マザーズバッグの中身を月齢・外出時間別に徹底公開!現役ママの厳選グッズと賢い収納術
マザーズバッグの中身として、現役ママたちが実際に何を選んで持ち歩いているのかは、誰もが気になる点ではないでしょうか。この記事では、赤ちゃんの月齢ごと、外出時間ごとにママたちが厳選した持ち物を詳しくご紹介します。
既にマザーズバッグを使っていて収納が上手くいかないとお悩みのママはもちろん、これからマザーズバッグを購入される方や、収納に便利なバッグを選びたい方にとって、実用的なヒントが満載です。おむつポーチやバッグインバッグを活用した整理術も合わせて解説します。
生後4ヶ月の赤ちゃんとの外出に使うマザーズバッグの中身:完全母乳の場合
生後4ヶ月で完全母乳の赤ちゃんを育てるママが、10時間の外出を想定して使っているマザーズバッグの持ち物リストです。授乳に必要なものや着替えを中心とした構成になっています。
- おむつ4枚、おしり拭き
- おむつセットをいれる袋(おむつポーチ)
- ゴミ袋5枚、防水シート(おむつ替えシート)
- ボディ肌着、ロンパース(着替え一式)
- スタイ、靴下
- ガーゼタオル2枚、ハンドタオル
- ウエットタオル2つ(手・口拭き)
- 洗濯バサミ2つ
- 母乳パッド2つ
1回分のおむつ替えセットを作って入れています
赤ちゃんは現在4ヶ月です。10時間くらいの外出を想定しています。おむつを替えるとき、必要なものをすぐに出せるよう、おむつやおしり拭き、ゴミ袋などを一まとめにしてポーチに入れています。
完全母乳の場合、ミルクセットがないため、完全ミルク(完ミ)や混合の赤ちゃん、離乳食が始まった赤ちゃんのマザーズバッグに比べると荷物が少ない傾向にあります。この時期の赤ちゃんはよだれが増えるため、スタイやガーゼは多めに用意しておくと安心です。また、生後3ヶ月頃からおもちゃに興味を示し始めるため、赤ちゃん用のちょっとしたおもちゃがあると、ぐずった時にも安心して対応できます。
生後6ヶ月の赤ちゃんとの外出に使うマザーズバッグの中身
次は生後6ヶ月の赤ちゃんのお世話に使われているマザーズバッグの中身を、3時間、6時間、9~10時間の外出ごとに3種類見ていきましょう。この頃から離乳食を始める赤ちゃんも多く、持ち物に変化が見られます。
3時間の外出に6ヶ月の赤ちゃんのママがチョイスした11種類
- 6ヶ月オムツポーチ
- オムツ3枚
- おしり拭き
- スタイ3枚
- 着替え一枚
- ティッシュ
- 手拭き
- 使い捨てスタイ(離乳食対応)
- タオル
- 財布
- 自分の飲み物
持ち物は最小限にしています
3時間程度出かけるときには、持っていく物が多くなってしまいがちですが、よく考えて本当に必要だと思ったものしか持っていかないようにしています。
何か忘れ物をしたらどこかで買えるので、あまり気負わずに出かけています。出かけたらある程度は欲しいものが手に入る世の中なので助かっています。
短時間の外出では、おむつ、おしり拭き、着替えを最小限に抑えることで、バッグの軽量化を図ることができます。離乳食が始まっている場合は、使い捨てのスタイや口拭き、ベビーフードの有無によって中身が変わります。
6時間の外出に6ヶ月の赤ちゃんのママがチョイスした11種類
- オムツシート
- おしりふきとティッシュ
- オムツ5~6枚
- オムツ用のゴミ袋
- 着替え用の服
- くつ下
- スタイハンドタオル
- 哺乳瓶2本
- 水筒(お湯用)
- 携帯ミルク
- 口拭き(ウェットティッシュ)
取り出しやすいようにポケットが多いリュックを選んで整理しました
マザーズバッグの中身は6時間くらいの外出を想定しています。写真の中身に、哺乳瓶などを当日用意して詰めます。
便利に使えるように両手が空くマザーズリュックを選び、外側にはハンドタオルや口拭き、内側のポケットにはオムツ用のゴミ袋やティッシュを入れています。オムツは取り出しやすいように上の方に収納しています。
6時間程度の外出では、授乳またはミルクの回数を考慮し、哺乳瓶やお湯、粉ミルクが必須になります。ミルクを与える場合は、調乳用の熱いお湯を入れた水筒、湯冷まし用の水を入れた水筒、または液体ミルクを用意しておきましょう。着替えも、吐き戻しやおむつ漏れに備えて全身1~2セットは入れておくと安心です。
丸一日の外出に6ヶ月の赤ちゃんのママがチョイスした12種類
- オムツ(10枚程度)
- お尻拭き
- オムツ替えシート
- ガーゼ10枚程度
- 着替え1セット
- ウェットティッシュとティッシュ
- ビニール袋(おむつ用)
- 消毒液(刷り込むタイプ)
- 哺乳瓶2本とミルク
- 水筒2本(お湯、水)
- 瓶入り離乳食とスプーンセット
- 母子手帳ケース(母子手帳、医療証、保険証)
バッグインポーチにして物がごちゃつかないようにしました。
生後6ヶ月の赤ちゃんと9~10時間程度の外出を想定した中身です。このマザーズリュックはポケットがたくさんついているので、何がどこにあるか分かりやすいです。
マザーズバッグの収納の工夫として、オムツは1つのポーチに入れて、もう1つのポーチには着替えやガーゼを入れています。その他の物は全てマザーズリュックのポケットに入っています。
丸一日の外出では、持ち物が大幅に増加します。離乳食が必要な場合は、ベビーフード、スプーン、口拭きなどを一式にしてコンパクトに収納しましょう。保険証や医療証、母子手帳は緊急時に必須となるため、母子手帳ケースにまとめて、すぐ取り出せる場所に入れておくことが重要です。
生後10ヶ月・11ヶ月の赤ちゃんとの外出に使うマザーズバッグの中身:離乳食後期の変化
生後10ヶ月頃になると、離乳食が一日3回になり、栄養の大部分を離乳食から摂れるようになります。そのため、外出時のミルクや授乳の回数が減り、代わりに飲み物やおやつの重要性が増してきます。
生後10ヶ月の赤ちゃんのママがチョイスした9種類(3~4時間の外出)
- オムツ
- おしりふき
- ゴミ袋
- オムツ替えマット
- お着替え
- オモチャ
- お菓子
- タオル
- 掛け布団(ブランケット)
生後10ヶ月頃になると一日3回の離乳食から多くの栄養が摂れるため、離乳食の合間の外出であれば、マザーズバッグの中身にミルクを入れる必要がなくなり、代わりに飲み物やおやつ、おもちゃを入れるようになります。行動範囲が広がるため、安全対策としてバンドエイドなどを常備するママも増えてきます。
小さなポケットを活用し、見やすく出しやすいように整理しました
生後10ヶ月の赤ちゃんがいます。マザーズバッグの中身には半日外で過ごせるようなグッズを入れてあり、一日中になる時はここに離乳食セットやオムツをプラスします。
マザーズバッグは細々したもので中身がグチャグチャになりやすいので、内側ポケットがたくさんあるものを選び、そこに分けて収納するようにしています。
生後11ヶ月の赤ちゃんのママがチョイスしたアイテム(半日外出)
生後11ヶ月の赤ちゃんが離乳食の合間に半日外出する時のマザーズバッグの中身を、3人のママが見せてくれました。
- 簡易の抱っこひも
- 保険証や母子手帳の入ったケース
- お菓子
- おむつ
- おしりふき
- くつした
- ガーゼハンカチ
小袋でぐちゃぐちゃ防止
11ヶ月での3時間くらいのお出かけを想定したリュックの中身です。
大きな小袋に用途に分けて収納し、どこに何があるかわかるようにしています。ハンカチや靴下はすぐに使う可能性があるのでリュックの外側についているポケットに入れています。
歩き始めの時期に近づき、簡易抱っこひもやお菓子が外出時の必需品として加わっています。子供が動き出すと、両手の空くリュックタイプのマザーズバッグの利便性がより高まります。
- オムツ3枚
- お尻拭き
- オモチャ
- おやつ
- ガーゼ
- お手拭き
- ストローマグ
- ブランケット
- 財布
使用のタイミングごとにまとめて整理しました
現在11ヶ月で、3~4時間くらいの外出を想定したマザーズバッグの中身です。バッグの中がゴチャゴチャしていると必要な物をすぐに取り出せないので、なるべくポーチなどでまとめて収納しています。
オムツとお尻拭きと気をそらすためのオモチャ、おやつとガーゼとお手拭きなど、同時に使う物は1つのポーチに一緒にまとめて、焦ってあちこち探さなくても良いように収納しています。
- オムツポーチ
- 着替えポーチ
- 飲み物入れポーチ
- お菓子が入っているジップロック
- お水の入った水筒口
- 手拭きシートとアルコール除菌
- 財布
- ハンカチ
- 自分の飲み物ペットボトル
- 自分のポーチ
出来るだけポーチなどで小分け
11ヶ月です。2~4時間の半日の外出用のマザーズバッグの中身です。1日中の外出の時は、子供用のお弁当をプラスします。
お弁当を持って行くときはマザーズバッグとお弁当ポーチを持ち歩きますが、アンパンマンパンのお弁当袋のままマザーズバッグに入れて持って行くこともあります。
満1歳0ヶ月の幼児のお世話に使うマザーズバッグの中身:荷物軽量化の開始
満1歳になると、離乳食から栄養を完全に摂れるようになり、断乳する子も増えます。また、トイレの回数も減るためおむつの量も少なく済むようになる傾向があります。そのため、マザーズバッグの中身はかなり少なくなり、荷物の軽量化が進みます。
3時間の外出に1歳0ヶ月の幼児のママがチョイスした8種類
- オムツポーチ
- おしりふき
- 使用済みオムツ入れ
- お着替え
- お気に入りのオモチャ
- マグ
- マグポーチ
- おやつ
必要最低限の物
1歳0ヶ月の子供が3時間くらいお出かけする時に使うマザーズバッグの中身です。大荷物になると疲れるので、必要最低限の赤ちゃんが使う物だけを持って出かけています。
子供が使う物さえマザーズバッグに入っていれば、あとはどうにかなると思っています。お財布などはお財布ポーチを持って別にして持って歩いています。
丸一日の外出に1歳0ヶ月の幼児のママがチョイスした16種類
- オムツ4枚くらい
- おしりふき
- オムツを入れるビニール袋
- オムツ替えに使うペットシーツ(使い捨てシート)
- 着替え
- バンドエイド
- 爪切り
- ピンセット
- 綿棒
- コットン
- クリーム(保湿・肌荒れ対策)
- お菓子
- 麦茶を入れたストローマグ
- お手拭き
- ストロー
- ベビーフードとスプーン(完全栄養補給前)
必要最低限に。
写真のマザーズバッグの中身は、1歳0ヶ月の幼児との1日のお出かけ分です。夏場は着替えも増える感じです。邪魔にならずにあったら便利なものを携帯している感じです。
近所への買い物だけならオムツとおしりふきしか持っていきません。友人宅ならおもちゃも持っていきませんが、実家や少し待ち時間がある時などは、絵本やおもちゃも持っていきます。
1歳になると、おやつや飲み物がぐずり対策の重要アイテムになります。また、行動範囲の拡大に伴い、救急用品(バンドエイドや爪切りなど)を常備するママが増えるのもこの時期の特徴です。
新生児のお出掛けに必要なマザーズバッグの中身
新生児の外出は極力控えるのがベストですが、予防接種や検診、赤ちゃんやママの体調不良などでやむなく病院に行くことなどもありえます。妊娠中からマザーズバッグの中身を整えておき、新生児の外出に必要な持ち物を手早く持ち出せるようにしておくと安心です。
- 母子手帳と保険証、医療証
- オムツ(1日約13枚を目安に、外出時間に合わせて調整)
- おしりふき
- 汚れたオムツ用ビニール袋
- 母乳パッド(授乳中のママ)
- ガーゼハンカチ(吐き戻し対策)
- 着替え一式(肌着・ウェア)
- 粉ミルクと熱湯を入れた水筒、または授乳ケープ
- 財布を入れるショルダーバッグ(貴重品)
新生児の授乳間隔は2~3時間が目安ですので、ミルクを与える場合は、調乳のためのお湯を入れた水筒、または授乳ケープを用意しておくと、万が一帰りが遅れた時でも安心です。オムツは大量消費するため、余裕を持った量を準備しましょう。
マザーズバッグの中身を使いやすく整理!きれいに収納できる6つのコツ
マザーズバッグの中身は月齢が低く、滞在時間が長いほど量も種類も多くなるため、必要な物をすぐに取り出せてキレイに収納するのは意外と難しいです。赤ちゃんを子育て中の現役ママたちが実践している6つの整理整頓のコツを使い、マザーズバッグの中身をスッキリ美しく整理しましょう。
1本当に必要な物だけを厳選してから収納する
マザーズバッグの中身は常に、本当に必要な物だけを選んで入れましょう。オムツやミルクなどの消耗品は最低限の量にし、長く出かける時は必要な量を追加するのがおすすめです。万が一足りなくなっても、消耗品のオムツやミルクは駅前のドラッグストアなどで購入できますし、お湯はコンビニでもらえる場合があります。災害時などの緊急時を考慮し、予備を少し入れる程度に留め、荷物の重量を軽く保つことが、ママの負担軽減につながります。
2ポケットの多いマザーズバッグを選ぶ
マザーズバッグで持ち歩くベビー用品は厳選しても種類が多く、中身が散らかりやすいため、ポケットが多いマザーズバッグを利用するのがおすすめです。ポケットが多いと取り出しやすく便利でスマートに整理できるだけでなく、細々したベビー用品を仕分けるポーチなどの量を減らせるため、中身の重量も軽くできます。
最近はショルダータイプのマザーズバッグではなく、両手があくマザーズリュックの人気も高まっていますが、いずれもママ専用であればポケットが多いので収納に便利です。
3おむつ替え・授乳・着替えなど行動ごとに必要な物をひとまとめにする
マザーズバッグの中身の整理では、使いやすさを最優先に考えましょう。外出するとママも赤ちゃんも疲れやすく、余裕がなくなるため、お世話はパパッと済ませられるのがベストです。
マザーズバッグの中をあちこち探さなくても、必要な時に必要な物がすぐ手元に揃えられるように、おむつ替え(おむつ、おしり拭き、シート、ゴミ袋)、授乳(哺乳瓶、ミルク、お湯、ガーゼ)、着替え(肌着、ウェア、ビニール袋)などの行動ごとに荷物をひとまとめにしておくのが一番効率的です。これがバッグインバッグやおむつポーチを活用する最大のメリットです。
4おしゃれに仕分けるならバッグインバッグや専用ポーチで差をつけて
おしゃれなマザーズバッグの中身は、開いた瞬間に小分けされたポーチやバッグインバッグが整然と並んでいますが、ポーチやバッグインバッグの色柄が揃っていたり、センスが良かったりすると更におしゃれに見えます。
オムツについては専用ポーチを使えばまとめて使いやすく収納できますし、母子手帳ケースなら保険証や病院のカード、母子手帳や乳幼児医療費受給者証などをまとめてキレイに収納できます。中身の把握と見た目の良さを両立させたい場合は、統一感のあるポーチを活用しましょう。
5安くて使いやすい収納には100均クリアポーチやフリーザーバッグがおすすめ
マザーズバッグの中身はリーズナブルで使いやすい収納にしたい!という場合は、100均のクリアポーチやフリーザーバッグがおすすめです。中身が見えるのでマザーズバッグを開けた瞬間にどこに何があるのかが一目で分かるため、取り出しやすくて使いやすいです。特に使用済みのおむつや汚れた着替えを入れるビニール袋としてフリーザーバッグは匂いを閉じ込めるのに非常に役立ちます。
6使用頻度の低い物は内側のポケットやバッグの底に詰める
マザーズバッグの中身に限らずバッグ収納の鉄則ですが、使用頻度の低い物(例:母子手帳ケース、予備の着替え、救急用品)は手間をかけないと出せない内側のポケットやバッグの底に、よく使う物(例:おむつポーチ、お財布、スマホ、ハンカチ)は外側のポケットやバッグの上の方にしまいましょう。頻度順に定位置を決めておくことで、いざという時に焦らずに必要な物を取り出せるようになります。