気軽にできる!水道代の節約術で水と家計の無駄をストップ
日々生活していく中で、水道の使用は欠かせないですよね。家族の人数が多いほど、使用量は多くなる傾向があり、子供が生まれた家庭では「家族が増えた途端に、水道料金がとんでもなく高くなった」という声が多いです。
家計にも大打撃の水道代。家の場所別に使用量の割合を調べると、一番使用量が多いのが「トイレ」。次に「お風呂」、「台所」と続きます。
そこで、まずは多く使っている場所から節水してみましょう。
トイレの節水術
一番使用量が多いのがトイレとは、意外な気がしませんか?実は、トイレで1回水を流すと13Lの水が流れます。メーカーによっても違いますが、ご自宅にあるパンフレットに書かれていますので、ぜひ1度チェックしてみて下さい。
大と小を使い分けて流す
タンクレバーの「大」と「小」を使い分けずに使用している人も多いそうです。「小」の方が少ない量で流せるので、きちんと使い分けるだけでも節水できます。
また、このように使い分けることを意識することで、家族の節水意識も高まります。
タンクの水の量を減らす
ペットボトルやレンガなどのおもりを入れて、タンクの水位を上げる方法もありますが、この場合は、水圧が減ってしまうので、流す力が弱くなってしまいます。
「流す力が弱いのはちょっと…」という人には、「トイレ節水器」という、ありがたい節水グッズもあります。これを使えば、トイレの水圧はそのままで、排水量を3~4割カットできます。
リフォームするときは節水機能付きにする
最新の節水機能付きトイレは1回で大は6L、小は5Lと従来の半分の水しか使いません。旧式トイレを買い替える際には節水機能付きを選びましょう。
また旧式のトイレではポールタップという止水装置が弱ってくると、止水できずにチョロチョロと常に水が流れている状態になってしまいます。あまりに古い場合は、修理するよりも長期的に考えて買い替えた方がお得になることもありますので、一度検討してみましょう。
お風呂で節水
トイレの次にお風呂での水道の使用量が多くなっています。
お風呂では、浴槽の大きさにもよりますが、一回お湯を溜めるのに200リットルから250リットルの水を使用します。
シャワーはまめに止める
浴槽にお湯を溜めないで、シャワーで済ませる場合、出しっぱなしにすると想像以上に水を無駄にしてしまいます。
15分間シャワーを使用した場合、湯船にお湯を溜めるのと同じくらいの量(約200リットル)の水を使うのです。
シャワーは身体を洗うときにも、こまめに水を止めるようにしましょう。また、節水用のシャワーヘッドに変えてみるのもおススメです。
残り湯の活用
湯船一杯の200リットルの水。それを有効に活用することが節水に繋がります。
代表的なのは、洗濯にお風呂の残り湯を使用することです。
抵抗がある方は「洗い」だけ残り湯を使用し、「すすぎ」は新しい水を使うこともできます。
また、トイレ掃除に使用したり、植木の水やりに使用したりするのも良いでしょう。
台所で節水
トイレやお風呂に比べると少ないものの、毎日料理の度に水を使う台所。
台所では、食器を洗うときに一番水を使用するようです。したがって、食器の洗い方がポイントになってきます。
つけおき洗い
食器を洗うときに、気をつけたいのが水の出しっぱなしです。
汚れた食器は、新聞紙などで汚れを拭き取ってから、洗剤を数滴たらして水を張った洗い桶の中につけておくと良いでしょう。
時間を置いてから、その洗い桶の中で食器を洗い、最後に軽く水ですすげばOK。これだけで十分に節水できるのです。
節水コマの使用
台所や洗面所は、少々水の流れが弱くても不便はしません。元栓を少し締めておいたり、節水コマを蛇口に取り付けておいたりすると良いでしょう。
食器洗い機の購入を検討
食器洗い機は、蒸気で高温殺菌されますので、普通に洗うよりも水を使わなくて済みます。
水不足に悩まされる愛媛県松山市では、家庭での食器洗い機の購入に補助金が出るというくらい、食器洗い機は水を節約できるのです。