子育てのイライラ解消の仕方に関する記事

育児ストレスの解消法:イライラを笑顔に変える先輩ママの知恵

育児ストレスの解消法:イライラを笑顔に変える先輩ママの知恵

なぜ育児中はこんなにイライラしてしまうのか、心理学の視点からその理由をわかりやすく解説しながら、今日から実践できる具体的なストレス解消法とパパへの頼り方のコツをまとめました。

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これですっきり!日々多忙なママの育児ストレス解消法

毎日、朝から晩まで育児に家事に大忙しのママ、本当にお疲れ様です。子供が小さいうちは一時も目が離せず、常に気を張っていなければなりません。さらに、小学生くらいになると今度はやんちゃ盛りでなかなか言うことを聞いてくれず、叱ることも多くなります。「なんで私ばっかりこんなに大変なの?」と、上手くいかない子育てについイライラしてしまうこともありますよね。

子育ての現場では、「子供の寝顔を見ながら、今日怒りすぎたことを毎日反省している」と自己嫌悪に陥るママの声がたくさん聞かれます。しかし、育児ストレスを感じるのは決してあなたが未熟だからではありません。むしろ、子供に真剣に向き合い、一生懸命に頑張っている証拠なのです。

では、世のママたちはそんなイライラをどのように発散しているのでしょうか。今回は、15人の先輩ママにリアルなストレス解消法を聞いてみました。子供に内緒でお菓子を一気に食べたり、休日の家族揃っての外出の時はパパに子供を任せて自分一人の時間を過ごすなど、すぐにでも試したくなるストレス解消法ばかりです。ぜひ参考にして、ご自身にぴったりのリフレッシュ方法を見つけてくださいね。

なぜ育児はこんなにイライラするの?発達・心理の背景

「独身時代はもっと穏やかな性格だったのに、どうしてこんなにイライラしてしまうんだろう」と悩むママは多いものです。実は、育児中のイライラは単なる性格の問題ではなく、いくつもの要因が積み重なって起こる、ごく自然な反応です。

大きな要因として挙げられるのが、睡眠不足や体力の消耗です。夜中の授乳や夜泣き対応で寝不足が続くと、普段なら気にならない些細なことにも余裕を持てなくなります。次に、「理想の母親像」と現実とのギャップも見逃せません。栄養バランスの良い手作りごはんを毎日出したい、いつも笑顔でいたいと思っていても、現実にはその通りにいかない日がほとんどです。さらに、ママ友やSNSで見かける「頑張っている他の家庭」と自分を比べてしまう比較のストレス、そしてパートナーの協力が思うように得られない役割分担の不満も、イライラの背景にある代表的な要因です。

これらの要因に加えて、心理学の分野では『コントロール感』という考え方が知られています。育児中は「子供が突然熱を出す」「ご飯をひっくり返す」など、自分の思い通りにならない予測不能な事態が連続します。家庭の場面では、この自分の時間を自分で管理できないストレスが、突発的な怒りやイライラとして表れるのです。この理解があると、「イライラするのは状況のせいであって、私が悪いわけではない」と、自分自身への向き合い方が変わってきます。

逆にやってしまいがちなのが、「もっと私が我慢しなきゃ」と感情を押し殺してしまうことです。これをすると、子供はママの表情の変化を感じ取り、顔色をうかがうように不安げな様子を見せることがあります。明日の朝、イライラしそうになったら「今、コントロール感を失って焦っているだけだ」と心の中で唱えて、深呼吸を一回してみましょう。

【対比表】やりがち!育児ストレスを溜めるNG行動と望ましい解消法

良かれと思ってやっている日々の行動が、実はさらにストレスを増幅させていることがあります。無意識にやってしまうNG行動と、心に余裕を生む望ましい行動を対比表にまとめました。

やりがちなNG行動 ママの心への影響 望ましい対応・解消法
手作りのおかずにこだわり、睡眠時間を削る 疲労からイライラし、食べない子供を激しく叱ってしまう 週に1日はレトルトやお惣菜に頼り、その分ママがしっかり眠る
パパに「言わなくても察して手伝って」と期待する 期待が外れて怒りが爆発し、夫婦喧嘩になる 「お風呂掃除とゴミ出しをお願い」と具体的に言葉で伝える
子供が寝た後にスマホで「育児の悩み」を検索し続ける 他のママと自分を比較して落ち込み、目が冴えてしまう スマホを閉じ、温かいお茶を飲んで好きな音楽やドラマを楽しむ
「母親なんだから一人の時間は我慢すべき」と思い込む ストレスが限界に達し、突然涙が出たり爆発したりする パパや一時預かりを頼り、月に一度は一人でカフェに行く時間を作る

子育ての現場でよくあるのは、完璧な母親を目指すあまり、自分一人で全てを抱え込んでしまうケースです。良かれと思った責任感が、ママには「誰も手伝ってくれない孤独」に映ってしまい、笑顔でいる余裕まですり減らしてしまうことがあります。代わりに表にあるように、家事の手を抜き、周囲を積極的に頼るのがおすすめです。今日からさっそく、一番嫌いな家事を一つだけパパにお願いしてみてください。

Q 子育て中のイライラ解消法を教えて!先輩ママの体験談

イライラ解消に役立つチョコレート

ここからは、実際に日々の多忙な育児を乗り切っている先輩ママたちのリアルな声をご紹介します。家の中でできる簡単なリフレッシュから、思い切ったお出かけまで、さまざまなアイデアが登場します。

完璧を目指さず、自分本位になれる時間を作る

くまもん
30代前半

完璧にやろうと思わず、自分本位になれる時間を!

育児って年中無休ですし、それでも大切な我が子のために限度以上に頑張ってしまいがちです。私も一人目の時には孤軍奮闘して頑張りすぎて育児ストレスを抱えてしまった経験があります。

二人目の時には、一日15分程度子供のことを考えず自分だけのために使える時間を習慣的に作るようにし、周囲に甘えられる時には甘えて頑張りすぎない努力をしました。主人のいる時間は育児をお願いして、大好きなお風呂で一人で満喫したり、子供の睡眠中に主人と一緒に大好きなスイーツを食べる楽しみを作ったりしました。少しだけ育児をルーズにすると、イライラも解消し楽しく育児ができますよ。

さくら
40歳代

男の子は未知の生物

息子のことは分からないことだらけで日々イライラしてしまいます。でも、一歩引いてみてみると、息子自身も悩んでいることが分かりました。自分の要求通りにできない子供を責めても何も変わらないので、一歩引いた見方をすることが必要だと思いました。

そのためには子供につきっきりの生活ではなく自分の趣味をもつとか友達と発散する日を作るとか自分の気分転換をしなくてはやってられないと思います。私は子供が寝た後に一人で高級チョコを食べながらワインを飲むのを息抜きにしていたので日中いやなことがあっても楽しい夜のために頑張れました。

発達の観点から見ると、幼児期から学童期の男の子は「衝動性」が優位になる段階にあります。先のことを考える力がまだ育ち切っていないため、授業中にふざけたり忘れ物をする行動が出やすく、だからこそ親が一歩引いて大らかに構える関わり方が合いやすいのです。今夜、子供が寝た後は自分へのご褒美として、少し高価なチョコレートを一つ味わって食べてみてください。

思いっきり涙を流す・自分の世界に没頭する

yosi
30代後半

涙を流すとストレス解消

子どもが2、3歳の頃、言うことを聞かないしわがままで、私はとてもストレスが溜まっていました。このストレスを解消した方法は、「涙を流す」ことです。話題の泣ける映画を見に行ったりしました。それだけでかなりすっきりするのを実感しました。

一番効果があると感じたのは、「子供が生きていてくれるだけで幸せ」を感じられる映画や本を読むことです。ストレスが重なると、当たり前のことも分からなくなるのが母親です。涙を流すことは、心を落ち着かせて、今の幸せを思い出す、そんな効果があるのかもしれません。

にしこ
40代後半

子育ての積もったイライラはアイドルに夢中になって忘れます

子育てにイライラはつきもので、成長してもなかなか親の思うようにはいかないことが多くイライラはなくなりません。私の解消法は、好きなアイドルの音楽を聞いたり、DVDをみて彼らのライブに行ったような気分になってその世界にどっぷりつかることです。

熱中することで一時イライラを忘れることができて気分がすっきりします。一年に1~2回くらいは子供を主人に見てもらって好きなアイドルのライブに行ったりします。現実の世界から離れてエンターテイメントの世界にどっぷりつかると、明日からまた頑張ろうという意欲がわいてきます。

ユキホ
30代後半

笑顔になること

子供が小さなころは、家からも簡単に出られないし育児疲れでどうしようもなく疲れてしまう時がありました。家に居る時のストレス解消法を紹介します。私はお笑い番組や音楽を聴くことが好きなので、youtubeなどで好きな芸人さんの動画を探したり、好きなアーティストのPVを見ることで癒されていました。趣味の世界で笑っていられることが一番心の栄養になりました。

また、子育ての悩みなどはネットの掲示板などで先輩ママの体験談を読んだり、悩み相談に乗ってもらったりするのも役立ってくれました。一人で悩まず、共感できる気持ちを持つことで心がすっきりできました。

同じ泣くという行動でも、イライラして泣くのと感動して泣くのでは理由が異なります。イライラは精神的なキャパシティの限界が背景にあり、感動の涙は「カタルシス効果」と呼ばれる心の浄化作用が働く現象です。意図的に泣ける映画などを見ることで、心がデトックスされるように感じられるのはこのためです。週末の夜、パパに子供を任せて、一人で思いっきり泣けるドラマや映画を鑑賞する時間を設けてみましょう。

時には一人でお出かけ!自分だけの非日常を味わう

海外の美術館と訪れる人々

せらまま
30代後半

平日に空いている美術館めぐり。

6歳の男の子のママをしています。近隣の園の中では一番父兄参加型の幼稚園に入れていたので、毎月なにかしらあるイベントの準備で大忙しでした。やっと今年からピカピカの1年生!それに伴い、私の自由時間も増えました。子供が産まれる前に大好きだった美術館を平日に回る事にしています。

ゆっくり自分のペースでお気に入り作品が展示されている美術館を観に行くことは格別の喜びがあり、美術館特有のピンとどこか張り詰めた空気が日常と自分を切り離してくれてとてもリフレッシュできます。1人きりの時間に気兼ねなく自分の世界に浸ることも時には必要だと思います。

みなみ
20代後半

ドライブでストレス発散

私自身、昔からドライブが好きで時間をみつけてはよくしていました。現在1歳になる娘とよくドライブに出かけていました。娘自身も車が大好きで、ドライブが始まると早い時で5分ほどで寝ていました。自分が大好きな音楽をひたすらかけ、運転しながら大声で歌っていました。たった30分のドライブであっても、この時間が私にとって一番のストレス解消法でした。

娘はお昼寝ができますし、私はストレス発散ができる。一石二鳥で週に一度はこの時間を設けていました。ほんの少し足をのばしてみることで、私にとっては非日常を味わえた感じがして、気分も晴れました。

ひろ
30代前半

私の育児ストレス解消法

3歳になる子供がいつもまとわりついてきて、買い物に行っても勝手に触ったりと、毎日ストレスが溜まるばかりでした。そんな私の育児ストレス解消法は近くの健康ランドに行くことです。子供を預けて一人でのんびりとリラックスします。色々なお湯を心行くまで楽しんだり、ヘッドスパをしてもらって、心身ともに癒してもらいます。

月に2回ほど行っているのですが、おかげで日常の育児のストレスがとれてきました。子供がどんなにいたずらなどをしても、イライラせずに言い聞かせてあげる余裕ができました。忙しいママでも、たまには近くの健康ランドへリラックスしに行くことをおすすめします。

しまりす
30代後半

月一の自分だけ時間でイライラ解消

子どもは一人っこで男の子で小学生低学年なのでまだまだ手がかかります。毎日のように朝はなんとか起こして学校へと送り出し、帰ってきたら宿題、明日の用意など色々と手を焼かないとなかなかすすみません。疲れているときなどは嫌気がさしてしまうことがあります。

そんな時のために月に1日でもいいので自分のためのイライラ解消時間を設けています。子どもが学校にいっていて自分の仕事が平日お休みの日にぷらっと出掛けて好きな本を読んだり美味しいものを食べたりと一人でのんびりとできる時間をつくってイライラ解消時間をつくっています。

ママが一人で出かけることに罪悪感を持つ必要はありません。家族心理学の分野では『マターナル・ゲートキーピング(母親が育児の門番になってしまう現象)』という言葉が知られています。ママが「育児は自分がやらなければ」と抱え込みすぎると、家庭の場面ではパパの育児スキルが育つ機会そのものが失われてしまいます。「良い母親は自分を犠牲にするもの」という思い込みは根強いものですが、ママが息抜きをする時間を持つことは、パパの育児参加を後押しし、家族全体の余裕につながる前向きな選択でもあるのです。この理解があると、パパに子供を預けて外出することへの向き合い方が変わってきます。今度の休日は、パパに数時間お留守番を頼んで、一人でカフェに行って美味しいコーヒーを味わってみてください。

家事のイライラを逆手にとって発散する工夫

子育ての合間にイライラを解消する若い母親

けえこまま
40歳

育児の合間にすぐできます

子供は大きくなって手がかからなくなっても、テストの点数が悪かったり約束した時間に帰ってこなかったり、本当にささいなことでイライラします。そんな時には、戸棚の隅に隠しておいたじゃがりこなどのスナック類をイッキ食いします。無心で食べます。

または、ハーゲンダッツなどの子供には内緒の高級お菓子を内緒でイッキに食べます。カロリーの高いものを大量に食べてしまい自己嫌悪に陥りますが、食べ終わる頃には何にイライラしていたのだか忘れてしまうくらいスッキリします。子供には見せられない親の姿なので、子供がお風呂に入っている時等にやっています。

いっつ
37歳

ストレス解消しつつ、子供の笑顔ももらっちゃう

小6女子と小2男子のママです。フルタイムで仕事をしているので毎日の食事も簡単に作れる物が多いです。私のストレス解消法といえば、大好きな料理作りです。どっさりと食材を買ってきて、作りだめをして冷凍しています。無心になりたいときは手作りミートソース。玉ねぎ・人参・セロリを黙々とみじん切り(笑)

野菜を切る作業、味付けの作業、どれも丁寧にひとつひとつしていく事で、料理という作品として完成していく感じが達成感がありとても楽しいです。時には、ハンバーグをだねをギュウギュウこねて最後にパンパンと叩いて成型でストレス発散!なんて時もあります(笑)そうして完成した料理を美味しいといって食べてくれる子供の笑顔を見てまたストレス解消です!

りいさ
35歳

シンクがピカピカで、心もリフレッシュ

暑くて子供がぐずったり、今日に限って全然言うことを聞かず反抗ばかりする時があります。もうイライラして怒鳴りたくなりますが、自分が大声を出すと子供が泣くことはわかっていますし、自分の大声でますますイライラして収拾がつかなくなることも自覚済みです。

そういう時は、ここぞというときに使うスポンジを取り出し、シンクに洗剤をシュッシュと吹きかけてひたすらこすります。スポンジへの圧力によりイライラは分散し、シンクは驚くほどピカピカになります。その時はもう無心で、ひたすら磨くことに集中します。子供とのやりとりでこれ以上言ってもダメだ!と思ったときは、お気に入りのスポンジで簡単掃除をすると自己満足できてお勧めです。

無心でみじん切りをしたり、シンクを思い切り磨く行動は、心理学的に『マインドフルネス(今ここにある感覚に集中すること)』に近い状態を生み出します。怒りで一杯になった頭の中を、単純作業がリセットしてくれるのです。イライラが頂点に達したら、目の前にある鏡や窓ガラスを一枚だけ、無心でピカピカに磨き上げてみましょう。心が不思議とスッキリしますよ。

パパに頼る!休日のチーム育児でママをリフレッシュ

シポコ
20代後半

自分の思い通りに使える時間が少しでもあれば!

育児が始まると何が1番予想外だったかというと、自分の思い通りに時間が使えないという事です。子供がまだ小さい時は、授乳やグズリでいつ泣き出すか分からないですし、本当に自分の思い通りに使える時間は1日の中でわずかです。そんな時にストレスを解消できる方法を見つけました。それは、旦那さんが休みの時にみんなで外出する時には、私はほとんど何もせず旦那に任せてしまう事です。

外出先でも自分が率先して子供のお世話をしている時は、本当にイライラして旦那によく喧嘩を売ってしまっていました。ですが、せめてみんなで外出している時くらい、ゆっくりウィンドウショッピングをしたりご飯を食べたりしたいと思い、旦那に子供のお世話をほぼ任せる事にしました。すると、少しでも自分の思い通りになる時間ができた事によってストレス解消になりましたし、旦那に対して感謝する事もできました。

パパや祖父母と「休日の育児担当」について関わり方をそろえると、子どもにとって「パパと遊ぶのも楽しい!」という安心感につながります。家庭内で外出先ではパパがメインでお世話をする方針を共有しておくと、ママが心から休める場面でとても良い効果が出やすくなります。今度ショッピングモールに行く時は、車を降りる前に「今日はパパ、オムツ替えとお世話よろしくね!」と明るくバトンタッチしてしまいましょう。

地域の子育て支援サービスも味方に:一時保育・ファミリーサポートの活用

パパや祖父母に頼れない日でも、一人で抱え込む必要はありません。こども家庭庁が推進する「地域子育て支援拠点事業」では、各自治体の子育て支援センターや児童館で、親子の交流や育児相談ができる場が用意されています。また、地域住民同士で子どもの送迎や預かりを助け合う「ファミリー・サポート・センター事業」を利用すれば、数時間だけ子供を預けて美容院に行ったり、一人でゆっくりお茶を飲んだりする時間を作ることもできます。

「他人に子供を預けるなんて申し訳ない」と感じるママも多いですが、こうした制度は子育て家庭を支えるためにつくられた公的な仕組みです。まずはお住まいの市区町村の子育て支援窓口やホームページで、近くにどんな施設・サービスがあるかを確認してみることから始めてみましょう。一時保育の予約は数週間前から埋まることも多いので、「困ったときに頼れる先」として、忙しくなる前に登録だけ済ませておくのもおすすめです。

【年齢別】0歳から小学生まで:成長に合わせたストレスと解消法

子供の年齢によって、ママが感じるストレスの種類も変化していきます。

0〜1歳の頃は「睡眠不足と自分の時間が全くないこと」が最大のストレスです。授乳やおむつ替えで一日が分断され、まとまった休息が取れないため、とにかく身体を休めることを最優先にしましょう。家事は「今日はやらない」と決めてしまい、子供が寝ている間は一緒に横になるのがおすすめです。

2〜3歳のイヤイヤ期には「思い通りに動いてくれないこと」がストレスのピークになります。「靴を左右反対に履きたい」「エレベーターは自分で全部ボタンを押したい」など、大人からすると理解しがたい主張が続きますが、これは自我が育っている証拠でもあります。「イヤ!」と言われたら、まず「イヤなんだね」と気持ちを一度受け止めてから、「じゃあ、赤い靴と青い靴どっちがいい?」と選択肢を与えると、子供も気持ちの持って行き場を見つけやすくなります。

さらに小学生になると「宿題をやらない」「お友達とのトラブル」など、精神的な悩みが増えてきます。手を出すべき場面と、あえて口を出さずに見守る場面の見極めが難しくなる時期でもあります。「今日は宿題どうする?」と本人に選ばせる声かけを増やし、ママ自身も子供が学校にいる時間を使って、自分だけの用事を済ませる余白を作っておくとよいでしょう。

それぞれの時期に合わせて、解消法もアップデートしていく必要があります。乳幼児期は「とにかく寝る、美味しいものを食べる」という身体的な欲求を満たすことが最優先です。幼児期以降は「一人で映画を見る、趣味の絵を描く」など、精神的な充実を図る時間を意識して確保するようにしてくださいね。

育児ストレスに関するよくある質問(FAQ)

Q:子供にイライラをぶつけて怒鳴ってしまい、毎日自己嫌悪です…

怒鳴ってしまうのは、ママの心と体がSOSを出しているサインです。「私はダメな母親だ」と自分を責めず、まずは「疲れているんだな」と自分を許してあげてください。怒鳴ってしまった後は、子供をギューッと抱きしめて「さっきは大きな声を出してごめんね、ママ疲れてたの」と素直に謝れば、子供の心に傷は残りません。

Q:パパに子供を預けるのが不安で、結局自分でやってしまいます

最初はパパのやり方が危なっかしく見えて口出ししたくなりますが、そこはグッと我慢です。パパはママとは違うダイナミックな遊び方で子供を楽しませる天才です。「命に関わること以外は口出ししない」と決め、美容院やマッサージなど、強制的に家を空ける予定を入れてしまいましょう。

Q:ストレス解消にお金を使えません。無料でできるリフレッシュは?

お金をかけなくてもリフレッシュは十分に可能です。子供のお昼寝中に、とっておきの紅茶やコーヒーを淹れてお気に入りの本を読む。お風呂の中で一人で大声で歌を歌う。近所の図書館で気になっていた雑誌を読み漁るなど、少しだけ「非日常」を味わえる時間を探してみてください。

Q:イライラが止まらず、夫にあたって夫婦喧嘩になってしまいます

育児のイライラが夫婦の危機に発展するのはよくあることです。感情的になる前に、「今、すごく疲れていて余裕がないから、少し一人にしてほしい」とアイメッセージ(私を主語にした言葉)でパパに伝えましょう。パパも理由が分かれば、どうサポートすべきか動きやすくなります。

Q:近くにどんな子育て支援サービスがあるか、どうやって探せばいいですか?

お住まいの市区町村役所の子育て支援課や、地域の子育て支援センターに問い合わせるのが一番確実です。こども家庭庁が推進する「地域子育て支援拠点事業」や「ファミリー・サポート・センター事業」は、多くの自治体で実施されています。自治体の公式ホームページで「子育て支援」「一時保育」などのキーワードで検索すると、近隣の施設一覧や利用方法が案内されていることが多いので、まずは情報を集めることから始めてみましょう。

まとめ:ママの笑顔が子供にとって一番の栄養

毎日続く育児と家事の中で、思い通りにならないことにイライラし、ストレスを溜め込んでしまうのは当然のことです。「完璧なママでいなきゃ」「手抜きをしてはいけない」という真面目なママほど、自分を追い詰めて苦しくなってしまいます。

しかし、子供が一番安心するのは、ピカピカに掃除された部屋や手の込んだ手作り料理よりも、「ママがリラックスして笑っていること」です。そのためには、ママ自身が自分の心と体を労わり、意図的に「息抜き」をする時間が必要不可欠なのです。

今回ご紹介した先輩ママたちの体験談のように、内緒のチョコレートを食べたり、無心でシンクを磨いたり、パパに任せて一人で出かけたりと、自分に甘くする時間を作ってみてください。あなたが笑顔を取り戻せば、きっと家庭全体がもっと明るく温かい場所になりますよ。今日一日頑張ったご自身を、たっぷり褒めてあげてくださいね。

この記事を書いたライター
木村さくら

木村さくら

自称「健康オタクで美容オタク」。最近自家栽培にハマってます。