年子育児のコツとメリットに関する記事

年子育児を乗り切るお風呂や上の子等9つのコツ&メリット

年子育児を乗り切るお風呂や上の子等9つのコツ&メリット

「年子を育てるのって大変…、どう乗り切ればいい?」とお悩みのママに、年子育児を乗り切るコツや便利グッズ等をご紹介!

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年子育児のコツ9つ!上の子/お風呂等の大変さを乗り越える知恵

年子育児と聞くと、「大変そうだなぁ」というイメージが先に来てしまいますよね。実際に今、年子育児をしているママは、「そうよ!大変なんてもんじゃないわよ!もう壮絶すぎ…」と嘆いているかもしれません。現在二人目のタイミングを検討中のママにとっても、年子育児は不安かもしれませんね。

ところが、年子育児を楽にうまくいかせるコツって、実はあるんです!それに、下の子が生まれて間もないころは大変でも、年が近いからこそ近い将来多くのメリットを受け、親が楽できる部分もあるのです。今回は、そんな年子育児を上手に乗り切るコツ年子育児を楽にする便利グッズ、辛いだけじゃない年子育児のメリットについてご紹介したいと思います。

年子育児を上手に乗り切る9つのコツ

では、さっそくですが、年子育児を上手に乗り切るコツを9つご紹介したいと思います!ママの意識を変えるだけで、まるで魔法のように何もかもうまくいくように思えるコツから、便利グッズを活用して負担を減らすコツまで、たっぷり伝授します!

上の子も赤ちゃんだと考える

抱っこされる赤ちゃんと隣に座るお兄ちゃん

まずは、意識を変えてみるだけで年子育児が楽になるコツです。一般的に、年子よりも2歳差や3歳差のほうが、上の子の「赤ちゃん返り」が激しいと言われていますが、年子の場合も覚悟は必要!特に、1歳から1歳半くらいの上の子は、「ママじゃなきゃダメ」な人見知りや後追い真っ只中ということもありえます。その場合、目の前でママの母乳や抱っこを独占しているように見える下の子は、嫉妬の対象になってしまうことが多いのです。

よく聞くのは、「下の子の授乳シーンを見た上の子が、母乳をほしがってギャン泣きした」「下の子に与えたおもちゃを、上の子が片っ端から奪ってしまった」という状況です。そんな上の子に対して「○○はお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから!」と、ついイラッときて強い口調で注意してしまうことも…。

身に覚えがあるママは、ぜひ「上の子も同じ赤ちゃんである」と思うように意識を変えてみましょう!「お兄ちゃん(お姉ちゃん)になって欲しい」というのは親の勝手なエゴですし、上の子もまだまだママに甘えたくて当然の年齢なのです。

この時期に、ママの愛情をたっぷりと実感しておくことが、今後の健全な成長に必要不可欠であることを、ママは十分に理解しましょう!つまり、上の子は健全な成長をするために、自分に必要なものを手に入れようと、一生懸命前向きに生きているだけなのです

「ちょっと大きさの違うかわいい2人の赤ちゃんを、一緒に楽しく育てている」と思えば、上の子がする行動にイライラすることもなくなってきますよ。実は、ママがイライラしなくなると上の子の情緒が安定し、下の子にヨシヨシするなどのお兄ちゃん(お姉ちゃん)な面が見られるなど、行動自体が変わってくることが多いんです。

上の子に1番と思わせる

小さい子供は誰だって、「自分が一番」であるのが自然です。子供なのですから、わがままでも自己中でもありません。自分を一番大切にしてくれる親や家庭があると感じられることで、安心感や信頼感が増し、欲求が満たされ、次のステップへと心の成長を遂げられるのです

ところが、親がどんなに愛情の偏りがないように意識していても、授乳やおむつ替えなどで、どうしても下の子のお世話は頻繁になります。すると、上の子にとっては「自分より下の子ばかり構ってずるい、悲しい」ということになってしまうのです。

「あ!まずいかも…」と感じたときは、できるだけ上の子に「あなたが一番だよ」と思わせてあげてください。例えば、その日遊びに行く場所を「今日は○○くんが行きたいところに行こう!」と提案すると、上の子はとても喜びます。オモチャなどを与えるときは、下の子は自分で選ぶのは難しいので、まずは上の子に「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が先に選んでね」といって決定権を与えてあげます。

上の子=「下の子のために我慢する存在」ではなく、上の子=「先にお手本を示す、先導してくれる頼もしい存在」と思わせてあげましょう。

そのように意識して接すると、自然と下の子思いのお兄ちゃん、お姉ちゃんに成長してくれますし、下の子も自然に年功序列を学ぶことができます。

下の子は泣かせて育てる

お姉ちゃんの傍で泣く赤ちゃん

生まれたての下の子は、泣くのもまだまだ頻繁です。「1日中泣いている…」なんてこともありますよね。上の子が一人目の場合、初めての育児だったこともあり、泣くたびに真摯に寄り添い、丁寧にお世話をしていたママがほとんどでしょう。けれど、年子育児ではそんな余裕はなかなかありません。

下の子が泣くたびに、上の子のときと同じようにお世話をしていたのではママの体ももちませんし、上の子も「また下の子ばかり…」と嫉妬してしまいます。ですから、年子育児では、「下の子は、ある程度泣かせながら育てよう!」と割り切りましょう。泣いても毎回すぐに駆け付けるのではなく、「ちょっと待ってね~」などと声をかければ、わざわざ行かなくても数分で泣き止むこともよくあります。

「上の子の時と違い過ぎて、なんだか可哀想…」と思うママもいるかもしれませんが、待つことはとっても大切な教育でもあるのです。「下の子のほうが、世渡り上手」とか「物怖じしない」ってよく聞きませんか?赤ちゃんの時代が一番様々な環境を受け入れる能力が高いため、この時期に柔軟に育てられていることが、生きる力に繋がることも大いにあるのですよ。

リビングにベビーベッドを置く

年子育児が大変なポイントの一つに、「まだ上の子がお兄ちゃん、お姉ちゃんの意識にはなっていない」という点があります。上の子だって、まだまだ目にするものは全て興味の対象で、触れてみたいと思って当然だし、ましてやそれが自分と似た感じの赤ちゃんだとすればなおさらですよね。代わって下の子はまだねんねの時期で抵抗も何もできませんので、下の子の安らかな睡眠を確保するためには工夫が必要です。

そこでおすすめなのが、リビングにベビーベッドを置くという方法です。ベビーベッドは高さがありますので、上の子がいたずらできないように高さを調整したり、ガードあげたりして、突然の事故から下の子を守ることができます。また、リビングに置くようにすれば、ママが家事をしている間でも、上の子と遊びながらでも、下の子のことを常に気にしていることができます。上の子にも下の子にも寂しい気持ちにさせないおすすめの方法なのです。

年子に役立つ育児便利グッズを活用する

年子育児の場合、一人でも大変な子育てを二人同時にするのですから、楽にできるものはジャンジャン摂り入れましょう。「一時しか使わないから…」と節約してママがイライラしているより、子供の根っこを育てる大切なこの時期に、グッズでもなんでも摂り入れてママが笑顔で楽しく過ごせたほうが、長い将来を考えると断然お得なのです!レンタルショップやリサイクルショップにも色々な便利グッズがありますので、積極的に活用しましょう。

イチオシ便利グッズは、「二人用のベビーカー」です!下の子をベビーカーに乗せ、上の子は手をつないで歩かせて…という光景をよく目にしますが、上の子が好き勝手にどこかに行ってしまうと、ママは本当に大変ですよね。同時に2人を乗せて移動できるベビーカーがあると、外出がかなり楽になりますし、上の子にとっても安全ですよ。

Twin City

Twin City

日本育児

2人用のベビーカーの中でも年齢や体格の違う年子用に使いやすい縦型のベビーカーで、6ヶ月~体重約18kgまで使用できます。コンパクトに折りたたんで立てかけられるのも便利。重量は約10kgで、後席リクライニングは2段階調整が可能です。専用のレインカバーもついていますよ。

シティセレクト

シティセレクト

ベビージョガー(baby jogger)

一人乗りにも二人乗りにも変身可能!シートの向きを対面式にも変えられ、ブレーキが手元で楽に調整できるので運転しやすいですよ。重量17.2kg(二人乗り時)。首が座ってから(生後3ヶ月頃)から5歳頃まで使用可能です。

「改めてベビーカーを買いなおしたくはない!」というママには、一人用のベビーカーにつけられるステップボードがおすすめです。

バギーボード® – Mini™ and Maxi™

バギーボード® - Mini™ and Maxi™

ラスカルLascal

バギーボード対応可能なベビーカーであれば、下の子をベビーカーに座らせ、上の子をバギーボードの上に立たせて移動することができます。

そして、電動式のバウンサーもおすすめです。上の子の遊びの相手をしている間に、下の子をバウンサーで寝かしつけることができるので、上の子の気持ちを損ねず上手に育児ができますね。電動バウンサーは、離乳食開始時にも大活躍してくれますよ。

コンビ ホワイトレーベル ネムリラ AUTO SWING プレミアムダッコプラス エッグショック

コンビ ホワイトレーベル ネムリラ AUTO SWING プレミアムダッコプラス エッグショック

コンビ

電動の揺れがママに抱かれているようで、入眠率が高いと有名なこちらの商品。さらに、抱かれている感覚を増すダッコシートプラスは、赤ちゃんのストレスを軽減するという実験データも…。頭部に採用されているエッグショックは、チャイルドシートでもお馴染みですね。赤ちゃんの全身を優しく守ってくれますよ。

家事は最低限に減らす

考えてもみて下さい。パパ一人で赤ちゃん一人をお世話して、家事もきちんとできると思いますか?ほとんどのパパは音を上げてしまいますよね。それなのに上の子もまだ赤ちゃんの年子育児ですよ!一日が24時間より多くなるわけでもなく仕事量は倍増しているのに、家事をきちんとこなそうなんて無理なのです。それなのに責任感の強いママは、家事まで立派にこなそうとするから、心身ともに参ってしまうのです。

「いや~。私はかなり手を抜いてるよ」と自ら豪語するママですら、他人から見たら「年子なのによく家事出来るね」と、一人っ子ママが感心することが多いのが現実。ですから、ママの負担を減らしたいときには、まずどれだけ家事を減らすかに知恵を集中することが大切なのです。

買い物だってネットスーパーを利用したり、洗濯だって乾燥機に頑張ってもらったり、たたまずハンガーにかけたまま収納してもいいです。食事だって健康を害さない程度であれば、大人は抜けるだけ手を抜いていいのです。スーパーに行けば、煮つけや焼き魚などの和食だって売っていますよ。

頑張りすぎてママが疲れてイライラしたり、体調を崩したりしたらそれこそ大変!パパや子供の本音も「家事が手抜きでも、ママが元気で穏やかでいてくれる方が安らぐ」ということを、忘れないようにしましょう

「家が汚いと、私自身のストレスになる」というママは「今日は掃除をしたから、明日は洗濯の日にしよう」などと、その日ごとにがんばる家事を1つに決めるやり方がおすすめですよ。

パパや祖父母などに協力をお願いする

なんでも一人で抱え込まないことが大切です。パパが忙しそうでお願いしづらくても、1つや2つのことでいいですから、必ず何か協力してもらいましょう。それが、産後クライシスの原因を増やして離婚危機を招くのか、夫婦の絆を深められるかの分かれ目でもありますよ。

ゴミ捨てやお風呂掃除など普通にやればすぐに済むことでも、小さい子を二人抱えていては難しいことって結構ありますよね。そういうものをぜひパパにお願いしてみるのです!パパが非協力的な場合は、子供を預けて一度2人で落ち着いて話し合う覚悟も必要ですよ。

近いなら祖父母にもぜひ手伝ってもらいましょう。上の子の遊び相手をしてもらえるとだいぶ楽になります。他にも、ファミリーサポートセンターでは、子供を預かるだけでなく、家事の支援も低料金で行ってくれますので、子育てがひと段落するまで思い切ってお願いしてみるなど、手助けしてくれる人を増やしましょう。

ママのストレス解消時間を作る

体操する女性

年子2人の育児をするとなると、ママはストレスが溜まりがちです。ストレスが溜まると、人はどうしてもネガティブになりやすく、思い通りにいかなくなるとついイライラしてしまいます。産後でホルモンバランスや自律神経は乱れまくっていますし、寝不足、上の子の気持ちを考えるなど、心身ともにストレスが溜まり体調も崩しやすくなっている状態です。

子供にとって母親の情緒の安定は、成長に大切な栄養素!お子さんのためにも、ママ自身のストレス発散法を工夫することは本当に大切な母の仕事なのです!そのために一番よい方法は、ママがストレスを発散できる時間や空間を作ること。環境を変えるという方法は、ストレスを急速に減らすのに劇的な効果を発揮することが多いのです。

たとえば、パパが休みの日は2時間くらいお子さんを見てもらい、一人で外出させてもらいましょう。カフェで読書をしてもいいし、マッサージで凝りをほぐしてもいいですね。心身ともにリフレッシュできることで、「わが子ってなんてかわいいのだろう」とか「子供達に早く会いたい!」という気持ちになれますよ。

年子育児の寝室

年子のお子さん二人をどのように寝かせたらよいかも、年子育児をするママが悩むポイントですよね。生まれたての下の子は夜中も2~3時間おきに泣きますから、その声で上の子も起きてしまうのでは…と心配になり、上の子と下の子を別室にする場合も多いようです。逆に、「ママの目の届くところに二人ともいるほうが楽」という理由で、みんな同じ部屋で寝ているという場合もあります。

個人差もありますが、1歳を過ぎて日中よく遊んで疲れていたら、上の子の眠りは深くなります。同じ部屋で下の子が泣いても、上の子はめったに起きないものですので、その場合は別室にせず同室にみんなで寝たほうがかえって楽ですよ。

クリーム
35歳

A自分が楽な方法をまず試して!

下の子が生まれた時、本当は上の子と一緒に寝る方が楽だったのですが、上の子が睡眠不足で不機嫌になるのが嫌で、別室でパパと寝てもらっていました。ところが上の子がどんどん情緒不安定になっている気がして、思い切って同じ部屋で寝ることにしました。
すると、夜中の授乳で電気をつけても息子は起きないことが判明!日中もやはり機嫌がよいことが多くなり、「自分が楽な方が子どもも楽なんだ」と実感しました。

年子育児のお風呂の入れ方

同じく、年子育児の悩みで多いのが「お風呂の入れ方」です。無理なく、でも安全に入れたいですよね。
下の子をベビーバスで沐浴させている間は、上の子がお昼寝をしている間に下の子を沐浴させるという方法が楽です。上の子とお風呂に入っている間は、下の子を安全な場所(ベビーベッド等)に寝かしておきましょう。

下の子も大人のお風呂に入るようになったら

  1. 下の子をお風呂のすぐ外の座布団やバスタオルの上で待たせ、上の子を洗ってから湯船で遊ばせ、下の子を入れる。下の子を先にあげ、お風呂のすぐ外のバスタオルに包み、上の子を先に着替えさせる。
  2. 昼寝時間を利用して、片方が寝ているときにもう片方をお風呂に入れる。
  3. 入浴用バスチェアを利用して3人一緒に入り、下の子は上の子を洗う間バスチェアで待たせる。

風邪をひかないように、浴室や部屋はあらかじめ暖めておくなどして乗り切りましょう。また、安全第一ですので、上の子を湯船で待たせる場合は、湯船のお湯を少なくするなど安全への配慮をし、一人で遊ばせられないと思う場合は、湯船の外で遊ばせている間に下の子を洗ってしまいましょう。

また、割り切れるところは割り切ることも大切!夏場なら湯船に毎日入らない、洗い場に敷いたマットに二人同時に寝かせて一気に洗っちゃう、という効率的な方法を行っている先輩ママもいますよ。

ここで一つ便利グッズを紹介します。アップリカのバスチェアです。一人ずつ順番にお風呂に入れるときは、どちらかを待たせておくことになりますが、待たせている間にこれに座らせておけば安全です。首が座る前から使えるので、まだねんねの子でも安心して使えます。これに座らせたまま洗えるのでとても楽です。
また、新生児期にベビーバスを使っていて、もう使わないとベビーバスをしまっていたなら、赤ちゃんに一時的に待ってもらうために、予めシャワーなどで温めたお湯を張っていないベビーバスに入れておくのがオススメですよ。

はじめてのお風呂から使えるバスチェア

はじめてのお風呂から使えるバスチェア

アップリカ

価格:5,000円 + 税

首が座らない時期から生後24ヶ月頃まで使用できるこのバスチェアには、スポンジ状のマットと安全バーがついています。安全バーは、取り外しできますので、初めての入浴から寝返りする時期までは安全バーを外して寝かせ、両手でチャチャッと洗えます。

年子育児の9つのメリット

ここまでは、年子育児の大変さとそれを乗り切るコツをご紹介してきましたが、年子育児ってネガティブなことばかりではありません!「年子だったから良かった」「年子で助かった」というママのご意見も、たくさんあるんですよ。年子育児のメリットを確認してみましょう。

上の子の赤ちゃん返りがひどくない!

一般的に「赤ちゃん返りは、自我が発達してくる2歳差や3歳差のほうが強い」と言われています。もちろん、赤ちゃん返りするかしないかには個人差がありますが、上の子が2歳3歳になってから下の子が生まれるより、ずっとストレスが少なく下の子を受け入れやすいのです。そのため、「年子育児は赤ちゃん返りがそんなになくて、意外と楽だった~」という先輩ママの声が多いですよ。

兄弟仲良く遊んでくれるようになる!

年が離れていると、兄弟でも一緒に遊ぶことが難しかったりします。ところが年子なら、ほとんど同級生みたいな感じで、お友達みたいに関係が濃くなることが多いのです。兄弟だけで楽しく遊んでくれますから、親が遊び相手をしなくてもよくて楽ですよ。

連れていく場所に困らない!

年が近いと、流行や関心ごとがだいたい同じ!ですから、休日に遊びに行くときや家族で旅行に行くときに、上の子に合わせて下の子が騒ぎ出したり、下の子に合わせて上の子が嫌がったりすることが少なく、兄弟どちらも喜んでくれる場所を選びやすいのも、年子育児ならではのメリットですね。

卒入学や受験などが重ならない!

3歳差だと下の子の中学受験と上の子の高校受験が重なり、入学式と卒業式が1年で4回になりますので、卒入学や受験の年は、精神的にも金銭的にも仕事を休むのも大変!ところが、年子育児の場合、一人の子に集中してあげられる分、親子共に負担も軽く充実感が得られます。また、上の子で経験した記憶が新しいうちに、下の子も同じタイミングを迎えるので、順調に事が運びやすいですよ!

補助がもらえることがある!

年子育児の場合、同じ保育園や幼稚園に兄弟がいると、入園料などが割引になるというケースがあります。また、私立幼稚園の場合、世帯収入に応じて就学補助金がもらえますが、同時に2人以上入園している場合、就学補助金の金額が増額されますので、年子育児はお得ですよ!

一気に子育てのベテランになれる!

小さい子供を同時に2人育てる経験はなかなかできません!かなり鍛えられますよ。ですから、育児が一息つく頃には、2人の抱っこで鍛えられた筋肉と、大抵のことでは動じない精神力、割り切るところは潔く割り切る決断力が備わった、ベテランママになれますね!

みんなに助けてもらえやすい!

「年子です」と言うと、「それは大変ですね」とたいてい返ってきます。幼稚園での役員決めなども、「大変だからいいよ~」と断りやすかったり、係の仕事などを代わってもらえたりと、周囲のママが気遣ってくれるシーンが多くなったと言う人もいます。

また、実家や義実家が近い場合は、親が「年子の育児は大変よね」と、積極的にお惣菜を分けてくれたり、子供を預かってくれたり、実家が遠い場合でも、「一度に出費が重なって、何かと大変でしょ」と、義両親が金銭的に援助してくれるご家庭もあるそうですよ。

子育ての大変な時期が一気に終わる!

イヤイヤ期とか、反抗期など、子育ての大変な時期が二人分一気に過ぎてしまいます。同時に来ている最中は大変かもしれませんが、兄弟間でも影響しあってくれるので、「ママと子供が1対1という状況よりはラク!」というママもいますよ。

また、上の子のお下がりの服や物がすぐに使えるので、長い期間上の子が使ったものを保管しておかずに済み、片付けも楽ですよ。

親が過保護過干渉になりにくい

兄弟に歳の差があると、子供一人一人に目が行き届くため、特に上の子には親が過保護過干渉になりやすい傾向があります。上の子は、親にとっても初めてのことだらけですので、親もアレコレ考えてしまうのです。ところが、年子育児だと、細かいことにイチイチ構っている余裕がないため、上の子は親に干渉されずにのびのびと行動し、自立に向けて様々のことにチャレンジしやすいのです。

年子育児はしんどいけど後が楽!先輩ママの体験談

最後に、年子育児の先輩ママの体験談をいくつかご紹介します。気持ちが楽になるエピソード満載ですよ。

イタ好き
45歳

A最初は大変だったけど、どんどん楽になっていく年子

まだ乳幼児の頃は、年子の育児は本当に大変な日々でした。常にどちらかが泣いているか、両方が泣いているかっていう感じで、お茶を飲む暇もないって感じでした。でも幼稚園に通うようになってから「あれ、年子でよかったのかも?」と思うようになりました。1年違いで入園や入学が来るから、下の子の時はいつも慣れていてスムーズにいきました。

高校受験の時も、受験情報も1年では対して変わりませんし、改めて調べなおすことも不要でした。兄弟間でも、受験情報とか定期テストのどこが出たとかっていう情報を聞けて助かっているみたいです。

ahua
39歳

A双子みたいな年子の姉妹

私には7歳と6歳の娘が二人います。そう、年子です。はじめのうちは、ほんっとうにきつかった…。よく泣きながら育児してましたっけ。娘たちがともに小学校に行くようになった今では、姉妹はまるで親友のように、いつも一緒に遊んでいます。服のサイズもだいたい同じで、おそろいの服を着て遊んでいる姿は、双子ちゃんみたいでとってもかわいいです。

小さいときはママをとりあってもめていた二人ですが、今ではお互いになくてはならない存在みたい。振り返るとよくできたなと思いますが、二人のほほえましい姿を見られて、今は幸せでいっぱいです!

鍋奉行
48歳

A年子育児の良さは下の子の成長が早いこと!

振り返れば「よく乗り切ったな~」と思うくらい、下の子が生まれたばかりの頃は大変でした。でも、すぐ上にお姉ちゃんがいたからか、下の弟は何をするにも早かったです。お姉ちゃんを見て学んでいってくれたんでしょうね。私が何も教えなくても、言葉を話したり、箸を持ったり、自転車に乗ったりするのが平均よりもどれも早くできました。

そういう点が年子とか、年の近い兄弟がいるメリットなんですかね。お手本になってくれるというか。もう下の子も20歳になりますが、いまだに人生の心配事があると、お姉ちゃんに相談しているみたいです。年とっても仲が良いのはいいことだなと思っています。

年子育児のコツは、ママのストレス軽減にアリ!

嵐のような時期を耐えなければいけない年子育児ですが、一定期間は割り切って上の子を満たすことにエネルギーを使うことで、やがて上の子が下の子が可愛がり、上の子をお手本にした下の子はグングン成長し、後の育児がグッと楽になりますよ!

ただし、年子育児に限らず子育て中に気をつけたいのは、子供達が幼稚園や学校に入学したことで安心し過ぎること。小学校だけではなく思春期になっても、成人しても、子供にとって母親は一生母親。「ママは自分にとっての安全基地だ!」と感じて子供が前に進んで行く勇気を抱けるように、「ママはいつもあなたの味方だよ。ちゃんと見守ってるよ」というメッセージを、成長してゆく子供達の心の奥に届け続けることが大切なのです。

それには、過保護過干渉になるのではなく、笑顔で接したり、子供の話をきちんときいたり、子供の気持ちに寄り添って理解してあげるなど、日々の接し方に気をつけることが大切!
だからこそ、こちらでご紹介したコツや便利グッズ、周りの人の手助けを取り入れて、ママは上手にストレスを軽減して、できるだけ楽しく年子育児を乗り切っていきましょうね!

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪