2歳児のお絵かき発達段階:丸や塗り潰しの意味と顔を描くねらい
2歳頃のお子さんは、クレヨンや鉛筆を持って紙に何かを描くことに興味を持つようになります。保護者の方がペンを持って書き物をしていると、「カシテ~」と言って、ペンを取ろうとするお子さんもいますね。ただ、2歳のお子さんが描く絵は、親が見ても意味がわからないことが多いかもしれません。
そこで今回は、2歳のお絵かきの発達の流れや絵が表す意味についてご説明します。0歳から6歳までの子どもの絵の発達過程を一覧で整理したうえで、保育の場で顔を描く活動を取り入れるねらい、「うちの子は絵がうまいかも」と感じたときの伸ばし方までまとめました。中には「子供が2歳になってもお絵かきに興味を示さなくて心配」という方もいることでしょう。お絵かきをしたがらない2歳児のために、お子さんがお絵かきしたくなるようなおすすめの道具やおもちゃもご紹介しますね。
子どもの絵の発達過程を年齢別に見てみましょう
2歳の絵を読み解く前に、全体の見取り図を持っておくと、目の前の一枚がどのあたりに位置しているのかが分かりやすくなります。お絵かきの発達段階は、大きく次のような流れをたどります。
| 時期の目安 | 描くもの | この時期の中身 |
|---|---|---|
| 1歳前後 | 点、短い線 | クレヨンを握り、紙に跡がつくことに気づく段階です |
| 1歳3か月から1歳半 | 弧の往復 | 肩を軸に腕を振り、左右に線が伸びていきます |
| 1歳半から2歳 | グルグル丸、塗り潰し | 肩と肘を使い、渦を巻くように描きます |
| 2歳前半 | 独立した丸、意味づけ | 描いたものに「ママ」などの名前をつけ始めます |
| 2歳後半 | たて線 | 手首が使えるようになり、線と丸を組み合わせます |
| 3歳前後 | 閉じた丸 | 始点と終点が重なり、形として安定します |
| 3歳から4歳 | 頭足人 | 丸から手足が出た人らしき絵を描くようになります |
| 4歳から5歳 | 顔や胴体のある人、家、乗り物 | 描く前に「何を描くか」を決めるようになります |
| 5歳から6歳 | 地面の線、場面のある絵 | 物どうしの関係や出来事を一枚の中に表します |
この一覧を見ると、2歳という時期が手の動きの獲得と、意味づけの芽生えがちょうど重なる場所にあることが分かります。だからこそ、大人から見ると「ただの落書き」に見える一枚が、実は大きな節目になっているのですね。
2歳のお絵かきと発達の流れ
幼児期のお子さんは、つい先日までできなかったことが急にできるようになることがあり、その成長の早さに驚かされることが多いですね。お絵かきについても、2歳頃のお子さんは描く絵がどんどん変化していきます。2歳のお子さんのお絵かきがどのように発達していくのか見ていきましょう。
ただし、幼児期の発達には個人差が大きく性格も影響しますので、あくまでも目安として「だいたいこのような流れで変化していくのだな」という程度でご覧ください。
1弧の往復(なぐりがきのはじまり)
早いお子さんは、1歳を過ぎた頃からお絵かきを始めます。初めはクレヨンなどを上手に持つことができず、ギュッと握って描いているお子さんも多いですね。短い点のようなものを描き始めたお子さんも、1歳3~5ヶ月頃になると肩を軸にして腕を動かし、コンパスのように左右に動かしながら弧を描くようになります。
この時期はまだ何かをイメージして描くというより、手を自由に動かすことで目の前にある紙(スケッチブック)に変化が生まれることが楽しくて、描く行為を繰り返している状態です。
大人はつい「何を描いたの?」と聞きたくなりますが、この段階では答えようがありません。「たくさん動いたね」「線が伸びたね」と、起きたことをそのまま言葉にしてあげるほうが、お子さんには伝わります。
2グルグル丸や塗り潰し(錯画期・意味づけ期)
今まで弧を描くだけだったお子さんも1歳半~2歳頃になると、肩と肘の両方を使ってグルグルと丸を描けるようになります。小さいお子さんが、肩とヒジの両方を使ってグルグルと丸を描く様子は、とても可愛らしいですね。短い弧を塗りつぶすように重ねて描くお子さんもいます。
2歳を過ぎる頃になると、独立した丸を描いて自分の描いた丸に何かの意味を持たせる(見立てる)ことができるようになります。グルグルと丸を描いて「ママ」などと言ってくれるようになりますよ。ただ、まだ明確なイメージを浮かべて描いているのではないため、「ママ」と言ったかと思えば、次の瞬間に同じ絵を指さして「ボール」などと言うことも珍しくありません。
これは決してお子さんが嘘をついているのではなく、豊かなイメージからくるものですので、あまり目くじらを立てて「さっきママって言っていたよ」などと、お子さんを問い詰めたりしないでくださいね。
ここで、なぜ2歳児は同じ絵を次々と違うものに言い換えるのかを、少し掘り下げてみましょう。大人は「先に描くものを決めてから描く」という順番で絵を描きます。しかし2歳のお子さんの中では、この順番がまだ逆なのです。まず手が動いて形ができあがり、できあがった形を見て「これは何かに似ているぞ」と感じ、そこで初めて名前が生まれます。つまり、描いてから意味を見つけているのですね。しかも、その意味は一度きりのものではありません。丸い形はママの顔にも見えますし、ボールにも、お団子にも、車のタイヤにも見えます。目の前の一つの形から次々と別のものを連想できるのは、頭の中で「見立てる」力が育っている証拠です。この力は、のちに積み木を電車に見立てたり、砂場の砂をごはんに見立てたりする、ごっこ遊びの土台にもなっていきます。名前がころころ変わるのは、いい加減さではなく、イメージの幅が広がっている最中のサインなのです。
3たて線
2歳後半になると手首を上手に動かすことが出来るようになるので、タテ線も描くことができるようになります。タテ線を描いて「トーマス」「パーシー」などと意味づけたり、グルグル丸とタテ線を重ねて描くお子さんが増えます。
初めはタテ線とグルグル丸を重ねて描いていますが、3歳頃になると重ねることはせず、分けて描くお子さんが多くなってきます。
この「重ねる」から「分ける」への変化は、紙の上の空間を意識し始めた合図です。ここに置くもの、あちらに置くものと、置き場所を選べるようになってきています。
4閉じた丸(整った丸)
お子さんが描く丸はどんどん上手になってきます。初めはいびつな形をしていた丸も、3歳に近づくにつれて、丸の初めと終わりがきちんと重なる閉じたキレイな丸に変化していきます。
この頃になると、頭でイメージしているものを、絵を描くことで表現するようになっていきます。4歳頃になると、「ママやパパを描く」と言って顔を描いてくれるなど、具体的なものをイメージしてから絵を描くようになります。
4つの段階を見分けるチェックポイント
| 段階 | 紙を見て分かるサイン | おうちでできること |
|---|---|---|
| 弧の往復 | 左右に往復する線がある | 大きな紙を用意して、腕を大きく動かせるようにする |
| グルグル丸 | 渦のような線が重なっている | 色を変えて渡し、重なりの変化を一緒に眺める |
| 意味づけ | 描いたものに名前をつける | 「これは何かな」ではなく「教えて」と聞いてみる |
| たて線 | 上下方向の線が出てくる | 縦長の紙も渡して、動きの幅を広げる |
| 閉じた丸 | 始点と終点がつながる | 丸の中に点を描き足す遊びを提案してみる |
2歳のグルグル丸と塗りつぶしの意味
2歳のお子さんが描くグルグル丸や塗りつぶしには、どのような意味があるのでしょうか。お子さんが楽しそうにグルグル丸を描いている様子は微笑ましいですが、お子さんがいつも黒く塗りつぶした絵を描いている場合、保護者の方は気になってしまうかもしれません。
グルグル丸の意味
2歳になると自我が発達してきて、自己主張をするようになりますね。お子さんの自我の発達は絵にも表れます。お子さんがのびのびとグルグル丸やたくさんの丸を描いているならば、お子さんののびやかな感情や生きる力の表れと思ってよいでしょう。
丸を描くにはもちろん運動機能が発達し、肩や肘が上手に使えるようになることも必要ですが、心の発達も大事な要素のひとつになります。
黒い塗り潰しの意味
一方、2歳児が短い弧を描くように黒で塗りつぶしのお絵かきをする場合、保護者の方は気になるかもしれません。塗りつぶしは、その時期のお子さんの心理的なエネルギーや感情の現れであるとも言われています。
ただし、黒を使うこと自体に特別な意味があるとは限りません。2歳のお子さんは、色を意味で選んでいるわけではないからです。次のような、ごく現実的な理由で黒が選ばれていることのほうがずっと多いのです。
| 黒が多くなる理由 | そのときの様子 |
|---|---|
| いちばん手前にあった | ケースの端の色をそのまま握っている |
| 紙にはっきり跡が残るから | 薄い色より変化が見えて楽しい |
| 力を込めて描くのが気持ちいい | 腕全体を使って何度も往復している |
| 大人が反応してくれる | 黒く塗ると声をかけてもらえると学習している |
| 塗りつぶす行為そのものが楽しい | 白い部分がなくなっていく過程を見ている |
自我が発達してくる2~3歳の頃はイヤイヤ期とも呼ばれ、保護者の方も大変ですよね。お子さんも気持ちが揺れながら心の発達を続けていますので、こうしたお絵かきの表現に現れることもあります。
2歳は、下に弟や妹が生まれるなどして環境が変わり、気持ちが揺れやすくなるお子さんも多い年齢です。十分に甘えられなかったり、環境の変化があったりして、お子さんの気持ちが揺れるのは自然なことです。お子さんの描いた絵を否定することなく、その時々のお子さんの状態を心に留め、あたたかく見守りましょう。
お子さんの様子や描いた絵が気になる時は、お子さんが自分の気持ちを抱え込まないように、思いっきり抱きしめてあげたり、十分に話を聞いてあげたりして、お子さんの思いを受け止めてあげましょう!
2歳児に顔を描く活動を取り入れるねらい
保育園や幼稚園では、2歳児クラスで「顔を描く」活動が計画されることがあります。まだ丸が描けるようになったばかりの時期に、なぜ顔なのでしょうか。ここを理解しておくと、ご家庭でも同じ視点で関われるようになります。
まず前提として、幼稚園教育要領や保育所保育指針には、感じたことや考えたことを自分なりに表現する「表現」の領域が示されています。2歳児の顔を描く活動も、上手に似せて描くことが目的ではなく、この表現の入り口として位置づけられています。
| ねらい | 具体的なねらいの中身 | 活動での見どころ |
|---|---|---|
| 身近な人への関心を育てる | ママ、パパ、先生、友達の存在を意識する | 誰を描くのかを自分で選べているか |
| 丸を描く動きを楽しむ | 肩と肘を使って閉じた丸に近づける | 丸を描くこと自体を面白がっているか |
| 目や口の存在に気づく | 顔にはパーツがあることを知る | 丸の中に点や線を入れようとしているか |
| 描いたものを言葉にする | 「これはママ」と伝える経験を重ねる | 自分から話してくれるか |
| 表現する喜びを味わう | 見てもらえた、飾ってもらえた実感を持つ | 描いたあとに嬉しそうにしているか |
ここで大切なのは、顔らしく描けたかどうかは評価の対象ではないということです。2歳児の多くは、丸を一つ描いて「ママ」と言った時点で、ねらいは十分に達成されています。目や口が入っていなくても、まったく問題ありません。
ご家庭で顔を描いてみるときの声かけ例
子「かいた!」
親「わあ、教えて。だれかな」
子「ママ!」
親「ママなんだね。うれしいなあ」
子「おめめ、わかんない」
親「じゃあ、ママのおめめはどこにあるかな。さわってみて」
子「ここ!」
親「そうそう、そこにちょんちょんって置いてみようか」
反対に、避けたい声かけもあります。「おめめが足りないよ」「もっと丸く描こうね」といった修正の言葉は、描く楽しさより正しさを先に伝えてしまいます。2歳の時期は、正確さより、描きたい気持ちを守ることが優先です。
「2歳で絵がうまい、天才かも」と感じたときの見方
お子さんが年齢の目安よりずっと早く、顔らしいものや人らしいものを描いたとき、「うちの子は天才かもしれない」と感じることがありますよね。3歳で立体感のある絵を描いたという話を聞いて、比べてしまうこともあるでしょう。この気持ちとの付き合い方を整理しておきます。
早く描けることは、才能の証明ではなく順番の違いです
発達の段階は、進む順番はおおむね共通していても、進むスピードには大きな幅があります。2歳で閉じた丸を描くお子さんもいれば、3歳半でようやく描くお子さんもいて、どちらも自然な範囲です。そして、早く描けたお子さんが、その後も描くことを好きでい続けるとは限りませんし、ゆっくりだったお子さんが年長で驚くような絵を描くこともよくあります。
むしろ注目したいのは、上手さより次の3点です
- 自分から描き始めるか。誰かに言われなくても紙とクレヨンに手が伸びるかどうか
- 描いたものについて話したがるか。伝えたい中身があるかどうか
- 失敗しても描き続けるか。線がはみ出しても気にせず続けられるかどうか
この3つがそろっていれば、描くことがその子の表現手段として根づいています。上手さは後からいくらでも変わりますが、この土台は一度なくすと戻しにくいものです。
「天才だね」とほめ続けることの落とし穴
上手に描けたときに「天才だね」「すごく上手」とほめるのは自然なことですが、この言葉だけを重ねていくと、お子さんは上手に描けたときだけほめてもらえると受け取るようになります。すると、うまく描けそうにないときに描くのをやめてしまったり、失敗を見せたがらなくなったりすることがあります。
| 言いがちな言葉 | 言い換えの例 | 伝わるもの |
|---|---|---|
| 上手だね | ここ、ぐるぐるがたくさんあるね | 見てもらえたという実感 |
| 天才だね | この色を選んだんだね | 自分で決めたことへの承認 |
| そっくりだね | だれを描いたのか教えて | 話したい気持ちの後押し |
| もっと描いてみたら | 今日はここまでにする? | 自分のペースでよいという安心 |
2歳だけどお絵かきしない…嫌う理由
お子さんの好きな遊びやおもちゃがそれぞれ違うように、同じ2歳頃のお子さんでもお絵かきへの関心には個人差があります。そのため、お子さんが自分で絵を描きたがらず、保護者の方に「○○の絵を描いて~」などと催促してくる場合もあります。
親からすると「お子さんに描いてほしいな」と思うこともあるでしょうが、幼稚園や保育園に通うようになるとお子さんが自分で絵を描く機会はいくらでもありますので、今は無理に描かせるのではなく、色々な絵を描いてあげて見立て遊びを一緒に楽しんであげましょう。
お子さんの中には、「うまく描けないからお絵かきをしたくない」と感じるお子さんもいます。保護者の方からお絵かきの指導をされると素直に聞けなかったり、うまく描けないと怒って画用紙をポイッと捨ててしまったりするお子さんもいます。そのようなお子さんには、まずお絵かきの楽しさを教えてあげることが大切ですね。
2歳児がお絵かきを好きになる接し方
- 持ち方や描き方の指導を行うより、体を動かして白い紙を変化させる楽しさを味わわせてあげる
- お絵かきをしながら一緒に見立て遊びをして対話を楽しむ
- お子さんの描いたものを壁に飾ってあげるなどして、絵を描くことの喜びを感じてもらう
描きたがらない理由別の対応
| お子さんの様子 | 考えられる理由 | 試してみたいこと |
|---|---|---|
| すぐに飽きてしまう | 紙が小さく、動かせる範囲が狭い | 床に大きな紙を広げて、立ったまま描いてみる |
| クレヨンを持ちたがらない | 握りにくい、力が入りにくい | 短くて太いタイプに替えてみる |
| 「ママ描いて」と言うばかり | 描いてもらう時間が楽しい | 親が描いた絵に色を足してもらう形にする |
| うまくいかないと怒る | 完成形のイメージが先にある | 結果の残らないお風呂や砂場で描いてみる |
| そもそも興味がない | 今は体を動かす遊びの時期 | 無理に誘わず、道具を手の届く場所に置いておく |
2歳のお絵かきにおすすめの道具やおもちゃ
2歳児にお絵かきを楽しんでもらうためには、おもちゃの手を借りるのもひとつの方法です。お絵かきをしたがらない2歳児でも、楽しそうな工夫がされた道具やおもちゃがあれば、お絵かきに興味を示すかもしれません。誕生日やクリスマスなどにもおすすめです。
おふろ de きっとパス
日本理化学工業株式会社
605円(税込)から ※3本セットなど
お風呂の壁にお絵かきできる不思議なクレパスです。水で洗い流すと消えるので、何度でも書き直しができるもの嬉しい点ですね。
2歳頃のお子さんはお絵かきを楽しんで、入学前のお子さんならひらがなや数字を練習するのにもおすすめです。3色セットなどがあり、クレパスの形は握りやすい六角形となっています。
失敗が残らないので、「うまく描けないと嫌」というタイプのお子さんとも相性がよい道具です。
スイスイお絵かき
PILOT
6,600円(税込)程度 ※N700系バージョンは現在販売終了の可能性あり
スイスイお絵かきの新幹線N700系バージョンです。専用ローラーで描いた線路の上を新幹線が走り、発車ベルなども鳴るので電車好きの2歳児には楽しくて仕方がないでしょう。お絵かきと電車遊びが一緒に楽しめる、素敵なオモチャですね。
描いた線がそのまま遊びにつながるので、描く目的がはっきりしているタイプのお子さんに向いています。
ベビーコロール6color
プリヴェAG株式会社
880円(税込)程度
お子さんが握りやすいようデザインされたユニークな形のクレヨンです。お子さんが力を入れても折れにくく、手も汚れにくいのが特徴です。クレヨンを積み重ねればお絵かきだけでなく積み木遊びのようにも楽しめますよ。
また、パッケージは少し余裕があるため、2歳のお子さんが自分でお片付けしやすくなっています。クレヨン・積み木・お片付け練習と3役の優れものですね。
道具を選ぶときの3つの基準
| 基準 | 見るポイント |
|---|---|
| 握りやすさ | 2歳の手にはにぎり込めるサイズが向いています |
| 折れにくさ | 力加減がまだ難しいので、丈夫さが続けやすさにつながります |
| 後片づけのしやすさ | 大人が構えずに出せる道具ほど、遊ぶ回数が増えます |
2歳のお絵かきによくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| クレヨンの持ち方を直したほうがいいですか | 2歳では握り持ちで十分です。指先の力がついてくると自然に変わっていきます |
| いつも同じ色ばかり使います | お気に入りの色がある時期です。ほかの色を混ぜて渡しておく程度で構いません |
| 紙からはみ出して机や壁に描いてしまいます | 大きな紙や新聞紙を敷き、描いてよい場所を目で見て分かるようにしておくと減ります |
| 作品はどう保管すればいいですか | 全部は残せないので、日付を書いて数枚だけ選び、写真で残す方法がおすすめです |
| 2歳半でまだ丸が描けません | 時期には大きな幅があります。線を引くことを楽しめていれば、そのまま見守って大丈夫です |
| 兄姉と比べてしまいます | 同じ家庭でも進み方は違います。比べるなら、他の子ではなく1か月前のその子の絵にしましょう |
まとめ 今日から意識したい3つのこと
2歳のお絵かきは、手の動きの獲得と、意味づけの芽生えが同時に進む特別な時期です。紙に残るのは短い線や渦巻きでも、その裏では「見立てる力」が着々と育っています。
2歳の絵と向き合う3つのポイント
1上手さではなく、描き始める姿と話したがる様子に注目する
2「何を描いたの」ではなく「教えて」と聞いて、言葉を引き出す
3直したくなったら、代わりに一枚飾ってみる
描いた絵を目につく場所に飾ると、お子さんは自分の表現が受け入れられたことを毎日確認できます。特別な道具も技術も必要ありません。今日描いた一枚を、まず冷蔵庫に貼るところから始めてみてくださいね。



