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保育園で別れ際に泣く子への対応~子供を変える親の捉え方

保育園で別れ際に泣く子への対応~子供を変える親の捉え方

保育園でのお別れタイム。子どもが泣きながらしがみついて離れないと、ママとしても切ないですね。仕事に行く時間もあるので本当に困ってしまいます。今回は子どもが泣く理由や解決するヒントを、保育園ベテランママがご紹介します。

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保育園で朝子供が泣くのはなぜ?ベテランママが教える3つの対応

産休が明けると避けて通れないのが保育園。預けはじめは別れ際に子どもが泣くため、胸を痛めるママが多いんです。ママの体にしがみつき「行かないで~!」と泣きつかれると、正直にいって平常心ではいられません。長引くと子どもにとってもストレス。ママも「こんな思いをさせてまで、働く意味があるの?」という不安を抱きかねません。

そこで今回は、保育園で子供が泣く理由や親の対処法について、詳しくご紹介していきます。これから保育園に子どもを預けるママだけでなく、いま現在通園中のママもぜひ参考にしてみてください。

保育園で子供が泣くのはなぜ?

泣いている幼児

保育園に子どもを預ける年齢はさまざま。そのため安心できる家庭や家族から離れるのが不安になる子供も大勢います。集団生活である保育園では自分の好きなことができず、思いどおりにならない不自由さへの我慢が求められますので、子供は精神的にも慣れるまで毎日疲れきってしまい、不安になりやすいのです。

そのため親との別れ際に子供が泣くことは決して特別なことではなく、朝の保育園はいつだって子供が泣いている声が聞こえます。別れ際に我が子がしがみついて離れないということは、誰もが経験することなのです。

ただし保育園に限らず小さな幼児が泣く理由には、次のような親が対処できるケースもあります。不安なだけと決めつけず、日頃から生活リズムを整え、朝は体調を確認してから保育園に連れて行きましょう。

幼児が泣く理由

  • お腹の痛みや発熱などで体の調子が悪い
  • 怪我をしていて痛みがある
  • お腹が空いている
  • 暑い・寒いなどの不満がある
  • 朝起きたばかりで眠い など

子供が保育園で泣くことへの親の捉え方

別れ際に泣かれてしまうと、ママとしては後ろ髪を引かれてしまうでしょう。「子どもを置いて仕事を選ぶ自分は、愛情が足りないのでは?」と罪悪感をもってしまうママも少なくありません。ですが、子どもが泣くことを後ろめたく思うのではなく、一時的な通過儀礼だと捉えて前向きに乗り越えることが大切です。

特に0歳の赤ちゃんや1歳2歳の幼児の場合、ママや周囲の人がかわいそうと考えることもありますが、実際に預けてみると子供にとってのメリットを感じることが多いです。

保育園で泣く子をポジティブに捉えよう!

泣くのを我慢できないのは子供や親のせいではなく、年齢の問題。保育園に連れて行くたびに子どもが泣くのは、ママやパパが大好きだからです。小さな子どもは感情表現がストレート。些細なことでもイヤなことに対面すれば泣くのが当たり前なのです。

ママやパパの躾が行き届いていないためでも、愛情が不足しているためでもありません。小さな子どもが親と離れて不安になるのは、親への愛着を育めた証拠。逆に愛着を育めず愛着障害が起こると、子供は将来人間関係構築が困難になってしまいます。

繰り返し大人が愛情を伝えていくことで、子どもは年齢と共に「離れても、愛されている」ということを学び、安心して親と離れられるようになります。

えっこ
26歳

マジ困る

2歳児クラスから娘を保育園に通わせることにしました。毎日泣いています。あんまり泣いているので担任の先生が他の子の面倒を見られず、最近は園長先生が朝クラスに来て、ウチの子のためにスタンバってくれています。先生は「じきに慣れますよ」と言ってくれるけど、本当に申し訳ないって思います。

M・M
34歳

なかなか割り切れない…

年少の男の子の母親です。今年の4月に再就職をし、子供を保育園に通わせ始めましたが、一人っ子で今まで日中は親子2人で過ごしてきたせいか、毎日泣かれて困っています。夕方も泣いて飛びついてきます。もう8月なのに。

やっぱり朝泣かれてしまうと、私のほうは息子が心配で一日仕事も手につきません。朝泣き叫ぶ息子を置いて保育園を立ち去るときも、周りのママの目が気になってしまって…。

正直、仕事をやめることも考えたのですが、先生からよくよく話を聞いたところ、朝のお別れタイムを過ぎてしまうと息子は元気にお友達と遊び始めるそう。先生も「ママへのアピールだから、気長に話を聞いてあげて」と言ってくれるので、もう少し頑張ってみようと思います。

保育園は仕事や家族の介護など、子どもを家庭で充分に保育できないママやパパに変わって、子どもを安全に預かってくれる児童福祉施設。遊び場やおもちゃ、栄養バランスの良い美味しい給食に育児のプロの先生、そして子供の健全な成長に必要なお友達がいる、小さな子供にとって必要なものが全てそろっている場所です。

保育園で別れ際に泣かれた時の3つの対応

保育園で別れ際に父親にすがりつく園児

朝のお別れタイムがスムーズにいかないと、子どもにとっても後を引きます。できれば子どもには保育園の生活を笑顔で楽しんで過ごしてもらいたいものです。保育園の別れ際で泣かれた時の対処法を3つご紹介しますので、子供の気持ちを満足させながら、保育園への不安や不満を解消させてあげましょう。

叱らずに話を聞く

泣いて不満を訴える子供に対して一番効果的なのは、子どもの言いたいことをしっかり聞いて、気持ちを丸ごと受け止めてあげることです。朝の忙しい時に子供に泣かれてしまうと、正直イライラして叱ってしまいがちですが、叱ることに効果はありません。子どもの泣きたい気持ちを否定するのではなく、まずは子供の話を聞く姿勢を見せてあげましょう。

何がイヤなのかを、子どもから言葉で引き出す必要はありません。「イヤなんだね」とか、「〇〇したいんだね」と、ママが気持ちを代弁してあげるだけで、子どもの気持ちは満たされます。このとき抱っこをする、手をつなぐなどスキンシップを多めにすると、子どもが愛情を実感しやすく、早く泣き止んでくれます。

あめーば
34歳

あれイヤ・これダメ

女の子は弁が立つとよく言われますが、ウチの年少さんの娘も、保育園に向かう車の中で「今日のお給食嫌いなものが出る」とか、「プールはイヤ」、「園庭にカエルがいるからイヤ」さらには「ダメったらダメ!」と文句言いつつ、シクシク泣きます。

始めのうちはイライラして、私も「もう知らない!」なんて言い返していたのですが、ある日「そうなんだ、イヤなんだ」とってみたところ、「そうなの、我慢してるのよ~」というので、笑ってしまいました。

思えば3人兄弟の一番下で家では甘やかされ状態の娘も、保育園に行けば大勢の子供の一人。友達と仲良く譲り合ったり、嫌いな食材も我慢して食べたり、頑張っているんだよね。
それからは朝の車の中で娘の愚痴を我慢して聞くようにしたので、保育園につく頃にはスッキリとし、泣かずに保育園に走って行ってくれます。

明るく別れる

保育園の別れぎわにはダラダラせずに笑顔で分かれることが大事!小さい子供が泣くと離れがたくなりますが、子どもはこういった大人の姿をよく見ています。ママの困った顔をみて不安を募らせる子もいれば、「もっと泣けば帰れるかも」と考える子もいて、泣く、別れられない、の悪循環に陥ることになります。

また小さな子供や赤ちゃんでも、相手の表情を見分ける能力を持っています。そのため親の不安な表情によって子供に不安や恐怖心が伝染してしまい、子供が心配性になったり怖がりになったりすることもよくあります。ですから親が表情に注意することはとても大切です。

別れの時間が長引くほど子供の不安も高まりますので、子どもにあらかじめ説明をしておいて、別れる時間を決めておくのも良い手です。時間がくるまではスキンシップをとりながらたっぷりと子どもと過ごし、時間がきたら「行ってくるね」と笑顔で明るく言葉をかけることを習慣にすれば、子どもも徐々にお別れのリズムに慣れていきます。

ふみ
30歳

子どもはよく見ている

冷たい対応といわれるかもですが、私は子どもが保育園で泣いたら、サッサと立ち去るようにしています。先生にも言われましたが、子どもって意外と親の表情を読んで行動をしているんですよね。

私が離れがたい思いでいると子供も泣き続けてしまうので、時間を決めて「〇〇分だから、ママ行くね」と、声をかけて離れるようにしています。子どもはちょっとだけ泣きますが、私がいなくなるとすぐに遊び始めるそうですよ。

置き去りにしない

別れ際に泣いた子供をそのまま教室に置いて行く、子どもがおもちゃに気を取られている間に親が姿を消すという対応をしがちなのですが、実はこれはNG。これだと子供は「置いて行かれた」ということしかわからず、パニックになって不安がつのり、さらに泣き叫んでしまいます

朝は自分の出勤の都合もありますし、いつまでも親がいたら子どもが諦められないという気持もわかるのですが、子どもを放置する対応は好ましくありません。子どもがどうしても泣き止まない場合には、せめて保育園の先生に直接引き継いで、子どもの気持ちをできるだけ傷つけないことを心掛けましょう。

あかべぇ
34歳

置き去りにしてごめんね

うちの息子は未満児クラスから保育園に通っているので、朝の別れ際に泣くことはほとんどありませんでした。ところが先日、年長クラスに進級したその日に大泣きしてしまって。

ちょうど私もその日は入社式で外せない事務仕事があったので、泣き止まない息子を置いて保育園を後にしたのですが、気になって柱の陰から見ていたら、息子は一人で親指を吸いながら渡り廊下に寝転んで、10分以上も泣いていました。なんで先生にお願いしてこなかったのか、本当に後悔しました。

夕方息子に謝って改めて話を聞いたところ、新調した靴がキツかったとのこと。先生が靴を脱いでいいよと言ってくれて泣き止んだそうなのですが、やっぱりちゃんと話を聞かなきゃダメですね。

通園前は泣かせない準備を忘れずに

親と手を繋ぎ保育園に通園する園児

朝は早めに子供を起こして、できるだけ気分よく登園ができるよう親子で準備を整えましょう。朝起きて眠気が残っている時に食事を詰め込まれたり、無理やり服を着替えさせられたりでは、大人だってたまったものじゃありません。テンションが上がらないうちに保育園にいっても、不快感が大きくなるだけです。

また通い始めの子供は不慣れなこともあって、朝は特に頭がスッキリしていないと「保育園=楽しい」とパッと気持ちを切り替えることができません。そんな時にせっつかれても不満が増してしまいます。

保育園に出発するまでの時間は、「〇〇分まで」と時間を区切って子どもの好きに過ごさせてあげると、気持ちが満足して切り替えがしやすくなります。

子供を保育園に入園させたら子供とママの一日のスケジュールを作成し、子供に無理をさせない規則正しい生活を心掛けましょう。

3歳児前後であれば自我や自立心が発達してきますので、保育園で使うお箸の用意やタオルの準備などを子どもにやらせるのも良い方法です。「自分でできた!」という自尊心が芽生えると、保育園へ行く意欲が高まりますので、たくさん褒めてあげましょう。

園への道すがら泣きだす場合には、少しだけ寄り道をしたり、親子で花や虫などの観察をしたりして気分を変えさせてあげると、子どもの不安が和らぎます。

泣く子泣かない子の違いは?

靴の紐を結ぶ女の子

同じように保育園に通う子どもの中でも、親との別れ際によく泣く子と泣かない子がいます。本人の性格の違いもありますが、一般的には月齢が低い頃から園に通っている子や年齢が高い子ほど泣かず、慣れや成長も大きな影響を与えていると考えられます。

子どもが泣くのは何らかの不愉快さを感じているとき。小さな子どもは言語能力が発達しておらず、何がイヤなのかを言葉で説明できないため、泣くことで自分の気持ちを伝えようとしているのです。ですから気持ちを誰かにわかってもらえれば、大抵の場合は気分がスッキリとして自然に泣き止みます。

ただし、感受性が強い子、不安が強い子、環境の変化に弱い子、言葉で自分の気持ちを伝えられない低年齢の子は、なかなか自分の気持ちをコントロールできず、泣くことで逆に興奮して不安をあおってしまう傾向があります

入園直後に泣かないのは発達障害が原因?

自閉症などの発達障害を持つ子供の特徴として「泣かない」「表情が乏しい」といった様子が挙げられます。けれど保育園の別れ際に泣かないからといって発達障害を疑うことはできません。子供に発達障害がる場合、他にもさまざまな特徴がみられます。

「泣く」という行動は子供が示せる社会行動の一つ。そのため保育園で全く泣かない子や後追いをしない子に不安を感じるママも多いのですが、神経質になる必要はありません。子どもが保育園での生活を心から楽しみ不満がないから泣かない、親を困らせたくなくて泣きたいけれど我慢して泣かないということもあります。あまり不安に思わず、子どもの表情や言葉から気持ちをしっかり読み取ることが大切です。

ただし泣かないこと以外にも逆さバイバイなど自閉症やその他の発達障害を疑う明らかな特徴がみられる場合は、思い切って専門医を受診してみるのも不安解消に役立ちます。最近は1歳半検診で発達障害のテストを行う自治体も増えていますし、健診時の当番医や保健センターの保健婦さんも子供の発達に関する相談にのっています。不安な場合には相談してみましょう。

トンちゃんママ
31歳

泣かない娘に戻って欲しい

ウチの娘は0歳児から保育園に通っているので、保育園を嫌がって泣いたことはありません。今は年少なのですが、周りの子がママ達と離れがたくて泣き叫んでいる中で娘は平然と用意をしていて、正直不安に思っていました。あんまりにも小さいことに保育園に預け初めてしまったので、親への愛着が乏しいのかとか、普通と違うのかもと考えてしまって。

ところが、先日ちょっとしたことで1日娘をズル休みさせたところ、娘は「休んでもいいんだ!」と気が付いたらしく、最近、朝はゴネゴネでよく泣きます。今までは保育園に行くのが当たり前だと思って、我慢していただけだったみたいです。

長引く場合の対処~園への相談も検討して

バッグをかける園児

子どもが保育園で泣くのは一時的なことで、ある程度時間が経てば泣かなくなってくるものですが、あまり長引くようであれば園にも相談をしてみましょう。もしかしたら先生の態度やお友達とのトラブルなど、ママが気持ちを受け止めるだけでは解消できない原因がある可能性も否定できません。

とはいえストレートに話を向けてしまうと、先生と保護者間の信頼関係にもヒビが入りかねません。まずは自分のほうから子供がいつまでも保育園で泣いて困っていることを相談し、日頃の保育園でも子供の様子を教えてもらいながら、園生活で子供が不都合を感じていないか、やんわりと話を向けていくことをおすすめします。

泣かれても気持に余裕をもちましょう

保育園は子供の遊び場であるだけでなく、先生やお友達と交流して社会のルールや我慢することを覚え、良い生活習慣を身に着ける貴重な学びの場でもあります。子どもが泣くからとこういった徳育のチャンスをあきらめるのは、とてももったいないこと。

親が生き生きと働き生活することで、子供はその姿を見て働く喜びや生きる喜び、楽しさや憧れを学べます。子どもが泣くことや、低年齢の我が子と離れて過ごすことに罪悪感を持たず、笑顔で前向きに保育園へ通わせましょう。

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この記事を書いたライター
波多野愛子

波多野愛子

第一子から15年間保育園に通い続け、まだまだ記録更新中です!