子供の騒音に階下から苦情の手紙が!クレーム対応と防音対策9つ
子供はいつでも元気いっぱい!家にいても、叫んだり走り回ったりするのは日常茶飯事で、ときにはボール遊びまで始める始末。ママがどんなに注意しても、大人のように静かにするのはムリと言うものですよね!
ところが近年では、保育所や小学校にまで子供による騒音への苦情が殺到しているくらい、騒音に敏感な大人達が増えています。
マンションや木造賃貸アパートなどの集合住宅に住むママにとっては、子供による騒音を気にせずにはいられませんよね。
同じアパート/マンション住人からのクレーム対応
どんなに防音対策をしてもクレームをつけられたり、ポストに苦情の手紙を入れられたりすることがあります。とても悲しい気持ちになりますが、落ち込んでばかりはいられません。
苦情を言われたときの対応次第で、その後の住みやすさに影響がでることあります。特にマンションを購入したご家庭の場合、隣人とも付き合いが長くなる可能性もありますので、お互い確執を残さない対応が大切です。
1共感する姿勢で謝罪する
まずは、低姿勢で相手の言い分に耳を傾けましょう。相手の気持ちに寄り添う姿勢が大切です。
ここで言い訳などを述べたら、火に油を注ぐようなもので、相手の怒りを増長させてしまいます。
「そうですよね、うるさいですよね」と相槌を打ち、そのあとはひたすら謝罪しましょう。
2家で実践している対策を理解してもらう
謝罪した後は、「このような対策をしているのですが…」と、具体的な対策をしていることをアピールしましょう。
こちらも気を遣っているということをわかってもらえると、相手の怒りが収まりやすくなります。
3逆に相談してみる
アレコレと対策をしていても騒音被害が出てしまった場合は、一人で悩まず逆に「うちではこのような騒音対策をしているのですが他に良いアイディアが浮かばなくて…何か良い方法をご存知でしたら教えて頂けませんか?」と、他にどのような対策があるのかを訊ねてみましょう。
頼られて悪い気はしないだろうし、真摯に騒音対策について考えている姿勢をアピールできます。
4子供自身に謝罪させる
子供を目の前にして怒りを爆発させる人はめったにいないと思うので、子供に謝罪させるのも良いでしょう。
子供にとっても他人を思いやるよい教育となりますし、謝罪された隣人も「こんなに小さい子だったら仕方がない」と理解してくれることが多いですよ。
5普段から挨拶して印象を良くする
普段からご近所の人とすれ違ったときに挨拶をしていますか?
また、会うたびに「いつもうるさくてスミマセン」と謝罪することや、騒音状況をうかがうことを忘れないようにしましょう。昔ながらの「実家から沢山送られてきたので、良かったらどうぞ」というお裾分けも、案外相手の心を和ませる効果がありますよ。
同じ騒音でも、普段から好印象を持っている人が相手の場合、あまり音が気にならなくなることもあります。また多少うるさくて困っていても、「あの人なら騒音対策もきちんとしているし、こちらが我慢するしかないか」と、相手も寛大になってくれます。
6最終手段は引越し
騒音に気を遣い過ぎて「静かにしなさ~い!」と頻繁に子供を怒ってばかりでは、ママもイライラするし子供にも悪影響です。賃貸住宅に住んでいる場合は、引越を視野に入れるのも一つの方法です。
新しい住居については一軒家が一番良いのですが、集合住宅の場合は1階や角部屋に住むなど騒音を考慮した物件選びをしましょう。
家庭でできるクレーム予防!足音/騒ぎ声防音対策
子供にうるさくするなと言うのは無理なこと。
それならば、少しでも騒音が和らぐように、家庭でも対策をしてみましょう。
1足音対策
床がフローリングや畳のご家庭では、コルクマットや防音カーペットを敷きましょう。また、スリッパを履かせているご家庭や子供が走る音がうるさいご家庭では、柔らかい素材のスリッパを履かせるのも効果的な対策になります。
2窓を閉める
子供の騒ぐ声やママが感情的に怒る声は、掃除機や洗濯機の音よりも気になるものです。夏の暑い日だからといって窓を開けっ放しでは、ご近所に声が筒抜けになっていることもあります。
ご近所が在宅中である時間帯には、エアコンを利用するなどしてなるべく窓を閉めて生活するように心がけましょう。
3家庭でのルール作り
集合住宅に住んだ経験のない親の場合など、親自体が子供の出す騒音に気づかず、一緒に騒音を出しているケースもあるようです。そのような場合は家族で話し合い、騒音を出さない家庭でのルールを決めましょう。
例えば…
- 家ではボール遊びをしない
- 家の中で鬼ごっこはしない
- 手押し車は家の中では乗せない
- 家の中で相撲はしない
- ソファーの上から飛び降りない
などのルールを決め、親が守ろうとするだけでも子供への影響は変わってきます。
ママが騒音を気にしている反面、パパは全く気にせず、このようなことをさせているご家庭もあるそうです。まずは夫婦でよく話し合うことが大切ですね。