もう悩まない!職場の困った人間関係をラクにする7つの対処法
上司の厳しい言葉や、先輩の辛辣な仕打ち、同僚のヒソヒソ話…。職場の人間関係のトラブルは、大なり小なり、誰もが抱えているもの。そして、誰にとっても深刻な問題ですね。
特に女性は3人集まると1人をのけ者にするなど、トラブルを起こしがち…。
職場の困った人間関係の対処法は、適度な距離感を保って接すること!相手は変わりませんが、自分自身の態度や対処は変えられます。そして必ず自分のプラスになる!
そんな目線で、女性として知っておきたい職場の人間関係トラブルへの対処法について、一緒に考えてみましょう。7つの距離感を保つ対処法をご紹介します。
1嫌われないための挨拶のコツ
職場で良い人間関係を作るのに大切なのは、自分が周りに嫌われないこと!
まず、上司や同僚、先輩女性に自分を知ってもらう努力をすることが必要です。そのためにも挨拶はとても大切なこと。
職場では明るく元気な挨拶を心掛けましょう。
挨拶は自分から、積極的にするのがポイント!自分から声をかけることで、「私はこのチームの仲間です」という意思が相手に伝わりやすくなりますよ。気持ちの良い挨拶をされて不愉快になる人はいませんし、元気な挨拶は職場を活気立たせてくれます。自分が職場のムードメーカーになることで、トラブルの矛先になることを回避しましょう。
職場での挨拶のポイントは「あ・い・さ・つ」
・「明るく」・・・明るくさわやかに
・「いつも」・・・どんな状況でも
・「先に」・・・自分から
・「続ける」・・・継続することに意義がある
2人間関係をスムーズにする仕事への姿勢
職場は仕事をする場所です。人間関係に悩んでいても、嫌な思いをしていても、それを理由に仕事に身が入らないのは、社会人としてNG。自分の感情はしっかりとコントロールして、仕事で良い成果が出るよう努力を忘れないようにしましょう。
仕事をキッチリとやることには、人間関係の面でもよい効果をもたらします。
その一つは、仕事に集中することで、人間関係などの悩みを忘れられること。時間が余っていると、クヨクヨと悩んでしまいがちですが、あんまり思いつめることは体にも良くありません。忙しく仕事に集中することで一瞬でも嫌なことを忘れられれば、その分心も軽くなりますよ。
もう一つのメリットは、良い仕事をして成果をあげることで、自分の評価をあげて自信をつけられること。自信がない、下を向いている時は、人の悪意を付け込ませやすいものです。自信をつけていつも前を向いて、人間関係のトラブルをシャットアウト!
ただし、自信を持ちすぎて嫌味になるようでは本末転倒、謙虚な姿勢を心掛けるのを忘れないでくださいね。
良い仕事をするために心掛けよう
・仕事の種類を選ばない
・仕事の量を選ばない
・人の嫌がる仕事こそ引き受ける
・初めての仕事には積極的にチャレンジする
3印象が良い感謝の気持ちの伝え方
たとえ相手の仕事であって、何かをしてもらったら感謝の気持ちを持ち、積極的に言葉にして、相手に伝えましょう。あなたの職場での評価は、確実に上がっていきますよ。
職場の人間は、同じ仕事をするチームメイト!特に看護師や幼稚園教諭などは、時に仕事を教えてもらったり、時に仕事を助けてもらったり…人間関係の難しい女性同士のチームで連携がとれなければ、仕事も上手くいきませんよね。
仕事を休んだ時にも同じですね。休みをとること自体は悪いことではありません。ですが、普段自分が担当している仕事を代わりにやってくれるチームメイトがいるからこそ、ゆっくり休みを楽しむことができる。その感謝の気持ちを「お休みしてスミマセン」ではなく「ありがとう!お蔭で助かったわ^^」と、どんどん相手に伝えていくと、職場の人間関係もスムーズになりますよ。
相手に喜ばれるお礼の言い方
・お礼を言うのはできる限り早く
・言葉を飾るより素直に思ったことを伝える
・少々大げさなくらいがちょうど良い
4マイナスイメージを与えないミスした時の謝罪法
自分が悪いと思った時、自分の失敗で上司や同僚に迷惑をかけてしまった時には、素直に謝ることができた方が、絶対にお得。自分に少しでも非がある場合には、すぐに謝罪しましょう。
職場は仕事をするところ。当然、仕事でミスをすることもありますね。けれど大きなミスも、小さなミスも、周りの人に迷惑をかけてしまっていることに間違いはありません。
職場の人間関係がギスギスする一番の原因は、悪いことをしているのに謝らないこと!是非、職場の非難が自分に集中しないよう気を付けて下さいね。
職場のようにかかわりあう人間の多い場では、お互いの意見の食い違いなどは良くあることですが、「なんだかちょっと気が合わない」「私だけが悪いわけじゃない」という気持ちをグッと飲み込み、大人な付き合いをするのが職場の人間関係でトラブらないお付き合いの基本です。
正しい謝り方のマナー
・お詫びの言葉で気持ちを伝える
・自分に非があることを認める
・誠意をもって対応する
・言い訳をしない
5他の人の悪口に同調しないでうまくやるコツ
人間は、特に女性は自分自身を守るあまりに、他人の悪口や陰口を言いがちです。「悪口は人に知られないもの」そんな都合のいいことを考えていませんか?
あなたが自分の悪口に敏感なように、誰もが自分の悪口や陰口には敏感です。悪口や陰口を言えば、必ず相手に知られるし、相手からの信頼を失うのです。
職場のような集団の中は、さまざまな不満から他人の悪口や陰口が集まりやすい環境です。
一つの悪口が別の悪口のきっかけになり悪口がエスカレートし、最終的には一つの悪口であなたの職場の人間関係がボロボロになってしまう…。なんて可能性も否定できません。
自分が悪口や陰口を言うことで、職場の人間関係を壊すきっかけを作ることが無いようにしましょうね。また、悪口や陰口の場に誘われた時には、上手に断りましょう。そうすることで、職場の人間関係のトラブルに巻き込まれるリスクが少なくなります。
悪口・陰口の誘いの上手な断り方
・簡単な仕事をストックしておき、その仕事を口実に誘いを断る
・「その人のこと良く知らないので…」とやんわりと断る など
6派閥に属さないでトラブルを回避
職場は多くの人が働く場所。人間の数だけ意見があり、意見の対立や衝突が起きやすい場所でもあるといえますね。仕事をする上での意見の対立から、職場内に派閥争いがおきて、人間関係がギクシャクしてしまうというケースも良く聞きます。
こういった時には、どちらの派閥からも距離をおくことをおススメします。
意見を求められた時には自分の意見を主張せず、また相手の意見に同調や否定をしないように心掛けましょう。
職場の人間関係のトラブルを回避するためには、常に中立の立場でいることが大切です!
意見を求められない上手な方法
・自分の意見を主張しない
・話は聞き役に徹する
・意見を求められても「そうなんですね」くらいの相槌にとどめておく など
7トラブルなく生き抜くコツ
複数の人とかかわりを持つ職場の人間関係。集団の中でトラブルなく生き抜くコツは、敵を作らないことにあります。そのためにも、職場ではお付き合いの相手を選ばないこと!
職場は仕事をするための公共の場であるということを良く理解して、誰とでも分け隔てなく、TPOをわきまえた公平なお付き合いを心掛けましょう。
あなたが特定の相手ばかりと親しくしたために、ないがしろにされた印象を持った女性の同僚から逆恨みされ、「あの人○○看護師長にばかりヘラヘラして、嫌な感じ!」などと言われるトラブルにあうこともあります。そのようなトラブルを回避するためには、人間関係の上でも職場だという意識を大切にして、誰とでもTPOをわきまえた接し方をしましょう。
特に女性の多い看護師、保険外交員、化粧品販売員などの職業の場合、特定の同僚や上司との食事やお出かけを、職場内で言いふらすことは厳禁!仲良くしたいのならば、職場を離れてプライベートでのお付き合いを心がけ、職場では口外しないことは鉄則です!
人間関係のトラブルを回避するTPO
TPOとはTime(時)、Place(場所)、Occasion(場合)のこと。つまり「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分けをすることです。職場においては、公私混同をしないことも大事なTPOですね!