子供がママ嫌いと言う理由に関する記事

『ママ嫌い!と子供が叫ぶ理由とは?母親がしたい7つの対応』

ママを嫌いだと思っている気がしたり子供から直接言われたりすると母親は切なくなりますが、そこには母親側の理由と子供側の理由があるのです。こちらではママの不安の原因、ママが嫌いという子供の年齢別の理由、ママがしたい7つの対応をご紹介します。

マーミーTOP  >  子育て  >  ママ嫌い!と子供が叫ぶ理由とは?母親がしたい7つの対応

ママ嫌い!という子供の言葉は本心?気持ちを知って絆を強めよう

「ママ嫌い!」と子供に拒絶されたら、何も知らない母親は傷つき落ち込んでしまうでしょう。「子供に好かれるいいママになりたい」という願いは、母親にとってごく当たり前のこと。

ところが実際に赤ちゃんを産み育てると、小さな我が子とのコミュニケーションが難しくて「私ってこの子に嫌われているのかな」と本気で落ち込むママも珍しくありません。

そもそも赤ちゃんや幼児はママを大好きなはずなのに、なぜ「ママ嫌い」なんて言ったのでしょう。ママは本当に子供に嫌われているのでしょうか?子供の気持ちを知ることで、我が子との強い絆を築ける強い母になりましょう。

ママを嫌いなの?と乳児の母親が感じる6つの理由

赤ちゃんの顔かたちや行動はとても可愛いのですが、その一方でまだ喋ることができないためママが赤ちゃんの気持ちを完全に把握するのは難しいです。そのため、乳児は母親を一番好きなはずなのに「この子はママが嫌いなのかも」と母親が不安になってしまうことがあります。赤ちゃんのどのような態度が母親に不安を抱かせるのでしょう。

1抱っこしても泣き止まない

赤ちゃんの抱っこは授乳などママにとって育児に欠かせない行為。また、赤ちゃんにとっては安心感を得られる行為でもあります。

ところが、泣いている赤ちゃんをママが抱き上げてあやしてもいつまでも泣き止まないと、ママは体に異常があるのではないかと不安になります。

そこで泣いている原因をあれこれと調べますが、原因が見当たらず病気やオムツなどの生理的な理由で泣いているわけではないとわかってくると、今度は原因探しの矛先を自分に向けてしまい、「もしかしてママが嫌いだから泣き止まないの?」と抱っこしても赤ちゃんが安心できない理由が自分にあるのでは?と疑って不安に駆られやすくなるのです。

泣き止まない赤ちゃんはママを嫌い?

赤ちゃんはママの抱っこが大好きと思い込みがちですが、赤ちゃんにも抱かれ心地への好みがあり、体温や腕の硬さ、安定感などで腕の太い安定感のあるパパや育児に慣れている人の抱っこを好むことがあります。ただしそれはママを嫌いだからではなく抱かれ心地の問題。もう一度赤ちゃんへの抱っこの仕方を見直してみましょう。

2反り返って嫌がる

赤ちゃんは早い子だと生後1ヶ月から1歳頃まで反り返りをします。反り返りとは、頭から足先までピンと力を入れて強く背中を反らせる生理的な行動のこと。

ところが反り返りについてよく知らないママの場合、抱っこをした時に赤ちゃんが頻繁に体を反らせるので、まるでママを嫌いで抱っこを拒否しているように感じてしまうのです。

反り返る赤ちゃんはママを嫌い?

赤ちゃんが反り返りをするのはママを嫌いという意思に基づく自発的な行動ではなく、筋肉を鍛えるためであったり運動機能が未発達なため必要以上に四肢に力が入ってしまっていたりといったごく自然な反応であることが多いです。ただし、なかには破傷風や脳性まひなどの病気が影響を与えていて反り返りが強く長引くケースもありますので、不安な場合はかかりつけの小児科などで相談しましょう。

3ママにだけ笑わない

生まれて間もない赤ちゃんは泣くことしかできませんが、成長に伴い次第に笑顔を見せるようになります。

赤ちゃんの笑顔を見れば見るほど愛情や保護欲が沸くものですが、抱っこしたり遊んだりするとパパやおじいちゃんおばあちゃんにはよく笑うのに、ママにはあまり笑ってくれないという子もいます。

そのため、ママは自分だけが子供から嫌われているという不安を感じやすくなるのです。

笑わない赤ちゃんはママを嫌い?

生まれて間もない赤ちゃんの微笑は「新生児模倣」「生理的微笑」などと呼ばれ、相手を見分けるような自発的なものではありません。生後3ヵ月を過ぎると赤ちゃんは自発的な微笑を見せるようになりますが、普段から見慣れているママ以外の顔に興味を持って笑いかけることも多いです。またママの表情が怖かったり硬かったり、あやし方が気に入らなくて笑顔を見せないこともあります。

4顔をそむける

相手の目を見るのは人間のコミュニケーションの基本のひとつで、信頼や愛情を示す行為。視力が発達してきた赤ちゃんは相手の顔をじっと見つめますが、人見知りする時期には相手から急に顔をそむけたり目をそらしたりします。

ところがそうしたしぐさをママである自分に対してされると、他人に比べて信頼関係が築けているはずなのになぜだかわからずママは赤ちゃんから嫌われているという不安を感じやすくなります。

顔をそむける赤ちゃんはママを嫌い?

生まれたばかりの赤ちゃんは視力が弱く、月齢が進むにつれて物を目で追いかけるようになったり相手の黒目を見つめたりするようになります。ですが、この時期の赤ちゃんはさまざまなものに興味を示すので、急に眼を背けたり目の前にママがいてもそっぽを向いてしまったりすることも多いのです。

5離乳食を断固拒否

それまでパクパクと離乳食を食べていたのに、突然赤ちゃんがそっぽを向いて食べてくれないのは悲しいものです。

頑固に唇を結んで「絶対に食べない」という態度を示されると、ママは赤ちゃんから拒否されていることを強く感じて不安になってしまいます。

離乳食を嫌がる赤ちゃんはママを嫌い?

離乳食が進んでも赤ちゃんの胃の許容量はあまり多くはありません。好きな料理でも突然お腹がいっぱいになって食べられないこともよくあります。赤ちゃんの味覚は日々進化していて新しい味や食感でないと満足できないこともありますので、赤ちゃんに与えている離乳食が発達の段階にあっているのか常に見直し、赤ちゃんがよく食べる工夫をしていきましょう。

ママを嫌いなの?育児への自信が持てない今の母親

子供を産み育てることは大変なこと。母親の愛は「無償の愛」と言われますが、実際には子供の成長を見る喜び、子供から受け取る笑顔や愛情がママの頑張りの原動力となっていることが多いです。

けれど子供を産んだママの多くは育児への悩みや不安を抱え、子供からの愛情をストレートに受け取れない状態に追い込まれています。

文部科学省の調査では育児への不安を抱えているママやパパが増えています

文部科学省「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」によると、乳幼児を育てる母親の8割以上が何らかの育児に対する不安や悩みを抱え、特に赤ちゃんの時よりも1歳~3歳の入園前に不安や悩みを抱えるママが多くなっています。

こういった不安には経済的な不安や母親の肉体的な不安もありますが、自分の時間が持てない、気が休まらない、まわりの評価が気になるなどの精神的な負担の大きさへの悩みの他、しつけ方が分からないなどの子供への接し方に対する悩みも多いのです。(注1)

ママ達が子育ての不安を抱える背景には、核家族化により若いママ達が育児に関する悩みや不安を相談する相手がなかなか得られないといった理由があげられます。現代の母親は大きな不安にさらされていて、子供が何気なく言った「ママなんて嫌い」という言葉を真に受けてしまったり、子供のしぐさや行動を正確に読み解けずに自分の子育てに自信が持てなくなってしまったりしがちなのです。

かよ
28歳

子供に好かれません

私は一人っ子で自分より小さい子供に接する機会があまりなかったので、子供がちょっと苦手です。出産した友達のお祝いに行っても赤ちゃんに泣かれてしまう始末で、子供にも好かれません。

私には今2歳になる娘がいますが娘のことは私なりに大好きですし、まだ物言わぬ赤ちゃんの頃は娘に必要とされているという実感があったのですが、最近娘は何かと反抗的で「ママ嫌い」とはっきり言うことが多いので、自分の子供にも好かれないのかと落ち込んでいます…。

ママを嫌いだと感じて子供を受け入れられない母親もいる

母親は無条件で子供に愛情を注げるものというイメージがありますが、母親だって人間ですので子供との意思疎通がうまくいかなければ強いストレスを受けてしまいます。

「子供に嫌われているかも」という漠然とした不安を感じていることで、育児に前向きになることができなかったり、ありのままの子供の姿を受け入れることが難しくなってしまったりすることもあるでしょう。

けれど子供は生きるために親に頼るしかなく、そのために親の態度や雰囲気にとても敏感です。ママが子供からの愛情をしっかり受け止めることができないままでいると、子供自身も「ママに嫌われている」という不安を抱えやすく、さらに親に対して反抗的になるなどの悪循環に陥りやすくなります。

M・E
45歳

お互いにうまくいきません

私には中学1年生と小学6年生の娘がいますが、姉妹を差別するわけではないのですがなぜか小さい頃から長女に嫌われていて、いまだにうまくいきません。年子で子供を産んだので長女の世話が後回しにしてしまったせいか長女は夫とはにこやかに話すものの、母親である私にはそっけなく心を開いてはくれません。

そうなると、やっぱり懐いてくれる次女の方とばかりいっしょにいる時間が増えてしまい、最近は中学の授業や部活で帰りも遅く、この関係のまま成長してしまうのかと思うと不安でいっぱいです。

「ママ嫌い!」と子供が叫ぶ年齢別の理由

子供がママを拒否する行動をしていて自分が嫌われていると不安に思うなら、まずは子供がなぜそういった行動をしているのかを理解することが必要です。乳幼児期は体だけでなく心の成長が目覚ましく年齢によって「ママ嫌い」と母親を拒否するシチュエーションが違いますので、子供が不快を感じる理由について理解しておきましょう。

赤ちゃん期|自分が不快だと伝えて助けを求めているだけ

生まれてから1歳未満の赤ちゃんの心は未発達で基本的には快と不快の2種類しかなく、「不快=嫌い」と感じます。この時期はまだ食べることと寝ることが中心なので自分の置かれた環境に対して不快を感じ、泣くことで気持ちを表現して不快をとり除いてくれる人や快(心地よさ)を与えてくれる人に対して一体感を持ち、信頼を増して相手への愛着を形成していきます。(注2)

そのため赤ちゃんの意思表示をスルーせず、赤ちゃんをしっかりと見て答えてあげることが大切。赤ちゃんは泣く、笑う、抱き着く、見つめる、目で追うといった行動で自らママのお世話を引き出して愛着を形成しようとしています。ですから赤ちゃんがママを嫌いなのだと捉えずに、健全な成長に必要な過程を順調にたどろうと赤ちゃんも日々自主手的に行動しているのだと理解しましょう。

1歳児|感情表現が上手くできないだけ

1歳前後になるとただ単に不快だと感じるだけでなく、「怒り」や「嫌悪」「恐れ」など嫌いな理由にバリエーションが出てきて、自分の思い通りにいかないことへのジレンマや不満から不快を感じるようになりますが、自己主張の発達に比べて自分の気持ちを抑える自己抑制の発達はまだまだです。そのため激しい拒絶に対してママは混乱してしまうこともあるでしょう。

1歳前後になると手指の運動機能や言葉が発達してきますから、「ママ 嫌」と2語文で自分を名指しして言われることもあります。泣くだけでなく大きな声で叫んだり、ひっくり返って手足をバタバタと動かしたり、物を投げるなど不快の表現方法をされると辛くなるのですが、激しい反発はママへの激しい嫌悪感ではなく感情表現のバリエーションが増えた証拠でもあります。

ただし、1歳代は母親への愛着を形成する最終段階ですので非常に大切。「この子はママを嫌い」と母親が不安になって子供を安心させる愛着行動(スキンシップや笑顔での対応、アイコンタクトなど)を示せないと、子供は素直に甘えられず母親への反発が強くなり育てにくくなったり、大人になって赤ちゃん返りのような行動をしたりする恐れがあります。

「ママ嫌い」という言葉を言葉通りに捉えて振り回されず、赤ちゃん期に引き続き子供の様子をしっかりと見守って子供を安心させることを心掛けましょう。また、アメリカの研究によると子供の愛着形成は時間の長さより質による影響が大きいので、働くママも専業主婦のママも子供と一緒に過ごす時間の質に気をつけましょう。

2~3歳児|感情のコントロールをしようとしているだけ

2歳前後になると自我や自立心が芽生え、自己主張が強くなります。ところが2~3歳ではまだ他人の立場に立って物事を考えることはできませんし、相手の気持ちに共感することもできません。そのため「ママ嫌い」とママの気持ちを考えられず一方的に不快を表します。

嫌悪感やジレンマなどの不快を言葉で充分に表現できないため、やりきれなさから「ママ嫌い」と大声を出して泣き叫んだり物を壊して暴れたり、ママを叩く・噛むなどの手の付けられない試し行動で表現することもありますので、ママは驚いてしまうでしょう。

この時期の子供の行動はパパやママなどの身近な存在の真似をしていることが多いので、子供が「ママ嫌い」と言っても「ママも嫌い」とやり返したり腹を立てたりするのではなく、子供の立場に立って「もっと遊びたかったんだよね」などと子供の気持ちに寄り添って共感し、思いやりを持った対応を心掛けましょう。

3~6歳児|八つ当たりで苦痛を和らげているだけ

3歳を過ぎる頃には大人と同じような複雑な感情が芽生え「嫉妬や嫉み」「失望」「心配」「恥ずかしい」という気持を不快なことと感じるようになりますが、道徳性が未発達ですので何故従わなければならないのかが納得できずさまざまなことを不快と感じると、一緒にいる機会の多いママに対して八つ当たりをして苦痛を和らげようとすることがあります。

4歳を過ぎると相手の気持ちを自分のことのように感じられる部分が育ってくる幼児もいますが個人差があり、6歳前後には善悪の判断が身に付きはじめたものの状況による判断ができないので、一方的にルールを破ったママに対して腹を立てることもあります。

さらに、何らかの事情により愛着形成段階で母親への安心感が得られない愛着障害の症状を示すことがあります。過干渉や母親の気分次第の育児によってもこうした反応が起こることがありますので、思い当たる場合は子供の様子を見て子供の気持ちに寄り添って安心感を与える行動に努めましょう。

ママ嫌い!と言われた時にしたい7つの対応

人は誰でも嫌われるよりも好かれたいと思います。相手が我が子であればなおさらですよね。子供に「ママ嫌い」と言われると「自分が嫌われているのでは?」と疑いやすくなりますが、乳幼児期の子供は決してママを嫌っているわけではありません

子供に嫌われているかもしれないと不安に思ったときにこそ心掛けてほしい対応をご紹介していきますので、自分の子育てにも取り入れてみてくださいね。

1過干渉をやめる

母親にとって子供はいくつになっても可愛いものですが、子供はいつまでもそのままではありません。子供の成長を認めてあげないと子供は自立心が満たされずストレスでイライラし、成長と共に本当にママを嫌いになることがありますので、子供の人間性を尊重して子供の成長に応じた扱いを心掛けましょう。

RAI
36歳

赤ちゃん扱いを封印

娘が2歳頃からいわゆる「魔の2歳児」が始まり、反抗的な態度や「ママなんて大っ嫌い!」なんて言われるのはしょっちゅうでした。娘は未熟児で生まれ、小さい頃から病気が多かったこともあって私はよく面倒を見てきたつもりだったのに。

5歳になっても反抗的な態度が治らず、本当に私のことが嫌いなのかと不安になっていたのですが、ある日私のことを叩きながら娘が「赤ちゃんじゃないもん」と言ったのを聞いて、「ああ、私がいつまでも赤ちゃん扱いしていたからいけないんだな」と実感しました。

その後私も態度を改めて娘の話をよく聞き、やることにあまり口出しをしないようにしたところ、娘の癇癪もだんだん減ってきました。早いうちに気付いてあげられて良かったです。

2気持ちを理解して愛情表現をする

単純に子供に嫌われたくないのなら子供のいうことを全て聞いてあげればいいのですが、それでは子供に協調性や忍耐力などの社会性は身につきません。子供は様々な体験を通して道徳心や社会性を芽生えさせていますので、子供のわがままを聞き入れるばかりではなく、子供の年齢に応じた相手の気持ちの解釈や躾に努めることは大切です。

けれど、愛着形成を行うことはもっと大切。母親や他者への愛着や信頼を持つことで初めて他者の気持ちや立場を理解して不快感を与えない行動を行う気持ちになれるのですから、乳幼児期は子供の愛着感情を育てることに努めましょう。日頃から笑顔やアイコンタクトを心掛け、子供をよく見て気持ちを理解し共感する声掛けやスキンシップなどの愛情表現をするだけで、子供の心は安心し気持ちが落ち着く効果があります。

子供の気持ちが落ち着くのを急かさずにママが待つ姿勢や受け止める姿勢を見せることも、子供が感情のコントロールを身につけるのに大切なことですので、ぜひ「ママ嫌い」という我が子の辛い気持ちに共感してよいお手本を示してあげましょう。

ピーコ
32歳

子供の頑張りにホロリ

私が復職したことで、うちの息子は今年の4月から保育園の年少クラスに通うようになりましたが、周りは未満児クラスからの持ちあがりの子が多く、集団生活が初めてな息子はやっぱりお友達と上手くいかず、家に帰ってもイライラと癇癪を起すことがしばしばありました。

私に対しても「ママイヤ、嫌い」などと八つ当たりをしてくるので初めのうちは「もっと、頑張れ」と言っていたのですが、ある日保育園の先生に「〇〇君の頑張りを認めてあげるといいですよ」と言われて目からウロコが落ちました。

それからは息子が八つ当たりをしてくるたびに抱きしめて「そうだね、頑張ってるよね」と励ますようにしたら、徐々に息子も落ち着いてきました。先日保育参観があって様子を見に行ったら息子が以前よりも穏やかに保育園で生活をしていて、一生懸命お友達に話しかけたり先生のお手伝いをしたりしている姿を見てホロリとしました。

3口角を上げる

子供に反抗的な態度をとられると「この子はママを嫌いなんだ」と不安になってしまいやすいのですが、そうした母親の不安やイライラした気持ちは無意識に表情に出てしまいます。子供は言葉よりも表情などの目に見えるものを理解する方が得意ですので、ママが怒った顔や不安な顔をしていると自分も不安になり、愛着形成に悪影響を及ぼしたり不快感を与えられたりして反抗的な態度へと繋がることもあります。

口角を上げて笑顔を作る行為は心を回復させる働きかけにもなりますので、「ママ嫌い」と言われたり感じたりした時は努めて口角を上げて笑顔を作るようにしましょう。

4子供と目線を合わせる

子供の態度や言葉で子供の気持ちがわからずに不安に思っている時は、自分の目線を子供と同じ高さに下げましょう。子供と目線があうことでよりコミュニケーションがしやすくなります。目線を下げることで子供の興味がひかれているものの正体がわかるようにもなりますので、子供の愛情を疑う必要がなくなり自分の心も軽くなりますよ。

5子供を認める・褒める

自我の芽生えは、子供が将来自分らしく幸せを追求するために必要不可欠なもの。子供は自我を認めてもらえないと強い不快感を抱くため、ママに対してでも悪感情を抱いてしまいやすくなります。

頭ごなしに怒るのではなく子供の話をしっかりと聞き、勘違いの解釈に努め、ありのままの子供の姿を受け入れて褒めることを忘れないようにしましょう。

6子供を比べない

小さな子供が感じる気持ちの一つに「嫉妬」がありますが、子供は自分を兄弟や友達と比較されて劣っていると評価されると、自信を無くして心が荒れてしまいます。

特に一番信頼しているはずのママが周りと比較すると、子供は失望して強い悪感情を向けやすくなります。子供は兄弟であっても比較せずに一人一人の個性を尊重してあげましょう。

海外ツウ
36歳

お兄ちゃんとは比べない

私は二卵性の男の子の双子の母親ですが、うちの双子は顔や体形が面白い位に違い長男の方が色白でポッチャリとしているのに次男は色黒でやせていて、ほとんど双子に見られることはありません。

性格も長男は活発で次男の方が大人しく、次男は何かとグズグズしてわけもなく泣き出したり私をみて床に突っ伏して大泣きしたりすることが多く、長男は悲しいことがあるとすぐに私に飛びついてくるのに次男のほうは絶対しないんです。「私に甘えて抱きついてくればいいのに。次男には嫌われているのかも」と考えていました。

ある日兄弟でおもちゃを取り合って泣き出した時、いつもはすぐに寄ってくる長男を先に抱っこするのですが、この日は長男を待たせて部屋の隅で泣いている次男の方を抱っこして慰めてあげました。そうしたら次男が珍しくすぐ泣き止んで、自分から私に抱きついてきました。きっと私がすぐに長男の方を抱っこするので拗ねていたんですね。それからはできるだけ2人を平等に扱うように心がけています。

7気持ちに余裕を持つ

子供から面と向かって「嫌い!」と言われてしまうとさすがに凹んでしまいますが、焦ったり諦めたりするのはいけません。子供の「嫌い」という表現がパパよりもママに向きやすいのは、それだけ子供とママの結びつきが強く子供がママを信頼して求めている証拠です。

「ママなら絶対にこのモヤモヤを何とかしてくれる」という気持があるからこその「ママ嫌い」ですので、子供からの愛情に不安を抱かずおおらかに受けとめ、安定した愛情を子供に注ぐことに取り組みましょう。

おすすめの記事