ベビーカーの選び方に関する記事

『ベビーカーの選び方!A型・B型・バギーの種類別メリット』

ベビーカーの選び方で押さえるべきポイントは?ベビーカーを購入するときは、住環境や車・電車などの移動手段、赤ちゃんとのお出かけ場所をイメージしましょう。A型・B型などの種類、日本製・海外製の違いやタイヤの特徴など、最新情報をお届け!

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ベビーカーの選び方~A型・B型・バギーの特徴、おすすめの種類は?

初めての出産をひかえたママにとって、ベビーカー選びは妊娠中の楽しみのひとつです。赤ちゃんとのおでかけの場面を想像しながら、A型・B型・バギーなど、育児本を読み、お店に行って研究し、わくわくしながら迷うことでしょう。

ただ、ベビーカーは、誰が使っても必ず便利!という商品がありません。各家庭によって、住環境やライフスタイルは違いますので、玄関の広さや車や電車の利用頻度、育児に協力してくれる人などによって、おすすめの商品も変わります。また、最初は1台しか買わないと決めていても、より軽量で扱いやすいバギーなどを2台目として購入する人もいるんですよ。

A型、B型、バギーなどの違いを説明しつつ、ベビーカーの上手な選び方を解説します。候補のベビーカーのメリットとデメリットを整理しておくと、実際購入するときに役に立ちますよ!

A型ベビーカーのメリット&デメリット

A型ベビーカーは、生後1か月から、赤ちゃんを水平に寝かせた状態で移動ができます。対面式にもできるので、赤ちゃんの姿を見て確認しながら移動でき、ママにとっても安心ですよね。首も腰も据わらない赤ちゃんを乗せて移動できるものなので、安定感も、乗り心地も良いのが特長です。

2歳ころまで利用できますが、大きいので小回りがきかないものもあり、小さなお店でのお買い物や、電車移動をする時は不便さを感じることも。折りたたんだ状態でも場所をとり、小さな玄関ですと邪魔になることも。また、乗り心地がいい分、重量があり、価格も高めです。

以前は、生後1か月から水平にして使えるにも関わらず、軽量でコンパクトなベビーカーを「AB型」と呼んでいました。しかし、全体的にA型ベビーカーの軽量化が進み、最近ではあえてAB型とは言わず、A型という呼び方が主流になってきています。

A型ベビーカーのメリット

  • 生後1か月の赤ちゃんを乗せて移動できる
  • 水平にできるので赤ちゃんが寝てしまっても、負担が少ない
  • しっかりした作りで、安定感がある
  • 対面式にでき、赤ちゃんの顔を見ながら移動できる

A型ベビーカーのデメリット

  • 重たい
  • 小回りがきかない
  • 価格が高め
  • 折りたたんでも場所をとる
  • 2歳くらいまでしか乗れない

B型ベビーカーの特徴

首や腰が据わった7カ月ころから乗せられます。軽量・コンパクトで扱いやすく、3歳くらいまで利用できます。小回りがきくので、公共の乗り物にも乗りやすく、お買い物もしやすいですが、荷物のかけすぎはバランスを崩したり、転倒の原因となるので、ほどほどにしましょう。

折りたたむと小さくなり、車や玄関にいれても邪魔になりません。対面式のものがほとんどないので、赤ちゃんは常に前向きになっています。リクライニングはできても、座面を水平にできないものが多いので、寝てしまった時は少し可哀想に思うかもしれません。

冬生まれだったり、低月齢のうちは、お散歩程度で、あまり外出の予定はない。赤ちゃんの体重が軽いうちは、抱っこ紐やスリングを利用する場合、B型ベビーカーからの購入を検討すればよいでしょう。

B型ベビーカーのメリット

  • 軽量でコンパクト
  • 小回りがきく
  • 3歳ころまで利用できる
  • 折りたたむと小さくなる

B型ベビーカーのデメリット

  • 首や腰が据わってからでないと乗せられない
  • 水平にはならないものが多い
  • 対面式になるものがほとんど無い

バギーとは?バギーの特徴

バギーはB型より更にコンパクトで軽量です。価格も安く、折りたたむとB型より断然小さくなるので、公共の乗り物に乗ったときも安心です。ただし、乗り心地はいまひとつで、あまり長時間利用には向きません。歩きはじめの1歳頃や、「抱っこ!」をせがみ、長く歩けない子供とおでかけする時に持っていくと重宝します。セカンドベビーカーとして購入するのもおすすめです。商品によって体重制限がありますが、3歳くらいまでは利用できるものが多いです。

最近では、バギーという名前がついていても、B型ベビーカーと重さや性能が大差ない商品も多く出てきています。あくまで、商品名として「バギー」を採用しているだけの場合もありますので、購入候補を検討するときは、バギーとついていても、機能面もよく確認した方が良いでしょう。

バギーのメリット

  • 軽量でコンパクト
  • 価格が安い
  • 3歳ころまで利用できる

バギーのデメリット

  • 乗り心地が悪く、長時間の利用は好ましくない
  • 安定感はない

日本製・海外製ベビーカーの特徴

ベビーカーを選ぶときに気になるのが、日本製か海外製かどうか。最近では、海外ドラマの影響もあり、海外製ベビーカーの人気も高まりつつあります。もちろん商品によって違いはありますが、大まかな傾向をまとめました。

日本製ベビーカーは、安全性が高く、扱いやすい

日本製は、赤ちゃんを乗せる際の安全性にこだわった製品が多いです。重さや大きさも、日本の環境や日本人サイズに作られていますので、普段のおでかけで不便を感じることは少ないでしょう。

日本製ベビーカーはとにかく便利で、扱いやすく、日本のママの多くの人が愛用しています。そのため、被ることもよくありますので、ベビーカーの色選びや遠目からでもわかる目印をつけるなど、工夫した方がいいでしょう。

海外製ベビーカーは、デザイン性が高く、多機能

海外製はデザイン性が高く、おしゃれで可愛いものが多いです。ハンドルの位置や赤ちゃんの座面が高いものが多く、背が高いご夫婦にはおすすめです。

海外性もベビーカーにも安全基準がありますので、信頼できるメーカーのものを選ぶと良いでしょう。海外製によくあるゴムのタイヤのベビーカーは、吸収性が高く乗り心地が良いです。少々の段差や砂利道でも、スムーズに移動できます。ただ、日本製でも、ゴムタイヤの商品が少しずつ増えています。

三輪と四輪の違い、タイヤの大きさや素材も意外に重要

ベビーカーというと、重量やサイズを注目しがちですが、乗り心地や押しやすさには、タイヤが大きく関わってきます。
最近では、主に海外製の三輪ベビーカーが注目されています。後輪2つに、前輪1つなので、小回りがきき、操作性がよく、見た目もスタイリッシュです。段差や凸凹道でも押しやすいとも言われています。
だだ、3輪ベビーカーは、全体的に大きめで場所をとります。重量も重たく、折りたたんでも、4輪ほどコンパクトにならない商品も多いようです。

タイヤは3輪、4輪共通して、大きいほど安定し、多少路面がガタガタでも乗り心地が良いです。ゴムタイヤは、吸収性もすぐれていて乗り心地は快適です。だだし、ゴムタイヤはパンクする可能性があります。一方で、ゴムがないタイプは丈夫で壊れにくいというメリットがあります。

双子ママ用ベビーカーの特徴

双子ママは、双子用ベビーカーが必要ですよね?双子ちゃん用のベビーカーは、縦に2段になっているものと、横に2人がならんで座るものがあります。

縦型は、幅が一人用と同じなのでお店や道路を歩く時も邪魔になりませんが、双子ちゃんの好みが出てきて前が良かったり後ろが良かったりで、泣いてしまうこともあります。

横型は、幅が広くなってしまいますので通る道が限られてしまいます。公共の乗り物も乗れるところと乗れないところがあります。お散歩などは、二人がならんでいるので双子ちゃん同士は楽しいでしょうね。

どちらも、折りたたみは慣れたら問題なくできます。一人とは違って二人なので、なんでも簡単にはいかないことは覚悟しなければいけませんね。

ベビーカーの選び方!購入前に5つのチェックポイント

ベビーカー選びは、とっても楽しいことです!自分の生活や環境、生まれてくる赤ちゃんとどんなことをしたいかなど、色々想像してお気に入りのベビーカーを探して下さい。

電車の利用頻度が多い人は、サイズに要注意

高いお金を出してベビーカーを買ったのに、電車の自動改札を通れない!…なんてことにならないように。特に海外製は、大きなものが多いので注意しましょう。日本の自動改札の幅は、通常は55cm。車椅子が通れる特殊自動改札は90cm程度です!特殊改札は駅によっては、ないこともありますので、「どうしてもこの海外製のベビーカーが良い!」と思っているママは、よく行く駅の様子だけでもチェックしておいた方がよさそうです。

電車は折りたたまなくても、乗り込むことはできますが、段差で困ってしまうこともあります。いざとなったら赤ちゃんを抱っこしてベビーカーをかつぐこともありますので、重量もチェック項目です!

車やバスで移動するママは、重量に要注意

お洒落で立派なベビーカーは、意外と重たいです。自分でトランクに詰めないなんてことがないように、実際にお店で持ち上げてみるとイメージできます。ベビーカーだけでなく、赤ちゃんは新生児でも約3kg、自分のバッグには赤ちゃんの着替えや哺乳瓶を詰め、お買い物した袋を持つこともあります。
ママになると、力持ちになる人が多いのですが、体力に自信がない人は、気を付けておきましょう。

ベビーカーの置き場所を購入前に要確認

ベビーカーでお出かけするイメージだけではいけません。自宅の玄関の広さや、マンションやアパートのエレベーターの有無や広さなども考慮しなければいけません。駐車場から自宅の玄関までどうなっているか、シュミレーションしてみましょう。
今まで気にしていなかったけど、マンションのエントラス部分に、3~4段くらいの階段(段差)があったりしませんか?

身長差がある夫婦は、ハンドルの高さが調整可能タイプ

長時間のお買い物やお散歩をすると、ハンドルの高さは気になってきます。身体に合わないベビーカーは、押す人の負担になります。身長差のある夫婦は、ハンドルの調整が可能なタイプがおすすめです。無いタイプを選びたい時は、一度お店で2人で試してみましょう。

あえて派手目の色をチョイス!?

黒や紺系のベビーカーはお洋服に合わせやすく、みんなが選ぶ色です。保育園や遊園地などに行った時は、自分のベビーカーが探しにくくなりますし、間違えて持っていかれた!なんて事態も避けたいところ。ちょっとしたアクセントでハンドル部分に何かをつけるか、思い切って派手な色を選ぶのも良いでしょう。

最初に男の子が生まれて、次は女の子を希望していたら、ベージュや赤、水色などがおすすめです。この子が最後の女の子と決めている時は、おもいきってピンクのベビーカーにするのも可愛らしいと思います。写真を撮ったとき、ベビーカーの色で可愛らしさが増しますよ!

ベビーカーを買うタイミング|妊娠中に買わない方が良い?

出産必需品と思われがちなベビーカーですが、妊娠中に無理に慌てて買う必要はありません。A型を買うにしても、低月齢の赤ちゃんは軽いので、最初のおでかけは抱っこでも問題ないでしょう。

あると便利なベビーカーですが、自分の生活をイメージして、じっくり選びましょう。赤ちゃんが産まれてみると、想像していなかったことが起こることもあります。その時、一番自分に合うものが便利であり、妊娠中の想像で買ってしまうと、不便だったということもありえます。慌てる必要はありません。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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