キッチンのタイルお掃除術に関する記事

キッチンのタイル掃除はこれで完璧!油汚れも水垢も落とす簡単ステップと予防法

キッチンのタイル掃除はこれで完璧!油汚れも水垢も落とす簡単ステップと予防法

掃除が面倒なタイルの目地汚れも、重曹やキッチンペーパーを使った「ほったらかし湿布法」なら、ゴシゴシこすらずにスルッと落とせます。強い洗剤を使いたくないママ向けのエコなお掃除術や、毎日1分でできる簡単予防ルーティンも大公開!

マーミーTOP  >  ライフスタイル  >  キッチンのタイル掃除はこれで完璧!油汚れも水垢も落とす簡単ステップと予防法

キッチンのタイル掃除はこれで完璧!油汚れも水垢も落とす簡単ステップと予防法

「毎日夕飯の準備で忙しくて、壁の掃除まで手が回らない…」「気づいたらタイルの目地が黄色っぽく変色している!」と、キッチンのガンコな汚れを見て見ぬふりをしてしまっているママはいませんか?

だんだん冷えてくる秋から冬の時期が来ると、急にプレッシャーとしてのしかかってくるのが「年末の大掃除」です。毎年「コツコツ小まめにやっておけば、あとで絶対に楽なのに」とは頭では分かっていても、仕事や育児に追われているとなかなか実行できないですよね。しかし、キッチンなどの油汚れは、気温が低くなり寒くなればなるほど、冷えてカチカチに固まり取れにくくなってしまうという厄介な性質を持っています。だからこそ、本格的に寒くなる前に早めに取りかかるのが、大掃除を圧倒的に楽にする最大のポイントなのです。

その中でも、意外と掃除のハードルが高く、主婦にとっての強敵となるのが「キッチンのタイル」のお掃除です。コンロ周りには飛び散った油汚れ、シンク周りには水垢やピンク汚れなど、性質の全く異なる様々な汚れが混在し、家の中でも特に念入りな掃除の必要な場所です。日々、調理後にサッと水拭きなどの簡単な掃除はしていても、タイルの間の細い「目地(めじ)」の汚れまで毎日ブラシでこすって掃除するのは、専業主婦でも至難の業です。

そこで今回は、そんな面倒なキッチンのタイルのお掃除術を、「タイル表面」と「タイルとタイルの間の目地」の2つのパーツに分けて、それぞれに最も効果的なアプローチで詳しくご紹介します♪タイルを新築のように真っ白にし、目地もキレイによみがえらせる「ちょっとしたコツ」を掴んで、ゴシゴシこすらずに汚れを落とす、楽〜♪な掃除術をぜひマスターして下さいね。

なぜキッチンのタイル掃除は後回しにされるの?ママの心理とハードル

「ガスコンロの天板は毎日拭くのに、どうして目の前のタイルの壁は放置してしまうんだろう?」と自分をズボラだと責めているママ、安心してください。タイル掃除が後回しにされるのには、明確な心理的・物理的な理由があるのです。

「何で洗えばいいか分からない」という知識の壁

発達心理や行動心理の観点(A)で見ると、人間は「手順が不明確で、どの洗剤を使えばいいか迷うタスク」に対して、無意識に極度の拒否反応(めんどくさいという感情)を示します。キッチンのタイルは、ツルツルした表面とザラザラした目地という2つの異なる素材でできています。「スプレーをかけたら目地に染み込んで取れなくなりそう」「スポンジでこすっても目地の黒ずみには届かない」といった過去の失敗経験が、掃除への意欲を大きく削いでいるのです。

次にとるべきアクションとして、まずは「タイルの表面と目地は、別々の日に分けて掃除してもいい」とルールを緩めてみましょう。「今日はツルツルのところだけ拭く日!」とタスクを小さく分解するだけで、心理的なハードルはグッと下がります。

強い洗剤を使いたくない!子どもへの影響と手荒れの悩み

もう一つの理由が、強い洗剤を使うことへのためらいです。「強力な油汚れ用スプレーはツンとした匂いがするし、子どもがキッチンに入ってきたらと思うと怖くて使いにくい…」というママも多いでしょう。

家族全体の視点(G)から見ると、赤ちゃんがハイハイしていたり、料理のお手伝いをしたがる子どもがいるご家庭では、キッチン周りの洗剤選びには特に気を使いますよね。また、強いアルカリ性の洗剤は油汚れを強力に溶かす反面、ママの大切な手肌の潤いまで奪ってしまい、手荒れの原因にもなります。そのため今回は、強い洗剤を使わずに汚れを浮かせて落とす「湿布(パック)法」や、安心な重曹を使ったナチュラルクリーニングの方法をメインにご提案します。

キッチンの「タイル表面」のお掃除(ツルツル部分)

油汚れがひどい使い込まれたキッチン

まずは、面積が広くて目につきやすい「タイルの表面」のお掃除から始めましょう。表面のツルツルした部分は、油の飛沫とホコリが混ざってベタベタになっていますが、正しい手順を踏めば意外とスルスル落ちますよ。

準備する物

<ゴム手袋・台所用強力洗剤(スプレータイプ)・キッチンペーパー または ティッシュ・綺麗な布巾>

軽い汚れ(日々のベタつき)の場合

  1. スプレーして放置: タイル表面の汚れが気になる部分に洗剤を直接スプレーし、しばらく汚れと成分をなじませるため、約15分ほどそのまま放置します。スプレーした直後から下に洗剤液がツーッと垂れてくるので、コンロや調理台の上に新聞紙やキッチンペーパーなどを敷いて養生しておきましょう。
  2. お湯で水拭き: 15分経って洗剤がなじんで浮いてきた汚れを、綺麗な布巾でお湯を使って数回水拭きします。水よりもお湯の方が油汚れが固まらず、スッキリと拭き取れます。

ひどい汚れ・こびりつき汚れ(数ヶ月放置したベタベタ)の場合

  1. ペーパーで湿布を作る: キッチンペーパー又はティッシュを、タイルの汚れている全面にペタッと張り付けます。すでに油汚れで壁がベタベタになっているので、何もしなくても不思議なくらいピタッとくっつきます。
  2. 上からスプレーして放置: 張り付けたキッチンペーパーの上からスプレー洗剤をたっぷりと吹きかけ、ペーパー全体を洗剤で湿らせます。そのまま約10分〜15分、洗剤の成分が揮発しないようにパック状態で放置します。(この間に他の家事や休憩ができちゃいますね!)
  3. ペーパーを剥がして水拭き: 時間が来たら、張り付けたキッチンペーパーをペリッと剥がします。この時、ペーパーと一緒に汚れの大半がズルリと落ちてきます。残った洗剤と汚れを、お湯で絞った布巾で数回しっかりと水拭きします。

    ※ここが最大の注意点!
    ①で壁に貼り付けて使用したペーパーを丸めて、そのままタイルの表面を拭いてしまうと、せっかくペーパーが吸い取って浮き上がったドロドロの汚れが、タイルの間の「目地」へ深く入り込んでしまい、取り返しのつかない事態になることがあります。ペーパーはそのままゴミ箱へ捨て、必ず新しいきれいな布巾でサッと水拭きしましょう。

安心・エコな「手作り重曹水スプレー」の活用

「子どもが触るかもしれない場所だから、エコな掃除を心掛けたい」「手荒れが気になるから強力な合成洗剤を使いたくない」というママには、重曹を使ったナチュラルな「重曹水スプレー」をお勧めします。

★重曹水スプレーの作り方
重曹5cc(小さじ1杯)に対して、水100mlの割合でスプレーボトルに入れてよく振って溶かします。(重曹は水に溶けにくい性質があるので、水ではなく40℃くらいのお湯を使って溶かすと、あっという間に溶けて洗浄力もアップするのでとても楽ですよ)。使い方は市販のスプレー洗剤と全く同じで、吹きかけて放置するだけです。

キッチンのタイル汚れの掃除方法を知りたい主婦

タイル表面の汚れの洗剤選びとポイント!

「台所用強力洗剤」とは、よくホームセンターやドラッグストアで見かける「油汚れ用」「換気扇・コンロ周り」等と書かれているアルカリ性の洗剤のことです。最近は、油を溶かす力が高く、掃除後のツンとしたにおい残りもない「オレンジオイル成分」が入った洗剤がママたちにとても人気なようです。

タイル表面自体は、ガラスのように耐水性があり傷もつきにくいので、本来は非常に掃除しやすい優秀な素材です。「汚れをためてから強い洗剤で落とす」のではなく、夕飯の洗い物が終わった後に、食器を拭いたフキンや台所用アルコールシートで「ついでにこまめにサッと水拭き」しているだけでも、ピカピカのきれいな状態を持続できます。次にとるべきアクションとして、キッチンの目につく場所に、サッと使える厚手の除菌ウェットシートを常備しておきましょう。

キッチンの「タイルの目地」のお掃除(ザラザラ部分)

表面が綺麗になったら、次はいよいよ本丸の「目地(めじ)」の掃除です。タイルの場所により、ガスコンロ側だと「飛び散った油汚れ(茶色・黄色)」、シンク側だと「飛び散った水垢やカビ(白・黒・ピンク)」といったように、場所により汚れの性質が全く異なりますので、その汚れの弱点に合わせて洗剤を変えて掃除していきましょう。

コンロ側:目地の「油汚れ」の落とし方

キッチンの換気扇周りの頑固なタイル汚れ

コンロ周りの目地に入り込んだ茶色い油汚れには、キッチンのタイル表面の掃除に使った重曹と同じ「アルカリ性」の洗剤や、細かい粒子で汚れを掻き出すクレンザーがおすすめです。

準備する物
<ゴム手袋・クリームクレンザー・台所用強力洗剤・使い古しの歯ブラシ・キッチンペーパー・綺麗な布巾・スポンジ・サランラップ>

軽い汚れの場合

  1. スポンジに台所用強力洗剤を付け、目地の中を埋めるように塗り込み、約5分放置します。又、直接スプレーする場合は、目地の奥にまで洗剤がしっかり届くように、至近距離から多めにスプレーします。
  2. 水で少し湿らせた使い古しの歯ブラシで、目地のラインに沿ってシャカシャカと汚れをこすり洗いします。
  3. お湯で絞った布巾で数回しっかりと水拭きします。

ひどい汚れ・こびりつき汚れの場合

  1. クリームクレンザーを目地に直接塗り込んで、汚れに浸透させるために約10分放置します。
  2. 水で湿らせた歯ブラシ、又はさらに研磨力を高めるために「歯ブラシのヘッドにガーゼや不要な布を巻き付けたもの」で、目地の汚れを優しくこすり落とします。
  3. お湯で数回水拭きします。最後は、布巾を固く絞って目地のラインに沿ってスーッと拭き取り、クレンザーの粉残りを防ぎます。

もっと頑固でしみついた汚れの場合(部分的な究極の対処法)

  1. 台所用強力洗剤をたっぷりと含ませたキッチンペーパーを、汚れのひどい目地の部分に細長く折りたたんで張り付け、さらにその上から乾燥を防ぐための「サランラップ」でピタッと蓋をし、約15分〜20分じっくりと放置します。(究極のラップ湿布法です!)
  2. 時間が来たらラップとペーパーをはがし、水で湿らせた歯ブラシで浮いた汚れをこすり洗いします。
  3. お湯で数回水拭きします。最後は、布巾を固く絞り、目地に洗剤が残らないようにしっかりと洗剤成分をふき取ります。

「強い台所用強力洗剤や、研磨剤入りのクレンザーを使いたくない!」という自然派志向の方は、重曹で作る「重曹ペースト」を使ったお掃除をお勧めします。使い方の手順はクレンザーの時と全く一緒です。

★重曹ペーストの作り方
「重曹3:水1」の割合で小皿に入れ、スプーンで少しもったりとしたペースト状(歯磨き粉くらいの固さ)になるまで混ぜ合わせます。これを直接目地に塗り込んで歯ブラシでこすります。

頑固なキッチン汚れの落とし方を知って納得した主婦

目地の油汚れを落とす時の洗剤選びとポイント!

「クリームクレンザー」とは、細かい研磨剤の粒子が入った液体タイプの洗剤のことです。キッチンのお掃除(シンク磨きなど)にはおなじみの定番洗剤ですよね。ちなみに、ホームセンターに行くと「キッチン用」と「バス(お風呂)用」のクレンザーに分かれているものもありますが、基本的な成分は同じなのでわざわざ使い分けの必要はありません。多くが「弱アルカリ性」で作られているため、油汚れに強く、かつ手肌への負担も少ないマイルドな洗剤です。

仕上げの水拭きや洗剤の拭き取りの際は、必ず「お湯」を使います。せっかく洗剤で分解して浮き上がった油汚れも、冷たい水を含んだ布巾で拭き取ろうとした瞬間に、温度差で再び白くカチカチに固まってしまうなんていう悲劇を避けるためにも、必ず温かいお湯を使って拭き上げましょう。

シンク側:目地の「水垢・カビ」の落とし方

欧米風の黄色を基調としたオシャレなキッチン

洗い物をするシンク周りのタイルの目地には、飛び散った水道水のカルシウムが固まった「白い水垢」や、湿気を好む「ピンクのぬめり」「黒カビ」が発生しやすくなります。油汚れとは違うアプローチが必要です。

準備する物
<ゴム手袋・台所用中性洗剤・酸素系漂白剤・キッチンペーパー・綺麗な布巾・サランラップ・スポンジ>

軽い汚れ(日常の水はね)の場合

  1. 水を含ませたスポンジに台所用中性洗剤(食器用洗剤)を付け、泡立ててから目地のラインに沿って優しくこすり洗いします。
  2. 泡を流した後、固く絞った布巾で数回水拭きし、最後は乾いた布巾で水分を拭き取ってしっかり乾燥させます。

ピンクカビの汚れ(ぬめり)の場合

  1. 40~50℃くらいの手で触れる程度の温かいお湯に「酸素系漂白剤」を溶かし、漂白剤溶液をつくります。(※洗剤のパッケージ裏の表記にしたがって適切な分量を確認してください。)
  2. 作った漂白剤溶液をたっぷりと含ませたスポンジ又は布巾で目地のピンク汚れ部分に塗りつけ、成分を浸透させるために約10~15分放置します。
  3. 時間が経ったら、固く絞った布巾で数回しっかりと水拭きし、最後は水分が残らないようにしっかり乾燥させます。

黒カビ・しつこいガンコな汚れの場合

  1. 漂白剤溶液をしっかり含ませたキッチンペーパーを、黒カビの汚れに直接密着するように貼り付け、さらにその上から乾燥を防ぐための「サランラップ」で蓋をし、約15分〜30分じっくりと放置します。
  2. 時間が来たらラップとペーパーを剥がし、固く絞った布巾などで浮いた汚れと漂白剤を綺麗にふき取ります。目地の奥に入り込んだ汚れは、「割りばしの先にキッチンペーパーや不要な布などをキツく巻きつけた自作の掃除棒」などを使うと、溝にジャストフィットして非常にふき取りやすいです。
  3. 最後に乾いた布巾で拭き、窓を開けたり換気扇を回したりして、よく乾燥させます。
キッチンのタイルの掃除方法で大掃除しようと考える主婦

目地の水垢・カビ汚れを落とす時の洗剤選びとポイント!

「台所用中性洗剤」とは、普段の食器洗いに使われている、キッチン洗剤の中で一番ポピュラーで身近な洗剤(キュキュットやジョイなど)のことです。

「酸素系漂白剤」とは別名「過炭酸ナトリウム」と呼ばれる粉末のことで、お湯に溶けるとシュワシュワと活性酸素の泡が発生し、その発泡パワーと酸化力で汚れや色素を強力に分解します。よくカビ取り用として売られている「塩素系漂白剤(ハイターやカビキラーなど)」より漂白力がマイルドで、あのプールの消毒のような独特なキツイにおいもありません。使用後は水と酸素と炭酸ソーダに分解されるため、赤ちゃんやペットがいるご家庭にも環境に優しいエコな洗剤として大人気です。

漂白剤溶液の作り方…(目安として)酸素系漂白剤8gに対して、40℃くらいのお湯2Lの割合で、洗剤のパッケージの表記にしたがって薄めて作ってください。熱すぎるお湯だと一気に発泡して成分が飛んでしまうので、必ず「40〜50度」の温度を守るのが最大のコツです。

洗剤の成分残りや、拭いた後の乾燥不足(水分が残っている状態)は、せっかく綺麗にした目地に新しいカビが発生する絶好の原因(エサ)になってしまいます。最後は必ずしっかりと水拭きをしてから、乾いたタオルで「完全乾燥」させてください。

いきなり強い漂白剤を使うのではなく、まずは「軽い汚れの対処(食器用洗剤)」から順に、汚れの強さに応じて段階を踏んで試していってください。

先輩ママに学ぶ!キッチン掃除をラクにする「チーム家族」の作り方

「やり方は分かったけれど、休日に一人でキッチンにこもって壁を磨くなんて虚しすぎる…」とため息をついていませんか?家族全体の視点(G)から見ると、大掃除はママ一人の孤独な戦いではなく、家族みんなを巻き込む「一大イベント」にしてしまうのが一番の解決策です。

パパや子どもに「ミッション」を与えよう

男性や子どもは、「ここを綺麗にして」という曖昧な指示よりも、「壁のツルツルしたところだけ、このスプレーをかけてペーパーを貼る職人になってくれない?」と、明確なミッションと道具(スプレーやラップ)を与えられると、まるでゲームのように喜んで作業に取り組んでくれます。

特に、「重曹とお湯を混ぜる」「お酢(クエン酸)をスプレーしてシュワシュワさせる」といったナチュラルクリーニングの工程は、子どもにとって魔法のような理科の実験そのものです。「ママ、泡が出てきたよ!」「すごいね、これで油のバイキンマンをやっつけるんだよ!」と会話を弾ませながら、安全な重曹ペーストの作成を子どもに任せてみましょう。次にとるべきアクションとして、今度の週末は「家族でキッチンピカピカ大作戦」と銘打って、パパにはラップ貼り係、子どもにはお湯拭き係を任命して、みんなでワイワイ楽しみながら汚れを落としてみてください。

キッチンタイル掃除に関するよくある疑問(FAQ)

いざキッチンタイルの掃除を始めようとした時に、ママたちからよく寄せられる疑問について、Q&A形式でわかりやすくお答えします。

Q. タイルの目地が欠けたり割れたりしている場所があります。

A. 欠けた部分からの水分の侵入を防ぐため、掃除の前に補修を検討しましょう。
目地材がボロボロと剥がれている部分に大量のスプレーをしたり水分を含ませたりすると、タイルの裏側に水が入り込んでカビや壁の腐食の原因になります。100円ショップやホームセンターで売られている「目地補修用ペン」や「目地埋めペースト」を使って、完全に乾いた状態で上から塗って補修しておくのがおすすめです。

Q. 塩素系のカビ取りスプレー(カビキラー等)を使ってもいいですか?

A. 酸素系で落ちない強固な黒カビには有効ですが、換気と扱いに十分注意してください。
数年モノの真っ黒なカビが目地に根を張っている場合は、酸素系漂白剤では太刀打ちできないことがあります。その場合は塩素系のカビ取りスプレーを使用しても構いませんが、必ず換気扇を回して窓を開け、ゴム手袋とマスクを着用してください。また、今回ご紹介した「クエン酸」や「お酢」などの酸性のアイテムと絶対に同時に使用しないでください。混ざると有毒な塩素ガスが発生して大変危険です。

Q. 普段の料理後、綺麗をキープするための「1分習慣」はありますか?

A. 「食器を拭いた後の濡れ布巾」で、コンロ周りの壁をサッと一拭きしましょう。
油汚れは、冷えて固まる前の「料理直後の温かいうち」であれば、洗剤を使わなくても濡れ布巾で軽く拭くだけでスッと落ちます。「ごちそうさま」の後に食器を片付けるついでに、コンロ横のタイルの壁を5秒だけサッと拭くことを毎日のルーティンに組み込んでしまえば、年末の大掃除自体が不要になりますよ。

Q. 重曹ペーストが固まりすぎて目地に詰まってしまいました。

A. お湯で濡らした布巾で温めながら溶かして拭き取ってください。
重曹ペーストの水分が飛んで乾燥してしまうと、白く粉を吹いて目地に詰まってしまうことがあります。その場合は、少し熱めのお湯で絞った布巾を上から押し当てて重曹を再び柔らかく溶かし、歯ブラシで優しくかき出してからしっかりと拭き取ってください。ペーストを作る時に、少し緩めに(水分多めに)作るのが失敗しないコツです。

まとめ:大掃除いらずのすっきり明るいキッチンを手に入れよう

いかがでしたでしょうか。キッチンは、毎日の家族の食事を作るために日々汚れていきます。言い換えれば、コンロ周りの油汚れもシンクの水垢も、それだけあなたが毎日お料理して家族の健康を支えて頑張っている立派な証拠なのです!

主婦にとって、キッチンに立って作業している時間は1日のうちでも結構長いですよね。そんな長時間作業するスペースの壁がどんよりと油で曇っているよりも、光を反射してピカピカに明るい方が、お料理のモチベーションも上がり、もっとおいしいお料理が作れそうな前向きな気持ちになりませんか?

キッチンの強敵であるタイルの掃除も、「表面の油汚れにはラップパック」「目地には歯ブラシと重曹ペースト」といったように、パーツの素材と汚れの性質に合った的確な掃除方法をマスターすれば、力任せにゴシゴシこすらなくても嘘のようにスルスルと綺麗になります。

年末の寒くて忙しい時期に泣きながら大掃除をするのは今年で卒業して、油がまだ緩みやすい今の時期に、ぜひご家族を巻き込んで楽しくリセット掃除にチャレンジしてみてください。いつもいるキッチンを見違えるほど爽やかな空間に生まれ変わらせて、毎日の家事タイムをもっと心地よいものにしていきましょう!

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。