読書の効果は子供の脳に…に関する記事

『読書の効果は子供の脳にどんなメリットを?習慣化のすすめ』

読書の効果って子供の脳にどんな影響を与えるのかについて、表現力が身に付く、読解力が養われるなどの効果とともに、お子さん読書好きにさせる興味のある本を読ませる、マンガ本でも構わないなどのコツも合わせて紹介します。

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読書の効果とは!?本を読む習慣が脳に与えるメリットなどについて

「読書する子どもは、頭がよくなる」と、本を読む効果がメディアで取り上げられているのを聞いたことはありませんか?聞いたことがない方でも、休憩時間にスマホをいじってばかりいる人よりも、本を読んでいる人の方が、何となく賢い雰囲気がしますよね。

知っているようで、意外と知らないことも多い、子どもが本を読むことのメリットや、脳に与える影響についても紹介します。お子さんの読書時間が年間を通じて、ほとんどなくて、心配されているママさんに向けて、お子さんに読書も好きになってもらうためのテクニックを紹介します。

読書のススメ~本を読むとこんな驚きの効果が!

お子様が家で遊んでいる時には、スマホのゲームばかり、またはパソコンで動画サイトばかり見ていて、本を読む機会なんて、1年に1回くらい、しかも、夏休みの宿題の読書感想文くらいしかないわ、とハッと気づいてしまったことはありませんか?そんなお子さんの読書事情だったら、教育熱心なママさんではなくとも、心配になってしまいますよね。

本を読むことの重要性は、なんとなくは理解しているつもりでも、具体的にどんな効果があるかわからないと、本を読む大切さを、子どもに、説得力を持って伝えてあげることはできませんよ。
読書をすると、子供達にどんな嬉しい効果が期待できるのかをいくつかご紹介します。

言葉のボキャブラリーが増え表現力が身に付く

本を読むと、脳に沢山の文字信号が送られ、脳の言語中枢をつかさどる領域が刺激されます。本をよく読むお子さんは、
本からどんどんと言葉を吸収していって、時々ママや先生が教えた訳でなない、単語を使った会話をして、大人を驚かせることもあります。

本は、ゲームやパソコンの動画サイトのように、インパクトのある映像を用いているようなメディアではありませんが、主に言葉で書かれているため、本をたくさん読んでいくことで、これまで知らなかった言葉の組み合わせや、表現力が身についていきます。

特に、お子さんと会話をしている時には、いつも同じような単語だけのやりとりだと、心配になっているママさんは、お子さんに本を読ませる機会を作ってあげましょう!

自分で読み進めるのに、抵抗のあるお子さんでならば、最初のうちはママが本のストーリーを読み聞かせて、本の面白さを伝えていき事も大切です。我が家も、誰かのために、絵本を読んであげていると、自然と子どもが集まってきて、みんなでお話の世界に入りこみ、共有することが出来ます。本を読む事は、一つのコミュニケーションツールにもなりますよ

集中力が身に付く

ママ自身、それほど読書が好きではなくとも、本を読んでいて時間を忘れるくらいに集中してしまったという経験はありませんか?

読書好きの人にとっては、本の世界観にいつの間にか入り込んでしまう事も、本にハマってしまう理由なのかもしれません。ママ達に比べると、お子さん達は言葉に触れた経験の乏しいですよね。そういう事を考えると、知らない言葉が、ワンサカ含まれている本より、ゲームやパソコンの動画サイトの面白い映像の方が、刺激的で、簡単にハマりやすいのかもしれません。大人もそうですが、本を読むことは、慣れない人にとっては、楽しくない行為です。

人は、なれない事や、楽しくないことを我慢していくことでも、集中力を鍛える事ができるため、読書の習慣を短時間でもつけていくことで、集中力が身に付きます。

想像力が発達する

読書は、文字で書かれているストーリーを、頭の中でイメージしたり、内容を膨らませたりすることで、想像力をアップすることができます。慣れないうちは、中々イメージをしにくいかもしれませんが、どんどんと想像力が育まれていくと、一方的なゲームや動画サイトの映像以上のリアルをイメージする事ができるかもしれませんよ!

人が何を考えているかを察することが出来るようになる

本を読むことで、主人公の気持ちの描写や、作者の考え方などをモチーフとして、人はこの時、こんな風に考えているのだという疑似体験する事ができます。ゲームや動画などにも、ストーリーが存在するものもありますが、本だと、ふと自分ならどうするだろう…と、我に立ち返る瞬間が沢山あって、自分の問題としても考える余裕が生まれます。

そうした、トレーニングは日常生活においても役立つことが多くて、相手の気持ちにたった考え方が育まれていったりします。

読解力が身に付く

算数の計算は得意なお子さんであっても、文章問題になってしまうと、苦手意識をもってしまうお子さんって多いそうです。自分そうだったなと思ったりしませんか?

本を読むのが苦手なお子さんは、文章に触れる経験が少ないため、テストで出されている問題の意味が解らなくて、その問題を間違ってしまうという傾向が増えてきているようです。本当は解けるはずの問題を、お子さんにちゃんと解かせてあげるためには、読解力が大切です!

読書をすると、相手の伝えたい思いを読み取る力が養われていくため、読解力が身についていきます。家の子はもっと、できるはずなのに、テストの点数がイマイチだと思っているママさんが、お子さんに読書を楽しんでもらって、読解力を身につけてもらいましょう。

子どもを本好きにして、読書の効果を体感してもらうためには!

お子さんに本を読ませようとして、無理やり読書の習慣をつけさせようとしても、簡単にはいかない事がほとんどかもしれません。お子さんにとっては読書よりも、スマホのゲームや動画サイトの方が気軽に楽しめて、中毒性が高いので、押し付けてしまうのはNGです。一気に、パソコンやタブレットなどを取り上げて、読書漬けにしようとすると、かえって逆効果になってしまい、反抗する心を生んでしまいますよ。
では、どうやって、読書習慣を身につけることができるのでしょうか?

ママが率先して、本を読む習慣をつける

ママの読書習慣がなくて、スマホをいじってばかりでは、お子さんに本を読んでといっても、説得力がありません。
ママ自身が読書の楽しみを知っているからこそ、お子さんに本の楽しみ方をキチンと伝える事ができますよ。

自分も実は読書は苦手だという方は、まずは30分と時間を決めて、お子さんと一緒に読書週間をつけていきましょう。時間を決めることは、本当に効果的ですよ。その時の本は、雑誌でも構いません。文字や文章に触れることが大切になってきます。

漫画でも絵本でも構わないので、文字に触れる習慣をつけさせる

スマホゲームやパソコン動画は、さほど考えなくても、簡単に楽しむ事ができるため、中毒性があると言われています。そういった、楽しみに慣れているお子さんに、将来のためだと言って、急に文字ばかりの本をすすめても、拒否反応を起こしてしまうのが正直なところでしょう。

本が苦手なママさんも、急に本を読めといわれると、嫌になってしまいますよね。まずは、文字に触れるということを習慣化するために、初めは、漫画でも絵本でもいいと思います。

漫画で文字を読んで、ストーリーを想像し、慣れていくことで、今度は挿絵が多めの本を読んでくれるようになるかもしれませんよ。最初は、ハードルが低くて、親しみやすいジャンルのもので慣らしていきましょう!

電子書籍やアプリで文字に親しませる

そもそも、本というか、紙媒体に抵抗をもっているお子さんもいるかもしれません。紙媒体は「教科書のイメージ=勉強=嫌い」といって受け付けないかもしれません。そんなお子さんには、タブレットや、スマホのアプリ機能を利用した、電子書籍を見ることによって、本を読む習慣がつき事もあります。最近の電子書籍には、仕掛けやアイデアが詰っていて、読書の苦手な大人でも楽しむ事ができますよ!

お子さんが興味をもつ分野の本を読ませる

文字ばかりの本はちょっと無理だけど、図鑑なら、見たい!と、思っていらっしゃるお子さんは多いと思います。子供の好奇心を伸ばしてあげるためには、知りたい気持ちをママがサポートする事も大切なんで、お子さんが興味を持っているジャンルの本を用意してあげましょう!

文字に慣れる、本を読むという習慣をつけるには、まずはお子さんの興味のある分野から始めましょう。

読書を好きになるきっかけの本と出合うまでは叱らない

本好きの大人の人でも、子どもの頃から本ばかりを読んでいたという訳ではありません。ある素敵な作品に出会った、ある作者の人間性に魅かれたなどのきっかけで、本が好きになったという場合もあります。

無理やり、本を好きになるきっかけを与えることも時には大切かもしれませんが、まだ、そのきっかけに出会ってはいないお子さんをきつく叱ってしまうと、ますます本が嫌いになってしまうかもしれませんよ。

世の中には、沢山の素敵な本があるので、お子さんを本好きにしてくれる一冊とはいずれ出会う事ができます。その本は、漫画本かもしれませんし、電子書籍かもしれませんし、○○図鑑かもしれませんよ♪

この記事を書いたライター

木下みずき

ウォーキング始めました!運動と食事で5kg減を目指すダイエッターです!