新生児の白湯はいつから?に関する記事

新生児の白湯はいつから?基本は不要という新常識と与える際の注意点

新生児の白湯はいつから?基本は不要という新常識と与える際の注意点

「お風呂上がりは白湯を」と言われて迷うママへ。新生児・赤ちゃんに白湯を飲ませる時期の目安や量、水中毒などのリスク、簡単な作り方までまとめて紹介します。

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新生児に白湯はいつから?赤ちゃんに与える効果と白湯の上手な作り方

生まれたばかりの新生児に白湯は飲ませてもいいの?と心配になるママも多いでしょう。従来は、水分補給のために赤ちゃんに白湯を飲ませるように指導されていましたが、最近では、水分補給は母乳かミルクで充分だと考えられています。

新米ママの中には、育児書に書かれていることや保健師さんのアドバイスによって違うこともあり、どうしたらよいか迷ってしまうことも多いことでしょう。そんなママのために、ここでは「赤ちゃんに白湯は必要なの?」「作り方は?」「どうやって飲ませるの?」など、赤ちゃんと白湯に関するお悩みにお答えします。

新生児や赤ちゃんに白湯は必要?それとも不要?

空の哺乳瓶を傍らに指を咥える赤ちゃん

おばあちゃんやお姑さんから「授乳の後は白湯を飲ませなさい」と言われて、戸惑った経験はありませんか?昔はそれが当たり前とされていましたが、WHOやアメリカ小児科学会(AAP)も、離乳食が始まる生後6ヶ月頃までは母乳やミルクだけで水分補給は足りると考えており、それ以前の赤ちゃんに白湯を与える必要は基本的にないというのが現在の一般的な考え方です。そのため、赤ちゃんが白湯を嫌がる場合は、無理に飲ませなくてもいいのです。

逆に「新生児や離乳食前の赤ちゃんに白湯は絶対に飲ませてはいけない」というわけでもなく、少量であれば白湯自体が赤ちゃんにとって害になるものではありません。ただし、後述するように大量に与えることにはリスクもあるため、与える場合は少量にとどめ、心配な時はかかりつけの小児科医に相談するのがおすすめです。

白湯については「こうしなくてはダメ!」というルールはありませんので、赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に対処することをおすすめします。

新生児や赤ちゃんに白湯を飲ませる5つの効果

赤ちゃんに白湯を飲ませた方がいいの?飲ませない方がいいの?と迷っているというママに朗報です。白湯には、母乳やミルクにはない役立つ使い方があるんです。ここで紹介する5つの活用法を参考にして、白湯デビューしてみてはいかがでしょう。

薬を飲ませやすくなる

粉薬を飲ませる時に、ちょうどよいのが白湯です。ミルクで薬を飲ませると味が変わってしまって、ミルクを飲むのをいやがるようになる恐れがあるほか、白湯で薬を飲むと体の中で溶けやすく、吸収がよくなるのです。

飲ませる際は、まずは粉薬を少量の白湯で溶き、口の中へ塗ります。その後で白湯を飲ませると、口の中に残らずスムーズに飲みこむことができます。

便秘が改善する場合がある

泣く赤ちゃん

離乳食が始まるまでの赤ちゃんは便秘になりにくいといわれていますが、気を付けていても体質的に便秘になりやすい赤ちゃんもいることから、便秘かなと思ったら少量の白湯を飲ませてみるのも一つの方法です。腸に刺激を与えることで便意を促す助けになることがあります。

また、離乳食が始まったばかりの5~6ヶ月の赤ちゃんは便秘になりやすいので、気になる時には白湯を試してみるのもよいでしょう。ただし、便秘が続く場合や心配な症状がある場合は、自己判断せずに医療機関に相談してください。

口の中をさっぱりさせる習慣に

歯が生えていない新生児期は虫歯そのものが発生しないため、この効果は乳歯が生え始める6ヶ月頃以降が対象になります。乳歯が生えてきたら、授乳や食後に白湯を飲ませることで口の中の糖分をある程度洗い流すことができます。ただし、これは歯磨きやガーゼでのケアを補助する習慣の一つであり、虫歯予防の基本はやはり歯磨きやガーゼでの口腔ケアです。歯磨きシートを嫌がる赤ちゃんでも、白湯なら喜んで飲んでくれるかもしれません。

哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんの練習に

普段は母乳で育てている赤ちゃんや哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんの哺乳瓶トレーニングに白湯がおすすめです。これまでママのおっぱいを飲むことが当たり前だった赤ちゃんにとって、哺乳瓶は未知の物体。そのため、哺乳瓶のゴムの乳首が不慣れな赤ちゃんは、急に哺乳瓶でミルクを与えられてもすんなりとミルクを飲んでくれません

完全母乳で育てたいと思っていても、ママが病気になったり、外出先で母乳を与えることができない等、どうしても哺乳瓶に頼らざるを得ない場合があります。そのような時に備えて、白湯を使って徐々に哺乳瓶に慣れさせておく方法もあります。

5離乳食への移行がスムーズになる

離乳食をスプーンで食べる赤ちゃん

母乳やミルクが大好きな赤ちゃんは、他の食べ物には興味がありません。そんな赤ちゃんは、いきなり離乳食を与えても食べないことから、離乳食をはじめる少し前に白湯を飲むことで母乳やミルク以外の味に親しんでおくと、離乳食を受け入れやすくなることがあります。

新生児に白湯はいつから?飲ませ始めの時期と飲ませる量

現在の一般的な考え方では、離乳食を始める生後5~6ヶ月頃までは、母乳やミルクだけで水分補給は十分足りているとされており、それ以前に白湯を積極的に与える必要はありません。薬を飲ませる、便秘が気になるなど特別な理由がある場合は、少量であれば生後2ヶ月以降から与えても問題ないとされていますが、心配な場合はかかりつけの小児科医に相談しましょう。

いっぱい遊んだ後や風呂上りなど、のどがかわいたかな?と思った時に少量与えるのは構いませんが、水分補給を目的として積極的に飲ませる必要はないと考えておきましょう。白湯を飲ませる量は、赤ちゃんの月齢によって次のように分けられます。

生後6ヶ月未満(離乳食開始前)の白湯

この時期は白湯を与える必要性は低く、無理に飲ませる必要はありません。薬を飲ませる時や、便秘が気になる時などに少量試す場合も、スプーン1杯程度を口に含ませることから始め、母乳やミルクの妨げにならない量にとどめましょう。

離乳食開始(生後5~6ヶ月)以降に飲ませる量

離乳食が始まる頃からは、スプーンやコップの練習を兼ねて少しずつ白湯を取り入れられます。1回あたりスプーン1~2杯(10~20ml)程度から始め、1日の合計は60~120ml程度を目安にするとよいでしょう。おなかがいっぱいになってしまうと母乳やミルク、離乳食を口にしなくなってしまうので、赤ちゃんが白湯を欲しがっても、母乳やミルクの量を減らさないように与えすぎには注意が必要です。

赤ちゃんに白湯を飲ませる際に知っておきたいデメリット・リスク

白湯は使い方次第で役立つ場面もありますが、与え方を誤ると赤ちゃんの体に負担をかけてしまうこともあります。飲ませる前に、次のようなデメリット・リスクも知っておきましょう。

授乳量が減り栄養不足になるリスク

赤ちゃんの胃はとても小さいため、白湯でおなかがいっぱいになると、成長に必要な栄養を含む母乳やミルクの摂取量が減ってしまう恐れがあります。特に生後6ヶ月未満は母乳・ミルクが主な栄養源であるため、白湯を優先的に与えることは避けましょう。

水中毒(低ナトリウム血症)のリスク

短時間に大量の白湯や水を飲ませると、血液中のナトリウム濃度が急激に下がる「水中毒(低ナトリウム血症)」を起こす恐れがあることが医学文献でも報告されています。特に月齢の低い赤ちゃんは腎機能が未熟なため、少量ずつ、必要な範囲にとどめて与えることが大切です。ぐったりしている、けいれんなど普段と違う様子が見られた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

このように、白湯には注意すべき点もあるため、水分補給の基本はあくまで母乳・ミルクであることを念頭に置き、白湯は薬を飲ませる時やコップ・スプーンの練習など、目的を持って少量から取り入れるのがよいでしょう。

新生児用の白湯を作ってみよう!

電子レンジのダイヤル

白湯(さゆ)とは沸騰したお湯を冷ましたもので、「お白湯」や「湯冷まし」とも呼ばれています。白湯の作り方は簡単なので、ここで紹介するレシピを参考に早速作ってみましょう。

作り方には、火にかけて沸かす方法とレンジでチンする方法の2種類があります。しっかり加熱することで殺菌できるので、赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。

お湯を沸かして作る方法

  1. やかんまたは小さめの鍋に、適量の水を入れます。
  2. 火にかけて、10分ほど沸騰させます。
  3. 火を止めてから、お湯を消毒した哺乳瓶に移して冷めるのを待ちます。

電子レンジでチンして作る方法

  1. マグカップなどの耐熱容器に適量の水を入れます。
  2. 電子レンジで1分半~2分ほど加熱します。
  3. 容器を電子レンジから取り出し、お湯を消毒した哺乳瓶に移して冷めるのを待ちます。

飲ませる白湯の温度はどれくらい?

赤ちゃんに飲ませる時の白湯の温度は、赤ちゃんが飲みやすい、水より温かくお湯より冷たい温度が適温だといえます。

特に暑い日や汗をかいた後は、冷たい飲み物を飲ませてあげたくなりますが、冷たい飲み物は胃腸に負担がかかることから、冷蔵庫で冷やしておいた白湯でも、飲ませる前に室温に戻すか、人肌程度に温めてから飲ませましょう。

白湯を飲ませるタイミングと飲ませ方

入浴しながら口を尖らせる赤ちゃん

離乳食開始後など白湯を飲ませるタイミングとしては、のどが渇いている時が狙い目です。具体的には風呂上りなどの大量に汗をかいた後や、運動後、散歩から帰ってきた後などに少量与えるとよいでしょう。

ただし、授乳や食事の前に飲ませると、おなかがいっぱいで食欲がなくなってしまうので、食前はできるだけ避け、あげるなら少量にすることが大切です。

白湯は、低月齢のうちは哺乳瓶で飲ませるのが望ましいですが、離乳食の準備として飲ませるのならスプーンで口に含ませるとよい訓練になります。慣れるまでは、口に入れてもすぐ口から舌で押し出してしまうこともありますが、生まれつき「哺乳反射」というものなので、成長とともに吐き出さないようになります。うまく飲みこめない場合は、しばらく待ってから、再度チャレンジするとうまくいくかもしれません。

また、離乳食を開始する5~6ヶ月頃からは、コップで飲む練習を始めましょう。初めのうちはどうしてもこぼしてしまうので、少量の白湯を入れてコップの感触に慣れさせます。

新生児に白湯を飲ませる時の注意点

一度煮沸した白湯といえども使う水や保存状況、与え方によっては新生児に与えることで体調不良を引き起こす恐れがありますので注意しましょう。

白湯の保存方法について

白湯は、加熱したお湯を冷まして飲ませることから、極めて衛生的な飲み物ですが、放っておくと細菌が増殖する恐れがあることから、必要に応じてその都度作ることをおすすめします。ただし、お出かけなどのようにどうしても作り置きが必要な場合は、消毒済みの密閉できるポットなどに入れておき、常温や冷蔵庫で保存します。

一度加熱した白湯はその日のうちに使い切り、余ったら処分しましょう。

ミルクを白湯で薄めて飲ませない

ミルク育児又は混合育児の場合に、「薄い方が便秘になりにくいらしい…」とどこかで聞いて、ミルクを薄く作るママがいらっしゃいます。ところが、ミルクを薄くしてしまうと栄養素まで薄くなってしまい、赤ちゃんに必要な栄養素が不足してしまうことも。そのため、ミルクはあくまでも決められた分量を守って作りましょう。

新生児や赤ちゃんに井戸水や湧き水は厳禁

赤ちゃんが飲む白湯を作る際は、井戸水や湧き水の使用はNGです。市販のピュアウォーターや水道水と違って、それらの水はきれいに見えても多くの細菌が含まれている可能性があります。特に、ボツリヌス菌は100度で煮沸しても死滅しないことから、水を加熱したからといって安心してはいけません。

また、ボツリヌス菌はハチミツに含まれている場合があることから、1歳になるまでハチミツはあげてはいけないことになっています。もし、間違えて食べさせてしまったり、口に入れてしまったという場合は、念のためかかりつけの医師に相談してみましょう。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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