離婚から立ち直る方法に関する記事

離婚から立ち直る方法・子供と歩むシングルマザーの第一歩

離婚から立ち直る方法・子供と歩むシングルマザーの第一歩

離婚の傷から立ち直るきっかけとシングルマザーとしての生活への不安をどう乗り越えるかを解説。

マーミーTOP  >  夫婦・家族  >  離婚から立ち直る方法・子供と歩むシングルマザーの第一歩

離婚から立ち直る方法~心の大きな傷からの立ち直り方~

離婚から立ち直る方法を知ることで、今後の人生を自らの手で明るく楽しく彩りましょう。いまや女性の生き方も多様な時代で、男女の価値観、生き方、結婚生活の在り方までもが人それぞれ異なっています。

幸せと絆を誓った結婚生活にピリオドを打ち、離婚という大きな決断をした女性にとっては、人生のパートナーとのつらい別れを経験しショックと同時に心に大きな傷を受けてしまいますが、辛い思いをしたからこそこれからの人生を楽しまないなんて損です。

今回は離婚を決断し子供と共に生きて行く人生を選択した女性に、離婚のショックから立ち直る方法をご紹介しますので、まずは手を付けられそうことから始めてみましょう。

離婚の傷から立ち直るには

離婚後の不安で押しつぶされそうになる女性

どちらが切り出した離婚にせよ、幸せになるはずだった結婚生活が上手くいかずに離婚という形で終わってしまったことはショックには変わりなく、要求された側はもちろんのこと、要求した側も非常にエネルギーを必要とするためお互いに憔悴してしまいます。

別れ、特に人生のパートナーとの別れは心に大きなショックと傷を受けやすく、場合によっては虚無感のようなものから無気力状態、うつや引きこもり状態にまでなりかねません。しかし子供がいるなら尚更離婚のショックにいつまでも沈んでいるわけにはいきません。小さくても立ち直り方のヒントが掴めるかどうかで、この先数か月間の生活は見違えるはずです。

生き抜く力を作る!離婚から立ち直る方法4つ

心の傷というものは厄介である程度の傷であれば頭で考えることで癒すことができますが、本当に大きく深い心の傷は焦ったからといって易々と癒せる物ではありません。

焦ることで泥沼にはまらないように気を付けながら、次の4つの方法のなかで「やってみよう」と思えるものがあればまず第一歩を踏み出してみましょう。

少しだけ時が癒してくれるのを待つ

心の不安の経過を示す砂時計

これは失恋や、または近しい人が亡くなってしまった時などにもよく言われる言葉です。ショックや受けた心の傷が大きいときほど心を閉ざして無気力状態になることも多いですが、そんなときは、無理にジタバタせずに時間を置いてある程度時が癒してくれるのを待ちましょう。

離婚の原因も様々ですが、どちらかが切り出した離婚話にせよ、離婚に至った最大の理由は相手との折り合いがつかなかったから。他にも相手に新しいパートナーの存在があったという場合もあるでしょう。

しかし、離婚という結果になってしまったのは私が悪かったのではと自分を責めたり、または相手を責めて泣き続けたり、ただただ経済的にどうすればいいのかという不安感ばかりでは、なんとか離婚から立ち直りたいという思いとは裏腹にどんどん落ち込んでいくものです。

このようにどん底に落ちてしまったときに心身の健康を取り戻すためには、少し時間の経過が必要かもしれません。どんどん過ぎていく時間に焦ってしまいそうになりますが、それは全く無駄な時間などではなく、人生に於いてはとても大事な時間と言えます。

傷口が癒える、体がゆっくりと治っていくように自分を大事に、心の傷も時間をかけてゆっくり治していけば良いのです。焦りは禁物です。

元気はそう簡単に復活するものではないと割り切り「早く抜け出そう!元気にならなきゃ!」と無理をする必要はありません。

気を紛らわせる

離婚後に連絡を取り合った女友達

離婚した後に残る悲しさや虚しさをすべてきっぱり忘れるということは、非常に難しいものです。考えまいとしてもやっぱり思い出してしまい、そのたびに暗い気持ちになります。しかし、そのたびにいちいち落ち込んでいてはなかなか先に進むことができません。

あまり気分がふさぎ込むようなら、たまにはパーっといく!というのもひとつの手です。カラオケで大声を出し歌う、旅行をする、友人と飲みに行く、温泉、海、山!などで気分転換をしましょう。

また、今までにやったことのないことを始めて、新しい環境と人間関係に飛び込んでみるのも気を紛らわせるにはとても効果的です。ボランティアやコミュニティに参加していろんな立場の人との出会いや交流が増えた分、余計なことは考える暇はなくなります。

たくさんの人と知り合って、自分と同じ境遇の方や自分よりも辛い境遇で闘っている方の話を聞いたり、自分の話をしたりするのも心の癒しに繋がります。

物事を考え込み過ぎると、それ自体がストレスになってしまいます。傷心期間をちょっとした心の休暇だと思いゆったりしたリラックス時間を過ごすのも良いですね。

今まで出来なかったことにチャレンジする

趣味の写真撮影に時間を費やす女性

実は結婚していたときには我慢していたこと、できなかったことはありませんか?本当はやりたかったことが、離婚して出来るようになったならそれは紛れもないプラスです。

これまではパートナーの束縛があったり、束縛がなくても家事をキッチリやらなきゃ…という義務感や時間の規制による負担があったり…パートナーがいたために思うように過ごせなかった普段の生活や些細なストレスがなくなる分、自分の時間は増えます。離婚は意外にも物理的、精神的にメリットがあります。

出来るだけ思考を未来に持って行くのが秘訣です。ずっとやりたいと思っていたことがあるなら、今がチャンスです。結婚してからパートナーに気を使って遠慮していた友人に連絡を取ることや、結婚前の趣味を復活させるのも良いでしょう。

体を動かす

とにかく体を動かして汗をかく!離婚後は気分が重く、軽いうつ状態になってしまうことも多いですが、それを解消するには汗をかく運動がおすすめです。

体を動かそうという気持ちにはならないかもしれませんが、考えずに実行したほうが良いこともあります。健康な体づくりは無駄にはなりません。健康があってこそ新しい挑戦や出会い、次の恋愛にも踏み切れるようになります。

子供と歩みながらシングルマザーとして自立する

力強く生きていくシングルマザーの子供

離婚した女性が、離婚のショックから立ち直り大きな生きる原動力になるのが子供の存在。特にシングルマザーは離婚の立ち直りの時間と並行していつも通り子育て時間が存在します。

これからは一家の生計を自分自身が立てていかなければならず、子供が成人して自立するまでに育てあげなければならないという緊張感から否応なく自立した女性への人生が進んで行きます。例え離婚から無気力状態に陥ったとしても、子供にとってはただひとりの親となった以上、四六時中泣くわけにはいきません。

ひとりで家計を支え子供を育てる負担はとても大きいですが、子供はママが大好きです。根底にある子供の思いや子供に対する思いが「生きる原動力」となり、忙しさの中ゆっくり離婚から立ち直っていつの間にか第二の人生を歩んで行けるものなのです。シングルマザーにとって子供はかけがえのない存在です。

子供との生活基盤を確保するために、やることは以下に掲載します。離婚後は大忙しですがやることをやったらしっかり休息も取りましょう。

離婚が決まったらやること

  1. 住居の確保、保証人探し
  2. 生活費、教育費の確保→就職活動
  3. 子供の問題、名前変更、子供の転校手続き、預け先確保心のケア
  4. 変更届けなど手続き
  5. ・国民健康保険や年金等の変更・加入
    ・住民票の変更
    ・不動産・賃貸物件の名義変更
    ・郵便局や銀行などの各名義変更
    ・光熱費等の変更
    ・免許証の氏名変更…身分証明書がないと何も出来ないので最優先
    →離婚届を出したら住民票を持って警察署へ行きます。

離婚後にしなければいけない手続きや、変更が住んでいなければ受給出来ない手当などもあります。これらの事務手続きは、落ち込んだ心と使う神経が違うもので取りかかるのも一苦労です。手続きが1か月以上かかるものもあり、分かれたパートナーがなかなか手続きに協力してくれず連携も取りにくいなど、スムーズに進まないことも多く落ち着くまでに相当な時間とエネルギーが必要なのも事実です。やるべきことや仕事を明確に整理し、気持ちを切り替え一つ一つこなしていきましょう。

シングルマザーとして自信を持ち力強く生きることが大切

子供がいる母親が離婚を決意すると、待っているのはシングルマザーとしての生活です。離婚を決意した瞬間から出来る限りの準備をして離婚に臨む人がいる一方、お互いの勢いや状況などで思いもよらないタイミングでの離婚となってしまった人にとっては、現実生活の展開には気持ちがついていけないまま離婚=シングルマザーとしての子育てが否応なく強いられます。

しかし、両親が別れることで一番つらい思いをしているのは子供です。その子供にとって、あなたはかけがえのない大切な存在。お母さんの笑顔が子供の安心そのものです。つらい時、元気の出ない時に笑顔を見せるほどキツイことはありませんが、お子さんに「生まれてきてくれてありがとう」「一緒に頑張りたい」「よろしくね」など親子で思いを寄せ合い、通い合わせながら生きていくことが生活の糧となります。

自分の選択を信じ離婚から立ち直ること、子供の生きる力を信じること、時には周りの人に助けを求めながら今日一日、明日の一日を力強く生きて行きましょう!

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。

おすすめの記事