三人目の出産~先輩ママ10人に聞いた上の子とのつわりや陣痛の違い
三人目を出産したいけれど、大変そうだからと躊躇しているママは多いはず。上の2人が小さいと3人分の子育てが大変だし、上の2人に手がかからなくなるのを待っていたら高齢出産になってしまうし…。考えるより産むがやすし!ということで、実際に三人目を出産したママに出産の体験を聞いてみました。
一般的に、2人目以降を出産した経産婦の方が後陣痛はつらいといわれていますが、実際はどうだったのでしょう。また、1人目や2人目に比べてつわりや陣痛・出産は楽になるの?など、3人目を出産したママにしか分からないことを徹底究明!3人目が欲しいママや、3人目の妊娠を予定しているママはぜひ参考にしてください。
三人目の出産と子育てに奮闘中です!
A上の子達の気遣いがうれしかった
2人目から3人目を生むまでに3年空きました。悪阻は食べていないと気持ち悪いという「食べ悪阻」になりました。上の子達が「吐き悪阻」だった分、楽に感じました。お産も4時間くらいと、とても短い時間で終わりました。「上の子達も早かったね」と助産師さんに言われましたが、それ以上に早く、ピークの陣痛が来たと思ってからあっという間でした。後陣痛はやはりあり、上の子たちよりも強めでしたが、一日二日でおさまりました。
妊娠中は、上の子達を実母に頼むことが多かったです。平日は学校があるので家にいましたが、週末は頻繁に実家へ連れていって遊んでもらいました。実家にはいとこ達もいたので、上の子達は特に不満は言わず、楽しく遊んでいました。
3人目を出産してからの方がむしろ大変で、生まれたばかりの子を上の子の習い事の送迎や、参観会などの学校行事に連れ回さざるを得ませんでした。寝てばかりの頃は留守番してもらうこともありましたが、少しでも寝返りを始めると心配で連れて行ったので、母乳の時間やお昼寝の時間がずれてグズるのに困りました。
A陣痛よりきつかった後陣痛
2人目を出産してから2年で3人目を出産しました。3人目のつわりは2人に比べると軽かったです。というより、上2人の世話のせいでゆっくり休んでいられなかったというのが正直なところです。
出産自体は安産で、陣痛開始から2時間というスピード出産でした。今回、初めて陣痛促進剤を使わなかったのですが、「促進剤を使わない陣痛ってこんなに楽なの?!」と思いました。ところが、後陣痛の痛みは半端なかったのです。大げさではなく陣痛の痛み(上2人の時を含む)を超えていました。産まれた赤ちゃんを胸に抱っこできないくらいの痛みでした。
3人目の出産時は、上2人の世話は実家の母に泊まり込みで来てもらい助けてもらいました。上の子供は6歳である程度は自分のことは自分で出来ましたが、2番目がまだ2歳だったので、この子のことが一番心配でした。産後も上の子は幼稚園に行ってくれていましたが、2番目は私にべったりで、産後もゆっくり休めず無理をして動かざるを得ませんでした。正直身体はとてもきつかったです。
A予想外の妊娠!でも可愛い3人目
3人目ができたのは、2人目の出産から5年経った頃でした。やっと下の子も来年小学生、手が離れるなと思っていた矢先の妊娠。嬉しさもありましたが、驚きの方が大きかった気がします。上2人の時はつわりが非常に辛かったので戦々恐々としていたのですが、3人目は全くなし!人の体って不思議なものですね。
ただ出産は、2人目から間が空いてしまったせいか、1人目の時並みに時間がかかりました。後陣痛はそれほどでもなかったのですが、2人目の時は一気に1日で元の大きさに戻ったのに、3人目の時は子宮が元の大きさに戻るまでに時間がかかりました。
3人目の出産の際は、もう上の2人は赤ちゃんではなかったせいか、あまり手がかからなかったので主人に面倒を見てもらいました。そして、私は一人陣痛に挑んだのです。3人目の母は強くならざるを得ませんね。
出産後は上の子2人に手を焼きました
A楽しみにしていた3人目
2人目が1歳6ヶ月の時、3人目の妊娠に気づきました。つわりは1人目、2人目よりはやや軽く、妊娠するたびに陣痛時間や出産時間が短くなり安産でした。しかしながら、1人目や2人目に比べて後陣痛は一番ひどかったですね。上の2人とは比べ物にならないくらいの激痛で、産後の分娩台での安静時間の時から後陣痛が始まったので、出産後すぐに痛み止めを使ってもらいました。
妊娠中、1人目は幼稚園、2人目は働いている時間だけ保育園で見てもらっていました。出産の際は実家の父や母、主人も休みが取れた日に面倒を見てくれました。出産の時は上の子供達の世話で困ったことはありませんでしたが、赤ちゃんが産まれてからはママがかまってくれないと感じていたのか、主人や実家の母や父によく甘えていました。
A待ちになった三兄弟誕生!
三人目出産したのは、二人目出産から二年目です。一番上の長男が当時4歳で、次男が2歳になるちょっと前に三人目が産まれたのですが、三人ともつわりが全くありませんでした。一人目の出産の時は妊娠高血圧症になってしまったので、緊急帝王切開で産まれました。二人目は一人目が帝王切開で産まれたことと血圧が高かったこともあり同じく帝王切開。三人目は子宮破裂の恐れがあったため帝王切開でした。
後陣痛は二人目の時が一番強く、三人目の時は一番楽で早く動けたと思います。入院中は、長男の幼稚園があったので、実の母が自宅に泊まり込みでお世話をしてもらいました。バスの送り迎えや幼稚園関係の行事を母に頼んでいたのですが、幼稚園からの手紙やお知らせが入院中に把握できないのが少し困りました。
退院後もしばらくは、母がそのまま上の子たちの面倒を見てくれていたせいか、祖父母に対しての甘えがすごく、とにかくわがままが増えました。
A出産は楽だったけど育児は想像以上に大変!
私は二人目を出産して、約3年後に三人目を出産しました。一人目の時は食べづわり、二人目の時は眠りづわり、三人目の時は吐きつわりと、全員違うつわり症状があらわれました。特に、3人目の時が一番ひどかったのですが、生むときは3人目が一番早く、比較的楽に生まれてきてくれました。後陣痛も三人目が一番軽かったです。
臨月に入ってからと、出産してからしばらくは実家の近くに住まいを構えていたため、母親に家事や育児を手伝ってもらいました。3人目出産の際には、ヤンチャ盛りの上の子二人の面倒を見てもらうのは大変肩身が狭く申し訳なかったのですが、やはり実母に見てもらうのが安心でした。上の子達は実母には懐いてはいたのですが、それでもやはりワガママを言ったりヤンチャをして、母が注意しても収まらずにとても困らせていたようです。
家族みんなで子育て中です!
A産んでよかった!かわいい3番目くん
上の子が6歳と2歳の時に、3番目を出産しました。子供は2人でいいと思っていたので、第3子の妊娠は自分にとっても家族にとってもかなりサプライズでした。第1子、2子とも比較的つわりは軽く、2人の妊娠時には出産に向け体力増進のため運動をしたり、食に気を使っていたのですが、第3子の妊娠時期は子育てに忙しく、つわりどころか、自分が妊婦であるのをあまり意識しないで毎日を送っていたように思います。
出産に関しては3回目とあって、かなり楽だと予想していたのですが、それはちょっと甘かったようです。自分の経験では、赤ちゃんの頭の大きさが大きく関係しているのではないかと思います。第2子の女の子は頭が小さくてスリムだったので、陣痛開始から3時間以内に生まれましたが、逆に第1子と第3子は頭が大きく体もがっちりしていて、かなりの時間を要しました。出産後の嬉しさや忙しさで、後陣痛はどの子の時にも感じませんでした。
夫と小学校1年生だった娘には少しは手伝ってもらいましたが、第3子出産後は産後3日目くらいから家事を始めたりしてしまい、ゆっくり産後回復できないかっため、産後1ヶ月位でちょっと体調を崩してしまいました。やはり、産後はゆっくり体を休めた方が良いみたいです。それでも、うちでは初めての男の子の誕生!みんなもとても喜んでくれ、かわいい弟君を、お姉ちゃんたちもとても可愛がってくれています。
Aすごく育児が楽に感じます
2人目と3人目には、6歳の差があります。1人目も2人目もつわりがあったのですが、3人目は上の子たちの世話をしていることで気が紛れて、あまりつわりは重くなかったように感じます。3人とも出産は安産でしたが、陣痛が来てからの時間がとても短く、どんどん出産が進んでいったので、3人目の時が痛みは一番強かったです。後陣痛も1人目より2人目、2人目より3人目が酷かったですね。夜も痛みで寝られず、痛み止めを処方してもらいました。
妊娠している時は、上の子たちは学校や幼稚園に行っていたのですが、出産が春休みになったので実家の両親に預けていました。ちょうど出産後2週間ほどで2人目の子供の入学式があり、育児と重なりバタバタとしていました。でも、上の子たちが自立しているので、3人目の子供には目が行き届き、自分も余裕があることから育児を楽しんでいます。
A初めての女の子!とても嬉しかったです
二人目を産んで1年8ヶ月後に三人目を授かりました。つわりが少しありましたが、何せ上の子たちのお世話があるので、自分の体調を優先できないのが辛かったですね。三人目はとても大きく4000グラムの巨大児だったのですが、一人目より二人目、二人目より三人目と不思議と段々お産は楽になっていきました。私自身、これまで後陣痛に悩まされた事は一度もなく、結局三人とも後陣痛というものを経験せずじまいでした。
妊娠中や出産時は、主人と私の母が手分けして上の子たちのお世話をしてくれました。実家はすぐ近くなので、入院中は基本的に私の実家で子供たちを預かってもらい、仕事後に主人が実家に夕食を食べるといった形をとってもらったので、母には本当に頭があがらない思いでしたね。
三人目を産んだ時はそんな具合で実家には頼りきりでしたが、初めての女の子が産まれて家族が増え、お兄ちゃん達も妹のお世話がとても楽しいみたいです。一番上の四歳のお兄ちゃんの赤ちゃん返りが少しありましたが、基本的には皆で妹を猫かわいがりしているのが我が家の今の光景です!
A一番の難産になりました
3人目の出産は久々の8年ぶりでした。私自身の年齢が上がったせいか、つわりは1人目や2人目に比べてひどく、体調的にもすぐれない日が多くて寝ていることが多かったです。また、出産に関しては、上の子たちは割と安産で、陣痛を感じてから1時間程度で産まれていたので、「3人目もそんな感じかな」「もっと早いかも」と思っていたら、予想外にも3人目が一番大変で難産でした。分娩代に乗ってから1時間以上も息んだうえに、最終的には吸引分娩になりました。出産はその子によって違うといいますが、本当に全然違いました。
また、年齢のせいなのか、後陣痛も以前よりひどかった気がします。上の子たちは3年生と6年生で、ほとんど自分たちでできる年齢だったのですが、私が入院している間は一応、主人のお母さんに頼みました。子供たちの世話のほか、炊事洗濯をとてもやってくれていたので、病院から帰ってきてから本当に助かりました。私も久々の赤ちゃんで、上の子たちも赤ちゃんをお守りできる年齢なので、みんなで一緒に子育てしている感じです。年齢のせいで出産は大変だったかもしれませんが、余裕ある子育てでとても赤ちゃんがかわいく感じます。