家計やりくり上手を目指し今日から始める倹約の基本
増税や収入減少など厳しい経済状況が続く世の中、通帳を見て思わずため息が出てしまう方も多いのではないでしょうか。こんな時代だからこそ主婦が家計のやりくりを頑張って家族の生活を守らなければなりません。でも「子供のことや急な出費でなかなか予算通りにいかない…」とお悩みの方もいらっしゃるのでは?
家計のやりくりのコツを知って取り組めば、少しずつやりくり上手になっていきます。今後さらに厳しい経済状況となっても乗り越えられるようお金のやりくりについて勉強しましょう。ここでは家計のやりくりについて、やりくり上手になるためのコツや食費の節約法についてご紹介します。
無駄を減らしてやりくり上手になるためのポイント5つ
家計をやりくりするためには無駄を見つけて節約することが重要です。無駄遣いを減らしてやりくり上手になるためのポイントを5つご紹介します。
1カード払いはやめて現金主義にする
クレジットカードを使わず現金で生活するようにしましょう。特に食費や日用品などをカード払いするときって「いくら買っても大丈夫」という気分になり、今必要でないものまで買い物かごに入れてしまうものです。カード払いは借金と同じで、使いすぎるとあとでツケが回ってきます。
その点現金で暮らすようにすると「今持っている予算以内で買おう」と思うので、欲しいものだけ買うくせをつけることができます。クレジットカードはポイントがたまる利点もありますが、ついついカードを使いすぎてしまう人は現金や電子マネーなどで支払うようするのがやりくり上手への道です。
2家計簿をつけて無駄をチェック!
家計の現状を知るためにも家計簿をつけて何にいくら使っているのか把握することが大事です。今まで大雑把なお金の使い方をしていた人が家計簿をつけてみると「レジャー費が多い」「外食しすぎてる」など家計の無駄に気づくきっかけとなります。月の予算を決めてその中で暮らす癖をつけると自然とやりくり上手になるでしょう。
3毎月払う固定費用を見直す
電気代や水道代など毎月払う固定費用を見直してみましょう。電気のスイッチをこまめに切ることも大事ですが、アンペアを見直して基本料金を下げる方が節約効果大です。意外と高い携帯やスマホの通信費も節約することができます。使っていない機能にお金を払ってないかもっとお得に使えるプランはないかを考えると意外と無駄が見えてきます。その他固定費用を見直すポイントは以下の通りです。
- 無駄な生命保険はないか
- 車は本当に必要か
- ほとんど使わない固定電話は必要か
- 収入に対して家賃が高すぎてはいないか
- 住宅ローンの借り換えで金利を下げることができないか
4コンビニとはうまく付き合う
24時間空いていて便利なコンビニですが、本当に必要なものだけ買うようにしましょう。例えばペットボトル飲料でもスーパーと比べてみると少し高いですよね。お菓子の新商品も早く売られていますがやっぱり割高です。
コンビニに家族みんなで行って買い物したらあっという間に予算オーバーしてしまうでしょう。家族でのレジャーの時はあらかじめ飲み物を用意していく、おにぎりは持参しておでんなどを買う程度にするなど工夫して家計のやりくりをしましょう。
5家族にも家計のやりくりに協力してもらう
節約を呼び掛けて家族にも家計のやりくりに協力してもらうようにしましょう。家計のやりくりは妻一人が頑張っても成功しにくいもの。光熱水費やスマホ代などの節約を家族にも呼びかけて協力してもらうのが近道です。新婚さんなら子供ができた時のことを考えて旦那さんと話し合いをしておくといいですね。
楽しい目標を作り節約を呼び掛けて
「節約!節約!」とうるさく言うのでは家族もうんざりします。家計のやりくりで余ったお金でちょっと豪華な外食をするなど、楽しく節約できるような目標を立てると家族のやる気もアップするでしょう。
腕の見せ所!食費の節約ポイント3つ
家族の食事を作る主婦としては、意外とかかる食費を下げたいと思いますよね。かといって食事の質は落としたくないしどのように節約したらよいのでしょうか。ここでは食費を節約する方法をご紹介します。自分のタイプに合わせて選んでみてくださいね。
週末にまとめ買いで無駄買いをストップ
スーパーで予定外の買い物をしてしまう人は、一週間分の食料をスーパーでまとめ買いすると節約につながります。肉や野菜、乳製品など頭の中でおおよその献立を考えながら買い物をし、買ってきたものは小分けして冷凍庫へ入れておきます。こうしておけばスーパーに行く機会も減らすことができ無駄買いすることも減ります。忙しい時でもある材料でちゃちゃっとご飯を作ることができるので便利ですよ。
予算を決めて毎日スーパーで買い物する
おつとめ品狙いの主婦におすすめなのが、一日の予算を決めてその日食べる分だけ購入する方法です。例えば予算1000円と決めてその日や翌日朝に食べる分を買います。おつとめ品など安くなった商品を上手に使えば低予算でも結構豪華な食卓になります。
忙しい人は宅配も利用する
忙しくて外食が多くなりがちなら食材の宅配を利用してみてはいかがでしょうか。届いた材料で作ればいいだけなのでバランスのとれたご飯を食べることができます。食材も無駄にならないのでスーパーと宅配をうまく利用すれば外食するより節約することができるはずです。
自分に合った方法で家計をやりくりしよう
家計をやりくりするには、まず予算内で生活できるようにすることが大事です。もし予算オーバーするなら無駄遣いした項目を見つけて考え、節約できそうなのか予算を増やした方がいいのかを見極めます。無理にやりくりしようとするとストレスが貯まりますから、無理なく生活できる予算設定にした方がいいですよ。自分に合った方法を見つけて家計をやりくりしてみてくださいね。