生後2ヶ月までの赤ちゃんと遊ぶメリット:発達を促す具体的な遊び方とおもちゃ
生後2ヶ月頃までの赤ちゃんとの遊びを楽しんでいますか?出産という大仕事を終え、ママ自身の体調がまだ万全ではない中での頻回な授乳やオムツ替え、細切れ睡眠による寝不足など、この時期のママは本当に身も心も休まる暇がありませんよね。「赤ちゃんと遊んであげなきゃ」と頭では分かっていても、なかなか余裕が持てないのが現実だと思います。
しかし、一日にほんの5分でも家事を後回しにし、赤ちゃんとのちょっとしたスキンシップの時間をとることは、赤ちゃんの発達を促すだけでなく、実はママ自身の産後のストレス解消やメンタル安定にも絶大な効果が期待できるのです。
今回は、新生児~生後2ヶ月までの赤ちゃんと遊ぶメリット、この時期の赤ちゃんの発達のメカニズム、そしてママが無理なく日常に取り入れられるおすすめの遊び方やおもちゃをご紹介します。外に連れ出してお友達と遊ばせたり、身体を大きく動かしたりするのはまだまだ難しい時期ですので、生後2ヶ月までの赤ちゃんができる範囲の安全な遊び方で、親子の絆をゆっくりと深めていきましょう。
反応が薄くても大丈夫!赤ちゃんと遊ぶ3つの絶大なメリット
生後2か月までの赤ちゃんはまだ首も座っておらず、手足を少しバタバタさせる程度で、基本的には抱っこや撫でるといったスキンシップがメインの遊びとなります。また、あやしても声を出して笑ってくれないことが多く、ママやパパは「私が遊んでも意味がないのでは?」「つまらないのかな?」と感じやすい時期です。
しかし、実は「目に見えるリアクション」が少ない生後2ヶ月までの赤ちゃんとの遊びの中にも、目覚ましい発達を促す大きなメリットが隠されています。赤ちゃんだけでなく、育児に奮闘するママやパパにも嬉しい効果がありますよ。
1五感をフル活動させ、爆発的な脳の刺激になる
赤ちゃんは産まれてから、日々猛スピードで成長していきます。厚生労働省の調査などでも示される通り、目に見える体重や身長が大きくなるだけでなく、脳内の神経細胞(シナプス)も急速に繋がり、発達していきます。その脳の成長は、周囲からの「適切な感覚刺激」があることでより活発に進んでいくことが発達心理学でも明らかになっています。ですから、ママやパパが赤ちゃんに優しく語りかけたり、肌と肌でスキンシップをとったりすることは、赤ちゃんの視覚・聴覚・触覚などの五感を心地よく刺激し、脳の発達をダイレクトに促してくれるのです。
さらに、ママだけでなくパパも積極的に遊ぶことで、赤ちゃんはママとは違う刺激(ゴツゴツした大きな手の触り心地、低い声のトーン、違う匂いなど)を感じ、さらに立体的で豊かな刺激を受けることができます。赤ちゃんと触れ合う機会がまだ少なく、首が座らない赤ちゃんの扱いになれていないパパも多いかもしれませんが、「パパの声を聞くと安心するみたいだよ」と声をかけ、できるだけ赤ちゃんと2人の時間を作って遊んでもらうようにしましょう。
| 【具体的なパパへの声かけ・巻き込み方】 |
|---|
| NGな声かけ:「もっとちゃんと遊んであげてよ!テレビばっかり見てないで!」 OKな声かけ:「〇〇くん(パパ)の低い声を聞くと、お腹の中にいた時の音に似てるからかすごく落ち着くみたい。ちょっと抱っこしてお話ししてあげてくれる?」 |
2日々の小さな体調や成長の変化に気づいてあげられる
赤ちゃんと意識的に触れ合い、全身を観察しながら遊ぶことで、赤ちゃんのチョットした変化に気付いてあげやすくなるというメリットもあります。
「今日もスベスベお肌ね~。ん?少しお腹のあたりが乾燥してカサカサしているかな?保湿クリームを多めに塗ろう」「今日は手足をバタバタさせる勢いがいつもより少ないかな?お部屋が少し暑いのかな」というように、オムツ替えや授乳だけでは見落としがちな、お肌の乾燥状態や機嫌のサイン、手足の動かし方のクセなどをいち早く発見できるのです。
赤ちゃんの変化にいち早く気づけるようになれば、「泣いている理由」が少しずつ推測できるようになり、ママ自身の育児への自信にも繋がっていきます。
3「オキシトシン」が分泌され、安心感を与えられて寝つきが良くなる
赤ちゃんを空高く持ち上げたり、大きな音を出したりするような激しい刺激は、交感神経を刺激してしまい寝つきを悪くする要因となります。しかし、優しく撫でたり、穏やかに語りかけたりするスキンシップがメインの遊びには、赤ちゃんに深い安心感を与え、情緒を安定させる効果がみられます。
これは、肌の触れ合い(スキンシップ)によって「オキシトシン」というホルモン(別名:幸福ホルモン・愛情ホルモン)が脳内に分泌される影響です。このオキシトシンは、触れられている赤ちゃんだけでなく、一緒に遊んで触れているママやパパの脳にも同時に分泌され、育児のストレスを緩和し幸福感を抱きやすくしてくれます。
ただし「発達のために絶対に毎日遊ばなきゃ!」と義務感で無理をして遊ぶと、かえってママがストレスを感じたり疲れてしまったりすることもあります。赤ちゃんが小さいうちは、多少部屋が散らかろうとも掃除は手を抜き、「赤ちゃんとゴロゴロしながら遊ぶことも、ママの立派で一番大切な仕事!」と捉え、思う存分二人の時間を楽しみましょうね。
新生児~生後2ヶ月までの赤ちゃんの発達の目安
赤ちゃんと遊ぶときに多くのママが疑問に思うのが「私の顔、見えてるの?」「声は聞こえてるの?」「どこまで言葉がわかるの?」といった、赤ちゃんの発達度合いでしょう。そこで、生まれてから生後2ヶ月までの赤ちゃんがどのような成長の階段を登るのか、遊びに直結する目、耳、脳、手足の発達を具体的にみていきましょう。
ちなみに、毎日一緒にいるとあまり気づきませんが、生後2ヶ月頃の体重は生まれた時の約1.5~2倍になるのが一般的です(※厚生労働省の乳幼児身体発育調査より。個人差があるため、母子手帳の成長曲線に沿って増えていれば問題ありません)。毎日どんどん重くなる体を抱っこするだけでも、ママは本当に頑張っていますよ♪
目の発達:焦点が合う距離と「追視」の始まり
生まれたばかりの赤ちゃんは、明るい・暗いくらいしか分からず、周囲がぼんやりとしか見えていません。しかし、およそ30cmくらいの距離(ちょうど授乳で抱っこした時のママの顔と赤ちゃんの顔の距離)までなら、ぼんやりと焦点を合わせることができます。色は最初は白と黒などのコントラストが強いものしか認識できませんが、視力は0.01~0.02程度からスタートし、成長とともに徐々に発達していきます。
生後1~2ヶ月になると徐々に視力と色彩感覚がアップし、生後2~3ヶ月頃には目の前の人の顔や輪郭がハッキリと認識できるようになってきます。また、生後1~2ヶ月の赤ちゃんは、ゆっくり動くものを目で追いかける「追視(ついし)」ができるようになってきますので、ガラガラなどのおもちゃを目の前でゆっくり動かして見せて追視させると、眼球を動かす筋肉のトレーニングになり、視覚が発達しやすくなります。
「赤・黒・白」など、カラフルでコントラストがハッキリとした色のおもちゃが認識しやすいでしょう。また、音がでるラトルなど、聴覚の刺激とセットになる方が赤ちゃんも集中して追視しやすいのでおすすめです。
耳の発達:ママの声は一番の特効薬
赤ちゃんは、ママのお腹の中にいる時からすでに耳が聞こえています。羊水を通して、ママの心臓の音や血流の音、そしてママの声をずっと聞いて育ってきました。
生後2ヶ月頃までは、ドアがバタンと閉まるような大きな音が聞こえると、両手を広げてビクッとする「モロー反射」を見せることがあります。まだ聞こえてくるママの声などを「意味のある言葉」として認識することは出来ませんが、「高くて優しい声(マザリーズ)」には本能的に安心感を覚え、心地よく聞き入るようになります。
脳・心の発達:生理的微笑から「社会的微笑」へ
生まれたばかりの新生児でも、眠っている時に口角をヒクッと上げて、まるで笑っているような表情を見せることがありますよね。これは「生理的微笑(新生児微笑)」と言って、本当に楽しくて笑っているのではなく、周囲の大人から「可愛い」と愛着を持ってお世話をしてもらうために備わっている、本能的な神経反射の一つです。
ところが脳の発達と共に、早い赤ちゃんでは生後1ヶ月半から2ヶ月頃にかけて、あやしてくれるママの顔を見て嬉しくて笑う「社会的微笑」が徐々に表れ始め、自分の意思でニコッと笑うようになります。ママやパパが笑顔で何度も話しかけることにより、赤ちゃんは「笑顔=心地よいもの」というコミュニケーションの基礎を学んでいくので、無反応に思えても、沢山笑顔で接してあげましょう。
手足の発達:自分の身体の発見
生後2ヶ月頃の赤ちゃんは、まだ首はグラグラして座っていませんが、手足の筋肉は徐々につき、起きている時の動きも活発になってきます。布団の上で手足をバタバタさせてご機嫌に遊んだり、気づいたら元気よく掛布団を蹴飛ばしたりしていることもありますよね。
また、手のひらに指を触れさせるとギュッと強く握る「把握反射(はあくはんしゃ)」が盛んです。ガラガラなどのおもちゃを握らせると、短い時間ならキュッと握っていられるようになります。手を自分の口に持っていってチュパチュパと舐めたり、手を顔の前にかざして開いたり閉じたりして動かすようにもなります。
生後2ヶ月までの赤ちゃんが喜ぶ!具体的な4つの遊び方と声かけ
「遊ぶ」といっても、生後2か月までの赤ちゃんとの遊びは、お笑い芸人のように無理に笑いをとろうとする必要はなく、砂遊びやおままごとのように、大人から見て「しっかり遊んだ!」と感じるような高度なことをする必要は全くありません。
優しい声で語りかけること、じっと目を見つめ合うこと、抱っこされてママの匂いを嗅ぐこと、お腹をさすってあげること、これらすべてが赤ちゃんにとっては大満足の「遊び」であり、十分な脳への刺激になっています。
1体をツンツン・ベビーマッサージ
生後2ヶ月までの赤ちゃんは、皮膚からの触覚刺激を通して「自分の身体の輪郭」を学んでいきます。赤ちゃんを仰向けに寝かせ、頭や頬、お腹、手足の先などを、ママの指先や手のひらで優しくツンツンしたり、撫でたりしてあげましょう。お着替えやおむつ替えなどで赤ちゃんが薄着の時に行うと、肌の触れ合いがダイレクトに伝わり効果的です。
| 【具体的な声かけ・親子の会話例】 |
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| 「〇〇ちゃんのおてて、ちっちゃくて可愛いね〜(ツンツン)」「あんよはどこかな?ここだね〜(なでなで)」「お腹ポンポンポン!」と、触っている体の部位の名前を声に出しながら触れることで、言葉と身体の感覚が結びついていきます。 |
| 【つまずきポイントと対処法】 |
| くすぐったがって泣いてしまう場合は、指先でツンツンする刺激が強すぎたサインです。指先ではなく「手のひら全体」で、アイロンをかけるようにゆっくりと優しく圧をかけて撫でてあげると、安心して落ち着きやすくなります。 |
2モノを目で追わせる「追視(ついし)遊び」
赤ちゃんの顔のまわり(30cmほどの距離)で、カラフルな赤ちゃん用のガラガラやラトルなどをゆっくり動かしてみて、目で後追いをさせます。おもちゃが無い時は、ママの指にカラフルなシールを貼って動かしたり、ママ自身の顔をゆっくり左右に動かして見つめ合わせたりするだけでも立派な遊びです。
| 【具体的な声かけ・親子の会話例】 |
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| 「〇〇ちゃん、リンリン鳴ってるよ〜、こっちだよぉ~」と、音を鳴らしながらゆっくりと右へ左へと動かします。初めのうちは左右の狭い範囲にしか追視できないのですが、成長するにつれ、上下左右や円を描く動きにも追視できるようになります。 |
| 【つまずきポイントと対処法】 |
| 赤ちゃんがおもちゃを目で追わず、そっぽを向いてしまう時は「もう疲れたよ、休憩したいよ」というサインです。無理に視界におもちゃを入れようとせず、一旦おもちゃを置いて抱っこしてあげましょう。 |
3お腹プーッ!音と感触の遊び
赤ちゃんのへその緒が完全に取れておへそが綺麗に乾燥してきたら、赤ちゃんのお腹に直接ママの口をあてて「プーッ」と息を吹きかけたり、唇を震わせて「ブルルル」と音を立ててあげましょう。聞いたことのないような低い振動音と、お腹にダイレクトに感じる不思議な感触に驚いて目を丸くし、成長と共にケラケラと笑ってくれるようになります。
生後2か月頃の赤ちゃんのお肌はスベスベでミルクのいい香りがします!赤ちゃんの柔らかいお腹に顔をうずめることで、遊びながらママやパパも自然に笑顔になれ、最高の癒しタイムになりますよ♪お部屋が暖かい時のオムツ替えのタイミングやお風呂上りに、サッと取り入れてみてはいかがですか?
笑いのツボには月齢や個人差が関係する!?
「お腹プー」は多くの赤ちゃんに大好評の遊びですが、同じ赤ちゃんでも低月齢の時は「何事!?」とビックリして泣いてしまったり、単にキョトンとして反応してくれなかったりすることもあり、感じ方には大きな個人差があります。ママの渾身のギャグに喜ばないからといってガッカリすることはせず、「まだちょっと早かったかな?」と気楽な気持ちで受け止め、もう少し大きくなってから再び試してみましょう!
4首すわりを促す「うつぶせ遊び(タミータイム)」
生後2ヶ月頃になると、徐々に首の筋肉が発達してしっかりしてくる赤ちゃんもいます。ご機嫌が良い時に、赤ちゃんを短時間だけ腹這い(うつぶせ)に寝かせる「うつぶせ遊び(タミータイム)」を取り入れると、視界が変わる刺激になり、自分で首を少し持ち上げようと頑張るため、首すわりや背筋・腕の筋肉の発達を促すことができます。
| 【具体的な声かけと遊びの手順】 |
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| 赤ちゃんを平らで固めのマットの上にうつぶせに寝かせ、ママも赤ちゃんと目線が合うように向かいあうようにうつぶせになります。赤ちゃんが一生懸命首を持ち上げたら「バァ!」「上手だね〜!」と言ってママも笑顔を見せてあげると、赤ちゃんも安心して頑張れます。 |
| 【絶対厳守!うつぶせ遊びの安全上の注意点と対処法】 |
| 消費者庁や小児科医からも強く注意喚起されているように、うつぶせ寝は窒息事故や乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを高める要因となります。うつぶせ遊びを行う際は、必ず「赤ちゃんが起きている機嫌の良い時間」に「固い床・マットの上」で行い、絶対に赤ちゃんの傍から大人が目を離さないでください。時間は1回につき1〜2分程度から始め、赤ちゃんが疲れて顔を床に擦り付けたり、泣き出したりしたらすぐに仰向けに戻してあげましょう。また、就寝時のうつぶせ寝は絶対に避けてください。 |
生後2ヶ月までの「昼間の遊び時間」と過ごし方の4つのルール
生後1ヶ月の健診までは感染症予防のためにお家の中で過ごしている赤ちゃんですが、1ヶ月検診で医師の許可が出て無事終了すると、少しずつお外の空気に触れる機会に出始めますよね。生後2ヶ月になると予防接種も始まりますので、外出する機会は必然的に増えるでしょう。赤ちゃんとの外出では、途中で泣き出したりオムツが汚れたりといったトラブルが起きても慌てないように、時間に余裕を持って行動することが大切です。
こちらでは、生後2か月までの赤ちゃんとの昼間の過ごし方や、遊びのスケジュールについて、ママが心がけたい4つのルールをご紹介します。
1赤ちゃんの「一人遊び」の邪魔をしない(過干渉にならない)
「たくさん遊んであげなきゃ!」と意気込むあまり、赤ちゃんが一人で静かにしている時にまで無理にちょっかいを出していませんか?赤ちゃんが天井のメリーをじっと眺めていたり、自分の指先に夢中になっていたりする時は、邪魔をせずにそっと見守って集中させてあげましょう。
早い赤ちゃんは生後2ヶ月頃になると、自分の手を顔の前に持ってきて、じっと眺めたり舐めたりするようになります。これは「ハンドリガード」と呼ばれる成長の証であり、赤ちゃんが「自分の身体を意識し、自分に手があり、それを自分の意思で動かせること」を知るための、非常に重要な一人遊び(学習)の体験となります。
赤ちゃんが黙々と何かに夢中になっているときは、大人が邪魔をしないようにそっとしておくことが発達への最大のサポートです!赤ちゃんがふと我に返って、途中でママの方に顔を向けたら、その時にニコッと笑顔を返してあげたり、「お手て、不思議だね。何しているの?」と優しく話しかけてあげたりしましょう。
2短時間のお散歩(外気浴)でママもリフレッシュ
赤ちゃんと2人きりで閉鎖的な部屋にずっといたのでは、どんなに可愛い我が子でもママの息が詰まり、ストレスが溜まってしまいます。1ヶ月検診が終わったころから少しずつ、赤ちゃんやママに無理のない範囲でベランダに出たり、近所の公園まで歩いたりする「外気浴」の時間をとりましょう。
外の新鮮な空気や太陽の明るさを感じることは、赤ちゃんの五感に素晴らしい刺激となります。草花のいろいろな匂いを嗅ぎ、色とりどりの景色が目に入り、暖かさや寒さ、風の心地よさを肌で感じ、鳥の声や車の音など様々な音が耳に飛び込んできます。これ以上の知育遊びはありません。
また、ベビーカーや抱っこ紐で赤ちゃんとお散歩することは、ママの運動不足解消や産後ダイエットにもなりますし、日光を浴びることでメンタルを安定させるセロトニンが分泌され、ママの精神的な安定にも役立ちます。ただし、まだ免疫力が弱いため人混み(スーパーの特売日や満員電車など)は避け、夏の散歩はアスファルトの熱気が少ない涼しい朝・夕方に、冬の散歩はポカポカと温かいお昼間の時間帯を選びましょう。
3昼夜の区別をつけましょう!(生活リズムの確立)
新生児の頃の赤ちゃんは、脳の時計(サーカディアンリズム)が未熟なため昼夜の区別もついておらず、昼も夜も関係なく「数時間おきに寝る・飲む・泣く・排泄する」ということを繰り返す日々を送っています。しかし生後2ヶ月頃になると、徐々に生活リズムを身に着ける準備が始まり、まとまったお昼寝や、夜の睡眠をとってくれるようになります。
このリズム作りをサポートするために、朝決まった時間(7時頃)になったら部屋のカーテンを開けて朝日を浴びさせ、夜(20時頃)は決まった時間に部屋の電気を暗くしてあげる習慣をつけましょう。昼間赤ちゃんが起きている時は、カーテンを開けて部屋に明るい陽が入るようにし、夜はテレビの音やスマホの強い光を避けることで、赤ちゃんの脳内で睡眠ホルモン(メラトニン)が正しく分泌されるようになります。
4遊びは「機嫌のよい時間帯」に(授乳直後はNG!)
赤ちゃんと遊ぶ時間を決める時は、大人の都合ではなく「赤ちゃんの機嫌が良い時間帯(お昼寝から起きてスッキリしている時など)」を選びましょう。もちろん、時間を決めずにおむつ替えのタイミングの数分間で行うのも大正解です。「14時からは絶対に遊んであげる時間にしょう」とガチガチに組んだスケジュールが、たまたま赤ちゃんの眠くなる時間やお腹が空き始める時間と重なってしまっては、赤ちゃんも不機嫌で楽しめませんし、泣いたりぐずったりされてママも「せっかく遊んであげてるのに!」とストレスが溜まってしまいます。
また、生後2ヶ月頃までの赤ちゃんは、胃の入り口の筋肉が未発達で「とっくり」のような形をしているため、ちょっとした刺激でも非常に吐き戻しやすい特徴があります。そのため、うつぶせ遊びや身体を揺らすような遊びを行うと、飲んだおっぱいやミルクを吐いてしまう恐れがあります。生後2か月までの赤ちゃんとの遊びは、嘔吐を防ぐためにできるだけ授乳直後(食後30分〜1時間以内)を避けて行いましょう。
生後2ヶ月までの遊びにおすすめのおもちゃ(知育玩具)
生後2ヶ月までの赤ちゃんとの遊びには、大掛かりな仕掛けのおもちゃよりも、ガラガラなど優しくて心地よい音のなるものや、ベッドメリーなどのゆっくりとした動きのあるものがおすすめです。ガラガラはプラスチックだけでなく、布や木製など色々な素材のものを用意しておくと、赤ちゃんが握った時に色々な手触りや温度を体験でき、脳への良い刺激を受けることができますよ。
1右へ!左へ!お目めの追っかけっこガラガラ
ピープル
価格:500円 + 税
赤ちゃんが気になるものをジィーっと見る(追視する)ようになったら、ぜひ遊ばせたい工夫がいっぱいのガラガラです。振ると中のカラフルなビーズがシャラシャラと心地よい音を立てて左右に動くので、その動きと音につられて赤ちゃんも自然と追視のトレーニングができるでしょう。
持ち手のハンドル部分も、まだ握る力が弱い生後2ヶ月の赤ちゃんの小さな手でも握りやすいよう、細くて軽い形状に工夫された設計になっています。お出かけの際にマザーズバッグに1つ入れておくと、ぐずった時の気分転換にも大活躍します。
2へんしんメリーGYMカー8ステップ
トイローヤル
価格:9,800円 + 税
赤ちゃんの成長に合わせて、ベッドメリー・ベビージム・押し車(ウォーカー)と形を変えながら長く使える、非常にコストパフォーマンスの高い変身メリーです。ねんね期である新生児の頃は、ベビーベッドの柵に付けたり、お布団の横に床置きして「見つめるメリー」として使用。手足の動きが活発になる2ヶ月頃からは、ぶら下がるおもちゃに手を伸ばして遊ぶ「ベビージム」として大活躍します。
内蔵された音楽は、子守唄を中心としたオルゴール調の癒し系のメロディが中心♪赤ちゃんの耳にも心地よく聞こえ、入眠の儀式(寝かしつけ)のサポートとしても頼りになるアイテムです。
新米ママの不安を解消!生後2ヶ月の遊びに関するQ&A
最後に、生後2ヶ月の赤ちゃんとのふれあいについて、ママたちからよく寄せられる疑問と具体的な対処法をまとめました。
| Q. 毎日疲れきっていて、遊んであげる余裕がありません。発達に悪影響はありますか? |
|---|
| A. 全く悪影響はありません。罪悪感を持たないで! この時期の最優先事項は「ママが倒れないこと」と「赤ちゃんのお世話(授乳・オムツ)」です。特別な遊びの時間を設けられなくても、オムツ替えの時に「スッキリしたね」と声をかけたり、授乳中に優しく頭を撫でたり、ただ抱っこして歩き回るだけで、赤ちゃんには十分な愛情と刺激が伝わっています。ママが疲れた顔で無理に遊ぶより、ママが少しでも休んでリラックスしている方が、赤ちゃんも安心しますよ。 |
| Q. 一緒に遊んであげても、全然笑ってくれません。私のあやし方が下手なのでしょうか? |
| A. ママのせいではありません。まだ「笑う機能」が発達途中なだけです。 生後2ヶ月は、ようやく「あやされて嬉しい」という感情(社会的微笑)が芽生え始める時期ですが、それを表情の筋肉を使って「笑顔」として表現するには、まだ少し時間がかかります。無表情に見えても、ママの優しい声や温かい手は赤ちゃんの脳の「嬉しい・安心」という部分にしっかりと届いています。焦らず、赤ちゃんのペースで笑顔が見られる日を楽しみに待ちましょう。 |
| Q. うつぶせ遊び(タミータイム)をさせると、すぐに顔を床につけて泣き出してしまいます。 |
| A. 嫌がる場合はすぐに中止し、「ママのお腹の上」から始めてみましょう。 いきなり固い床の上にうつぶせにされると、視界が塞がれて怖がったり、首を持ち上げる筋力がなくて疲れて泣いてしまう赤ちゃんは多いです。まずは、ママがソファに少し背もたれを倒して座り、ママのお腹・胸の上に赤ちゃんをうつぶせに乗せる「ラッコ抱き」の状態から始めてみてください。ママの心音が聞こえ、ママの顔が目の前にあるので、赤ちゃんも安心して首を持ち上げる練習ができますよ。 |






