子供の年齢差メリット&デメリット!二人目出産のタイミングは?
育児にもだいぶ慣れ、そろそろ二人目を考え出したパパとママに、2歳(2学年)差~4歳(4学年)差までの経済面や体力面などでのメリットとデメリットをご紹介します。
働くママで2人目を諦めようか…と思っている人も少なくないでしょう。でも、年齢差によって子育ての負担は大きく違ってきますから、年齢差も考えたうえで、二人目の出産を前向きに考えてみてはいかがでしょうか。
それぞれのご家庭で一番良いと思った年の差で、待望の第二子を授かれるといいですね。
2歳差!大変な時期はいっぺんに
下の子が生まれた時、上の子は2歳。イヤイヤ期真っ最中かもしれません。そこに新生児が加わると、何だか大変そうだけど…!?
メリット
- 育児の一番大変な時期を、まとめて一度に終わらせられるため体力的に楽
- 保育園や幼稚園など通園期間がかぶるので、兄弟割引などが受けられたり、私立幼稚園の就園補助金が増額されたりする
- 2歳くらいの差だと興味の対象も同じなので、2人で仲良く遊んでくれる
- 服や物のおさがりがすぐに使える
- 学校の卒入学がかぶらないので、年間のまとまった出費が少なくてすむ
デメリット
- 二人目妊娠中のつわりの時期に上の子に手がかかる
- 同時期に2人ともオムツ替えが必要なので大変
- 年が近いため、上の子の赤ちゃん返りが起こりやすい
- 貯蓄を計画的に行わないと、2年後すぐに進学資金が必要になる
- 貯蓄が充分にない状況で下の子が大学に進学した場合、年間の学費負担が重く、経済的にかなり苦しくなる
3歳差!入学年度がかぶる
3歳差だと上の子の高校入学と下の子の中学入学が同時期にやってきます。まとまったお金が必要で大変そうだけど…!?
メリット
- 下の子を妊娠中や出産直後の大変なときも、上の子が3歳ならわりと話も聞き分けられるので助かる
- 上の子が自分はお兄ちゃん、お姉ちゃんなんだという意識がはっきり持てる年齢のため、下の子のお世話のお手伝いを進んでやってくれる
- 保育園に通園させるなら、兄弟割引などが受けられる
- 幼稚園のバッグや体操服などは、買い直さずにおさがりを使える
- 同じ年に受験が重なるので、家族一丸となって受験に集中できる
デメリット
- 入園・入学が重なることが多いので、洋服代や入学金などの進学準備費用が同時に2人分必要になり、一気にまとまった出費となる
- 入学式や卒業式などイベントの日程がかぶってしまう恐れがある
- 受験時期がかぶるので、それぞれの子供のケアが大変
4歳差!上の子の育児もひと段落
上の子の育児では、一番大変な時期も過ぎ去った4歳頃。
ひと段落ついてまた新生児のお世話って、自分の時間はいつになったらとれるのか…!?
メリット
- 上の子が赤ちゃん返りせずにちゃんと下の子の面倒を見れるので、家事がはかどりやすい
- 上の子は身の回りのお世話をしなくても平気なので、下の子のお世話に集中できる
- 4歳差もあると、喧嘩になりにくい
- 入園や入学の時期がかぶらないので、まとまった出費がない
- 中学、高校時代もかぶらないので、それぞれの子供に適切な対応がしやすい
デメリット
- 育児に携わる時間が長くなってしまうため、なかなか自分の時間が持てない
- 保育園や幼稚園の時期がかぶらないため、兄弟割引などが受けられない
- 興味の対象が違っているため、テーマパークやイベントを一緒に楽しめない
- 育児用品がかなりグレードアップしているため、買い替えることが多い
- つわりがひどい時期は、上の子の幼稚園行事への参加がつらい
子供は授かりものなので、何歳差にしようと決めたからといって、その通りに生まれるわけではありません。しかし、夫婦でよく話し合って計画していくことはとても大切なことです。二人目を作る際に何を一番重視するか、よく考えてみるといいですね。