実際にあったマタハラの例に関する記事

『実際にあったマタハラの例15/妊婦の会社や電車の体験談』

「マタハラって何?」と思う方は、こちらの15の例をご一読下さい。これが、母親になった女性達を待ち受けている現実なのです。

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会社や電車でマタハラが実際に起きた例/違法/理不尽体験談15

昨今、マスコミを賑わすマタハラの例とは、一体どのようなものなのでしょう。政府も妊婦を守るための法律、電車やバスなど乗り物内での優先席、マタニティマーク、厚生労働相のHPを設けるなど対策を行っています。

けれど旧来の日本人の女性や妊娠出産への考え方や他人の気持ちを考えられない想像力の欠如などが、男性はおろか妊娠出産を経験した女性にまでマタハラを行わせる結果になっているようです。

先輩ママ達が体験したマタハラの例を見ると、マタハラを行っている本人に自分が違法行為をしている自覚があるとは考えにくいのです。また政府の対策が裏目に出てしまった、マタニティマークや優先席でのトラブルまであるのです。

Qマタハラで妊娠中に実際にあった例を教えてください!

今現在マタハラに悩んでいる妊娠中は、こちらでご紹介する15人の妊婦さんのマタハラの例を参考に赤ちゃんと自分自身を守る方法を見つけ出し行動に移しましょう。

職場のマタハラ例

沢山の優しい人達がいる傍らで、マタハラをする心無い人がいるのは悲しいことですね。でも、妊婦さんは未来の日本を支える子供達の生みの親!赤ちゃんと自分の体調を第一に考え、無理をせず、時には毅然とした対応で乗り切りましょう。日本の法律は、妊婦さんの味方ですよ。

まさ75
34歳

A職場の直属の上司

妊娠が分かったときに、上司から「いつでも辞めていいよ」といわれました。私は妊娠がわかっても、ギリギリまで働きたいと思っていたのですが、上司からは「妊娠したら男性とは同じように残業ができないから、いつでも辞めてもらってかまわない」といわれました。 また、上司から「妊娠して戦力にならないのであれば、居場所はない」とも言われ、妊娠する前までしていたプロジェクトからも外されて、とてもつらかったです。上司からの心ない一言はとてもくやしいです。このような言葉をいわれたので、全部録音しておき労働基準監督署に訴えました

れもん味
20代後半

A職場の女性上司です

妊娠前から上司との折り合いが悪かったです。でも私は人並み以上に仕事ができるほうで、他の人よりしつこく絡まれることはなかった気がします。ところが子供を身ごもって、社長に直談判して休暇をもらえることになってからは、様子が変わりました。

休暇に入るまで、上司から散々嫌味を言われました。「○○さんのせいで、こっちの仕事の負担が大きくなるんだけど、分かってる?」とか「仕事が忙しいはずなのに、ちゃっかり子供なんて作る暇があって羨ましい」とか「子供ができたなら、やめるって選択肢もあるのにね~。人のことを考えない人よね」と、毎日聞こえるように悪口三昧で、辛かったです。 結局、毎日のように嫌味を言い続ける上司に耐えきれなくなり、退職届を出しました。現在は無事出産して子育てに励む専業主婦となっています。あまりに辛いときは、そのストレスがお腹の子供に影響することもあるので、とっととやめたほうがいいと思います

わかぞー
39歳

A働いていた美容院の女店長

働いていた美容院の先輩が、妊娠した時のことです。私が働いていた美容院の店長は、独身で気性の荒い性格でした。特にお客様をシャンプーしていると機嫌が悪くなるので、店長がシャンプーを始めそうになったらすぐに代わりに行かないといけません。 ある日、妊娠しているスタッフが、ちょっと腰が痛くなり、腰をさすって店長のシャンプーを代わりに行きませんでした。すると、シャンプーを終えた店長が妊娠中のスタッフの元へ行き、「あんた。妊婦だろうが仕事してよ。この給料ドロボー。」と言って去っていきました。 それ以来、彼女はどんなに辛そうでも店長のシャンプーを代わっていましたが、結局限界で辞めてしまいました。その人は妊婦なりに、できる仕事は一所懸命していました。見ていて辛かったです

タップ
24歳

A未婚で仕事に生きる女性店長、職場の女性上司

私のお仕事は百貨店の販売で、現場は女性だけの職場で立ち仕事でした。妊娠し、店長に個別で妊娠報告をしたとき、「浅はかだ」と言われ、決して良い顔はしていただけませんでした。ですが、経済的なことも考えて退職は選ばず、正社員だったので「産休、育休をとって、復帰したい」ということを伝え、了承してもらうことができました。 私の悪阻は、吐き気とめまいで、毎朝の長い朝礼は何度も途中でお手洗いに駆け込み、22時を過ぎるまで働き、そこから30分以上の反省会が毎日。 体への負担がひどく、辛さを訴えても、店長は未婚で仕事に生きる女性…理解してもらえません。子持ちの女性上司も「最近の人は弱い」「自分の時は臨月までヒールで働いてたのに、いいご身分だ」と言い、百貨店の中でも数字が大きい店だったので、「しんどいという前に数字を取れ!」とも言われ、精神的にも辛い日々でした。 主人にも「体のためにも退職してもいい」と言われたのですが、「当たり前のことで、なぜ自分が引き下がらないといけないの?」と思い、やめることは考えませんでした。 気づけば逆子になり、張り止めを飲まなければ、激痛で立っていられなくなりドクターストップ!病院から「20時以降の勤務も、立ち仕事もしないように」と注意を受け、母子手帳の勤務指導のページを書いてくれることになり、勤務の最後1時間だけ座ってできる仕事に代えてもらいました。 結局は無事主産できない可能性が出てきたため、有給と欠勤で産休に入りました。でも元気な子供を産めました

maron
27歳

A職場の女性上司

私は以前小さなクリニックで働いていました。この職場では女性は30代~50代の方が多く、みんな出産経験者でした。私が妊娠を公表した時も、ほとんどのスタッフは喜んでくれて、身体に気をつけるようにと仕事を手伝ってくれることもありました。 しかし、一人の女性上司からは「妊娠は病気じゃないんだから、もっと頑張らなきゃダメだよ」とか「一人だけひいきする訳にはいかない」など、少しトゲのあることを言われ続けました。私が悪阻で苦しかった時もそのような言葉をずっと言われ続けて、それがものすごく負担になってしまいました。

その上司が若い頃は、女性は妊娠したら仕事を辞めることが暗黙の了解だったようです。そのため、私がずっと仕事を続けていること、産んでからも仕事を続けたいと思っていることが気に食わなかったようです。 出産を経験した女性なら辛さをわかってくれると思っていましたが、それでも快く思わない人もいるのかと、勉強になりました

たはら
33歳

A会社の女性の同僚

同じ職場に、妊活をしている同僚がいるのですが、わたしが妊娠しているのが知れるとマタハラしてきました。安定期で前と変わらず働けるのに、「妊婦さんだから、安静にしてて」とか「あんまり働いちゃダメなんじゃない?」と親切顔で、わたしの顧客をとっていきました。 社外のお客様に対しても、わたしが妊娠していて満足に働くことができないと吹聴していました。それを知ってショックですぐに上司に相談しました。彼女の子供が欲しいという気持ちは分かりますが、親切心を装っての嫌がらせでしかありませんでした

ぴよこ
38歳

A職場の社長

私は、出産するということで退職された方の代わりに、社長とスタッフ3人の小さな会社に入社しました。結婚していましたが子供はいませんでした。働いてちょうど3年たったころ妊娠しました。それを社長に報告すると「ああ、また誰か探さないといけなくなったなあ。今度雇うのはもう子供を産まないという人にしないと、こっちもたまんないよ」と言われました。 産休は頂くつもりでしたが、特に辞めるとも言ってないのに、「妊娠=退社」と決めつけられ、それがまるで損害のように言われました。そんな考えの社長のもとで子育てしながらの仕事は続けられないと思い、きっぱり辞めました。今は子育てに理解ある職場に入れて元気に頑張っています

ちかこ
30代半ば

A職場の直属の上司(男性)

新居に引っ越してから、妊娠が分かりました。新居から勤務先までは2時間近くかかるため、新年度の人事異動で、勤務先を変えてもらえるように希望を出そうと思っていました。 ところが、上司にその気持ちを伝えたところ、「妊娠している人なんか、転勤させられるわけないでしょ。新しい職場の迷惑になることが目に見えているのだから。」と言われました。 そこで、私は、産休まで遠い職場に通い続け、出産を機に、そのまま仕事を退職することになりました。自宅から近くの職場に転勤できていたら、あるいは仕事を続けることも可能だったかもしれないと思うと、正直悔しかったで

さっくり
30代前半

A職場の同僚女性

私の職場は新聞社。夜勤のある仕事です。1人目を妊娠したときのことです。妊娠初期の頃は社内では誰にも話さず、つわりにも耐えました。安定期に入り、上司や同僚に話をして「出産を控える頃からお休みをいただく」という話になりました。 つわりで迷惑をかけることもなかったにもかかわらず、同僚の女性が上司に対して「仕事中いきなり産気づいたらどうするんですか?だれがこの仕事をするのですか?」と言いました。そして私に対して、「体調がすぐれないときもあるだろうから、赤ちゃんのことを考えて早めに辞めたら」と言いました。すごくショックでした。

産休、育休制度のある会社で、妊娠出産をしている女性も中にはいます。それでも夜勤があるので夜勤を考慮してもらうか、他の部署に変わるかしていました。そういったことが気に入らないのか、「早めに辞めたら?」と言われたことは本当にびっくりしでショックでした。 「この精神的ショックが、おなかの赤ちゃんに伝わらないといいな」と心配したほどです。出生率を上げようとする政府。妊娠、出産がどれだけ大変か、子育てがどれだけ大変か、育児がどれだけ大変か、わかっているのか。マタハラの精神ダメージは酷いです。政治を主導する男性には決してわからないこと。少しは考えて政治を行ってほしいです。妊婦さん、マタハラなんかに負けないでください。わかる人はわかりますからね

Yuco
30代後半

A職場の上司

育児休業から職場に復帰して数か月後、3人目の子を妊娠していることが発覚しました。待望の3人目なので嬉しかったのですが、会社にはどうやって伝えたらいいだろうと複雑でした。入社して3回目の産前・産後休業および育児休業。いくら法律で保証されているとはいえ、さすがに言い出しにくかったです。 思い切って3人目の妊娠を報告したところ、上司からは「入社して以来、妊娠している姿しか見たことがない」と冗談まじりに言われました。これってマタハラですよね?ひどく傷つきました。今でも悲しくて悔しくて忘れられません

ぴーちティ
20代後半

A職場の上司

私は一度、妊娠初期にお腹の赤ちゃんを亡くしています。そのため、「安定期に入るまでは会社には伝えないでおこう」と決めていました。ようやく安定期に入ったので、職場の上司に妊娠したことや産休を取ることなどを報告しに行ったのです。 そしたら第一声は「じゃあ誰があなたの分の仕事をするの?」「なんでもっと余裕を持って報告しないの?」でした。あくまで仕事上の付き合いですから、妊娠を喜んでほしいとは言いませんが、さすがにここまでキツい言い方をされると悲しくなります。 安定期に入ってから報告しようとしたことも伝えたのですが、上司はずっとイライラした様子で、産休を取る私を責めてきました。その後も出勤して仕事は続けましたが、上司の対応は明らかに変わりました。産休を取り復職するつもりだったのですが、「嫌がらせのような行為までする職場にはいられない」と思い、結局退職。 妊娠中のストレスは胎児にも影響しますので、マタハラがあまりにひどい場合は退職した方がいいように思います

電車やバスのマタハラ例

まさかのアレが、妊婦さんを追い詰めているなんて…。妊娠中は、電車やバスなどの乗り物を利用する時の配慮が大切!満員電車で無理をせず、母性健康管理指導事項連絡カードを使って、時差通勤をする、優先席に座るときはマタニティマークをつけるか、カバンに入れておき、いざという時に見せるなどの対策も大切です。赤ちゃんとママの命を守ることを最優先に行動したいですね。

まり
20代後半

A電車で会った知らないおじさん

私はフルタイムで働いており、行きも帰りも混雑する時間帯の通勤電車に乗っていました。ただ、私は終点から終点まで乗車するので、座りたければ一本電車を見送れば確実に次の電車で座れたので、いつも座ることができていました。 ある日、いつものように座っていると、おじさんがいきなり私の前に立ち、舌打ちをしてきました。「何だろう」と思って顔を上げると、更に舌打ちをしてきます。「座りたいのに座席があいていないから、苛立っているのだろう」と思い、知らないふりをしていましたが、おじさんは私に向かって「働いてもないもんが混む時間に電車に乗ってくるな」と早口で話しかけてきたのです。 私の会社は私服通勤だったので、遊び帰りに思われたのでしょうが、何と言い返せば良いのか分からず黙っていました。しかしおじさんは「そんなキーホルダーつけて他人に席譲らせて。大きい顔で座って目障りだ」と続けてきました。私の鞄につけたマタニティマークを見て言っているのだと分かりました。 怖かったのと、「もし逆上させてお腹を殴られたら嫌だ」と咄嗟に思い、「すみません」と謝っておきました。マタニティマークをつけていると親切にしてくれたり、気遣ってくれる方もいますが、理不尽なことを言ってくる人もいます。妊婦だから甘えていると決めつけているのだと思います。トラブルに巻き込まれないように、時と場合によってマタニティマークをつけ外しできるようにするのがおすすめです

もっちゃん
30歳

A通勤バスの乗客

会社は女性に優しい職場なので、出退勤時間を調整するなどして応援してくれましたが、出勤のバスの中で嫌味を言われることが数回ありました。 つわりで吐き気が強いとき、妊娠中期でお腹の張りが強くなっているとき、優先座席が空いていると座らせてもらっていたのですが、おじさんなどは「若い子が優先座席に座るなよ」と、舌打ちしてきたり、あからさまに聞こえる声で文句を言ってくるのです。 「最近の若い子は何考えてるのかしら」と嫌味を言う年配ご夫婦もいました。「マタニティー服を着て見る人が見れば妊婦さんだとわかる時期になっても、見てない人は見てないし嫌味を言う人は言うんだな」と思いました。 妊娠中は、赤ちゃんと自分の体調を管理するのは自分しかできないですし、妊婦さんだからってなんでも優先ということはもちろんありませんが、配慮してもらえる環境があれば配慮してもらう図太さ必要だと思います。 大抵、こういう文句を言ってくるのは、子育てに協力してこなかったであろうおじさんなので、言われるたびのうんざりするより呆れたものでした。嫌味は直接言ってきて、返答を求められない限りスルーでやり過ごすのが良いと思います

たんぽぽ
28歳

Aバスで乗り合わせた老女

最初の子供を妊娠中の28歳の時、路線バスに乗る際に、まだ妊娠初期で体調も芳しくなくてシルバーシートに座っていたら、途中から乗ってきたおばあさんに「なんで若いあなたがここに座っているの?」と咎められ、妊娠初期で体調が良くないことを説明したにもかかわらず、そのおばあさんは自分の非を認めないかのように「どけ、立て」と言わんばかりの勢いで非難してきました。 マタニティーマークは、わざとらしくなるようであえて付けておらず、初期なのでまだお腹も全く目立ちませんでしたが、私も頭にきたので「あなたとココで言い合うつもりはない、あなた相手に話しても仕方ない」と突っぱねました。人が妊娠している、たとえそれでなくても「具合が悪い」と言っているのに、あの態度はただの八つ当たりにしか思えません

ゆき
35歳

A電車に乗り合わせたおじさん

妊娠7ケ月まで働いていたので、職場というよりも通勤電車が毎日大変でした。朝は出勤時間のピークを過ぎていたので、座って行くことが出来たのですが、帰りはどうしても電車が込み合い、しばらく待たないと座れるような列には並べないので、早く帰りたかったのもあり、混んだ電車に乗って帰っていました。 「混んだ車内で押してくる人がいるなぁ」と振りかえると、50代くらいの男性でした。自分の場所を確保したいのか、お腹をぐいぐい押され、「この子に何かあったらもう耐えられない」と思い、何とかカバンで守って自分の降りる駅まで耐えました。 「途中で降りるべきだった…」と今も思い出しますが、帰ってからの夕飯作りや翌日の準備を考えるとああするしかなかったのかなとも思っています