【ミョウバン+お洗濯】意外なパワーに驚き!消臭&ふんわり効果
「ミョウバン」って使ったことがありますか?スーパーで売られている食品添加物の「焼きミョウバン」は、ナスの漬物の色止めや、煮物のあく抜きなどに使われることが多いですよね。しかし最近では、ミョウバンの「お洗濯にも使える意外な効果」が注目され、ナチュラル志向の主婦の間で人気急上昇のアイテムなんです。
テレビの特集でも取り上げられることが増えてきたミョウバンのパワーを、普段の洗濯に生かしてみませんか?
ここではミョウバンを使った洗濯について、ミョウバンがもたらす洗濯のメリットや科学的なメカニズム、ミョウバン水の作り方、そして具体的な洗濯方法などをご紹介します。この記事を参考にミョウバンお洗濯にチャレンジしてくださいね。
洗濯にミョウバンを使う4つのメリット
ミョウバンを使った洗濯にはたくさんのメリットがあります。主婦や家族に嬉しい4つのポイントをご紹介します。
1. 汗やアンモニア臭に対する「優れた消臭効果」がある
ミョウバンを洗濯に使う最大のメリットは消臭効果が極めて高いことです。汗をかく機会の多い夏場はもちろん、寒い季節でも意外と服の臭いは気になるもの。厚着しているため室内の暖房でじわっと汗をかいたり、ブーツや冬靴で足の臭いがこもったりすることも多いですよね。そんな体の気になる臭いにミョウバンは効果抜群なのです。
ミョウバンを洗濯に使うと、どうして消臭できるのかを簡単にご説明します。カリウムなどの金属と硫酸塩からできているミョウバンは、水に溶かすと「酸性」になります。汗の臭いや靴下のアンモニア臭は「アルカリ性」の悪臭成分であるため、酸性のミョウバン水と混ざることで化学的に「中和」され、ニオイが消えるのです。
また、ミョウバンにはニオイの原因となる雑菌の繁殖をおさえる効果も期待できるので、すでについてしまった臭いの消臭だけでなく、部屋干しした時のイヤな生乾き臭(雑菌繁殖)を抑えることもでき、まさに一石二鳥のアイテムなのです。
アンモニア臭に効果絶大!
ミョウバンはアルカリ性のアンモニア臭を中和して抑えるのが大の得意なので、部活帰りの泥だらけの靴下の臭いや、赤ちゃんのおもらし臭などにも優れた効果を発揮します。
2. 食品成分だからデリケートな衣類にも安心
ミョウバンは、肌触りをやさしく保ちたい衣服や、ナチュラルな仕上がりを好む方にもおすすめです。先にも書きましたが、ミョウバンは食品添加物なので直接触れても安心な成分でできています。実は古代ローマ時代から、汗の臭いを抑えるためにミョウバン(アルム石)が使われていたんですよ。そんな昔から愛用されていたなんてびっくりですよね。強い化学薬品を使わずにニオイ対策ができるため、デリケートな素材の洗濯にも特におすすめです。
3. 安くてたっぷり使えるコスパの良さ
ミョウバンは安価でたっぷり使うことができるのも大きなメリットです。スーパーの乾物・漬物コーナーやドラッグストアなどで、1袋数百円程度で販売されているので手に入りやすく、水で薄めて使うため1回あたりの使用量も少なく済みます。リーズナブルなのも主婦のお財布に優しいですよね。
4. 柔軟剤のような「ふんわり効果」も期待できる
ミョウバンは洗濯物の消臭効果だけではなく、衣服をふんわりさせる柔軟剤のような働きもあります。一般的な洗濯洗剤(粉末など)は汚れを落とすために「弱アルカリ性」に作られていますが、そのまま乾かすと繊維がゴワゴワしてしまいます。そこに「弱酸性」のミョウバン水を入れることでアルカリ性が中和され、繊維が本来の柔らかさを取り戻し、洗濯後にふんわりと仕上がるのです。「最近の柔軟剤は香りが強すぎて苦手」という方は、無臭の柔軟剤代わりに使ってみてはどうでしょうか?
簡単!「ミョウバン水(原液)」の作り方
ミョウバンは結晶(粉末)のままだと冷たい水にはなかなか溶けません。洗濯に使うには、あらかじめ水に溶かした「ミョウバン水(原液)」を作ってストックしておくと重宝しますよ。用意する物とミョウバン水の作り方をご紹介します。
用意するもの
- 500mlの空きペットボトル(きれいに洗ったもの)
- 市販の焼きミョウバン:15g(大さじ1強程度)
- 水道水:500ml
作り方
- 焼きミョウバンをペットボトルに入れる
- 水を入れてふたをしっかりと閉め、シャカシャカとよく振る
- 粉が底に沈みますが、そのまま2~3日冷暗所で放置してじっくり溶かす
- 底に沈んでいた粉がすべて溶けて、無色透明の液になったら「ミョウバン水(原液)」の出来上がり
【保存の注意点】
必ず「水道水」で作ってください。水道水には塩素(カルキ)が含まれているため、常温でも1ヵ月ぐらい腐らずに保存できますが、ミネラルウオーターや浄水器の水で作った場合は殺菌効果のある塩素が入っていないため、カビや腐敗の原因となり長持ちしません。
ミョウバン水の活用術!洗濯をする時のポイント2つ
それでは、早速作ったミョウバン水(原液)を使って実際にお洗濯をしてみましょう。臭い汚れに効果を発揮するミョウバン水を使って、衣類についてしまったしつこい臭いを取る方法と、洗濯物への臭い移りや生乾き臭を予防する方法をまとめました。
付いてしまった衣類の臭いを取りたいとき(つけ置き洗い)
焼き肉やタバコの臭い、靴下の強烈な臭いって服に付くと普通に洗ってもなかなか取れませんよね。そんな時はミョウバン水で「つけ置き」すると、臭い成分がじっくりと中和・分解されてすっきりします。布おむつや衣類の染みついた臭い汚れも、生地を傷めずに落とすことができるのでぜひ試してみてください。
- 洗面器などに水を張り、作った「ミョウバン水の原液」を10倍に薄めた液を作る
- ニオイの気になる衣服を入れ、数時間〜一晩つけ置きする
- 軽く水ですすいで浮き出た汚れとミョウバンを流してから、いつも通り洗濯機で洗う
毎日の衣服の臭い予防・柔軟剤代わりにしたい時
洗濯物の生乾きの臭いや、着た後の汗臭さをあらかじめ抑えたいときは「すすぎの時」に使ってみて。臭いの元となる雑菌の繁殖を抑えるコーティングをしてくれるので、着用中に臭いが付くのを予防することができます。
- 洗濯機でいつも通りに洗剤を入れて「洗い」をスタートする
- 「すすぎ」のタイミングになったら、ミョウバン水の原液を50ml〜100ml(汚れの量に合わせて)入れる
- そのまま普通にすすぎ、脱水をして干す
なお、全自動洗濯機やドラム式の場合は途中でフタを開けて投入できないので、洗濯をスタートする前に「柔軟剤投入口」にあらかじめミョウバン水の原液を入れておくのもOKです。すすぎのタイミングで自動的に投入してくれます。
干して乾いた洗濯物が少しツルツル(またはゴワゴワ)するときは、ミョウバンの濃度が濃すぎるサインかもしれません。次回からミョウバン水の使用量を少し減らして調節してみてくださいね。
洗濯洗剤とは絶対「同時」に入れないで!
「弱アルカリ性」の洗濯洗剤と、「酸性」のミョウバン水を最初から一緒に入れてしまうと、洗濯槽の中で中和反応が起きてしまい、洗剤の洗浄力がガクッと低下して汚れが落ちなくなってしまいます。ミョウバン水は必ず「洗い」が終わった後の「すすぎ」の時に入れるか、柔軟剤ポケットに入れるようにしましょう。
安くて安全なミョウバン水はお洗濯にとっても便利!
ミョウバン水の強力な消臭効果や、化学薬品を使わない自然なふんわり効果は、一度使ったら手放せなくなるほど優秀です!「ミョウバン=漬物用」というイメージを捨てて、安くて便利なミョウバン水をさっそく作って、毎日の洗濯の心強い相棒として活用してみてくださいね。



