有権を尊重する社会的なルールです。子供が小さいうちは、親が気遣って手土産を持たせるなど、マナーの大切さを教えてあげましょう。

 

育ちの良さの本質は、自分を良く見せるための行為ではなく、他者への思いやりと安心感を与える行動です。両親揃って日頃から他者への思いやりを行動で示すことが、子供にとって何よりのしつけとなります。

子供の気持ちを理解し、無条件の愛情と肯定的な関わりを与える

子供の心が真っすぐに育つためには、親の共感や愛情、健全な家庭環境が何より重要です。自分の気持ちを理解してくれる親を子供は信頼します。逆に、「何でこんなことするの!」と子供の気持ちを理解せずに責める親を、子供は信頼できなくなります。

 

表面的なルールやマナー、親自身の体裁にとらわれて我が子の気持ちを疎かにしてしまうと、子供の心は歪んでしまいやすいです。本当の意味で育ちがいい子供に育てるためには、いかなる時も我が子のよき理解者となり、子供にとって本当にプラスになることは何かを考えて行動しましょう。

しつけは時間をかけて失敗や経験を重ねることが必要な子供もいます。そうした子供なりのペースや努力を認め、親だけでも我が子がいつかできるようになることを信じて励まし、無条件の愛情を持って理解してあげることが大切です。これこそが、子供の自己肯定感を育み、社会で生き抜く力となります。

育ちが悪いと思われる友達との付き合いへの親の建設的な対応

子供は親だけでなく、お友達やご近所さん、先生など社会全体から影響を受けて育っていきます。そのため、我が子の選んだ友達付き合いに口を出して禁止するのは控えましょう。頭ごなしの否定は、子供の人間関係を選ぶ力を奪ってしまう恐れがあります。

もし、育ちが悪いと思われるお友達が自分の前で問題がある言動をした場合は、その子のことも考えて「○○されたら嫌だな。〇〇して欲しいな」というように、愛情を持って「その行動が他者に与える影響」を具体的に注意することが大切です。

そうした親の様子を見ることで、お友達だけでなく自分の子供も、他人に対する建設的な対応の仕方を学び、コミュニケーション力を上げていくことができます。また、お友達も悪い点を改善するきっかけになるため、巡り巡って我が子が悪影響を受けにくくなります。

子供へのしつけは焦らず、「心の健全さ」を優先して!

子供は親がいくら頑張って美しい言葉遣いなどを身につけさせようとしても、拒んだり、なかなか覚えられなかったりしますので、親もつい頭ごなしに叱りつけてしまいがちになります。

けれど、本当に育ちがいい人とは心根が健全であり、他人を簡単に憎んだり妬んだりせずに優しさや愛情を示せる人です。表面的なルールやマナーだけを守らせるために、頭ごなしに怒鳴りつけて子供の心の健全さを歪ませてしまうのは、本当の意味で育ちがいい子供に育てることにはなりません。

 

子供の素行が悪いと親のせいにされる?

 

子供にしつけが身につかないと、親が恥ずかしくなったり周囲に責められるため辛くなったりしがちですが、親が良い手本を示しつつ子供に丁寧に諭す姿や、日頃から手をかけて子育てしている姿を見ている人は、母親の苦労を理解してくれます。

他人から後ろ指を指されているような気がする人は、しつけの結果が出ることを焦らずに、子供への愛情や肯定的な関わりが十分にできているかを再確認してみましょう。親の心の余裕が、子供の成長に繋がります。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪