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子供の自己肯定感を高める10の魔法の言葉:声かけ・接し方と避けたいNGワード

子供の自己肯定感を高める10の魔法の言葉:声かけ・接し方と避けたいNGワード

「子供に自信を持たせたい」という方へ。自己肯定感の意味や高い子・低い子の特徴、8つの子育ての方法、魔法の言葉と避けたいNGワード、年齢別の声かけのポイントをわかりやすくまとめました。

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子供の自己肯定感を高める声かけと接し方:魔法の言葉から避けたいNGワードまで

自己肯定感を高めると、子供は自信を持って主体的に生きていけますが、自己肯定感が低いと、前向きに人生と向き合いにくく、強い心が持ちづらくなってしまいます。子供が幸せな人生を歩むことは親の願いではありますが、どれだけ裕福な親でも買い与えることができないのが、自己肯定感、すなわち自分自身を愛する心です。

小さい子供の心は未熟で、パパやママが漠然と「愛している」といっても言葉に隠された心の内を読み取ることは難しく、意味を取り違えて自分に自信を失ってしまうこともよくあります。今回は、まず自己肯定感の意味と高い子・低い子の特徴を解説し、自己肯定感を高める重要性をご理解いただいたうえで、子供の自己肯定感を高める子育ての方法や言葉がけ、そのまま使える魔法の言葉や避けたいNGワード、参考になる教育本まで紹介していきます。

子供の自信を高める「自己肯定感」って一体なに?

笑顔の女の子

自己肯定感とは、自己(自分)の価値や存在意義を肯定(認めて評価)する情を意味する言葉です。「いい子だったら肯定できるかもしれないけど…」と思ったママ、自己肯定感とは、自分の良いところだけでなく、悪いところも認め、「これが自分だ」と自信を持って言い切れるポジティブな自己評価の感情なのです。自尊感情や自己存在感、自己効力感などとも表現されることがありますよ。

子供の自己肯定感の高さは、次のようなポイントをチェックすることで見えてきます。

子供の自己肯定感は高い?低い?

  1. 自分自身に自信を持っていますか?
  2. 自分の長所を認めていますか?
  3. 将来の希望を持っていますか?
  4. 人生に満足して、幸せを感じていますか?
  5. 困難なことへ取り組み、解決する意欲がありますか?
  6. 積極的に他人や社会にかかわっていく意欲がありますか?

上記は、自己肯定感の高い子供に見られる様子です。年齢によっては評価が難しく、幼児期の自己肯定感が高いからといって安心できるというものではありませんが、全く当てはまらない場合や、小学生になっても当てはまる項目が少ない場合は、親が積極的に自己肯定感を育んであげたい時期といえるでしょう。

自己肯定感は将来にわたって影響を及ぼすことから、小学校高学年の時期に重視すべき発達課題の一つとして位置づけられています。内閣府の調査でも、アメリカやイギリス、ドイツなどの諸外国と比べて「日本の若者の自己肯定感が低い傾向にある」という結果が示されており、家庭や社会での関わりが大切だと考えられています。

「自己肯定感の高い子供」の特徴

自己肯定感の高い子供は、周りの人との関わり合いも上手なので、多くの人の愛情を集めて助けを得られ、生きやすいというメリットがあります。また、自分の長所も短所もポジティブに受け止められることから、自分の力で人生を切り開いていく力が育ちやすいと考えられます。

自己肯定感の高い子供の特徴

・自分に自信がある
・何事にも挑戦していくことができる
・自分の意見をはっきりと言える
・自分自身を大切にできる
・心に余裕があり、他人に優しく接することができる

「自己肯定感の低い子供」の特徴

いじけた表情の男の子

幼少期にポジティブな自己評価ができず、自己肯定感が低くなってしまった子供は、自分を責めるような癖を持つ傾向が見られ、生きづらさを感じやすいことがあります。

誰にでも失敗して落ち込むことや苦しむことはありますが、自己肯定感が低い子供は、なかなか困難に立ち向かう勇気を持ちにくい傾向があります。「どうせ私が悪いんだ」「ボクの努力が足りないからいけないんだ」と自分を否定することで、周りとの繋がりを断ち切ってしまい、キレやすい状態や自傷行為などの問題行動につながることもあるといわれます。

自己肯定感の低い子供の特徴

・自信がなく、劣等感が強い
・常に人の顔色を気にしている
・自分の意見をはっきりと言えない
・失敗することが当たり前だと感じている
・他人との関わり合いが苦手である

自己肯定感を高める子育ての方法8つ

小さい子供は恐れを知らず、なんにでも興味を持ってチャレンジしようとします。これは、私たちが生まれつき自己肯定感を持って生まれることの表れだと考えられます。それなのに、なぜ成長するにつれて自分を否定してしまうのか?そこには、子供が初めて接する自分以外の人間、パパやママなど家族の態度や言動が大きく影響しています。

もちろん、好んで我が子の自己肯定感を奪おうとする親はいません。ですから、自己肯定感を高めるというよりは、子供のために良かれと思ってやったこと・言ったことで、子供が生まれ持った自己肯定感を失わせないことを念頭に、自分の育児スタイルを見直していくことが大切です。

子供の話をきちんと聞きましょう

自己肯定感は、自分を認められることで養われます。会話は子供にとって自分の心を伝える最大の表現方法で、話を聞いてもらえただけで「自分は愛されている」と実感できるからです。子供を自己肯定感の強い子に育てたいのであれば、まず子供に寄り添って、話をよく聞くことを心掛けましょう。

子供が相談を持ち掛けると、ついつい人生の先輩としてアドバイスをしたくなりますが、自分で悩むことはトラブルの解決方法を学ぶチャンスです。親の役割は、答えを教えることではなく、子供のつらい気持ちを理解してあげること。子供の話を聞く時は、先回りして親の意見を聞かせるのではなく、あくまでも聞き役に徹することがポイントです。

子供は褒めて育てましょう

パソコンを操作する子供を見守る親

褒めることは、相手を理解したことの最大の表現方法です。「褒められた子供は伸びる」という先人の言葉のとおり、子供はどんどん褒めて育てましょう。言葉を難しく考える必要はありません。「〇〇できて偉いね」だけでなく、ちょっと大げさでもストレートに「スゴイね!」と気持ちをわかりやすく伝えてあげましょう

ただし、自己肯定感を高めようとするあまり子供を過大評価して褒めると、かえって子供を傷つけてしまうことがあります。自己肯定感はあくまで自己評価のため、友達や学校など他者からの評価とのギャップが生じ、本人がストレスを感じることがあるからです。

子供が成し遂げた結果より、その過程で努力した姿を褒めることが最も大切です。難しい試験にチャレンジしている時に、まだ結果が出ていなくても「ちゃんと机に向かっていてスゴイね」と褒めてあげましょう。子供は自分の頑張りを認めてもらえたことを喜び、チャレンジ精神を育て、もっと頑張って良い結果を導き出していくことができます。

逆に、あまり努力していない場合や、本人の功績ではないのに結果を得た場合は、褒めることでかえって嫌な思いをさせることがあります。大人は結果が出たらなんでも褒めてしまいがちですが、子供には子供の基準で頑張ったポイントがあります。そこを見落とさずに評価することで、子供は高い満足感を得られます。

自己肯定感を高める効果的な褒め方

子供を褒める時には、自分が人の役に立ったり人を喜ばせたりできたという「自己有用感」を得られる褒め方が効果的です。「お手伝いしてありがとう」「あなたは優しいから、妹といつも遊んでくれるね。お母さんを助けてくれてとっても助かるわ」など、自分の頑張りや長所が役に立つと感じられる褒め方を心がけましょう。

失敗ではなく成功に目を向けましょう

大人になるとどうしても失敗ばかりが気になってしまいますが、子供を鍛えるつもりで失敗ばかりを見つけていると、子供はいつも緊張していなくてはなりません。失敗よりも子供の成功にこそ目を向けて、子供の頑張りを評価してあげましょう。

良い所ではなく悪い所ばかりを指摘されるのは、大人でもつらいことです。失敗をして一番傷ついているのは子供だと理解し、心の傷を癒し、リカバリーの方法を教えたり考えさせたりして、立て直せたことをより多く評価してあげましょう。そうすることで、子供は失敗を恐れず失敗をしても次にトライするガッツを養っていくことができます。

性格ではなく行動の悪い所を指摘しましょう

言うことを聞かない子どもや失敗した子供に、ついつい感情的になって言葉を発していませんか?感情的になること自体は悪いことではありませんが、感情がコントロールできないと相手を傷つける言葉を使ってしまいやすいので注意が必要です。子供を叱るときは「○○をしたことはいけないこと」とわかりやすく、行動の悪い所を指摘してあげましょう。

「だからあなたはダメなの!」「言い訳をしないで!」と怒るのは簡単ですが、その一言が「自分を全否定された」という印象を抱かせてしまいます。一度そう思ってしまうと、あとから「あなたはいい子だけど」とフォローしても、もう子供の耳には入りにくくなり、自己肯定感が損なわれてしまいます。

また、終わったことをネチネチと言い続けると、一時的にはスッとするかもしれませんが、ママの心も暗く沈みやすいので、叱る気持ちは持ち越さず、その場だけで完結させるように心がけることをおすすめします。

誰かと比べることはやめましょう

子育て中は我が子のポジションが気になって、周りの子供や兄弟と比べてしまいがちです。しかし、人と比べられることは強い劣等感を子供の心に植え付けてしまいます。子供のありのままを受け入れる努力をして、褒めるときも叱るときも、子供を他の誰かと比較することはやめましょう。

大人は何事にも平均以上を求めてしまいがちですが、人間の価値に平均点はありません。みんながそれぞれ違っていて、それぞれが価値を持っているという大切なことを、一番身近なパパやママが子供に伝えてあげられたらステキですね。

積極的にスキンシップをとりましょう

膝に座らせた子供に絵本を読む母親

言葉以上に子供に気持ちを伝える手段が、スキンシップです。暖かな体温を感じることは、子供の心に安心感を与え、ダイレクトに「あなたが大好きよ」と伝える効果があります。子供の話を聞くときや叱るときは、距離を置くのではなく、側に寄り添って肩に触れる、手を握るなどして、積極的に親子のスキンシップをとっていきましょう。

「目は口ほどに物を言う」といわれるように、アイコンタクトも重要です。子供の話を聞くときは何かをしながらではなく、子供の目をしっかりと見て、表情をお互いに読み取りながら信頼感を高めていきましょう。繰り返すことで子供も他人の表情を読み取る能力が身につき、将来的に他人とのコミュニケーションも取りやすくなります。

「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう

家族の気安さから、つい言うべき一言を忘れてしまいがちですが、「ありがとう」は人から感謝され、必要とされていることを実感できる言葉です。子供がお手伝いをしてくれたときや気遣ってくれたときなど、良いことをしたら素直に感謝の気持ちを言葉で伝えることを習慣にしましょう。

「親は子供の鏡」といいます。パパやママの感謝の気持ちをたくさん受け取った子供は、周りの人に必要とされることを喜び、自分からも感謝の気持ちを伝えられる優しい子供に成長していきます。

親自身も自己肯定感を高めましょう

子供に自信をもって自分の大切さを教えるためには、パパやママ自身が自分に愛情を持ち、自己肯定感を持っていることが大切です。子育ては苦労の連続で、時にはへこむこともありますが、大人も「自分はダメな親だ」とは思わずに、自分自身の個性を信じる態度を子供に示しましょう

自分に余裕ができると、自然と子供に対する態度や言動も良い方向に向かいます。子供の態度を直すときは、まず自分の態度から見直して、親子で個性を大事にできるようになれるといいですね。

子供の自己肯定感を高める10の魔法の言葉

ここでは、日常の中でそのまま使える「魔法の言葉」を10個紹介します。どれも子供に自信を持たせ、自己肯定感を育てる声かけです。難しく考えず、気持ちを込めて伝えてみてください。

  1. 「ありがとう、助かったよ」…役に立てた実感が自信になります。
  2. 「あなたがいてくれてうれしい」…存在そのものを認める言葉です。
  3. 「よく頑張ったね」…結果ではなく努力を認めます。
  4. 「最後まであきらめなかったね」…過程に目を向けた声かけです。
  5. 「自分で考えてえらいね」…主体的な行動を後押しします。
  6. 「失敗しても大丈夫だよ」…挑戦する勇気を支えます。
  7. 「あなたはあなたのままでいいよ」…ありのままを肯定します。
  8. 「一緒にやってみようか」…安心して踏み出せる言葉です。
  9. 「どう思う?教えて」…意見を尊重し、自分の考えに自信を持たせます。
  10. 「大好きだよ」…無条件の愛情がいちばんの土台になります。

ポイントは、「いい子だね」と子供自身を評価するより、「助かった」「うれしい」と親の気持ちや貢献の事実を伝えること。そのほうが自己肯定感につながりやすくなります。

幼児や小学生への自己肯定感を高める言葉がけ

子供を叱る母親

親の態度一つで子供の自己肯定感が左右されるとわかっていても、子供にかける言葉、特に注意するときや指導するときの言葉は難しいですね。子育てでは禁止語や命令語をできるだけ使わないことが理想です。NGワードをできるだけ良い言葉に切り替えて、子供の自己肯定感を高めていきましょう。

「もう!」⇒「大丈夫だった?」

子供が失敗したときにかけがちな「もう!」を「大丈夫だった?」に切り替えるだけで、子供は「自分の失敗を責められる」という心理から、「ママは心配してくれる」という温かい心理に変わります。このような言葉がけを聞くと、周囲の人も暖かい気持ちになります。

ほかにも、子供の失敗には「どうすればよかったと思う?」など、責めたりガッカリしたりする言葉ではなく、気持ちに共感したり、リカバリーの方法を考えさせたりする言葉を使うよう心掛けましょう。

「早く!」⇒「あと何分?」

子供がグズグズしているときは、「早く!早く!」と急かすのではなく、「あと何分?」と子供の答えを促す言葉に置き換えると、子供は自ら進んで取り組みます。自分の意思を尊重される言葉がけなので、自己肯定感も高められます。

「時計の針が10までに終わると、お散歩に行けるよ」などと、急ぐことのメリットを具体的に伝えるのも効果的で、子供は親の言うことをスムーズに聞きやすくなります。

「待ってて」⇒「5分時間をくれる?」

子供を待たせるときは、「待ってて」と先の見通しの立たない命令ではなく、「5分時間をくれる?」と具体的な見通しを示し、子供の了解を得る言葉に置き換えるとよいでしょう。

「ダメ」⇒「ケガしたら遊びに行けなくなるけどいい?」

子供が危険なことをしようとしたときは、頭ごなしに「危ないからダメ」と止めたくなりますよね。でも、子供にはそれが本当に危険で、するとどうなるかの見通しが立っていないことが多いのです。「○○は危ないから、ケガしたら遊びに行けなくなるけどいい?」と先の見通しを教えたり、「ケガをしないか心配」とママの気持ちを伝えたりして、自らやめることを選ばせましょう。

「何回言えばわかるの」⇒「どうすればいいんだっけ?」

子供が失敗を繰り返したときに「何回言えばわかるの」「何度も言わせないで」と言ってしまうママは多いのではないでしょうか。けれど、これでは「自分は何回言われてもできないダメな子」という印象を与えてしまい、そのイメージのまま生きようとしてしまうことがあります。「どうすればいいんだっけ?」と思い出させたり考えさせたりする言葉に置き換え、答えられたら「そうだね」と認めてあげることで、子供は自己肯定感を高めることができます。

共感や問いかけの言葉が大切!

子供が自己肯定感を高めるためには、言われたことの意味を考えずロボットのように守るのではなく、自分で考えて解決する力を養っていくことが大切です。そのためにも、責めるのではなく自らの意思で行動できるように、予測やメリット、具体案、対処法を伝え、共感し、興味を引く言い方をするなど、共感や問いかけの言葉がけを工夫しましょう。

はまっち
31歳

A言葉一つでここまで変わるなんて!

男の子2人のママです。長男が幼稚園の年少クラスに通っていた時のことですが、ちょうどその半年前に次男が誕生して、あんまり長男をかまってあげていませんでした。割と聞き分けの良い子だったので「お兄ちゃんだからね」といって我慢をさせてしまいがちだったので、秋の遠足の日には次男を実家に預けて、久しぶりに長男の遠足に付き添うことにしました。

ところが、長男が全く歩こうとしないで、ゴネてずっと私の抱っこをせがんでいて…。他の子は歩いているのにどうして~と言いながら抱っこをしながら山道を歩いていたのですが、幼稚園の先生から「歩きなさい」ではなくて、「一緒に歩こうか」って言ってみて下さい」といわれ、言うとおりにしたら、長男がしぶしぶでも自分で歩き始めたんです。
その後周りの先生たちに「偉いね」「頑張っているね」と声をかけてもらって、最終的には息子も遠足を楽しむことができました。私も育児で忙しくて余裕がなかったと反省してしまいましたが、言葉のかけ方一つでここまで子供をやる気にできるものかと、驚きました。

避けたい「呪いの言葉」3つ|自己肯定感を引き下げるNGワード

良かれと思ってかけた言葉が、かえって子供の自己肯定感を引き下げてしまうことがあります。特に次の3つは「呪いの言葉」になりやすいので、言い換えを意識しましょう。

  1. 能力を全否定する言葉:「どうしてできないの」「何回言えばわかるの」は、能力そのものを否定されたように感じさせます。⇒「どうすればうまくいくかな?」と一緒に考える言葉に。
  2. 他人と比べる言葉:「お姉ちゃんはできたのに」「〇〇くんはすごいね」は、強い劣等感を植え付けます。⇒「前より上手になったね」と本人の成長に目を向けて。
  3. レッテルを貼る言葉:「どうせ無理でしょ」「あなたはダメね」は、存在そのものの否定に聞こえます。⇒「挑戦したことがすごいよ」と行動を認める言葉に。

叱るときは「行動」に焦点を当て、「人格」や「存在」を否定しないことが何より大切です。

自己肯定感の低い子供への接し方

すでに自信をなくしている子には、無理に励ますより、まず安心できる関わりを積み重ねることが効果的です。

  • 話を最後まで聞いて共感する:アドバイスより先に、気持ちを受け止めます。
  • 結果ではなく過程を認める:できた・できないより、取り組んだこと自体を評価します。
  • 比較や否定を避ける:他の子やきょうだいと比べず、その子のペースを尊重します。
  • 小さな成功体験を積ませる:簡単なお手伝いなどで「役に立てた」と感じる機会をつくります。
  • 親が「安全基地」になる:失敗しても帰ってこられる場所があると、子供は安心して挑戦できます。

気になる状態が長く続く場合や、学校生活・心身の不調が見られる場合は、担任やスクールカウンセラーなど、身近な専門家に相談するのも一つの方法です。

中学生(思春期)の自己肯定感を高める関わり方

小さい頃は自信満々だった子も、思春期には自己肯定感が下がりやすい傾向があります。友人関係やSNSでの比較、受験など、悩みが増える時期だからです。中学生には、幼児期とは少し違った関わり方が求められます。

  • 干渉しすぎず見守る:先回りして口を出すより、本人に任せて見守る姿勢が信頼につながります。
  • 一人の人格として尊重する:子ども扱いせず、意見や選択を尊重しましょう。
  • 命令より相談・選択を任せる:「こうしなさい」ではなく「どうしたい?」と主体性を引き出します。
  • できて当たり前と思わない:当たり前に見えることも、言葉にして「ありがとう」「助かる」と伝えます。
  • 比較やSNSに配慮する:「人は人、自分は自分」と伝え、他者との比較で落ち込みすぎないよう支えます。

年齢別|自己肯定感を高める声かけのポイント

子供の年齢によって、響く言葉や関わり方は変わります。目安として整理しておきましょう。

年齢の目安 声かけ・接し方のポイント
幼児 スキンシップと「大好き」「ありがとう」で安心感を育てる
小学生 努力や工夫を具体的に認め、お手伝いで役立つ実感を持たせる
中学生 干渉しすぎず、意見を尊重し、一人の人格として認める

子供の自己肯定感を高めるための教育本

親の対応や言葉がけに大きく影響される子供の自己肯定感ですが、参考になる教育本もいくつか発行されています。育児の参考にしてみてはいかがでしょうか。

「Dr.明橋の生きるのが楽になるたったひとつの言葉」
読みやすく優しさに溢れたDr.明橋の人気シリーズ本

Dr.明橋の生きるのが楽になるたったひとつの言葉

著者:明橋 大二

出版社:主婦と生活社

価格:1,200円 + 税

「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者がつづった、大人の女性が自己肯定感を持って幸せに生きるためのガイドブックです。
育児をしているとクヨクヨ悩んでしまったり、訳の分からない不安に襲われたりしがちですが、そんなママの心を楽にしてくれるアドバイスがギュッと詰まっているので、心が軽くなります。

「伸びる子の育て方」
困難に負けない子に育てたいママにおすすめの一冊

伸びる子の育て方

著者:漆 紫穂子

出版社:ダイヤモンド社

価格:1,300円 + 税

教育のプロである品川女子学院校長が、長年の教育経験から導き出した「伸びる子供の育て方」を綴った教育本です。
受験や就職難など、子供の人生にはいくつかの壁がありますが、その壁を乗り越えるための「自己肯定感」を養うポイントを、ママにもわかりやすく解説しています。

子供の自己肯定感についてよくある質問

Q. 自己肯定感を高める「魔法の言葉」とは?

「ありがとう、助かったよ」「よく頑張ったね」「あなたはあなたのままでいいよ」など、努力や存在そのものを認める言葉です。子供自身を評価するより、親の気持ちや貢献の事実を伝えると効果的です。

Q. 言ってはいけない「呪いの言葉」は?

「どうしてできないの」「お姉ちゃんはできたのに」「どうせ無理でしょ」など、能力を否定したり他人と比べたりレッテルを貼る言葉です。行動に焦点を当て、人格や存在を否定しないことが大切です。

Q. 自己肯定感の低い子への接し方は?

話を最後まで聞いて共感し、結果より過程を認めましょう。比較や否定を避け、小さな成功体験を積ませることが有効です。状態が長引く場合は担任やスクールカウンセラーへの相談も検討しましょう。

Q. 中学生の自己肯定感を高めるには?

思春期は自己肯定感が下がりやすい時期です。干渉しすぎず見守り、一人の人格として意見を尊重すること、当たり前のことにも「ありがとう」と言葉で認めることが関わりのコツです。

Q. 言葉がけの参考になる本は?

本記事で紹介した「Dr.明橋の生きるのが楽になるたったひとつの言葉」や「伸びる子の育て方」などが参考になります。読みやすく、家庭ですぐ実践できる声かけのヒントが得られます。

まとめ

誰でも一つや二つ、自分の性格で気に入らない所や認めたくない所があるものですが、自分のすべてを嫌ってしまうと、他の人を愛することも難しくなってしまいます。子供が最初に接する人間であるママやパパが、わかりやすい言葉と態度で愛情を示し、子供に自信をつけさせてあげましょう。今回紹介した「10の魔法の言葉」や避けたい「呪いの言葉」、年齢に合わせた声かけを、日々の関わりに少しずつ取り入れてみてください。

小さい頃は自信満々で恐れ知らずの子供も、成長にともなって困難に突き当たり、思春期以降は自己肯定感が低下しやすい傾向があります。そうした難しい時期にも悩みを相談してもらえるよう、幼少期から親子のコミュニケーションを重ね、その都度、自己肯定感を支えてあげられるといいですね。

この記事を書いたライター
小森ひなた

小森ひなた

子育てと仕事に頑張る共働き主婦です!ルンバ貯金始めました♪