ハイハイの練習はいつから?に関する記事

『ハイハイの練習方法は?ずりばい上達のおすすめおもちゃ5』

赤ちゃんにハイハイの練習をさせたいけれど、どのようにサポートしたらいいか分からないママは必見!ハイハイの練習を始める時期や簡単な練習方法を参考に、早速トレーニングを開始しましょう。さらに、赤ちゃんにハイハイを促す楽しいおもちゃも満載です。

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赤ちゃんのハイハイ練習はいつから?上達を促すコツ5選と安全対策【おもちゃ紹介】

赤ちゃんが成長し、「そろそろハイハイを始める月齢なのに、その兆しが見えない」と、ママやパパは不安になるかもしれません。その際、最も気になるのが「ハイハイの練習」ではないでしょうか。

練習といっても、まだハイハイができない赤ちゃんに無理やり動作をさせたり、筋トレを強いるようなものではなく、ここでは自然にハイハイを促す方法をご紹介します。

ハイハイが上達するための練習法に加え、ハイハイ間近の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ、そしてお部屋の安全対策についても解説します。これからハイハイを始める赤ちゃんをお持ちのママやパパに、役立つ情報をお届けします。

赤ちゃんのハイハイの練習はいつから始める?

赤ちゃんの成長には個人差がありますが、一般的に、赤ちゃんは生後6~8ヶ月頃に腹ばいの姿勢で移動するずりばい(ずいばり)を始め、生後8~10ヶ月頃からハイハイを始めることが多いとされています。そのため、この時期を目安としてハイハイの練習を始めると良いでしょう。

特に、腕の力で前進するずりばいや、ひじを使って前に進むひじばいなどの、ハイハイの前兆が見られる赤ちゃんは、ハイハイが間近かもしれません。また、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる赤ちゃんは、ハイハイを始める時期が早い傾向があるともいわれています。

上達を促すハイハイの練習方法5つ

ハイハイが上達するためには、体の発達だけでなく、「ハイハイがしたい!」と思わせるためのママやパパのサポートも大切です。

具体的にどのような練習をすれば良いのか、ここでは5つの方法について解説します。

1四つん這いの姿勢に慣れさせる

ハイハイの練習では、まず四つん這いの姿勢に慣れさせることから始めましょう。ママやパパが体を支えてあげて、ハイハイがどのような姿勢かを赤ちゃんに覚えてもらうのです。やり方は簡単です。

布団やベッドの上で赤ちゃんを腹ばいの状態にしてから、両手で優しくお腹のあたりを持ち上げて四つん這いにし、数秒間その姿勢を保ちます。これを何回か繰り返すことで、四つん這いの姿勢を赤ちゃんに覚えてもらいます。

2足の裏に手を添えてサポートする

四つん這いができるようになったけれど、上手に前に進めないという場合は、赤ちゃんが踏ん張りやすいように、後ろから足の裏に手を添えてみましょう。

足の裏を押さえてもらうことで、赤ちゃんは前に進みやすくなります。ただし、ママやパパが後ろから強く押してしまうとハイハイの練習にならないので、あくまでも手を添える程度にとどめることが大切です。

3ママと一緒にハイハイレースをする

赤ちゃんがハイハイを始める気配が見られない場合、ハイハイに関心がないという可能性も考えられます。ママやパパが楽しそうにハイハイをして見せると、赤ちゃんはハイハイに興味を持つかもしれません。

その際、ママやパパがハイハイで先導して、赤ちゃんに追いかけさせるのがポイントです。楽しい気分で練習できるので、親子のふれあい遊びとしてもおすすめです。

4同年代の赤ちゃんと遊ばせる

ママやパパと二人っきりでハイハイの練習をしても、なかなか上達しないという時は、月齢の近い赤ちゃんと遊ばせてみましょう。すでにハイハイができている子を見ることで、赤ちゃんは自然とハイハイに興味を持ち始めるはずです。

もし、近くに同じくらいの月齢の赤ちゃんがいない場合は、子育て支援センターや子育てサロンを利用するといいでしょう。そのような施設には子育て中のママやパパが大勢訪れることから、気の合うママ友にも出会えるかもしれません。

5おもちゃを使ってハイハイを促す

あれこれ試してみたけれど、なかなか赤ちゃんがハイハイをしないという場合は、おもちゃを使って赤ちゃんの興味を引き付けることで、ハイハイにつながる可能性があります。

赤ちゃんが思わず追いかけたくなるような、音や光で関心を引くおもちゃがありますので、赤ちゃんが喜ぶようなおもちゃを選んであげましょう。

ここからは、ハイハイの練習用におすすめのおもちゃを5つご紹介します。

はいはい期の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ5選
オーボール ラトル オレンジ

ベビーザらス

赤ちゃんの定番おもちゃ「オーボール」に、小さなビーズが入ったラトル(ガラガラ)です。振ったり投げたりすると音が出るので、思わず追いかけたくなるでしょう。

網目状のボールなので赤ちゃんの小さな手でも握りやすく、安全に配慮された設計です。耐久テスト済ですので安心して遊ばせることができます。(対象年齢:新生児から)

1-2-3でんでんむし

フィッシャープライス

カラフルなかたつむりを転がすと、楽しいメロディーが流れ光りながら前に進みます。お腹部分にミラーがついているので、顔を映して遊ぶのも楽しいでしょう。

ねんね期からハイハイ期まで、長く楽しむことができるおもちゃです。(対象年齢:3ヵ月から)

アクティブ知育ローラー

ピープル

ずりばいからひとり立ちまでの赤ちゃんが、長く遊ぶことができるのがアクティブ知育ローラーの特徴です。

ハイハイハンドルを押してローラーを動かして遊ぶことができるので、まずはママやパパが押してお手本を見せて、遊び方を教えてあげましょう。(対象年齢:6ヵ月から)

それいけ!アンパンマン ハイハイでおいかけっこ

ジョイパレット

赤ちゃんに大人気のアンパンマンの動くおもちゃです。後ろについているリングを引っ張って、背中を押すと前に進みます。

触れようとして手を伸ばしても、アンパンマンが逃げていくように設計されているため、赤ちゃんも思わずハイハイして追いかけたくなるはずです。(対象年齢:8ヵ月から)

ダンシングアリゲーター

プラントイ

ワニの形をした木製のおもちゃで、口についているひもを引っ張るとカタカタと音を立てて走ります。

ハイハイの時期には、ママやパパが引っ張って後追いを促し、あんよを始めたら自分で引っ張って楽しく遊ぶことができます。(対象年齢:生後12ヵ月から)

ハイハイの前にやっておきたい環境作りと安全対策5つ

赤ちゃんがハイハイを始めると行動範囲が一気に広がるため、思いもよらない行動によって、家庭内での事故につながる恐れがあります。

そのため、赤ちゃんにハイハイの兆しがみえたら、安全な環境を作るために、次のような5つのことに気をつけなければなりません。

1.こまめに掃除をする

好奇心旺盛な赤ちゃんは、気になるものは何でも口の中に入れてしまうことから、誤飲につながるような小さなものが落ちていると危険なため、こまめな掃除が必要です。

また、床の上をずりばいやハイハイで移動して、床の上のほこりを吸い込んでしまった場合、アレルギーにつながる恐れもあります。

2.床に余計な物を置かない・配線を整理する

赤ちゃんがハイハイをするようになると、部屋の中を動き回るようになるため、赤ちゃんがぶつかったり、つかまった時に倒れてしまったりするようなものは、ハイハイの邪魔になるため置かないようにしましょう。

特に、テレビなどの電化製品の配線は、赤ちゃんのいたずらの標的になりやすいため、結束バンドやケーブルボックスを使って、赤ちゃんの届かないように整理することが大切です。

3.床にカーペットや柔らかいジョイントマットを敷く

床がフローリングの場合、バランスを崩した際に頭をぶつける恐れがあるので、転んだときの衝撃を和らげるためのマットやカーペットを敷くと安心です。

特に、子供が小さいうちは、食べこぼしなどで床を汚してしまうことが多いことから、部分的に洗ったり交換したりできるジョイントマットがおすすめです。

4.コンセントや家具の角にカバーをつける

ハイハイを始めた赤ちゃんにとって、最も危険なものの一つといえるのがコンセントです。赤ちゃんが触れたり、指を中に入れたりできないようにコンセントカバーで覆っておく必要があります。

また、赤ちゃんが部屋の中を動き回った際に、勢いあまって家具の角に頭をぶつけてしまわないように、赤ちゃんの目線に立って、危険だと思われる場所にはコーナーガードをつけて、安全対策を行ないましょう。

5.大きな段差にベビーゲートを付ける

赤ちゃんは放っておくとハイハイでどこにでも行ってしまうので、大きな段差がある場所には、落下を防止するためのベビーゲートの設置を検討しましょう。

玄関や階段のような大きな段差のほか、ベランダに通じる部分など、家の中に危険な場所がないかを普段の生活の中で、改めて確認しておくことが大切です。

赤ちゃん向けの安全対策グッズは、ホームセンターやベビー用品店で取り扱っていますので、ハイハイを始めて活発になる前の、早めの時期に対策しておくようにしましょう。

赤ちゃんがハイハイをしない・お座りで移動する時は

もし、生後1年頃になってもハイハイをせず、お座りの姿勢のままお尻で移動するシャフリングベビーと呼ばれる移動様式が見られることがあります。シャフリングとは、直訳すると「引きずる」という意味で、約7~10%の赤ちゃんに見られる移動様式です。

シャフリングベビーは、他の赤ちゃんよりもハイハイやあんよの開始が遅くなる傾向がありますが、多くの場合、成長とともに自然に発達していきますので、過度に心配する必要はありません。

しかし、もしハイハイせずにお座りの姿勢での移動が長く続き、他の発達面(言葉、つかまり立ち、手の動きなど)も気になる場合は、念のため、かかりつけ医や自治体の保健センターなどの専門機関に相談してみましょう。

この記事を書いたライター

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪