単身赴任の生活費に関する記事

『単身赴任で生活費が赤字!無理なく節約やりくりさせる方法』

単身赴任中の生活費は一体いくら!?無駄を省くために知っておきたい生活費の相場と、節約のポイントを解説しています。

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単身赴任の生活費と相場は?やりくりの知恵6つ

家族で仲良く、楽しく生活しているところに突然の辞令で単身赴任…、つらいですよね。家族が離れ離れになってしまう淋しさや、夫が一人だけで暮らさなくてはいけない切なさも、もちろん単身赴任の困った事ですが、妻にとって一番頭が痛いのは、単身赴任によって家計が圧迫されることではないでしょうか。

単身赴任になれば、それまで1つだった家庭が2つになり、そのぶん生活費がかかってしまいますが、将来のことを考えればできるだけ節約していきたいトコロですね。今回は夫の単身赴任でかかる生活費について解説しながら、生活費を切り詰める上手なやりくりのポイントなどについてご紹介していきます。

単身赴任でかかる生活費の相場

単身赴任で夫の生活にかかる一月の費用は、どれぐらいになるのでしょうか?

単身赴任の生活費の相場は、一般的には7~8万、多い人で10万程度という声をよく聞きますが、日本学生支援機構が行った「平成26年度学生生活調査結果」では、東京のアパートや下宿に住む大学生の学費を除く平均生活費の平均が12万2425円、地方の場合は平均6万9975円と、地域によって違うことよくわかります。(注1)

生活費のことを考えれば、できれば地方都市に単身赴任してもらいたいものですが、こればかりは勤め先の意向なので、住む場所は変えようがありませんね。そのかわりに家計の節約で見直していきたいのが、生活にかかるお金、つまり生活費です。

単身赴任中の夫の生活費の節約をするときに大事なのは、まずどこにどれぐらいのお金がかかるのか相場を知っておいて、予算をたてて夫にお金を渡すことです。まずは夫の生活費の内訳や相場について勉強していきましょう。

単身赴任の生活費の内訳

生活費の予算をたてる時には用途ごとに内訳を分けて考えますが、夫の単身赴任先の生活費を考えるのであればあまり細かく分けるのではなく、ざっくりと分けるのがおススメです。何故なら、単身赴任中の男性はこれまで妻と共同でやってきた家事を仕事の合間に全て自分でやらなくてはならず、あまりキッチリと項目を分けて予算をたててしまうと融通が利かず、パンクしてしまうからです。
生活費は次の6つに分けて、ざっくりと予算を考えていきましょう。

被服費

被服費には、Yシャツやスーツのクリーニング代や下着代などが含まれます。下着や靴下、仕事で毎日着るYシャツなどはどうしても買い足しが必要になりますね。季節によって多少の変動はありますが、衣類の購入やクリーニング代をあわせた被服費の予算としては5,000~10,000円をとっておきましょう。

単身赴任の場合は妻が身だしなみに気を配ってあげられないぶん、どうしてもクリーニングの利用が増えてしまいがちですね。クリーニング代の相場は下記の通りです。

  • Yシャツ1枚200~300円
  • スーツ上下で1000円~2000円
  • ネクタイ1本300円~600円

スーツの場合、クリーニングに出す頻度は所持数や使用頻度により変わりますが、10回を目安にクリーニングに出すと長持ちしやすいですよ。ただし、大量に汗をかいたり大雨でずぶ濡れになったりと汚してしまった場合は話が別!すぐにクリーニングに出さないとスーツが傷んで長持ちしません。

また、ネクタイも汚れに気づいた時に、速やかにクリーニングに出すのが長持ちのコツ。これらを考慮して、被服費を渡しましょう。

家賃

単身赴任中の家賃は住む地域によって変動はありますが、男性一人での生活ですので、一般的なワンルームの相場として50,000~60,000円前後が相場になります。住む場所は会社が用意してくれる場合と、自分で不動産屋を回って見つける場合がありますが、仕事をするための生活の場ですから、住む場所は徒歩で仕事場に通いやすい立地条件を重視して選ぶのが一番です。

通勤に時間がかからないぶん、夫の疲れも少なく健康面でも不安を減らすことができますし、通勤費用もかからないので、単身赴任にかかる生活費を節約することができますよね。

食費

単身赴任の食費の考え方は、一日3食の合計が800~1,000円として考えて、1ヶ月で25,000~30,000円が妥当でしょう。やっぱり男性の場合はどうしても食費が増えてしまいます。愛妻弁当がなくなってしまいますし、仕事が忙しくてこまめに生鮮品を買い出しに行けず、自炊ができないといった場合も多いので、食費が少し多めになってしまうのはある程度目をつぶるしかありません。

もし毎日の晩酌をするのであれば、お酒にかかる費用はこの食費に含めて渡しましょう。予算を決めておけば一人の気楽さ・淋しさから過度の飲酒をすることのストッパーになりますよ。

電気・ガス代

単身赴任中は、日中は完全に部屋が無人となり、夜間も電気やガスを使う時間も短いので、電気とガス料金はあわせて考えてしまいましょう。料理に使うのがガスレンジなのか、IHなのかによっても変動はありますが、電気・ガス代の相場は7,000~9,000円です。

ただし、筋肉量の多い男性は暑さに弱く、夏場は女性よりもクーラー使いたがるので電気代がかかる傾向があります。一日頑張って仕事をしてきて、涼しい部屋で疲れを癒したい気持ちもわかりますし、クーラーを使えば熱帯夜でも熟睡できて翌日の仕事に集中できる面もありますので、夏場の電気代には柔軟に対処することをオススメします。

水道代

ひとりで生活しているとやはり水道もそれほど使わないので、単身赴任中の水道代は、上下水道あわせて1ヶ月に2,000~4,000円が相場です。一番水道をつかうのが、入浴ですね。男性の場合はどうしてもシャワーで済ますことが多いのですが、毎日シャワーを使うよりはバスタブにお湯を張ったほうが節水になり水道代もお得になりますので、夫の入浴方法もチェックして予算をたてていきましょう。

交際費・その他

単身赴任であれば固定の電話回線を引く必要はないので携帯電話が連絡手段になりますが、家族がいれば家族と一緒に合算して契約をしていますので、これは単身赴任の予算に入れる必要はありません。その他の

  • 交際費
  • 理容代
  • 交通費

などは全部ひとまとめにして予算をたてましょう。

男性の場合はどうしてもお付き合いがあるので、交際費・その他にかかる費用の相場はちょっと多めの、1ヶ月に10,000~20,000円です。予算をオーバーしてはいけないということではなく、今月オーバーしたら翌月ちょっと支出を控えて調整をするように、緩く予算管理をしていくことを心掛けましょう。

単身赴任の生活費と小遣いの取り扱いは?

大抵の家では支出の項目に「夫の小遣い」があって、毎月夫にある程度自由に使える費用を渡しているのですが、そもそも単身赴任中は生活費の全てを夫が自由に使えるのに、あえてお小遣いを渡す必要があるのでしょうか?単身赴任中の夫のお小遣いの取り扱いには賛否両論あるかと思いますが、単身赴任中もお小遣いを渡すことをオススメします。

お小遣いは生活するためにどうしても必要ではないけれど、趣味や余暇を充実させるために使う費用で、生活に張りを与えるためにとても大切な資金です。お小遣いを生活費に含めて「お小遣いにしたかったら、生活費を切り詰めて!」ということは簡単なのですが、それでは生活に無理がかかって、夫に必要以上のストレスが溜まってしまいます。

単身赴任中は妻の目が届きにくいからこそ、夫の身体やメンタルの健康には十分配意をすることが必要ですから、お小遣いは今まで通りの予算枠で、「好きに使っていいよ」と渡してあげましょう。ただし、妻の目が届かないことをいいことに、無駄遣いはしないようにクギをさすのは忘れずに!男性のお小遣いの相場は、1ヶ月分の手取り給料の一割が目安といわれていますが、ハメを外しすぎないようにするためにお小遣いの金額を押さえておくことも大事ですよ。

単身赴任の生活費を脱赤字に!やりくりの知恵6つ

女性にとって節約は日常的なものですが、男性はどうしても節約より利便性を優先させてしまいがちです。初めのうちこそ節約を意識していても、次第に飽きてしまう、妻の目が届かないという気安さから浪費に走ってしまうといったこともありますので、帰省した際や電話を交わす中であまりうるさくしない程度に節約を促していきましょう。

生活費の節約を成功させるポイントは、あまりキッチリとノルマを課すのではなく、緩めにして飽きさせず、長く続けさせることにあります。単身赴任中の生活費を切り詰めるポイントを6つご紹介しますので、夫婦で一緒に節約に取り組んでいきましょう。

部屋探しは妥協と工夫で乗り切りましょう

単身赴任中にかかる家賃は既定のものですので節約をすることはできませんが、部屋選びの段階でできるだけ家賃の安い物件を選んでおけば、生活費を抑えることが可能です。生活の質を追求することも大事ですが、単身赴任では部屋にいる時間はごく短く、設備が充実していなくても充分乗り切れます。

「ユニットバスは嫌だ」、「トイレにウォシュレットが欲しい」などの条件は家賃が高くなりがちなので、よく話し合って夫に多少は妥協してもらえましょう。ウォシュレットのように自分で後付けできる設備もありますので、自分で快適なお部屋を作ることで乗り切って下さいね。

洗濯はまとめて手間と費用を減らしましょう

汚れ物をため込むのが嫌だという潔癖な男性もいますが、一人暮らしであれば洗濯物を毎日こまめにするよりは、2~3日分をまとめて洗濯をした方が絶対お得です。毎日切るYシャツは毎日アイロンをかけないといけませんが、干すときに襟を手で引っ張って伸ばし、パン!パン!!と払ってシワを伸ばしておくと、アイロンがけがスムーズになって手間も電気代も減らせますよ。

暖房は早めに切って余熱を活用しましょう

冬場は暖房費がかかってしまいますが、仕事に行く前や布団に入る前など、ギリギリまで暖房器具を作動させておくのは無駄になってしまいます。電気カーペットやヒーターは電源を切ってしまっても20~30分程度はお部屋の暖かさが持続しますので、予定にあわせて早めに電源を切ることで無駄な電気代をカットしていきましょう。

自炊だけでなくお弁当も活用しましょう

生活費の切りつめで一番節約ができるポイントは食費なのですが、これは大人数の食事を計画的にまとめて作るからこそ節約効果があがるのであって、一人暮らしだと食材の費用や電気代、水道代をあわせると、自炊の方が、コスパが悪いこともあります。そんな時には無理なくお弁当屋も活用しましょう。

男性の自炊はどうしても肉食に偏りやすいのですが、お弁当屋さんであれば栄養バランスも良いのでおススメです。ただしコンビニは厳禁!コンビニは深夜も空いていて便利ですが、やはり食料品が高く、ついついあれもこれもと手を出して無駄遣いをしてしまいがちなので、単身赴任中は極力コンビニに行かないように心掛けるといいですね。

早寝早起きを心掛けましょう

一人で暮らしていると、どうしても深夜まで起きてしまい、朝が遅くなってしまいがちで、さらに夜起きている時間が長ければそのぶん電気代がかかります。早寝早起きは電気代を節約するだけでなく、身体の健康を維持して医療費を節約する効果もありますから、生活のリズムを乱さずに、早寝早起きを心掛けましょう。

家電レンタルで最新の家電を使いましょう

単身赴任に使う冷蔵庫や掃除機などの家電製品は、自宅にあるものを「持って行って」使ってしまいがちですが、古い家電製品は電気代が馬鹿になりません。短い期間しか使わないのであれば、家電レンタルで最新家電を借りた方が、電気代は節約できます。もし壊れてもレンタル会社で無償修理をしてくれますし、不要になった時の廃棄手数料もかからないので、生活家電を全て購入するよりは長い目で見ると、コスパも良く生活費を節約できます。

単身赴任の生活費と会社の手当

単身赴任はあくまでも会社の都合で従業員を本来の生活の本拠地以外の場所に住まわせていることですから、大抵の場合は

  • 家賃手当
  • 単身赴任手当
  • 帰省の際の交通費の補助

などの手当て金を支給してくれます。社宅などで住居を格安で提供してくれるケースや、社宅の光熱費・水道代を負担してくれるといったケースも多いですね。ただでさえ生活費が多くかかる単身赴任生活ですから、できるだけ活用していきましょう。

また、単身赴任先へ引っ越す際に準備金を支給してくれたり、引越し代金を補助してくれるといった一時金を規定している会社も多くあります。支給される手当金は会社ごとに金額や支給規定に違いがありますから、事前に会社に確認をして、生活の予算の中に含めておくといいですね。

ちよちゃん
34歳

会社の給料引きに注意!

おととしから今年の春まで、同じ県内ではありましたが、高速道路で2時間ほどの距離に夫が単身赴任をしていました。
結婚してから10年目の初めての単身赴任でしたが、夫はご飯があればいいという人なので、それほど生活費も要求されず「偉いなあ」と感心していたのですが、単身赴任半年目にして、無駄遣いが発覚しました。
なんと、会社で給料引きになるお弁当で昼・夜食を食い倒し、Yシャツの洗濯は面倒だからと、毎回会社に出入りしていう業者に頼んで、給料引きでクリーニングしていたのです!
お弁当は昼・夜で600~700円、クリーニングは毎日200前後と、結構な無駄遣いで、さらに会社の売店でこれまた給料引きでお菓子、タバコ、日用品を割高で購入していて…。
思わぬ落とし穴にガックリきましたが、給与明細をチェックしておけばよかったと私も反省しました。

単身赴任先・自宅とも生活費の増額に気を付けましょう

このように2家庭ぶんの生活費がかかる夫の単身赴任ですが、節約のためにはそれぞれの家で考えるのではなく、自宅と単身赴任先を一緒の1つの家と考えていくことが大事です。単身赴任先で夫に生活費の切りつめを求めるのであれば、自宅でも生活費の無駄をなくしましょう!お互いに節約をするからこと、節約が長続きし、大きな効果が得られますよ。

単身赴任中の家計を預かる妻の心得としては、もちろん増えてしまう家計の管理も大事なのですが、何より大事なのは家を離れて一人で頑張ってくれている夫の心を思いやることです、そのためには、たまには節約を忘れて息抜きをさせてあげる予算も大事です。遠く離れても連絡を取り合いながら、二つの家の家計管理を頑張っていきましょう。

この記事を書いたライター

羽根田るみこ

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!