可愛い赤ちゃんが嘘泣き?! 先輩ママに聞いた本気泣きとの違いと見分け方
赤ちゃんの嘘泣きの見分け方は、「涙」「声」「泣き止み方」「視線」の4つを見るとぐっとわかりやすくなります。赤ちゃんは泣くのが仕事と言われるように、「眠い」「お腹がすいた」「おむつを替えてほしい」といった暮らしの中の困りごとを泣いて知らせます。そして成長するにつれて、ママやパパに構ってほしい時や甘えたい時にも、泣き方を使って訴えるようになるのです。
このような、甘えや要求のための泣き方を、親御さんは「嘘泣き」と呼ぶことがあります。お世話をするママやパパにとって、すぐに手を止めて向き合いたい本気泣きと、甘えやコミュニケーションのための泣き方の区別がつかないと、毎回必要以上に慌ててしまうことになります。
そこで、先輩ママたちに「嘘泣き」と「本気泣き」の違いについて聞いてみました。多くのママたちは、あるポイントで両者の泣き方を簡単に見分けているようです。
例えば、「涙が出ていない」「抱っこするとすぐに泣き止む」「親の顔色をうかがうような仕草がある」などが、その見分け方です。赤ちゃんたちは、どのように泣き方をうまく使い分けているのでしょうか。
ここで紹介する体験談を参考にすれば、赤ちゃんの巧妙な泣き方の使い分け、つまり意図的なコミュニケーションの始まりを見抜くことができるはずです。生後1ヶ月や2ヶ月の頃から1歳を過ぎるまで、月齢ごとの変化や、忙しくて手が離せない時間帯の関わり方までまとめました。
赤ちゃんの嘘泣きはなぜ起こるのか
「まだ言葉も話せないのに、なぜ嘘泣きができるのだろう」と不思議に感じるママは少なくありません。赤ちゃんの側に「だまそう」という気持ちがあるわけではなく、泣いたら人が来てくれたという経験の積み重ねが背景にあると考えられています。
泣く、誰かが来る、抱っこされる、気持ちが落ち着く。この流れを毎日何十回も繰り返すうちに、赤ちゃんは「声を出すと世界が動く」ことを体で覚えていきます。生後1ヶ月や2ヶ月の頃はまだ狙って泣いているわけではなく、そばにいてほしい、抱っこで安心したいという気持ちがそのまま声になっている段階です。この時期は涙の量そのものが少ないため、しっかり泣いているのに涙が見えず、大人の目には「涙なしの泣き」に映ることも多いようです。
生後6ヶ月前後になると、いつも世話をしてくれる人の顔と声をはっきり区別し、目で追う力も育ってきます。ここから「泣きながら相手を見る」という行動が出はじめ、親のリアクションと自分の泣き声が結びついていきます。そして1歳前後になると、要求と泣きを組み合わせる場面が一気に増えます。リモコンを持ってきて泣く、抱っこ紐を見て泣く、といった「目的のある泣き」です。
つまり嘘泣きは、困った癖ではなく気持ちを伝える手段が増えてきたサインと受け取ることができます。演技ができるようになったのではなく、相手を意識して声を使い分けられるようになった、というのが実際に近い変化です。
嘘泣きと本気泣きの見分け方チェックポイント
先輩ママたちの声を整理すると、見分けるポイントはおおよそ6つに絞られます。ひとつだけで判断せず、2つ3つ重なっているかどうかで見ると迷いにくくなります。
| チェックする所 | 嘘泣きに多い様子 | 本気泣きに多い様子 |
|---|---|---|
| 涙 | 出ていない、または小さな粒が数粒だけ | ぽろぽろ、ボロボロと流れ続ける |
| 声 | 「あーん」「うぇーん」と細め、声だけが響く | 力いっぱいの声量、甲高い声が続く |
| 顔 | 顔色は普段どおり、泣き顔になりきっていない | 顔を真っ赤にして、息をつめるように泣く |
| 泣き止み方 | 抱っこや声かけで数秒でケロッとする | 抱っこしてもしばらく泣き続ける |
| 視線 | 横目やチラチラと親の様子を確認する | 目をぎゅっと閉じ、周りを見ていない |
| 泣き出す場面 | 大人が離れた時、要求が通らなかった時 | 時間帯や場面に関係なく突然始まる |
見分けに迷う日もあります。そんな時は判定を急がず、いつもと同じ手順で抱っこして、様子を落ち着いて眺めるのがいちばん確実です。抱き上げて数十秒で笑顔に戻れば甘えたい気持ちが強かった、抱っこしても声が変わらなければ本気で伝えたいことがある、という順番で読み取れます。
月齢別に見る嘘泣きのサインと関わり方
同じ「涙なしの泣き」でも、月齢によって意味合いと関わり方が変わります。
生後1ヶ月〜2ヶ月頃は、抱っこするとピタッと止まる泣き方が増える時期です。これは要求というより、体を密着させて安心したい気持ちの表れと考えられます。声をかけながら抱き上げるだけで十分で、「甘やかしすぎかな」と気にする必要はありません。「はいはい、来ましたよ」「くっついていたかったのね」と声に出しながら抱くと、ママ自身の気持ちも落ち着きます。
生後5ヶ月〜6ヶ月頃は、抱っこする人によって泣き方が変わりはじめます。パパが抱くと泣くのにママに代わると泣き止む、という場面が出てくるのはこの頃です。相手を見分けられるようになった証拠なので、パパががっかりしすぎないよう「今日はママの日みたい」「パパの抱き方に慣れる練習中だね」と笑って言葉にしておくと、家族の空気が重くなりません。
生後8ヶ月〜10ヶ月頃は、後追いと重なって泣きが増えます。台所に立つ、洗濯物を干す、その動きに合わせて「ぎゃー」と声が上がる時期です。姿が見えなくなるのが不安なので、見えなくても声が届くようにしておくのがコツです。「ここにいるよ」「お鍋を火にかけたら戻るね」と実況するように話しかけると、泣かずに待てる時間が少しずつ伸びていきます。
1歳〜1歳半頃は、要求と泣きがはっきり結びつきます。欲しいものを手に持って泣く、注意されている最中に横目で確認する、といった行動が出てきます。ここでは泣き声に反応するのではなく、伝えたい中身に反応するのが軸になります。「これが見たかったんだね。ごはんの後にしようね」と、気持ちは受け止めて要求の答えは変えない、という形が扱いやすいです。
つまずきやすいのは、判定にこだわりすぎて対応が硬くなってしまう時です。嘘泣きかどうかを毎回見抜こうとすると、ママの方が疲れてしまいます。判断がつかない時は「とりあえず抱っこ」で構いません。抱っこして損をすることはひとつもありません。
赤ちゃんの嘘泣きの見破り方を教えてください。
甘えん坊は嘘泣きが上手
私の赤ちゃんは抱っこされたがりの甘えん坊です。新生児のころから、抱っこされないと寝ない、ベッドにおろすとすぐ起きる、抱っこされたままの状態じゃないと寝ない子でした。
初めて赤ちゃんのカワイイ嘘泣きに気づいたのは、ちょうど1歳くらいの時でした。それはお出かけ先で、抱っこしていたパパから、抱っこ紐をつけた私が赤ちゃんを受け取った時のことです。
今までご機嫌だった赤ちゃんが急に泣き出しました。どこかを挟んだかと心配になり、慌ててパパにパスすると急に泣き止みました。
私が抱くとまた泣き出します。よく見ると涙は出ておらず、声だけの泣き声です。
「パパがいいの?カワイイ~」とパパはメロメロでした。結局赤ちゃんは抱っこ紐が嫌だったらしく、外した私に機嫌よく抱っこされました。
「この子、今の嘘泣きだったの?!」と、パパと2人でびっくりしながらも可愛くて笑ってしまいました。
本気泣きはやっぱり力いっぱいの声量とぽろぽろ涙、嘘泣きは声量だけで涙はないですね。それでも、一生懸命泣くことで意思表示する赤ちゃんって本当にカワイイです。
ウソ泣きは産まれつき備わっている!
子どもが生後2か月に入った時くらいでしょうか、私も初めての育児にだいぶ慣れてきて、子どもが泣いて訴えることもだいたい分かるようになってきました。
ある日、朝洗濯を干しているときに子どもが泣く声がしたので、慌てて子どもの様子を見に行きました。
泣いている声からオムツやおっぱいではないなと思い、とりあえずなだめるために抱っこをしました。するとピタッと泣くのをやめたので安心しました。
その時は普通に泣いているのだと思っていたのですが、その後で再び泣いたときに朝の泣き方とちょっと違うなと思いました。泣き声は同じだけど、朝は涙が出ていなかったのです。
数日、子どもの泣き方を観察してみましたが、明らかに本気泣きでは涙が出ていて、嘘泣きは涙が出ていないのです。
それで、ただ甘えているだけ、抱っこしてい欲しいだけの泣きだったんだなと理解しました。
生後2か月で嘘泣きを学ぶとは思えませんし、赤ちゃんには生まれ持って「嘘泣き」という技術が身についているのかなと思いました。
でも、その嘘泣きもやっぱり可愛くて仕方ありません。
甘えたい気持ちから嘘泣きに!
赤ちゃんの嘘泣きに気づいたのは生後5ヶ月の時です。泣いているようで涙がほとんど出ていないのと、私が抱っこしたらすぐに泣き止んだことで気がつきました。
たまたま夫がミルクを作ろうとしていた時に起きたのですが、いつもは私がミルクをあげているので、夫から飲ませてもらうのが嫌だったのか、赤ちゃんが嘘泣きをしていました。
私と代わるとすぐに泣き止み、普通にミルクを飲んでいるのを見て、夫はショックを受けていました。赤ちゃんが嘘泣きをしている時は、大抵甘えたい時が多いと思います。
本気で泣いている時はお腹がすいた時や眠い時、オムツが濡れている時がほとんどですが、いつもと様子が違うなと感じる時は、顔を見ながらゆっくり抱っこして過ごすようにしています。
さすがの演技派
9ヶ月の時です。涙は全く出てないのに顔の表情だけ泣いていたのです。「演技派か!」と突っ込みたくなるくらい、見事な嘘泣きでした。
それからは、少し気に食わないとすぐ嘘泣きをするようになりました。
本気泣きはものすごい勢いで、そりくりかえってこの世の終わりくらいかのように泣きますが、嘘泣きの時は甘え泣きに近いかと思います。
甘えたいせいで、嘘泣きするようになったのかもしれませんね。最近は、表情は豊かになってきて、悲しい顔や怒った顔もするようになりました。
少し甘えたいとき、構ってほしい時に嘘泣きをします。それがまた、可愛くてたまりません。あんな顔をされたら何でも許してしまいそうです。
育児が疲れている時にあの顔を見ると、本当に癒されます。
こんなに早く嘘泣きをするとは
一歳前に嘘泣きのような泣き方をしていました。泣いて涙も出ているのですが、何か感情がないというか、気持ちのない泣き方をしていて気付きました。
まさか一歳前で嘘泣きをするとは思いませんでした。私が家事をするために離れるとよく泣いていたのですが、ある日感情のない適当な泣き方をしていました。
バレないように覗いてみると、チラチラこちらを見ながら座ったまま嘘泣きをしていました。そして、私が顔を出すと「はい、来た!」と言わんばかりに一瞬で泣き止みました。
泣けば来るだろうと思われたことが、少し悲しかったです。
本気泣きは感情が出ますが、嘘泣きはワーワー気持ちなく泣いているので分かりやすいです。最初は見破れず抱き上げていましたが、今はもう騙されません。
嘘泣きは可愛い悪知恵
我が家の次男の嘘泣きについてです。気付いたのは6~7ヶ月位ですね。いつも本気泣きするのは、お腹がすいたからおっぱい頂戴とか、離乳食早く口の中に入れてくれとか。
特に、手に握って振り回してたオモチャを長男がわざと取り上げる時は、顔を真っ赤にして呼吸が止まりそうになるほど激しく泣きます。
嘘泣きする時は、こちらが大抵家事で忙しくしている時で、あーん、あーんとか細い声を立てて呼ぶように泣くので、嘘泣きを見破るのは案外簡単でした。
顔を見に行くと確かに泣き顔にはなっていますが、あの顔を真っ赤にして泣くいつものパターンでは無く、なんと目から涙が一切流れて無いのです。
そして抱っこしたものならば、直ぐに泣き止みます。本気泣きは抱っこしたって泣き止みませんから。
これは本気泣き?それとも・・・
うちの子はよく泣くなあと感じた時期があります。それは生後8ヶ月の時なのですが、その時に涙を流していないことに気がついたのです。
なんで涙が出ていないのに泣いているんだろう、と初めは不思議に思い、しばらく泣き方をよく見ながら過ごしていました。
先輩ママに話してみると「寂しいのかもしれないから、たくさん抱っこしてあげたらいいよ」と言われました。
その日の夜、抱っこしながら赤ちゃんが寝たのを確認し、布団に置いた途端に泣き始めてしまいました。しかし、涙は流れていません。
また抱き上げると、泣き止み、布団に下ろすと泣く。しかも涙は出ていない、ということを何度も繰り返しました。これはきっと嘘泣きなんだ!と改めて感じました。
嘘泣きは涙が出ないし、わりとすぐに泣き止みますが、本気泣きはなかなか泣き止まないし、涙がたくさん出ているので、分かりやすいですよ。
泣いているのは声だけ
11ヶ月になったばかりの娘が嘘泣きをするようになったのは、つい最近、10ヶ月後半の時でした。
娘は後追いが凄くて、私が少し洗濯をしたり料理をするために立ち上がると、すぐに泣きながら後を追ってきます。
ある日、いつものように「ぎゃー!」と声を上げて泣きながら後を追ってきました。しかしよく見ると、泣いているのは声だけで、涙が全く出ていませんでした。
試しに抱っこしてみると、いつもは抱っこしても暫く泣いているのに、その日はすぐにニッコリになり、嘘泣きをしたのだと気付き驚きました。
その後も、後追いをする時に何度か嘘泣きが見られています。涙が出ているかいないかで分かりやすく見分けられます。
それに加えて嘘泣きの場合は、こちらが笑いながら「何泣いてるの?泣きすぎじゃない?」と声をかけるとケロッとするので、とても分かりやすいです。
声だけ泣いている娘
娘が自分の意思がしっかりしてきた生後10か月頃。夕飯の支度をしていると、隣の部屋から泣き声が聞こえてくるので、行くと泣き止むということが多々ありました。
泣き声を出せば私が来てくれると思っているのか、2歳を目前にした今でもたまにあります。最近では幼児向け番組の録画が見たいと言っては、リモコンを持って嘘泣きをします。
私がしぶしぶリモコンを持つと、ぴたりと泣き声が止みけろっとしているのです。
本当に泣いている時はちゃんと涙が出ていますが、嘘泣きの時は涙は出ておらず、声だけで泣いているふりをしているのがよくわかります。
そんな姿も可愛いくて愛おしいと思えるので、赤ちゃんの頃は得だなと思います。
嘘泣きがわかるのは母だけ
赤ちゃんが嘘泣きをすると気付いたのはちょうど一歳くらいの頃です。完全母乳で育てていたので、産んでから息子と離れる事はほぼありませんでした。
1歳の頃に、どうしても外せない用事ができて、義母に息子を預けました。普段から義両親の家には、お兄ちゃんと一緒にしょっちゅう行っていました。
息子は私が出かけると気付いた瞬間に「うぇーん」と声をあげました。
今まで聞いたことのない様な、明らかに嘘泣きと分かる声でした。涙も出ていませんでした。
本気泣きの時は顔を真っ赤にして泣きます。その上耳を塞ぎたくなる様な甲高い声で泣きますが、嘘泣きの時は声も低いし顔も泣いている顔ではありません。
それでも祖父母は騙されます。あの時、嘘泣きだと分かったのは私だけでした。
親の様子を伺いながらの嘘泣き
1歳を過ぎて、自我がでてきたのか、自分の思い通りにならないことや、少しでも嫌だと思うことがあると泣くようになりました。
初めはイヤイヤ言っているだけですが、こちらが構ってあげないと泣き出します。
嘘泣きに気づいたきっかけは、いつものように子供がイヤイヤ言っていたので見守っていた時です。どうやら私の表情をチラチラ見ているようで、ニコッと笑うと泣き出しました。
次は知らん顔していると、また泣き出しました。泣き出した後に「〇〇食べる?」と聞くと「うん!」といきなり元気になったので、これは嘘泣きだなと思いました。
嘘泣きと本泣きの違いはうちの場合は、涙が出るか出ないかです。嘘泣きだと涙は出ないか、小さい粒が2.3粒流れる程度です。
本泣きの時はたくさんでるのでそこが見分けるポイントです。
横目でチラリと顔色確認
私が娘の嘘泣きに気づいたのは、1歳3ヶ月になった頃。家事をして遊んであげられない時間帯でした。私の気をひきたくて、わざと危ないことやしてはいけないことをします。
例えば、食卓テーブルの椅子に登り手を離して立ってみたり、食べていたお菓子を握りつぶしてぐちゃぐちゃにしたり。食べ物で遊んだ時や無駄にした時は怒るようにしています。
その時もお菓子をぐちゃぐちゃにして床にばらまいていたので、本気で怒りました。すると大きな声で泣き始めます。
いつもは、なぜしてはいけないかを教え、ごめんなさいをしたら許すのですが、注意をしている間、えーんと言いながら横目でチラッとこちらの様子を伺ってきます。
泣いたふりをして反省しているアピールをしてきますが、反省していません。いつも同じことの繰り返しです。
本気で泣いている時は涙をボロボロ流していますが、嘘泣きの時は涙は流れていません。わかりやすいです!
体験談12人分を集計してわかった見分けの決め手
寄せられた12人の声を、見分けの決め手ごとに数えてみました。同じ人が複数の決め手を挙げている場合は、それぞれに数えています。
| 見分けの決め手 | 挙げた人数 | 語られた様子 |
|---|---|---|
| 涙が出ていない | 12人 | 「声だけの泣き声」「目から涙が一切流れて無い」 |
| 抱っこや要求が通るとすぐ泣き止む | 6人 | 「ピタッと泣くのをやめた」「すぐにニッコリ」 |
| 声の質が違う | 4人 | 「あーん、あーんとか細い声」「声も低い」 |
| 親をチラチラ見る | 3人 | 「横目でチラッとこちらの様子を伺って」 |
| 顔が普段どおり | 3人 | 「顔も泣いている顔ではありません」 |
注目したいのは、12人全員が「涙」を判断材料にしていたことです。「見分け方がわからない」と感じる時は、あれこれ観察する前にまず目のまわりを見る、という一点にしぼるだけで判断がぐっと楽になります。
気づいた月齢もばらつきがありました。生後2か月が1人、5ヶ月が1人、6〜7ヶ月が1人、8ヶ月が1人、9ヶ月が1人、10ヶ月が2人、一歳前が1人、1歳が3人、1歳3ヶ月が1人。生後6ヶ月から1歳台にかけて気づく人が多い一方で、生後1ヶ月や2ヶ月の段階で「涙のない泣き」に気づいたママもいます。早すぎる、遅すぎるという心配は必要なく、気づく時期は子どもの性格と家庭の生活リズム次第と言えそうです。
嘘泣きは無視していい?手が離せない時の関わり方
「嘘泣きだと分かったら無視した方がいいのでしょうか」という疑問は、とてもよく聞かれます。判断の軸になるのは、泣き声には応えて、要求への答えは変えないという組み立てです。声をまったく返さないと赤ちゃんは伝わらなかったと感じて声を大きくしますが、返事だけしても要求が通らなければ、赤ちゃんは「泣き以外の伝え方」を試すようになります。
台所で手がふさがっている時は、姿を見せなくても声を届けるだけで十分効果があります。「聞こえてるよ、あと少しでそっちに行くね」「一緒にお皿を運ぼうか」と実況しておくと、待つ時間が予測できて落ち着きやすくなります。逆に、要求を通してほしくない場面では「これがしたかったんだね。でも今はここまでね」と、気持ちだけ言葉にして受け止めるやり方が使いやすいです。
一日に何度も繰り返されると、正直に「うざい」と感じてしまう日もあります。それは冷たいことではなく、耳と気持ちが休みを求めているサインです。泣き声が続く時間帯は音楽を小さく流す、抱っこ紐で家事を進める、パパが帰る時間に合わせて重い家事を後ろにずらす、といった段取りの工夫で、同じ泣き声でも受け止めやすさが変わります。ひとりで抱えず、家族に「この時間帯だけ交代してほしい」と具体的にお願いしておくのも立派な工夫です。
パパや祖父母は見抜けない?家族で見分けを共有するコツ
体験談の中には「祖父母は騙されます」「嘘泣きだと分かったのは私だけ」という声がありました。一緒に過ごす時間の長さが違えば、泣き方の引き出しを覚えている量も違って当然です。ここでもめてしまうと、預ける時にお互いが気まずくなってしまいます。
おすすめは、我が家の見分けポイントを短いメモにして共有しておくことです。「涙が出ていなければ抱っこで大丈夫」「涙が出ていたらすぐ連絡してほしい」の2行あれば十分伝わります。パパが抱いた時だけ泣く時期も、「今はママの匂いを覚えている真っ最中だから」と説明を添えておけば、パパが落ち込まずに関わり続けられます。抱っこの持ち方、寝かせる時の手順、好きな歌をそろえておくと、泣き止み方がそろってきて「パパでも大丈夫」の場面が増えていきます。
赤ちゃんの嘘泣きについてよくある質問
先輩ママたちから寄せられることの多い疑問をまとめました。
生後1ヶ月や2ヶ月でも嘘泣きをするのですか
この時期は狙って泣いているというより、抱っこやそばにいる感覚で安心したいという気持ちが声になっている段階です。涙の量そのものがまだ少ないため、大人の目には涙のない泣きに見えやすく、それを嘘泣きと呼ぶママも多くいます。しっかり抱っこして応えて構いません。
嘘泣きに応えていると、わがままになりませんか
泣いたら人が来てくれるという安心感は、伝えたい気持ちを育てる土台になります。応えるかどうかではなく、要求をそのまま通すかどうかで線を引くと考えやすいです。抱っこや返事は惜しまず、内容には「今はここまで」と伝える形が扱いやすいです。
嘘泣きと本気泣きの見分け方で迷ったらどうすればいいですか
迷った時は、いつもと同じ手順で抱っこするのがいちばん確実です。数十秒で笑顔に戻れば甘えたい気持ちが強かった、抱っこしても声の勢いが変わらなければ伝えたいことがある、と順番に読み取れます。判定を急ぐ必要はありません。
嘘泣きはいつまで続きますか
言葉で要求を伝えられるようになるにつれて、泣きに頼る回数は自然に減っていきます。体験談でも、2歳を目前にして「たまにある」という声がありました。「これが欲しい」と言えた時にしっかり応じておくと、言葉の方が早いと本人が学んでいきます。
まとめ
赤ちゃんの嘘泣きは、困った癖ではなく、相手を意識して気持ちを伝えられるようになった成長の一歩です。見分け方は、涙、声、顔、泣き止み方、視線、泣き出す場面の6つ。体験談12人全員が「涙」を手がかりにしていたことからも、まずは目のまわりを見るだけで判断はぐっと楽になります。
そして、見抜けたあとの関わり方は「泣き声には応えて、要求への答えは変えない」。この一本の軸を家族で共有しておけば、忙しい時間帯も、預ける日も、慌てずに向き合えるようになります。声だけの泣き真似ができるようになった時期は、あとから振り返ると本当に短いものです。見破ったあとに思わず笑ってしまう瞬間も、記録しておく価値のある思い出になります。



