赤ちゃんのおしゃべりの時期に関する記事

『赤ちゃんのおしゃべりはいつから?遅い子の発語を促す方法』

赤ちゃんが、おしゃべりするのはいつから?その時期が遅い時に、役立つ3つのテクニックや、コミュニケーションの大事さも紹介。

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赤ちゃんのおしゃべりっていつから?赤ちゃんと対話したい!

赤ちゃんが産まれてから二ヶ月経つと、成長の早い子だと言葉で意思表示をしようとします。ママもパパもその日を心待ちにしていたことでしょう!きちんと発音された、言葉ではないかも知れませんが、かえってその音の響きが可愛らしくて、妙にツボに入ってしまうこともあるでしょう。

中にはうちの子はまだ言葉の覚えが遅くて寝てばっかり…、もしくは起きてはいるがおしゃべりはしない…と、不安なママさんもいるのではないでしょうか?

そんな赤ちゃんのおしゃべりが始まる時期、おしゃべりを始めた時の対応や、おしゃべりをしない子への対応などを紹介していきます。

赤ちゃんのおしゃべりが始まる時期~クーイングと喃語

わが子と、おしゃべりができるようになることも、これからのママの楽しみの一つですねよ!その時期が、早くきてくれないかなぁ~と待ち遠しいことでしょう。

赤ちゃんとは、いきなりおしゃべり出来るようになる訳ではありません。それまでに「クーイング」や「喃語(なんご)」と、言われる言葉の芽生えのような時期があります!おしゃべり楽しいけど、その赤ちゃん語ともいうべき、音の響きがも楽しかったという、子育て体験談も紹介します。

クーイング ~ 赤ちゃんが自分の口から音を出ることを楽しむ

赤ちゃんが泣き声以外で、声を出し始めるのは生後2ヶ月~4ヶ月の間で、最初は「あっ」や「うー」など母音だけを使って声を出します。その動作を別名クーイングと呼びます。声を発していても、何かを伝えようとしているわけではなく、自分の口から音が出る事を、楽しんでいることがほとんどです。

喃語(なんご)~赤ちゃんが成長するにつれて、その種類と言葉にも意志があらわれます

生後5ヶ月くらいになってくると、今度は母音だけの音から少しずつバリエーションが増えていき「ばぶ」「だっだ」「ばっば」など、濁音や連続した音が出てくるようになります。これを喃後と言います。喃語が始まって少しすると、まるで誰かに話しかけているかのような、喃語を発するようになります。

生後10ヶ月を過ぎた頃には、ご飯に指を指して「まんままんま!」と言ったり、意思を伝える言葉が出てくるようになります。もしも何かをアピールするような声の出し方だったら、その時はちゃんとその思いに反応し、言葉を返してあげましょう。そうした、繰り返しが赤ちゃんの言葉の成長をさらに高めてくれます。

その時期には、どんどん喃語のバリエーションが増えてきますし、赤ちゃんが言葉を使ってアピールする事も増えていきます。そうして、1歳前後になってくると今度は単語が出てくるようになります。やっとここで大人が理解できる言葉を話し出します。赤ちゃんの単語でその意思表示が分かってきたり、言葉でもコミュニケーションが少しずつ取れるようになっていきます。

あかリン
32歳

旦那の編集した喃語ラップがツボです!

家の旦那は映像関係の仕事をしていて、息子の成長を記録するのが一番の楽しみらし、ドンドンとその記録映像がたまっていて、しかも編集までこっています。その中から、私もお気に入りの作品を、一本見直してみました。そのタイトルは「これってどんな意味、息子のなんご資料!」

息子が、産まれてから5ヶ月くらいたった頃に、赤ちゃん語というか、喃語をしゃべり始めました。旦那は、これはこの時期にしかしゃべらない言葉だから、沢山映像に収めておきたいといって、俺が仕事の時には、手が空いた時には撮影しておいてくれと、言われそうしました。夫が編集した映像は、「ダっ」とか「マンマン」とか「ダァ~ダァ~」とか「バァッハブアッファ」などの、文字に変換するのも大変な、息子がしゃべった言葉の中から、気に入った音の響きをチョイスして、テロップでダ~んと大きく表示させて、そんな種類の映像をうまく繋ぎ合わせて、息子の喃語ラップ映像なるもの製作しました。

それは、何度見直しても私のツボに入ってしまいます。息子が大きくなって、その映像を見て「僕、将来ラッパー」になるというんじゃないかと、なんだか楽しみです♪

もう5ヶ月をすぎたのに喃語がでない…1歳を過ぎたのに単語も出ない…

自分の子が、いつからおしゃべりしてくれるのかが楽しみで、色々検索してみると、もう喋っていてもいい時期なのに…。早く「ママ」とか「パパ」とか言わないかな?もしかして、おしゃべりが苦手なのでは…と悩まれるお母さんも中にはいると思います。

おしゃべりの成長のスピードにも個人差があります

おしゃべりを始める時期が、遅くても心配する必要はありません。喋れないのではなく、おしゃべりを、し始めるのが遅いという「個性」をもった赤ちゃんというだけです。おしゃべりの成長は、遅くても他の事では成長が早いってことも多いので、安心しましょう!

大人でも、足が速い人けど話すことは苦手な人、足は遅いけど話すことは得意な人がいるように、赤ちゃんも成長の早い遅いがありますよね?

それと同じで、おしゃべりが得意で口が達者だった!けど、体を動かすことは得意ではないという赤ちゃんもいれば、しゃべるのは苦手だけど、ハイハイのスピードが早い赤ちゃんもいます。

りさママ
29歳

無口な子が、急におしゃべりに!

家の子は、1歳半までほとんど喋らずにいて、一歳半健診で引っかかってしまって、物凄く不安はなってしまいました…。けれど、その時に医師から頂いたアドバイスに従って、「ゆっくり」と「口を大きくあけてはっきり」と話すことを何日か試していたら、単語が一つ出てきて、その後2~3日後には嘘のようにおしゃべりな子になっていきました!

赤ちゃんの時期って何かきっかけがあれば、物凄いスピードで成長することもあって、私と同じような経験をされるママもいらっしゃるかもしれませんね。

おしゃべりになる、きっかけを赤ちゃんが身に付ければ、そこから物凄いスピードでおしゃべりになっていくこともありますから、ママは不安を抱えこまないでいましょう。

単語も喃語すらも一歳を過ぎたのに出ない

もちろん成長のスピードも赤ちゃんの個性によりますが、「あまりにもそのスピードが遅いのではないか…」と心配だった場合には、どこかに相談してみるのも一つの手です!

健診や子育て支援センターや、保育園に通っていたら、保育士の先生に相談してみるのもいいですよ。中には耳が聴こえにくくて、言葉を出しづらいというケースもあって、確認のために病院に行ってみるのもいいかもしれません。

赤ちゃんにも好みがある

赤ちゃんが喃語を喋るものの、次のステップおしゃべりにはなかなか進まない…、中には同じ単語ばかりしか、話さない赤ちゃんがいてママは不安になってしまいます。けれど安心して下さい!世間には流行語なるものがあるように、赤ちゃんにも好きな言葉のブームがあって、好きな音の響き、好きな単語ばかり繰り返してしゃべってしまう赤ちゃんもいます。

奇声を発するようになる6ヶ月頃の赤ちゃんを持つママは、「何でこんなに奇声ばかりあげるのだろう?」「どこか痛いのではないか?」と、心配になることもあると思いますが、これは赤ちゃんの耳がちゃんと聞こえている証拠でもあって、耳の状態がおかしくない限り、声を出すことを単純に楽しんでいて、奇声をあげることが、その時期の赤ちゃんの遊びに一つでもあったりします。

楽しく自分の「好きな言葉」や「音」を出して楽しんでいるだけなので、同じ言葉ばかりでも心配いりませんよ。ママも、気分がルンルンの時にお気に入りの曲を、鼻歌で歌うような感覚なのかもしれません♪

赤ちゃんとのおしゃべりコミュニケーションを楽しもう!

赤ちゃんが中々喋らないと心配…、心配ばかりが大きくなってしまう。そんなママは、普段赤ちゃんに沢山お話ししていますか?実はママやパパのお口の動きを赤ちゃんに見せることや、語り掛けって赤ちゃんのおしゃべり能力向上」にすごく大切なことなんですよ!

言葉と動作のつながり

お風呂に入る前なんかだったら「ちゃぷちゃぷはいろうねー」
体を洗っている時なら「きれいきれいしようねー」「気持ちいねー」
これだけOKです。

おむつを替えた時、ミルクを上げる時、寝る時、少しでいいので赤ちゃんに向かって何かを語りかけてみましょう。例えば赤ちゃんがミルクを飲む前や、離乳食を上げる前に「マンマ食べようねー」と何度も言ってあげる事によって、赤ちゃんの頭の中では「お腹が空いた時に口の中に入れるもの=マンマ」と認識できるようになっていき、お腹が空いた時には「マンマ、マンマ」と単語でもその意思表示をします。そういう事を日々、繰り返していき、赤ちゃんが単語を少しずつ覚えていきます。

毎日少しずつでいいので、赤ちゃんに語りかけてみてはどうでしょうか?すると、ママもパパも待ち望んでいた、言葉の数々を赤ちゃんがしゃべってくれて、ママも嬉しくなり、どんどんと喋り合いたくなっていきます。

テレビではコミュニケーションが取れない

テレビは家事などの合間に、少しくらい見せるならいいのですが、見せすぎるのはよくないと言われています。

テレビを見せておくと、赤ちゃんが静かに見てくれるからといって、テレビばかりを見せているとコミュニケーション能力が育ちません。

TV番組は、キャスターや俳優やアニメの登場人物たちが一方的にしゃべってばかりで、赤ちゃんが興味を示し、何かを問いただしても「言葉のやりとり」は返ってはきません…。

コミュニケーションの言葉の意味は、言葉などを使って、お互いの思いを伝え合うということです。赤ちゃんにTVを見せることは、TV側からの一方的な思いを伝えているだけで、コミュニケーション能力の向上には、なかなか結びついてはいきません。

赤ちゃんの「ミルク」や「離乳食」を作っていて、手が離せない時にはTVの助けを借りるのはありですよね!けれど、なるべくママやパパが相手をしてあげられる時には、絵本を読んだりし、おしゃべりをしてあげてみてはいかがでしょうか?

そうしていった方が、赤ちゃんのコミュニケーション能力が大いに育まれていき、お子さんとのおしゃべりを早い時期から楽しめます。

なかなかおしゃべりしない乳幼児の発語を促す3つの方法

ほとんどの赤ちゃんは、1歳をすこし過ぎた時期にはおしゃべりが出来るようになります。その時期を過ぎても、なかなかおしゃべりをしないとママは不安になってしまいますよね!そんな時には、ママがおしゃべりになる「きっかけ」を作ってあげると、体験談で紹介したママさんのように、急に赤ちゃんがおしゃべりになってしまうこともあります。
そのために、役立つ3つのテクニックを紹介します!

1 ゆっくりと口を大きくあけて話しかける

ママは、初めての英語の授業やその他の新しい外国語を学び始めた時の事を思い出してみましょう。その時には、ネイティブな感じで早口で話されても、何を言っているのだろう・・・チンプンカンプン「もう少しゆっくり話してほしいよ!」と思ってしまいます。これから、日本語を覚えようとする赤ちゃんにも同じことが言えて、ママの話し方が早口で、聞き取りにくかったら、英語の覚えが悪くなってしまうように、日本語の覚えも悪くなってしまいます。

2 「あれ」「それ」よりも具体的な単語で話しかける

「あれ」や「それ」はママも使いやすいし、赤ちゃんも言葉のひびきが単純で覚えやすい「言葉」です。けれど、「あれ」で片づけているモノには固有名詞があるのにもかかわらずに、それらを「あれ」「それ」で片づけていると、さっかく言葉を沢山覚えられるチャンスなのに、その機会を逃すことにつながっていきます。

きちんと「あれ」ではなくて「リンゴ」と、「それ」はでなくて「靴下」などと、具体的な単語で話した方が、赤ちゃんが使える単語がとんどんと増えていって、おしゃべりな子になっていきます。

3 一つの単語ではなく、いくつかの単語を使って話かける

一つの単語で「ミルク」と赤ちゃんに話すよりも、「おなか空いたの? ミルクは?」と複数の単語を使って話しかけた方が、赤ちゃんの言語能力が成長していき、より早くおしゃべりになっていきます。

どうしてかというと、覚える「単語」の量が増えていくし、話すことや自分の思いを伝えるためには、一つの「単語」だけではダメで、いくつかの「単語」を使うルールがあるのだと赤ちゃんが気がつき始めると単語をただしゃべるのではなくて、いくつかの単語を組み合わせた、おしゃべりがより早く出来るようになっていくからなんです。

赤ちゃんのおしゃべりが、待ち遠しかった日が妙に懐かしい時がやってきます!

「赤ちゃんのおしゃべりって、いつからなんだろう?」そのおしゃべりの芽生えのクーイングは生後3ヶ月~生後4ヶ月頃から始まります。その独特な赤ちゃん言葉がお気に入りって方も多くいらっしゃいます。
お気に入りのフレーズを録音してみると、後々楽しめます♪

それから、数ヶ月たって「おしゃべりの能力」にも個人差があらわれてきて「マ~ァマ~ァ」と感動的なフレーズを、早い時期から言える赤ちゃんもいれば、遅くなってしまう赤ちゃんもおります。

ほとんどの赤ちゃんは1歳を少しすぎた頃には、おしゃべりが出来るようになります。その時期を迎えても「なかなか、おしゃべりをしてくれないな~」と感じていたら、ママは「口をゆっくりと大きくあける」などの「おしゃべり」になるきっかけを与えてあげると、他の子と変わらぬくらいのおしゃべりな子になっていきます。

それから、すぐに魔の2歳児のイヤイヤ期が始まり、じっくりと向き合っていったり、反抗期…口ゲンカをする度に内容がエスカレート(内容は自主規制…)。

成長したこどもと、口ゲンカした後にそういえば昔「はやく、おしゃべりしてくれないかなぁ~と待ち遠しかった日があった気が…」と妙に懐かしくなり、微笑ましくなりながらも、ついさっき言われた言葉を思い出して、ママ再びお怒りモードって時もいつかはやってきます。

そんな日がくるまでには、赤ちゃんがおしゃべり出来るようになるため、ママもしっかりサポートしていきましょう!

この記事を書いたライター

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!