なんでマレーシア?教育熱心な親が注目した5つの理由
移住というと日本からは欧米諸国に行くイメージが強いのではないでしょうか?ところが今、ベストな移住先として、また母子留学先としても、教育熱心なパパ・ママからホットな注目を浴びるのは、マレーシアなのです。
TVでもマレーシアにある有名インターナショナルスクールへの、日本人親子のお受験が取り上げられるなど、教育移住先として選ばれるマレーシアの人気の秘密に迫ります。
教育移住ってなに?
近年、我が子を国際社会で通用する人間に育てるために、海外で教育を受けさせようとして家族で移住する、「教育移住」がさかんになっています。
海外に移住することで、グローバルな視野を持てるようになること、母国語以外の言語能力が向上することなどが期待されます。
マレーシアが注目されている理由は?
教育移住では、留学とは違って家族で移住するということで、教育面だけでなく、長い期間住めるかどうかという点が重要になってくると思います。
その点を含め、マレーシアが注目されている理由は次のとおりです。
1.住みやすい国である
マレーシアは熱帯雨林気候なので、四季がなく、一年を通して暖かいです。熱帯といっても森林が多く、日本の夏ほど暑く感じられず、過ごしやすいです。
雨季がありますが短時間にドッと降るスコールですので、毎日どんよりとした曇り空の、日本の梅雨とは違い過ごしやすいのです。
また近くに火山や活断層がなく、世界一天災の被害が少ない国と言われています。
そのため日本と違って地震はほとん発生せず、マレーシア付近では台風も発生しないため、地震や台風の心配がほぼありません。これが安心して暮らせるポイントの一つです。
さらに、行政面での制度が充実していて長期滞在ビザが取得しやすいのも、外国人が長く住みやすい理由の一つのようです。
2.子連れに安心な環境
子供がいると気になるところは、医療水準の高さと治安の良さですが、それは、日本と同じくらいか日本より良いくらいです。
特にクアラルンプールやジョホールバルなどの都市部の病院には、レベルの高い設備が整っていることに加えて、日本語が通じる病院が多いので、子供が病気をしても安心して診てもらえます。
また、子供がいると何かとお金がかかるでしょうが、ありがたいことに、マレーシアの物価は日本の約3分の1なのです。日本で住むよりゆとりのある暮らしができるところも、人気の秘密なのです。
3.日本と変わらない生活ができる
マレーシアには日本の企業がたくさん進出していて、日本の品物も気軽に手に入ります。食材は日系スーパーがあるし、服はユニクロ、本は紀伊国屋書店など、日本と同じように買い物できます。
子供にとって海外へ移住することは、大きな環境の変化でストレスになります。しかし、日本の馴染みのものがすぐ手に入るということは、とても重要なポイントとなるのです。
4.多民族国家である
マレーシアは、マレー系、中国系、インド系の多民族国家で、一つの国の中にいろいろな文化があります。そのため子どもの頃からいろいろな文化に触れることができ、グローバルな感覚を持つ子供に育てたいと考えるパパ・ママにとっては、うってつけの環境です。
言語はマレー語だけでなく英語が通じ、中国語を話す民族もいるので、バイリンガル・トリリンガルも夢ではありません。
5.教育都市計画進行中
政府が推進している教育都市計画の一つとして、各国有名校の招致を積極的に行っています。
特に、イギリスのキャサリン妃の出身校であるマホロボカレッジが開校されたことで、マレーシアが教育移住先としてますます注目されることになりました。
首都のクアンプールには、すでに30校以上のインターナショナルスクールが開校されていて、今後ますます教育都市として発展していくことが期待されます。