赤ちゃんのお座りの時期に関する記事

『赤ちゃんのお座りはいつから?椅子も使った上手な練習法』

赤ちゃんのお座りはいつから?わが子の成長が気になるママへお座りを始める時期やその練習法を中心にお伝えします。

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赤ちゃんのお座りはいつから?上手にひとり座りするための練習法

赤ちゃんがちゃんと成長しているかどうかは、親としては気になるところですよね。赤ちゃんが寝返りをするようになったら、次のステップはお座りが出来るようになることです。赤ちゃんは、いつごろからお座りが出来るようになるのか気になっているママも多いのではないでしょうか?

赤ちゃんがひとりで座れるようになるには、その月齢別の発達のステップを知り、状況に合わせてサポートしてあげることが大切です。赤ちゃんが「お座りを始める時期」や「月齢に合わせたお座りの練習法」や「お座りをしない原因」などについて紹介していきます。

赤ちゃんがお座りを始めるのはいつ?

赤ちゃんがお座りを始める時期を、まずは確認していきましょう。赤ちゃんがお座りを始める時期と、その時期によくあるお座りの状態も合わせてご紹介します。

早い子は3ヵ月頃から始める

早い子ですと生後3ヵ月からお座りをしたがる子もいます。赤ちゃんの「首すわり」は生後4ヵ月~5ヵ月の時期とされていて、「寝返り」ができるようになるのは生後5ヵ月~6ヵ月が平均と言われていますからかなり早いですよね。

お座りが早くから出来る赤ちゃんは、体の筋肉がよく発達していて、自分の首や体を支えられるような、筋肉の力がついてきた事もあって、活動的になり周りへの興味や関心も強まっていきます。

寝ている姿勢だと「見える範囲」も「手が届く範囲」も限られてしまいますが、お座りをすると色んなものが見えてくるし、どこから音がしているのかも分かります。好奇心が強くて、体を起こして身の回りにある様々な物を見たいという気持ちが強まっていくと、早いうちからお座りの姿勢を取ろうと頑張っていきます。

とはいえ生後3ヵ月では、「首すわり」や「腰座り」が完成しきっていないため、ひとりで座るのはまだまだ難しい状況です。ママが見守ってあげないと、後ろに倒れて後頭部を打ってしまったり、家具の角などの固いものに頭をぶつけてしまう事もあって、そういった事態を引き起こさせない為にも、周りの大人がサポートしてあげなければなりません。

生後3ヵ月から無理してお座りさせる必要はありません。無理にお座りをさせると、発達途中の背骨や腰に影響が出る可能性もあるので、赤ちゃんが周りの世界を見たがっている時には、縦抱っこして外の世界を見せてあげましょう。

4~5ヵ月頃のお座りの状態

生後4ヵ月から5ヵ月後頃の赤ちゃんは首がしっかりと座ってくるので、少し支えてあげるとお座りもできる子も増えてきます

両手を前について、お座りに近い姿勢を取ることが出来る赤ちゃんもいますが、背中は丸まった状態のことが多いです。腕の力が弱いため、体を支えきれず前のめりに倒れることもあります。まだまだ不安定なお座りですが、そんな姿勢でも寝てばかりいた時よりも、視野が広がって違うアングルでも身の回りの世界が見えて「ワクワク」できて、お座りさせると喜ぶ赤ちゃんも数多くいます。

もしも、お座りした時に赤ちゃんがすぐ前に倒れてしまうのであれば、体の軸がまだ不安定で、腰がまだすわっていない状態だと考えられます。そういういった、状況を見る機会が多かったら、うまく体重を支えることができずに、体に負担がかかってしまいます。腰がすわるまでは無理にお座りをさせないように注意をしましょう。

6~7ヵ月頃のお座りの状態

生後6~7ヵ月頃が赤ちゃんがお座りを始める平均的な時期と言われていて、実際に多くの赤ちゃんがお座りできるようになります。その時期までには、寝返りが上手になりコロコロ移動しているうちに腰や背中、腕などの筋肉が発達している赤ちゃんが多くいて、お座りの姿勢を維持するために必要な筋肉がついてきたため、お座りができるようになります。

しかし、1人で座って体を安定的に支え続けるのはまだまだ難しい時期です。前にバランスを崩した時には、両手を前について姿勢を元に戻すことも可能ですが、横や後ろにバランスを崩した時には、手をうまくつけずそのままコロンと倒れてしまう事もあります。そういった事も考えておいて、周りに危ないものを置かない、クッションなどを使ったりして倒れても頭をぶつけないようにするなどの配慮が必要となります。

9~10ヵ月頃のお座りの状態

生後9~10ヵ月は腰がしっかりとすわる時期で、腹筋や背筋も強くなってきて、背筋を伸ばしても安定したお座りができるようになります。両手で上半身を持ち上げる力もついてきて、一人でお座りの姿勢を取ることができ、お座りの姿勢も安定してくるので、両手を使っておもちゃで遊んだり、手をパチパチさせたりとかわいらしい動きもするようになります。

お座りの姿勢が完成してくると、手をついてハイハイを始めたり、テーブルやソファーなどでつかまり立ちをしたりするようにもなります。そうなると、行動範囲がどんどん広がってくるとともに、ケガをしてしまうリスクも高まってしまいます。お座りが上手になってきたら、赤ちゃんの行動範囲が広まっていきますので、家の中には危険なものがないのかどうかを再度点検するとよいでしょう。

お座りがもたらす発育への影響

お座りができるようになると、赤ちゃんの「見える世界」や「行動範囲」が広がっていき、そういった刺激にはさらなる発育を促す効果もあります。そんなお座りが与える発育への良い影響についてまとめました。

筋力アップによってハイハイにつながる

お座りすることによって、次のステップであるハイハイがスムーズにできるための筋肉が、赤ちゃんの体の中についていきます。

座る姿勢を保ち続ける時には、お尻まわりの筋肉や骨盤と腰をつなぐ筋肉「腰の回りの筋肉」がよく使われます。よく使われることで、筋肉は自然に鍛えられていきます。腰回りの筋肉には「上半身」と「下半身」の動きをつなげる役割があり、体を支えつつ、手と足を動かしながら、進んでいくハイハイの動きではその筋肉が重要な働きをします。

そのためお座りの姿勢で腰の筋肉を鍛えることで、「上半身」と「下半身」の動きが関わる全身運動であるハイハイがスムーズに行えるようになっていきます。

視野が広がって好奇心が刺激される

お座りをすることにより「身の回りの見える世界」が広がっていき、赤ちゃんの好奇心が刺激されます。

赤ちゃんがお座りをし始める生後4~5ヵ月には、生後間もない頃には0.02ほどしかなかった視力もどんどんと上がっていき、「物の形」や「奥行き」などがハッキリと見えるようにもなる時期です。それに伴って、目と手の動きがだんだんと連動し始め、見えているモノを手で取るなどの動作が上手くなっていきます。そのため、お座りした時に見えるモノに興味を持ち、そのモノに「近づいてみたい!触ってみたい!」と好奇心が高まり、様々な動作をするようになっていきます。

言葉の発育にも良い影響を与える

お座りできるようになると言葉の発達にも良い影響を与えます。

「お座りと言葉に何の関係があるの?」と思うママさんもいらっしゃるかもしれませんね。そんなママさんの疑問点に応えて、その関わり合いを説明していきます。赤ちゃんが言葉を話すには口の周りの筋肉が発達していて、言いたい言葉を発声するために、口の形を動かせるようになることが重要です。口や指などの細かな筋肉をうまく動かせるようになるには、先に細かい筋肉とも関わり合いを持つ、腕や足などの大きな筋肉が順調に発達している必要があります。例えば、右腕の大きな筋肉が発達していなくては、その先にある小指などの細かな筋肉をうまく動かすことが出来ません。

お座りができるということは、先に発達しやすい腕や足などの大きな筋肉を思ったように動かす事が出来ているという事であり、次のステップである指先や口などのより細かい筋肉が、「そろそろ発達してきます」とのサインでもあります。

口をうまく動かせるようになれば、ママの口の動きを真似してそろそろおしゃべりを始める時期となりますよ!

お座りが上達するおすすめの練習法

お座りは無理に練習させる必要はありませんが、赤ちゃんの体が順調に発達し、様々なものに興味を持ち始めたら、お座りをチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。赤ちゃんがお座りを出来るようになると、今まで見えなかったモノが見えたり、今まで触れなかったモノを触ることが出来て楽しいと思います。
ここではお座りが上手になる4つの練習法についてご紹介します。

1 床におもちゃ・絵本など赤ちゃんが好きなものを置く

赤ちゃんが、興味のある「絵本」や「ぬいぐるみ」などを床に置くと、その興味をもったモノをきちんと見るためには、寝そべっている姿勢だと見えにくいので、なんとかお座りをしようと意識し始めます。その興味のあるモノを見たい好奇心が強くて、お座りを何度か繰り返しては失敗していく過程でその感覚を覚えていきます。

2 ママは正座して赤ちゃんを後ろから抱っこする

赤ちゃんがお座りにチャレンジしようと意気込んでいても、失敗が度々続いたり、痛い思いをしてしまったら、その思いが弱まってしまうこともあります。そうならない為にも、赤ちゃんがお座りの姿勢に十分に慣れるまでには、ママは正座をして赤ちゃんを抱っこしてサポートしてあげましょう。

その時には、あまりにも過保護にサポートをしすぎると、赤ちゃんが一人でお座りできるようになるために必要な、腰まわりの筋肉などが鍛えられないために、ケガをさせない事を強く意識してサポートしていきましょう。

3 ママの片方の足に赤ちゃんを座らせる

ママの片方の足をクッション変わりとして、赤ちゃんをそこに座らせて、手でも支えてあげると、まだお座りに慣れきっていない赤ちゃんの怪我の予防にもなります。この練習法で、赤ちゃんが座ることにも慣れてきたら、ママの手でも支えてあげていた力を少しずつ弱めていくと、その分の赤ちゃんが一人でお座りできるための筋肉もついていきます。

4 赤ちゃんにおもちゃを見せ、興味を持たせるよう促す

テーブルの上に、赤ちゃんが好きなキャラクターなどのおもちゃを置いて、赤ちゃんの興味を誘うお座りの練習法もあります。テーブルの角などに赤ちゃんの頭がぶつからないように、ママは赤ちゃんの背後にまわってサポートしてあげましょう。そうすると、ママの支えでも、安定するしテーブルの上に赤ちゃんの両手も置くことができて、自分の手も使う事ができて、より安定した姿勢となります。

赤ちゃんがお座りをできない・しない原因

赤ちゃんが生後9~10ヵ月を過ぎても、なかなかお座りできないとママは不安になってしまいますよね。もう、お座りしても良い時期なのに、なかなかお座りしないのにはどのような理由があるのでしょうか?
考えられる原因を3つほど紹介していきます。

発育不全

赤ちゃんがお座りできないのは、体の発育に問題があるせいかもしれません。

お座りをするには「筋肉」や「骨」などの発達が、正常である必要があります。赤ちゃんがなかなかお座りしない場合には、筋肉の発達が遅れている、背骨の発達に異常がある、関節の動きがおかしいなど、発育不全が認められるケースもあります。

そういった「体に何かしらの原因」があって、お座りができない場合には、腰がすわりきる時期も遅かったり、体を支える軸である背骨の発育が十分ではないため、お座りしてもすぐにフラついてしまうなどの、「違和感」に早い段階で気付くこともあります。

お座りが完成する時期には当然として個人差がありますが、ほとんどの赤ちゃんがお座りできる時期を、ゆうに過ぎてもできない場合には、乳児健診の時にでも医師に相談してみるとよいでしょう。

お座りに興味がない

体の発達が順調なのに赤ちゃんのやる気がないため、お座りしない場合もあります。

お座りに興味のない赤ちゃんですと、座る姿勢を取らせても自分から横に転がることも多いようです。寝返りで移動する方が楽しい時期かもしれません。赤ちゃんが座った姿勢だと興味をもって見えやすい絵本やぬいぐるみなどを置くなどして環境を整えて、本人がお座りしたいと思うまではやさしく見守りましょう。

不安定な姿勢が怖い

お座りした時の不安定な姿勢が怖くて、お座りしようとしない赤ちゃんもいます。

寝ている状態や抱っこされている状態ですと、床やママの体にくっついている面積が大きいし、支えられることもあって安定します。ところがお座りの姿勢だと、お尻と足だけで自分の体重を支えなければならず、その姿勢に慣れないうちは、どうしても不安定になってしまいます。そのためまだお座りに慣れていない赤ちゃんだと、本能的に怖いと思ってしまいます。また、痛い思いをしたという経験からも、お座りをしなくなるケースもありますので、無理強いは禁物です!

わが子がお座りの姿勢に慣れるまでには、ケガをさせないためにも、ママはそばに寄り添ってあげて、サポートしてあげましょう。

赤ちゃんの腰座りにおすすめの椅子3選

お座りがまだ不安定な赤ちゃんのために、お座りをサポートする椅子を使うのも便利ですよ。首すわりが完了した頃から使えるおすすめの椅子を3つご紹介します。

バンボ ベビーソファ

バンボ

7,560円 (税込)

首がすわる頃から使える世界中で利用されているベビーソファです。専用ベルトが付いていて、安全面でも十分に配慮されています。また、赤ちゃんのお座りをしっかりサポートするために、デザイン面でも工夫がされていて、後ろや前に倒れにくくなっています。離乳食の時や散髪の時、両手を使ったお遊びをさせるときなど様々なシーンで便利に使えますよ。

http://www.coming-shop.co.jp/SHOP/17484842.html

メガシート ブルー

Mega Seat(メガシート)

3,702円+税

クッション性があり、やわらか素材が特徴のベビーチェアです。だから、足をぶつけて怪我をしてしまう心配もありませんよね!高い背もたれと固定ベルト付きで、お座りがちょっぴり不安定な赤ちゃんでも、座ると安心です。首がすわる頃から1歳を少し過ぎた時期までの長い期間も使用することが可能な一品ですよ。

HUGABOO お座り練習ベビーチェア

HUGABOO(ハガブー)

12,000円~12,500円+税

ハガブーは布製のやわらかい素材でできたベビーチェアです。首がすわり始めてきた生後3ヵ月頃から使えます。赤ちゃんをぐるっと360度囲むようなデザインが特徴で、お座りに慣れていない赤ちゃんを、包み込むようにしてサポートします。その名前の由来のように、ママにハグされているかのような、クッション性に富んだ素材は怪我の予防にもなります。

http://select.cuna.jp/item/316.html

赤ちゃん用の椅子があると「ひとり座り」ができて便利ですが、その座り心地のよさから、赤ちゃんが活発に動いたりしたり、その光景をうらやむ兄弟が椅子ごと動かしてしまったりすると、思わぬ怪我につながることもあります。必ずママの目の届く範囲で使用するようにしましょう。

ひとりでお座りできるようになっても、ママの見守りは忘れずに!

早い子だと、生後3ヵ月頃から、お座りをしようとする意欲を見せ始めます。そんな、体の発育や好奇心が早い赤ちゃんであっても、しっかりと一人でお座りができるようになるまでには、ママのサポートや見守りが必要となってきます。

ほとんどの赤ちゃんは生後9~10ヵ月後には、一人でお座りできるようになります。それは、お座りの姿勢に関わる筋肉が発達してくる事も大きく関わってきます。その時期には、お座り以外にも、ハイハイも少しずつでき始め、活動範囲が広がってケガをよくしてしまう時期でもあり、視力も上がってきて見えるモノにも好奇心が強まってきて、それを手にとり誤食してしまうことも多い時期でもあります。一人でお座りできるようになったからと、ママは安心せずに、これまでと変わらずにわが子を見守り続けましょう。

もしも、生後10ヵ月を過ぎても上手くお座りができなかったら、何かしらの原因があるかもしれないので、きちんとその「原因」を見極めてあげましょう。また、お座りの練習方法を試してみたり、腰座りにおすすめの椅子も利用したりして、わが子に寝てばかりいては、なかなか見えにくい、お座りの状態からはよく見える「素敵な光景」を楽しませてあげましょう!

この記事を書いたライター

鈴木凛子

40代、趣味は付箋集め、晩酌が欠かせないのんべえですw