妊娠あるある12選!先輩ママが感じた妊婦にしか分からないこと
妊娠に気づいたばかりの女性にとって妊娠や出産は未知のもの。「お腹が大きくなるってどんな感じなんだろう?」
「出産ってどれくらい痛いのかな?」など、さまざまな疑問が湧いてきますよね。
そこで、先輩ママが妊娠中に「こういうことってあるよねー」と感じた、妊婦あるあるを聞いてみました。
その中で最も多かった妊婦あるあるは、知らない人に話しかけられること。中には、親切に赤ちゃんの性別まで予想してくれる人もいるそうです。
妊娠中は初めて経験することが多い時期ですが、ここで紹介する先輩ママ達に妊婦あるあるを読んで、妊娠や出産の不安を吹き飛ばしましょう!
妊娠中にありがちな妊婦あるある
辛くないのに辛いふりしちゃいました
妊娠9カ月頃からお腹が大きくなり過ぎて、正面から靴下を履くのが困難で、横座りで靴下を履いていました。たまに、旦那が靴下をはかせてくれたので愛を感じました。
妊娠してからいつも優しい旦那が更に優しくなり、荷物を持つことなどに異常に反応して手伝ってくれたのですが、なんだかそれが無性に腹立たしく思えてきました。
旦那が何をしてもイライラ。旦那は優しさで言ってくれていたのだと思いますが、妊娠するまで私に指図なんてする人ではなかったのに、食事について細かく言ってきたのが嫌でした。
後から、「今だから話すけど実は、妊娠中は家に帰りたくなかった」と言われてしまってショックでした。
妊娠6カ月頃のさほどお腹は目立ってない時期、仕事の途中や電車に乗っている時など、別に辛くはないのにわざとお腹を付きだして「ふー」と息を吐きながら、お腹や腰をさすりました。
すると、職場の人が仕事を変わってくれたり、電車で席を譲ってくれたり、周囲の優しさを感じました。皆さんごめんなさい。そしてありがとう。
出産の日、夫は立ちあう気満々でしたが、「講習を受けていないので立ちあいはできません」とあっさり看護師さんに言われて、家に帰されました。
おかげで、わたしは一人で出産する羽目になりました。
お腹が邪魔でコピーがとれない
妊娠9ヶ月近くまで事務の仕事をしていたのですが、ずっと椅子に座っていると腰が痛くなって辛かったです。どう座っても腰が痛くなるのでちょくちょく態勢を変えて座っていました。
あと、コピーをするときもコピー機にお腹が当たって冊子などのコピーをするときは、手を伸ばして押さえていました。
メンタルは強い方だと思っていたのですが、妊娠が分かってからつわりがひどくて、多いときは1日に10回以上戻していたので、つらくて「もう嫌だー」とよく泣いていました。
妊娠が分かってからは、旦那がいろいろと家事を手伝ってくれたのですが、干し方が悪いのか洗剤の量が少ないのか、洗濯物が臭いときは残念な気分になりました。
でも、言うともうやってくれなさそうだったので、言いたいのを我慢して黙ってました(笑)
職場では本当に優しくしてもらいました。物を運ぶときでも「妊婦さんは座ってて!」と気遣ってくれたり、お腹の赤ちゃんにと栄養のある物を買ってきてくれたり。
仲良しの同僚が「可愛かったから買ってきちゃった!」と、ベビーグッズを買ってきてくれて、本当に助かりました!
旦那は、普段も用事があって電話をかけても出ないことがあったのですが、出産当日にちょうど夜勤。案の定、連絡が取れずに怒ってしまいました。
妊婦同士の仲間意識の芽生え
妊娠してお腹が大きくなると、立った時に自分の足元が全然見えないので歩きづらく、階段を下りる際は怖かったです。
メンタル面では、とにかく感情の起伏が激しくなりました。すぐにイライラしたり、悲しくなったり…。特に、ちょっとした事ですぐに涙が出るようになって、本当に涙もろくなりました。
旦那は普段、家では全く何もしない人なのですが、私が悪阻などのせいで体調が悪い時にご飯の支度などをしてくれました。
妊娠中は知らない人に話しかけられる事が多かったと思います。もちろん勝手にお腹をさわられて嫌な思いをしました。
ですが、嫌な事ばかりではなく、妊婦だから…と席を譲っていただいたり、妊婦同士というのが分かると、初対面なのに妙に仲間意識が芽生えたり…といい事の方が多かったです。
出産の時は、最初は破水を尿漏れだと勘違いしました。
早産だったので予定外に救急車で運ばれたりしてしまったんですが、私より旦那な方がテンパってしまって、私を励ますどころか弱音を吐いてばかりでした。
そのせいで、なんだか私はとても冷静になってしまいました。
情緒不安定の妻を気遣う夫
二人子供がいます。お腹が大きくなってくると、とにかく前屈みになるのが大変でした。お風呂掃除やトイレ掃除がしんどくて、夫に手伝ってもらっていました。
メンタル的にも不安定でした。特に妊娠初期はつわりや、出産への不安もあって、常にイライラしていました。
夫は妊娠してから育児に協力的になり、上の子を遊びに連れていってくれたり、食事の用意を手伝ってくれたりしました。
一人目の妊娠中、妊婦の情緒不安定をたっぷりと味わったので学習したようです。
お腹が目立ちはじめてからは、道行く人に声をかけられることがありました。特に二人目の妊娠中は、性別を聞かれることがすごく多かったです。
我が家は息子二人なので、次も男の子だと言うと、いつも「大変ねぇ」と言われました。
出産時は、陣痛に苦しむ私の横でうたた寝をする夫が許せなかったです。ほぼ寝れずに出産になってしまったので、かなりイライラしました。
出産では男は役に立たない
お腹が大きくなると、自分のおへそが見えなくてびっくり。こんなにも人のお腹は伸びるものかと驚きました。
メンタル面で辛かったのは、やはり思うように動けないストレスが一番大きかったです。お腹が張ってくると休み休みしか動けなくて、家事がはかどらなくてイライラしたりしました。
高いところの物をとろうと思っても、誰かに助けを求めなければいけなかったりするので、仕事中は困りました。
出産のための里帰り中、旦那への浮気疑惑が浮上。家に連れ込んだ形跡を発見しました。
周囲の方々は、会うと性別の予想を始めるのが常でした。お腹が前に突き出ているから男の子だねとか、顔が変わってきたから男の子だねといった感じです。
出産時は、立ち会いはしてもらわなかったのですが、陣痛で苦しんでいる時、旦那は全く役に立たず、いらんなと思いました。
陣痛の痛みに絶叫!
後期になりいよいよお腹が大きくなってくると、靴下が履けなくなります。履こうとして座ったところで、後ろにコテンとダルマのように転がってしまいます。
メンタル面では、エコー写真などで可愛い姿を見ると、すごく嬉しくなり早く産まれてこないかなとワクワクしたり、一方では自分に子育てができるかどうか不安になり、もう妊娠前に戻れないんだ、とネガティブになったと、気分がコロコロ変わりました。
つわりがひどいときにあまり理解してもらえなかった時、旦那にイラッときました。毎日吐いていた時、背中でもさすってくれるかなと思っていたら、隣の部屋でケータイを見ていたことにすごく腹が立ちました。
お腹が目立ってくるとよく、知らない人から声をかけられるようになり、とても嬉しかったです。エレベーターの中やスーパーなどで、「何ヶ月ですか」「頑張って下さいね」と言われるのが楽しかったです。
出産では痛みを覚悟して臨みましたが、やはり痛すぎて「お腹切ってー」と叫んでしまいました。
今思えば切らなくて正解でしたし、やがて痛みは無くなり可愛い赤ちゃんに会えるので、頑張って良かったです。
頻尿のせいで毎晩目が覚める
妊娠後期に入ってからは、産前の体重からプラス15キロと太りすぎたせいもあってか、こむら返りが毎日起こっていました。
あまりに大きいお腹のため、足の付け根が痛み、歩くのも痛かったのを覚えています。
メンタル面では、臨月に入ると同時に「本当に母親としてやっていけるのだろうか」と毎日不安に感じていたのを覚えています。
主人に対して感じたのが、もともと優しかったけれど、妊娠してからさらに優しくなったこと。妊娠してから頻尿のため、毎日必ず1回は夜中に起きていたのですが、いつもトイレまで付き添ってくれました。
私は集合住宅で暮らしていますので、ご近所の方に「いつ産まれるの?」「大丈夫?」とよく心配していただきました。
出産となってからは、あまりの陣痛の痛さに主人にあたり散らしてしまいました。最後まで辛抱強く立ち会ってくれた主人には感謝しています。
お腹が重くて眠れない
お腹が大きくなってきてからは、夜寝るときにお腹が重くて、寝返りをうつのがやっとでした。仰向けやうつ伏せの姿勢がとても辛かったです。
メンタル面では、妊娠前には出来ていたことが出来なくなったりして、イライラする事がありました。妊娠中、喫煙者の旦那は気を使って、私から離れた所でタバコを吸っていたのですが、それなら吸わないでくれればいいのにと思いました。
妊娠中は、友人などにお腹を良くさわられたりしていました。お店のオバさんなどもにお腹を見て「絶対女の子だよ」など、自信満々に言われたりして凄く不思議でした。
前から聞いてはいたのですが、電車に乗ったりしても、席を譲ってくれる人はあまりいなくて、そんなもんだよなーっと思いました。
出産の時は、陣痛を痛がっている私を見て、オロオロする旦那に「頼りにならないな~」とボーッと考えてしまい、逆に母の方がドンと構えていて頼りになりました。
お腹の張りのせいで運動不足に
お腹が大きくなるにつれて、しゃがむと落としたものが取れなくなり、洗濯物を干すのも大変でした。お腹が常に張って、動くのも痛かったです。
お風呂も沈めなくなり、ほとんどシャワーでした。病院の先生には、運動して下さいと言われましたが、お腹がはってて痛くて運動もできませんでした。
旦那には、常にイラつきましたね。一言一言がいらつき、最後には、離婚を考えました。
また、知らない人からは、「今何ヶ月?」とか「性別は分かったの?」とか色々聞かれることが多かったです
ケース別の妊婦あるある3つのエピソード
予定日を過ぎて焦る妊婦あるある
予定日までは赤ちゃんの負担にならないようにと気を遣って生活していましたが一転、予定日を過ぎてお腹の中で赤ちゃんもかなり大きく育っていて…。
「早く出てこないとお産がしんどいよ」と主治医に言われ、階段の昇降・雑巾がけ・ウォーキングなど、毎日ハードに動くようになりました。
周りの知り合いからは、「お腹の居心地が良いんだよ」とか言われたけど、本当に体がきつかったです。
それでも毎日家の周辺を歩いて、時には知らない人から「ダイエット頑張って!」とか言われたりもしました。
確かに妊婦を言い訳に食べまくったせいで、必要以上に体重が増えてしまったと思います。もう早く出てこーい!と言わんばかりに本当動きまくりました。そして無事出産。
初産の時は予定日が遅れがちと言われますが、予定日は妊婦にとってかなりのプレッシャーになると思います。
外出が怖いと感じた妊婦あるある
妊婦になるまでは、お腹が大きな妊婦さんを見ても「あ、妊婦さんだ」くらいしか思いませんでした。ところが、自分が妊婦になって初めて気づいたことがあります。
自分が妊婦になって、お腹が徐々に大きくなっていくと、人がたくさんいる所が怖いと感じるようになったのです。
特に、スーパーや公園のように、小さい子供が走り回っている場所は、お腹にぶつかられたらどうしようと、とても不安になりました。妊娠前は、全く想像できなかったことです。
お腹が自分の思っていたよりも大きくなったので、小さい子供が近くを通るだけでも、とにかく怖かったです。
走り回っている子供は、親から離れて勝手に走り回っていることが多く、近くに親がいれば注意してくれます。
でも、近くに親がいないときに一応注意はするのですが、相手は小さな子供。きちんと話を聞いてくれないことが多いので、本当に困りました。
旦那への愛が深まった妊婦あるある
妊娠が分かった時、仕事から帰ってきた旦那に伝えたら今までにないくらい喜んでくれました!!こんなに喜ぶなんて思わないくらいでした。
そこまで悪阻も酷くなかったんですけど、食べてないと辛くて、白いご飯と甘いものがひたすら食べたくなってました。
今までそんなことしてくれたことなかったのに、旦那は仕事の帰りにしょっちゅう甘いデザートを買ってきてくれて、「頑張るんだぞ!」と別人みたいに甘やかしてくれました。
おかげさまでストレスもなく、むしろわがままになるくらい自由にマタニティライフを楽しんでました!
予定日より10日遅れで入院となった朝、病院に行ったらおしるしが来ました。
夕方から陣痛の波が来るたびに痛がっていると、旦那は「腰押そうか?」「大丈夫?」って聞いてきてくれるんですけど、正直言ってそこにいるだけでいいんです。
ただ1つだけ助かったのは、喉乾いた時に飲み物飲ませてもらえたこと。それでも、そばにいてくれると不安なことが一切なく出産に集中できました♪