血液汚れを落とす洗濯方法に関する記事

知らなかった!血液の汚れは○○で洗濯するとキレイになる!簡単落とし方ガイド

知らなかった!血液の汚れは○○で洗濯するとキレイになる!簡単落とし方ガイド

血液はたんぱく質汚れのため、お湯で洗うのは絶対NG!温度の注意点から、大根の酵素を活用したシミ抜き手順、マットレスに染み込んだ頑固な汚れの落とし方まで、主婦に役立つ洗濯の知恵をステップ別にお届けします。

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知らなかった!血液の汚れは○○で洗濯するとキレイになる!

衣類についてしまった血液の汚れは、時間が経つと黒ずんでなかなか落ちませんよね。ゴシゴシこすってもキレイにならず、「もう着られないかも」と諦めて捨ててしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

しかし、捨てるに捨てられないお気に入りの洋服も、身近なアイテムを使うことでキレイに取り除くことができるのです。血液は「たんぱく質」の汚れであるという性質を理解すれば、専用の洗剤がなくても大丈夫。ここでは、家にあるもので簡単に血の汚れを落とすことができる3つの洗濯アイテムと、失敗しないコツをご紹介します。

血液汚れ洗濯アイテム1.冷蔵庫にあればラッキー!大根(おろし)

血液汚れに効果的なおろしに使われる大根

血の汚れは水洗いだけでは繊維の奥に残ってしまいます。かといって強力な漂白剤を使うと、生地の色落ちや傷みが気になりますよね。

そんな時に意外な実力を発揮してくれるのが、冷蔵庫に余っている「大根」なのです。大根にはアミラーゼ(ジアスターゼ)と呼ばれるたんぱく質やデンプンを分解する酵素が豊富に含まれています。

この酵素が、たんぱく質である血液を分解して生地から浮かせてくれるため、こすり洗いをしなくてもスッキリ落とせます。血液だけでなく、同じたんぱく質汚れである牛乳や肉汁のシミにも効果抜群。冷蔵庫の余り物とはいえ、頼もしい主婦の味方です。では、大根を使った具体的なシミ抜き手順を見ていきましょう。

ステップ1.大根で血を洗濯する準備をする

大根をおろすために使われるおろし金

大根でシミ抜きをする際に用意するものは以下の4つです。

余った大根➡わざわざ新しいものを買う必要はありません。切れ端などの余り物で十分です。
おろし金➡大根の酵素(エキス)が沢山出るように、すりおろして使います。
ガーゼ➡おろした大根を布に当てやすいように、包んで使います。キッチンペーパーでも代用可能です。
乾いたタオル➡大根の汁が必要以上に染み渡るのを防ぎ、浮いた汚れを吸収する下敷きとして使います。

ステップ2.おろした大根を汚れた部分に当てていく

大根おろしを作ったらガーゼに包み、てるてる坊主のような形にします。汚れている衣類の下に乾いたタオル(または厚手のティッシュ)を敷き、気になる血の汚れの上からガーゼでトントンと優しく叩いていきましょう。酵素の力で分解された汚れが、下のタオルへと移動していきます。決してゴシゴシこすらず、色が薄くなるまで根気よく繰り返すのが生地を傷めないコツです。

ステップ3.生地の裏側からも大根おろしでトントンする

表面の汚れが薄くなってきたら、生地を裏返して裏側からも同様に大根おろしでトントンと叩き、繊維の奥の汚れを押し出します。汚れが消えたら、仕上げにキレイな濡れタオルで軽く叩き、生地に残った大根の汁を吸い取ってから、いつも通り洗濯機で洗って乾かせば完了です。

血液汚れ洗濯アイテム2.お風呂に入ったついでにできる!シャンプー

鼻血などの血液汚れを落とせる洗髪用シャンプー

汚れてから半日〜1日程度の比較的新しい血の汚れであれば、お風呂場にある「シャンプー」が効果的です!頭皮のたんぱく質や皮脂汚れをスッキリ洗い流すよう作られているシャンプーは、同じたんぱく質である血液の汚れを分解するのに非常に適しています。

ステップ1.タライに「水」をはってつけておく(※お湯は絶対NG!)

まずはタライや洗面器に水をはり、汚れた部分をつけて軽く予洗いをします。ここで最も注意すべきなのは、「絶対に温かいお湯(40度以上)を使わないこと」です。血液などのたんぱく質は熱を加えると固まる性質があるため、お湯を使うと繊維に汚れがこびりついて落ちなくなってしまいます。必ず「水」または「30度以下のぬるま湯」を使用してください。

ステップ2.シャンプーをもみ込んで優しく洗う

水で軽く汚れをゆるめたら、汚れた部分にシャンプーを直接ワンプッシュ垂らし、指の腹で優しくもみ洗いをします。固形石鹸でも血液汚れを落とすことはできますが、直接血の汚れに石鹸をこすりつけることになるため、家族と石鹸を共有している場合は衛生面であまりおすすめできません。

その点、ポンプ式のシャンプーなら衛生的で手軽に使えます。さらに、シャンプーの界面活性剤が繊維の奥まで入り込み、強い香りが血液独特の鉄っぽい嫌な臭いもしっかりとカバーして取り除いてくれます。

血液汚れ洗濯アイテム3.これさえあれば安心!重曹&セスキ炭酸ソーダ

血液汚れにも強い万能な重曹

薬局やスーパーには血液汚れ専用の洗剤も売られていますが、そこまで頻繁に使うものではないため、わざわざ買うのはもったいないと感じることも。そこでおすすめなのが、キッチンの油汚れや日々の掃除にも幅広く使える重曹やセスキ炭酸ソーダです。

重曹(炭酸水素ナトリウム)は弱アルカリ性で、酸性の汚れをやさしく中和し、細かい粒子が研磨剤としての働きもするため、手肌に優しく消臭効果も高いのが特徴です。

一方、セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が強く、水にサッと溶けやすいという性質を持っています。そのため、重曹では落としきれない頑固な皮脂や血液のたんぱく質汚れを強力に分解する汚れ落としの最終兵器として頼りになります。

汚れの経過時間や洗うアイテムの大きさによって、この2つを使い分けるのが賢い洗濯のコツです。具体的なシチュエーション別の使い方をご紹介します。

血液汚れ1.外出着など、気づかないうちについてしまった血液汚れに

鼻血汚れを落とすのに使用すると効果的な重曹

ふとした拍子に洋服についてしまった血液汚れ。お出掛け用の洋服やデリケートな素材だと、ゴシゴシこすって生地を傷めるのは避けたいですよね。そんな時、重曹の弱アルカリ性と発泡力を利用すれば、生地に負担をかけずに汚れを浮かせることができます。

水(または30度以下のぬるま湯)を入れたバケツに、重曹を大さじ1~2杯溶かします。その中に洋服を入れて30分〜1時間ほど「つけおき」し、汚れが浮いてきたら優しく押し洗いをします。重曹の量は汚れ具合や水量のバランスを見て調節してください。その後は軽く水ですすぎ、通常通り洗濯機で洗いましょう。

血液汚れ2.気が付いたらベッドのマットレスに血のシミが!

いつついたのか分からない、マットレスの奥まで染み込んだシミ。丸洗いもできず、クリーニングに出すのも難しいため放置してしまっている方が多いのではないでしょうか。このように水洗いできずにこびりついてしまった頑固な汚れには、アルカリ度が強く分解力の高いセスキ炭酸ソーダが最適です。

スプレー容器に水250mlとセスキ炭酸ソーダ小さじ半分~1杯を入れてよく振り、「セスキ水溶液スプレー」を作ります。マットレスのシミ部分にたっぷりスプレーし、10分〜15分ほど置いて汚れが分解して浮いてくるのを待ちます。その後、固く絞った濡れタオルを上から押し当て、汚れをタオルに移すように吸い取っていきます。シミが消えるまで「スプレーして吸い取る」を繰り返し、最後に乾いたタオルでしっかり水分を拭き取って風通しを良くし、完全に乾かしてください。

消えなかった血の汚れも簡単洗濯アイテムでキレイにできる!

「時間が経った血の汚れはもう落ちない」という常識は、今日から捨てましょう。大根おろしの酵素、シャンプーの界面活性剤、セスキ炭酸ソーダのアルカリパワーなど、それぞれのアイテムが持つ科学的な特性を活かせば、諦めていた洋服や寝具を元のキレイな状態に生まれ変わらせることができます。「お湯を使わない」という基本ルールを守りながら、まずは身近なアイテムを使って大切な衣類のケアにチャレンジしてみてくださいね!

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。