子供のお弁当作りのポイントに関する記事

『子供のお弁当作りのコツ8つ!お弁当選びから詰め方まで』

「全部食べた!」と完食して帰ってきてくれる、子供が喜ぶ簡単・手軽なポイント8つ!子供のお弁当作りのコツを紹介します。

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子供のお弁当作りのポイント!完食してもらえるお弁当を作るコツは?

子供が幼稚園へ通い始めると、お弁当を作る機会がグンと増えますね。
中には張り切る方もいらっしゃるかと思いますが、初めての場合、どういったものを作ればいいのか悩んだり「これから毎日となると忙しくなるし、いつも同じようなお弁当にならないか心配…。」と考えたりするママも多いでしょう。

今回は、忙しい朝でもできるバランスの良い子供のお弁当作りのポイントを8つご紹介します。子供が笑顔で「ごちそうさま!」と完食してくれるお弁当を作るための参考に、ぜひチェックしてみてくださいね。

ごはんとおかずの量

お弁当の量は大人の半分程度、ご飯とおかずは半分ずつくらいを目安に作ります。
お弁当が始まったばかりの時は、「全部食べられた!」という自信と満足感を与えられるように、ちょっと少なめにするのがポイントです。個人差もありますので、あんまり詰め込み過ぎずに、子どもが無理をせずに食べ切れる量に仕上げましょう。

最初はどのくらい食べられるのか量もわかりませんよね。一度、お弁当を作っておうちや公園で食べてどんな感じかチェックしてみるのもおすすめです。

好物を一品入れる

お弁当には、子供の好きなものを一品入れましょう。から揚げでもタコさんウィンナーでも、好きなものがあれば食欲も増進しますし、お弁当が楽しみになります。苦手なものも最初はあまり入れず、慣れてきたら少しずつそっと入れていくようにしましょう。

苦手な野菜でも、幼稚園でお友達が食べているのを見ると意外とすんなり食べられることもありますよ。

お弁当箱選びにも注目を

  • タイプをチェック!

お弁当箱選びでは、子供の使いやすいものを選ぶことが大切です。お弁当箱には蓋をかぶせるタイプや、ロックするタイプなどいろいろな種類があります

年少さんや小さいうちは、かぶせるタイプが開けやすいので向いています。ロック式で開けるときは、はずみでおかずが飛び出す場合があるので、おうちで練習してみましょう。

園によっては保温庫に入れる場合もありますので、アルミのかぶせるタイプを、と指定されることもあるようです。

アルミ弁当箱 無地 小判型Sサイズ

エコキッチン

価格:1,300円+ 税

東京都の葛飾区にある町工場で生産されている、保温庫対応のレトロなアルミお弁当箱。キャラ弁にもピッタリなシンプルなデザインで、お弁当の中身をおいしそうに見せてくれます。容量は約280ml~440mlのものまで揃っています。

  • 容量をチェック!

適度なサイズとして、年少さんは270~300ml、年中さんからは300~400mlくらいの量を選ぶようにしましょう。容量はお弁当の底に書いてあります。

あんまり大きめのお弁当箱に入れて隙間があると、食べる時には片寄っていたりすることもあるので注意が必要です。
形も、丸型、四角型、キャラの形とありますが、キャラの形は意外と詰めにくいので慣れが必要になってきます。

詰め方

詰める順としては、最初にご飯を入れ、大きなおかずから入れていくと詰めやすいです。
そして隙間を埋めていくようにウィンナーなど小さなおかずを入れます。崩れやすいものはカップに入れ、ヒジキなど汁気があるものはしっかり水分を切りましょう。
デザートに果物を入れる時は味がうつる場合があるため、別容器にするのがオススメです。

また、赤、黄色、緑、黒、白の5色の色合いを入れると、彩り豊富で美味しそうな仕上がりに。意識して取り入れるようにしてみましょう。

  • 赤…肉やプチトマト、ニンジンなど
  • 黄色…卵、チーズ、コーンなど
  • 緑…野菜類
  • 黒…海苔・ヒジキなど
  • 白…ご飯

可愛く見せるポイントは?

  • グッズを使う

市販のお弁当グッズを使ってかわいいお弁当を作ってみましょう。海苔の型抜きパンチを使えば、カンタンにかわいらしいおにぎりが出来上がります。

にこにこパンチ3

アーネスト株式会社

価格:1,410円 + 税

海苔用のパンチです。型を抜いておにぎりにつけるだけで、作りながらニッコリしてしまうほどかわいくできちゃいます。アレンジしていろいろな表情も作れます。お弁当だけでなく、おうちでの子供用のランチなどにも使えますね。

また、ピックを使えば、何もしなくてもかわいいお弁当に変身します。ミートボールに刺したり枝豆をまとめて刺したりすると食べやすくなり、こぼれることもなくなります。市販のものもカワイイですが、つまようじにマスキングテープを貼るオリジナルのものも、子供へメッセージを書いたりできるので楽しさが広がりますね。

ハニー&フラワーピック

トルネ(TORUNE)

価格:300円 + 税

ピックでアレンジするだけで小さな子供には食べやすくなりますし、お弁当はグンとかわいくなります。クローバーやてんとう虫、お花のピックで楽しいランチタイムを過ごせますよ。

  • 飾り切り

飾り切りなら、ウィンナーやハムでお花を作ったり、卵焼きの切り口をずらしてハートにしたりと、手間をかけなくてもかわいいおかずが出来上がります。ゆでたニンジンを型で抜くだけでも一気にかわいくなりますね。

  • キャラ弁に挑戦

子供が好きなキャラや人気のアニメ、ママのオリジナルでもOKです。手間はかかりますが、子供がお弁当を開けた瞬間にワーッと喜んでくれること間違いなしです。キャラ弁の作り方が載っているブログやサイトもたくさんあります。キャラ弁にハマるママも多いそうですよ。

ただ、キャラ弁NGの子供もいますので、一部分だけ作ってみて子供の反応をうかがってみるのがよいでしょう。

栄養バランスも重視

お弁当は栄養バランスも考えて詰めるのも大切ですね。ご飯3:主菜1:副菜2となるようにするのが最適です。
主菜ばかりを入れがちですが、野菜などの副菜を入れる方がバランス的にはよくなります。苦手な野菜は肉巻きにしたり、おにぎりにシラスを混ぜたりしても栄養もアップします。

幼児期のお弁当は楽しく食べることも大切なので、一日のトータルで栄養を考えて足りないようなら晩御飯で補ったりするようにしましょう。

おかずの大きさは一口サイズに

子どもの小さな口でもひと口で入るような大きさに切ったものを入れるようにしましょう。大きすぎると食べにくく、食べこぼしたりしてしまいます。

固さも、卵焼きやゆで野菜などの柔らかいものから固めのお肉まで、色々な固さのおかずを入れましょう。柔らかいものばかりだとお弁当を食べる量が進みますし、固いものがあると噛む練習にもなります。ほどよい量となるように様子を見つつ調整していきましょう。

作り置きおかずを活用

朝はいろいろな準備で忙しいのに、その中の準備としてお弁当作りもあると大変。時間がない朝に一からおかずを作るとなると、気持ちも焦ってきますよね。
作り置きおかずをいくつか用意しておくとお弁当の用意も楽になり、「毎日作らなきゃ…。」という負担も軽減されます。偏りすぎるのは考え物ですが、市販の冷凍食品はやはり役立ちますので忙しい時には活用しましょう。

味付けは濃い目に

お弁当の味つけといえば、冷めてもおいしいことが基本ですよね。少しだけ濃い目に作ると傷み防止にもなります。
子供の好きなカレー味や、マヨネーズやケチャップを使ってマンネリ気味の味に変化をつけてもおいしそうですね。

衛生面に注意する

夏場の暑い時期のお弁当は、衛生面にも気を付けて安心・安全なものを作りましょう。

衛生面バッチリなお弁当を作るコツ

  • おかずは素手で触らない
  • きちんと火を通す
  • しっかり冷ましてからふたをする
  • お弁当バッグに保冷剤を入れる

また、夏場の傷みが気になる場合は、市販のお弁当用抗菌シートが役に立ちます。わさびを使ったシートなどを入れておくとよいでしょう。

抗菌シート わくわくおかず

トルネ(TORUNE)

価格:250円+ 税

葉っぱの形が可愛い抗菌シートです。銀イオン抗菌剤がお弁当の雑菌繁殖を防止してくれます。電子レンジやオーブンは使用できないので、子供が食べる時には忘れずに取り除いてもらってくださいね。

楽しく作ろう

毎日のお弁当作りとなると、慣れるまでには時間がかかります。「今日はちょっと面倒くさい…。」と、ママにだってテンションが下がるときもありますよね。
そんな時は、子供がお友達と一緒に楽しそうに喜んで食べる姿を想像しながら楽しく作りましょう。子供はママのお弁当をとっても楽しみに待っていますよ。

子供が空っぽのお弁当箱を持って帰ってきたときには、うんと褒めてあげてください。
子供にとってお弁当を残さず全部食べられたことは大きな自信となり、今後、苦手なおかずが入っていたときにも「よーし、食べるぞ!」という気持ちにつながります。

苦手なものを少しでも食べたら「頑張ったね」「すごいね」と大げさなくらいに褒めて、お弁当の時間が楽しみとなるよう応援していきましょう。

この記事を書いたライター

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。