赤ちゃんが笑うのはいつから?笑顔を見せる時期とあやすコツ3つ
赤ちゃんといえば、いつもニコニコ笑っているイメージはありませんか?でも、実際に生まれてみると、泣いているか、寝ているばかり。「いつニコニコ笑顔が見れるの!?」なんて思ったことはありませんか?
まずは赤ちゃんの成長について知り、そこから素敵な笑顔を見るための方法を学んでいきましょう。
赤ちゃんが笑う時期までの発達・笑顔が出るまでの5つのステップ
赤ちゃんが笑うのがいつから?どう感じているのか?自分の家にやってきた可愛い新メンバーに、パパもママも疑問がいっぱいですね。まずは、新生児期~笑う時期までの赤ちゃんの発達について学びましょう。
1新生児はまだ笑わない
実は生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ笑いません。お腹の外に出てきたばかりの新生児は、泣いて、おっぱいを飲んでいるだけでも精一杯なのです。
だんだん外の環境に慣れてきて、赤ちゃんの感覚器官が発達してくると、色んな反応するようになります。
2笑ってるけど笑ってない!新生児微笑
「あれ?でもうちの子生まれてすぐから、寝ている時に笑ったよ」と思ったママもいると思います。それは
新生児微笑と言われる現象で、何か楽しいことがあって笑ったわけではないのです。
赤ちゃんがママに可愛いと思ってもらうために、本能的に笑顔を見せていると言われています。
3見えていない!視力はぼんやり程度
新生児はほとんど目が見えていません。生後3ヶ月で、ぼんやりと目の前の輪郭が見える程度と言われています。けれどお腹の中にいる時から耳は聞こえていて、ママの声や周りの雰囲気を感じ取ることができます。優しいママの声やリラックスできるオルゴール、クラッシックなどを聞かせると、気持ちよくて微笑むかもしれませんよ。
赤ちゃんが笑うのはいつからなのか気になっているママやパパは、もしかして変顔で笑いを取ろうとしている顔もしれませんが、そのユニークな顔はもう少し成長した赤ちゃん用に取っておいてください^^
4赤ちゃんはマネっこ上手
少しずつ目が見えるようになってくると、赤ちゃんは必死にママやパパの表情をマネします。
例えば、ママが舌を出したら赤ちゃんも舌を出す といったように、ママやパパの顔を見ながら、どんな風に筋肉を使ったら、どんな表情ができるのか勉強しているのです。だからママもパパも赤ちゃんに笑顔で接しましょう。
5本当の笑顔は早くて生後2ヶ月頃
赤ちゃんが自分の意志で笑うのはいつからか?実は成長が早い子でも生後2ヶ月頃からと言われているんです。けれどあくまで早い子の話で、個性や接し方によってもう少し時間のかかる子もいます。
笑いだしたばかりの頃は、ニコニコではなくニヤッとするだけだったり、顔がクシャッとしたり赤ちゃんによって様々です。それまで泣くばかりで無表情だった赤ちゃんも、一度笑い方が分かると、徐々に笑う回数が増えてきます。
笑顔を引き出すコツは、話す/触れ合う/笑う
生後2週間ほどすると赤ちゃんは共感力が非常に高くなりますので、パパやママが育児を苦痛に感じていると、その気持ちが伝わって笑顔になれないこともあります。
特に頑張り屋さんのママは育児に余裕がなくなりやすいので、ファミリーサポートや実家などの手も借りて、少しでも育児を楽しめる余裕を作れるように自分を労わりましょう。
1お世話しながら語りかける
赤ちゃんはまだはっきり目が見えていませんが、耳はしっかり聞こえています。まずは、抱っこしたり、授乳したり、おむつを替えたりといったお世話をしながら、赤ちゃんに優しく語りかけてみましょう。
優しいママの声は赤ちゃんにも心地よく、嬉しくなって笑顔で反応するきっかけになるかもしれません。
近年、黙ったまま赤ちゃんのおむつ替えをするママ、赤ちゃんを抱っこしたままスマホに夢中のママも少なくありません。
生後一年間は赤ちゃんの脳が急激に発達する大切な時期。反応がなくても毎日積極的にコミュニケーションを増やすことができる、語りかけ育児は赤ちゃんの成長や発達にとても大切です。
笑顔を引き出す語りかけ
- 「○○ちゃん、ごきげんね」
- 「おむつを替えたらスッキリしたね」
- 「お腹がいっぱいになってよかったね」
2くすぐるなどスキンシップを増やす
3~4ヶ月頃になると、赤ちゃんも構ってほしくて泣くことがあります。そんな時は、たくさん赤ちゃんと触れ合いましょう。そして赤ちゃんの笑うツボはどこにあるのか、あやしながら探してみましょう。
赤ちゃんは、スキンシップが大好きです。くるくる変わるママやパパの表情や、手でマッサージされる刺激などが楽しくて、ニコニコしたり、時には声を出して喜んだりするかもしれません。
赤ちゃんによって、笑うポイントは様々です。
初めて赤ちゃんを育てるママは、赤ちゃんとの遊び方が分からず困ってしまうこともあるかもしれません。けれど、赤ちゃんとのスキンシップは、とくに難しいテクニックなんて必要ありません。
ママやパパの声、手、表情が、赤ちゃんには最高のおもちゃなのです。赤ちゃんのほっぺたや、お腹を優しくなでて、赤ちゃんの目を見ながらしゃべりかけてみましょう。
笑いのツボを刺激する触れ合い方
- 「いないいないばぁ」
- 赤ちゃんのお腹に口を当てて、ぶーーっと息を吹く
- お腹やふとももをくるくるマッサージしながら足の裏をくすぐる
- 人差し指と中指で歩くように、赤ちゃんの指先から脇の下に「トントントン」とか「てってって」などと声付きで指を動かす
3ママやパパがニコニコ笑顔で接する
「周りの赤ちゃんと比べて、うちの子はなかなか笑わない」と不安になるママもいるかもしれません。けれど赤ちゃんが笑い出すタイミングには、個人差があります。
赤ちゃんは大人の気持ちを敏感に感じとるので、まずはママがリラックスして笑顔を見せましょう。赤ちゃんの脳や感覚が発達してくると、ママの表情をマネして笑顔を見せるようになります。
赤ちゃんはママパパが大好き!笑顔でお世話しよう
泣いてばかりの赤ちゃんのお世話はとても大変です。でも、まだ笑わない赤ちゃんも、毎日お世話をしてくれるパパとママのことはちゃんと分かっていて、大好きなのです。だから、まずはパパとママが赤ちゃんに笑顔の貯金をするつもりで、たくさん笑いかけましょう。きっと、そのうち素敵な笑顔をいっぱい見せてくれるようになり、あやすのが楽しくなりますよ!