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幼稚園に行きたがらない…今さら!?年中児の登園拒否への対応5つ

幼稚園に行きたがらない…今さら!?年中児の登園拒否への対応5つ

入園直後と違って、心も成長している年中児。そんな年中児なりの理由とママがすべき対応を解説します。

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今さら?!年中児が幼稚園に行きたがらない理由と5つの対応

年少の1年間幼稚園に通っていたはずなのに、慣れてきたはずの年中になってから、ゴールデンウィーク明けや夏休み明け、月曜日、何かの出来事がきっかっけで幼稚園に行きたがらないでぐずり、登園拒否しまう子供は少なくありません。そんな年中児への対応を5つご紹介します。

年中児の登園拒否には、心も成長している年中児だからこその、年少児とは違う複雑な理由があります。そのため「行きたくない」気持ちも、年少児よりずっと強いのです。そんな、年中児の気持ちを理解したママの対応が、子供への勇気づけとなり、登園への意欲に繋がります。

【年中だから!】幼稚園に行きたがらない理由

自己主張する女の子

なんとなく「行きたくない」年少児と違い、年中児は周囲を観察する力、先を予測する力、想像力、お友達と協調して遊ぶ力が育ってきています。そのため、ハッキリとした意思がある子が多く、登園拒否には本人なりの理由があります。

成長して周囲の人間と関わることができるようになった分、周囲と自分との違いに気づき、友達との意見の相違があることで…

  • 「友達と一緒に遊びたい!でも私は○○で遊びたいのにちっともできない」
  • 「ぼくはピンクが好きなのに、○○くんは女の色だ!って笑う…。ぼくはいけないの?」
  • 「私は工作がしたいのに、運動会の練習ばかりでイヤ!」

などと、自分という存在の確立にジレンマも感じるようになります

年中児の「行きたくない」理由とは?

  • 友達とトラブルがあったから
  • 担任の先生が転勤や退職で変わってしまったから
  • 苦手なことをしなければならないから
  • クラス替えで担任やクラスメイトが変わったから
  • 転勤で幼稚園が変わったから
  • 周りの人より劣っていると感じたから など

年中児の登園拒否に効果的な対応策5つ

年中児が幼稚園に行きたがらず複雑な心情で泣くときに、ママができる対応とは一体どのようなものだと思いますか?年少児と少し違いますので、しっかりと5つのポイントを抑えましょう。
次のように、あせらず、子供の気持ちに寄り添った対応ができると良いですね。

話を聞いてあげる

親の膝の上で話す子供

まずは、子供の話をよく聞いてあげましょう。「なぜ行きたくないのか」子供なりの理由を聞き、理解する姿勢を見せることが大切です。

  • 「そう…幼稚園にいきたくないのね」「ピンクをバカにされて、悔しかったのね」
  • 「お友達と一緒に、あなたの好きな○○がしたかったのね」
  • 「幼稚園で、もっと工作がしたかったのね」

ママが共感してくれることで、それがたとえ解決できないようなことでも、子供は気持ちが楽になり、「もう少し頑張ってみようかな」と勇気が湧いてきやすくなります。

担任に様子を聞く

子供の話を聞く保母

子供から話を聞いただけでは、なかなか状況がわかりにくいこともあるし、主観的になり過ぎていることもあります。
客観的なきちんとした意見を聞くためにも、担任の先生に相談しましょう

また、幼稚園に預けている限りは、親が介入できないこともあります。 担任の先生と協力し、お子さんを支えていく姿勢を取るためにも、先生との信頼関係は普段から大切にしましょう。

あるある過保護ママのNG対応

子供の話だけを信じて、担任の先生や、お友達の保護者に怒鳴り込むママがいますが、これがかえって我が子を傷つけ、心に深い傷を負わせることがあります!
するとその後、子供がママに園や学校での様子を何も話さなくなったり、本当に困った時に相談できなくなったりますので、感情的な対応は控えましょう。

余計なアドバイスをせず子供を信じる

母親の傍で目を閉じる子供

年中児が「幼稚園にいきたくない」と言い出したら、「ママは味方だよ」ということをしっかり伝え、「じゃあ幼稚園は明日からにして、今日は一日休みする?」と子供のやりたいようにさせてあげるのも一つの方法です。

休ませると癖になる、と考えているママは心配になりますよね。けれど、子供が年中になると、本人が幼稚園に行きたがらないのに無理に登園さ、親子の信頼関係を崩すこともあります。「ママなんてちっとも味方じゃない…次からは聞かれても何も言わない」と思う子もいます。

子供は親の知らないところで年少の何もわからなかった頃から、年中のハッキリと意志を持った子供へと成長しているのです。ママが子供を信じて、登園拒否も心の成長の一つだと思える心のゆとりを持って接してあげると、子供も安心感を得られて「明日は幼稚園に行こうかな」と思えるものですよ。

子供がママに求めているのは、アドバイスや解決策を教えてもらうことではなく、共感してもらうことです。

朝は笑顔で送り出す

母親におんぶされて笑顔の子供

「幼稚園に行きたくない…」と泣く我が子を登園させるのは、心配でたまらないママも多いと思います。でも、ママが不安そうな顔をしていると、子供にもその不安が伝わってしまいます。朝は大人でもテンションが下がりがちですが、なるべくテンションを上げて、笑顔で子供を送り出すようにしましょう。

子供を幼稚園に送り出した後、降園時間までずっと心配しているママもいますが、子供には子供の世界があります。幼稚園から帰ると「ママ~今日○○ちゃんと鬼ごっこできたよ~」「今日はかけっこで1番になったよ~」なんて、ケロッと帰ってくることもあります。

繊細な子にはママの笑顔が不可欠

ママが不安な顔で送り出したことが原因で、情緒不安定になり幼稚園での時間楽しめなくなる子もいます!ママは子供の力を信じて、日頃からポジティブな気持ちを持ち、笑顔で送り出すように心がけましょう。

休日は幼稚園のことを忘れてリフレッシュ

登園拒否する子は、幼稚園に行くだけで心身共に疲れているものです。そこで、休日は頑張って幼稚園に行ったご褒美として、できるだけ好きなことをさせてあげるようにしましょう。また、休日に公園などで身体を動かすことも、気分がすっきりしてリフレッシュできます。

また、幼稚園での煩わしいこと思い出さずにリフレッシュできるように、できるだけ幼稚園のことやそれを連想させる話題は避けるように配慮しましょう。

盲点だった!パパの一言に注意

事情を知らないパパが、「幼稚園楽しい?」と幼稚園での様子を聞いて、子供を落ち込ませてしまうことがあります!気をつけましょうね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪