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【里帰り出産の生活費】相場はいくら?夫と実家へ渡すポイント8つ

【里帰り出産の生活費】相場はいくら?夫と実家へ渡すポイント8つ

実家に里帰りする間、心配なのは夫と両親の生活費/家事の負担!みんなひと月いくら位現金を渡しているのでしょう?

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里帰り出産の生活費はどうする?夫と実家への相場と渡し方

里帰り出産を決めたら、次に気になるのは費用です。交通費以外にも、夫や実家に支払う生活費の出費は、結構ばかになりません。

出産直前になって慌てないために、生活費の相場、夫と里帰り先への生活費の渡し方について細かくチェックし、早めの用意で安心して実家に帰りましょう。

里帰り出産の際の夫の生活費相場と渡し方

里帰りの際の生活費を普段の水準で考えてしまうと、家事のできない夫は特に生活費が不足してしまいやすいです。妻がいないことで気が緩み自堕落な生活になってしまう夫もいますので、相場は夫への労わりの気持ちが伝わる金額になっているご家庭が多いです。

また夫への生活費の渡し方にも配慮が必要。出産後は何かとお金がかかりますので、渡し方を失敗するとトラブルになることも。もちろん夫の性格にもよりますが、お金のトラブルは産後のママに大打撃となりますので、先回りして賢く回避しましょう。

意外と多め!相場は月額3~4万円

お弁当を食べる夫

夫の食費は多少の外食やコンビニ弁当が購入できるような余裕をもって、朝と夜で1日1,000円かかると考えましょう。普段お弁当を作ってあげていたのなら、その分のお金も必要になります。その場合には、お昼代で1日500円を加えて考えると安心です。
さらに、交際費の予備を月5,000円位だと考えと、里帰り中に夫に渡す生活費は3~4万円位が相場です。

基本的に男性は、仕事のために平日は夜間の数時間しか自宅で過ごさないので、水道代や光熱費は比較的少なく済むと考えていいでしょう。トイレットペーパーやシャンプーなどの日用品もそれほど消費はしませんし、ある程度のストックをしておけば、夫が買う必要はありません。

となると、里帰り中に夫の生活費として渡す金額は、夫の食費と考えるとわかりやすくなります。食費にいくらかかるかは、旦那さんの家事能力によって左右されます。
しかし、いくら家事が良くできる男性でも、朝早く出勤して夜遅く生活する中で自炊を続けるのは大変なもの。生活の苦労や食生活の貧しさで、仕事に穴が開くようなことがあってもいけません。

里帰り期間中の夫の生活費を考えるポイントは、夫に過度な負担がなく生活が成り立つかどうかです

2現金orキャッシュカードで渡す

紙幣を数える男性

生活費を夫に渡す方法は、現金でまとめて渡すか、キャッシュカードでその都度銀行から引き落としてもらうかのどちらかが一般的です。
どちらの方法で渡すかは、夫の仕事や性格を考えて、夫のやりやすい方を選ぶといいでしょう。

例えば男性の場合、日中は仕事で職場を離れづらく、銀行に行きにくい場合にもあります。そのような場合は、まとまって現金で渡す方が、面倒はないかもしれません。
現金で渡されると金額を把握しやすく、家計のやりくりを意識しやすいというメリットもあります。

また、大金を持つのは不安だから、カードで必要な額をその都度引き落とした方が楽だ、と考える夫もいるでしょう。その方が、職場の飲み会などの急な出費にも対応はしやすくなります。

どちらの方法を選ぶにしろ、夫には1ヶ月に使える金額をきちんと説明しておくことが大事です!家族の将来設計にも関わってくる問題ですので、ここはしっかりと夫婦で話し合いをしてくださいね

3クレジットカードはトラブルの元

あなたのパートナーは節約家ですか?それとも浪費家ですか?
もし浪費家なのであれば、生活費以外にお金を使えるクレジットカードを夫に残すのは危険かもしれません。

クレジットカードの場合は請求が来るまでに時間がかかるので、その分お金を使ってしまいがち。
カードを持つメリットは高いのですが、デメリットもよく考えて、夫の性格や趣味・思考を考慮したうえで、夫の手元にクレジットカードを残すか決めましょう。

急な出費を考えてクレジットカードを渡したまま里帰りしたら、妻の不在の淋しさを紛らわすためにDVDやゲームを買い漁っていたなんてケースも!
普段はお小遣いの範囲で満足はしていても、妻の目が届かなくなった途端に自分の趣味にお金をつぎ込んでしまい、トラブルを引き起こす男性は少なくありませんので、その点注意をしてください。

 

里帰り先に渡す生活費の相場と渡し方

里帰り先が実家の場合、親の気持ちに甘えて生活費を用意しない人もいますが、夫の立場を考えても賢明とは言えません。親しき中にも礼儀あり。そうした姿勢はいずれ子供の自立にも影響をあたえます。

固辞すると予測がつくご両親もいますが、それでも独立した別の所帯を持ったことを自覚し、けじめとして失礼のない範囲で生活費を用意して渡す姿勢を示しましょう。

月額2~3万円!キリよければ◎

年配の女性が微笑む

里帰りの生活費として実家に渡す金額の相場は、住んでいる地域によっても違いはありますが、1ヶ月あたり2~3万円のようです。水道代や光熱費はなかなか一人当たりいくらと計算しにくいのですが、食費も含めて1日当たり1,000円がかかると考えると無難です。
第二子出産で里帰りする場合は、上の子の分を自分の分の半額として追加するとよいでしょう。

ただし、きっちりの金額で渡すのはNGです!受け取った両親に「お支払は締めて25,000です!」と言われた印象を与え、ガッカリさせてしまいます。通常5万円とか10万円というキリのいい数字で渡すことが多いです。

「家族」のいう意識があるので、お礼や生活費のことは意外と曖昧になってしまいがちです。けれど年金暮らしの両親を思うと、結婚した身としては旦那さんの立場を考えても甘えてばかりはいられません。
特に両親が兄夫婦と同居している場合などは、妊娠中・産後と長期間お世話になるので、両親や義姉の立場も考えてキチンと渡しておきたいところです。

里帰り先に渡すのを「生活費」とするか「お礼」とするかは、人それぞれです。親子の間で生活費なんて他人行儀だと感じる親世代も多いので、相手にとって受け取りやすい名称を選ぶように心掛けましょう。

茶封筒はNG!

ベージュ色の封筒

里帰り先に渡すのが「お礼」であれば簡易なご祝儀袋を使えばいいのですが、「生活費」で渡すのであればご祝儀袋にする必要はありません。
派手ではない定型の白い封筒か、「ありがとうございます」などと書かれた封筒に入れて渡すといいでしょう。

「裸銭」という言葉はあまり聞かれなくなりましたが、昔から人にあげる物は丁寧に包むという習慣がありました。
特に相手が目上の人である場合には、お金をそのまま相手に渡すのは下品なこと。里帰り先に渡す生活費も現金でそのまま渡すのではなく、丁寧に封筒に入れて渡しましょう。

「生活費」であれ「お礼」であれ、一番大事なのは原因を入れる袋の豪華さではなく、お世話になる感謝の気持ちを込めること。
最低限のマナーを守って、気持ちよく受け取ってもらえるように心がけて下さい。

到着初日に渡そう!

里帰り先に生活費を渡すタイミングは、滞在の初日か最終日のどちらかを選ぶ人が多いようです。相手の性格によっては、渡しても受け断られることもありますので、滞在中に「いつ渡そう…」とハラハラしているよりは、滞在する初日に生活費を渡してしまうのがベター。

受け取る両親にとっても、先に受け取ってしまえば心置きなくお世話ができるもの。「夫からです!世話になります」という一言を添えて渡せば、お互いに気分よく生活を過ごせるのではないでしょうか。

もちろん、里帰り出産を終える日に生活費を渡すのでもOK。もし初日に受け取りを断られたら、最終日にもう一度渡してみるとよいでしょう。
また、直接受け取りそうもない親の場合は、帰りに解かりやすい場所へ手紙と一緒に置いて、別れてから電話で伝えるのも良い方法です。

大事なのは相手を思いやること!

両親の性格を考えて、負担にならず、受け取りやすい形にすることが大切です

「水臭い」と言われたら品物でお礼

風呂敷に包まれたお土産

あなたやご主人がきちんとお礼をしておきたいとは思っていても、「水臭い」といわれてしまうこともあります。そういった場合には、現金ではなく、里帰り期間が終わった後にプレゼントに変えて渡すと意外とすんなり受け取ってもらえます。

里帰り中は生活面だけでなく、金銭的にも両親に甘えてしまいがち。実際、里帰り中の生活費を渡そうとしても「受け取ってもらえない」という悩みは良く耳にします。
せっかくの志を拒否されてしまうと、凹んでしまいがちですが、ご両親にとってはあなたの生活を思いやってしてくれているのです。

受け取ってもらえない場合には、あまり無理をせず、一旦は生活費を納めましょう。
これも相手次第なのですが、絶対に受け取らない態度でなければ、少し時間を置いて改めて渡してみるのも無駄ではありません。

何度も繰り返し渡そうとするのはNG!ご両親の気分を害してしまう恐れもありますので、気をつけましょう

 プレゼントには手紙/写真を添える

里帰り出産の生活費の代わりに品物を選ぶポイントは、相手の喜ぶものを贈るということ。
感謝のプレゼントですので夫に相談して一緒に考え、感謝の手紙や生まれた赤ちゃんの写真を同封するといいでしょう。

現金では受け取ってもらえなかったけれども、金券類であれば受け取ってもらえたというケースもあります。
ご両親がお酒を飲む人でしたらビール券清酒券なども喜ばれますし、生活必需品のお米券は絶対はずすことはない金券です。

里帰り中に手伝ってもらったことをねぎらうために、好きな場所を選ぶことができる旅行券なども気が利いていますし、金額に応じたカタログギフトもあります。もちろんちょっと高級なお取り寄せ食材など、品物で渡すのもOK。

プレゼントとして品物で渡す場合は、きちんと熨斗紙をつけて、「お礼」の頭書きをして渡しましょう!購入時にお店に頼むと、つけてくれます

両親が一番喜ぶのは、新米ママパパの幸せと赤ちゃんの成長が分かる写真であることが多いです。送る品物に迷ったら、相手の負担にならないようなお金に頼りすぎない方法で気持ちを伝えることにも目を向けてみて下さい。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪

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