車のシート汚れはこれで解決!重曹を使ったお掃除方法2パターン
雨が降った後などに車の汚れが気になる時があります。車の外についたホコリや泥などの汚れを手早く拭くことはあっても、車内の掃除をすることはあまりないのではないでしょうか。しかし常に人間の手や衣類が触れている車のシートは、日々汚れを吸収していってしまっているのです。
車のシート汚れを放置してしまうと、車内に嫌な臭いがこもったりシートの汚れ自体が取れなくなってしまいます。ここではそんなめんどうな車のシートをキレイにする重曹お掃除テクニックをご紹介します。重曹を使えば皆さんの車のシートも、簡単にキレイ&清潔にすることができますよ。
重曹掃除方法1 手作り重曹水&クエン酸水でシートの汚れをオフ!
重曹を使ってシートの汚れを落とす際には重曹水が便利です。クエン酸水との二刀流使いで見えない汚れもビッシリ落とします。
ステップ1 掃除に必要なものを準備する
車のシートのお掃除をするにあたって、必要になるものを準備しましょう。
- 粉末状の重曹&クエン酸(百円均一ショップで購入可)
- スプレーボトル2本(こちらも百均のもので十分です!)
- 柔らかい布(いらなくなったタオルや下着が大活躍してくれます。できるだけゴワゴワしていない柔らかな肌触りの布が車のシートを傷つけずにお掃除することができますよ)
- 小さなホウキ(卓上ホウキ)、または掃除機
- ゴム手袋(クエン酸から肌を守ります)
ステップ2 重曹水&クエン酸水を作る
近頃は百円均一ショップにも売られている重曹&クエン酸パウダー。重曹水を作るには百円均一の物でも十分に活用することができます。お掃除専用の粉末状の製品も沢山売られています。またすでに重曹クリーナーなる重曹水までもが市販されていますが、粉末状の物を購入した方が使用する際に選択の幅が広がるのでおすすめです。また粉末状のものは、自分で重曹水&クエン酸水の濃度を調整することもできます。もちろんついでにスプレーボトルも2本購入することをお忘れなく!
重曹水を自宅で手作りする際には、粉末状の重曹スプーン1杯をぬるま湯250mlに溶かして完成です。クエン酸水の場合は、小さじ1~2杯のクエン酸を250mlの水に溶かします。汚れの度合いに応じてクエン酸の量を加減しましょう。
ステップ2の注意点
クエン酸は酸性なので直接触らないように手袋を着用しましょう。また漂白剤やカビ取り剤などの塩素系洗剤と混ぜると有毒な塩素ガスが発生するので決して一緒にしてはいけません!
ステップ3 シートのホコリやゴミをササッと落とす
卓上ホウキや掃除機を使って、車のシートの汚れを落とします。シートにくっついているホコリや、シートの間に詰まっているゴミや食べ物のカスを取り除きましょう。このひと手間で掃除の完成度が決まります。卓上ホウキでも十分にシートの隙間の汚れを掻き出すことができるので、ハンディークリーナーをわざわざ購入する必要はありません。
ステップ3の注意点
シートについているホコリや食べ物のカスを取り除かずに重曹水での拭き掃除を始めてしまうと、ゴミやホコリが水分を含んでシートにこびりつき、余計に汚れをシートに広げることになるので掃除が必要以上に面倒になります。
ステップ4 重曹水➡クエン酸水の順番でお掃除開始!
シート表面の汚れを取り除くことができたら、布に重曹水を含ませてシートを拭いていきましょう。重曹で一旦拭き終わったら、違う布にクエン酸水をスプレーして仕上げていきます。クエン酸水を重曹水の後に使うと、中和剤としての役割以外にも除菌効果があるので常に汚れが気になる車シートのお掃除にはこの二刀流使いがおすすめです。
ステップ4の注意点
クエン酸水を別の布に含ませてシートを拭く際にも、手が荒れないようにゴム手袋などをつけましょう。
ステップ5 車の扉を全開にして自然乾燥!
シート全部を拭き終わったら、車のドアをすべて全開にして車内に風が行き渡るようにしましょう。しっかりと自然乾燥させることで、掃除後の嫌な臭いを防ぐことができるのです。
重曹掃除方法2 粉末状重曹をバラまいて放置!
車を毎日使用しない方や時間に余裕がある人におすすめの掃除方法が、粉末の重曹をシートにバラまいて放置する方法です。
粉末状の重曹を使用するこちらのお掃除方法は、後々掃除機で重曹ごと吸い取るステップがあるのでシート汚れを前もって取り除く手間を省くことができます。
ステップ1 掃除に必要なものを用意する
重曹をバラまく掃除方法に必要なものがこちら!
- 粉末状の重曹
- 掃除機
- クエン酸水(こちらも掃除のフィニッシュに使います)
- いらない布きれ(クエン酸水を吹きかけて使います)
- ゴム手袋(クエン酸水を使う際に皮膚を守るために使用しましょう)
ステップ2 粉末状の重曹を車のシートにバラまく
粉末状の重曹を「ちょっと多いかな?!」というくらい車のシートにバラまきましょう。お子さんが吐いてしまった時などに残るしつこい臭いや汚れを落とすのも、粉末状重曹をバラまく方法がとっても有効です。
ステップ3 2~3日放置する
粉末状の重曹をバラまいたら2~3日放置して、重曹がシートの汚れや嫌な臭いを取り除くのをじっと待ちましょう。
ステップ4 掃除機で重曹&その他の汚れを一緒に吸い取る
一定の期間重曹を放置することができたら、掃除機で一気に重曹を吸い取っていきましょう。その際にシートの下や間に詰まっているホコリやゴミ屑も一緒に取り除きます。
ステップ5 クエン酸水で除菌する
しっかりと重曹を吸い取ることができたら、クエン酸水を布にスプレーしてシートの表面を拭いて除菌効果を高めましょう。
ステップ6 車のドアを全開にして自然乾燥
今回もクエン酸水がしっかりと蒸発するまで、車の全部のドアを全開にして車内を自然乾燥させましょう。
重曹って超便利!汚れがひどい車のシートもスッキリ!キレイ!
重曹を使うとノリ気がしない車のシートのお掃除も簡単にできてしまいます。粉末状の重曹が自宅にあれば気軽に掃除に役立てることができるのでとっても便利なお掃除グッズです。外からではなかなか見えない車のシート汚れもゴッソリ取って、清潔で快適な車内にしましょうね。