紙袋リメイクの簡単アイデア10選!ゴミ箱や収納をおしゃれなインテリアに
「紙袋がどんどんたまっていくけれど、再利用の方法が分からない」そんな方も多いのではないでしょうか。いつか使うだろうとコレクションしているだけではもったいありません。
収納やラッピングなど、アイデア次第で紙袋は様々な用途に再利用できます。たくさんストックしてある紙袋を先輩主婦たちはどんなふうに再利用しているのか、具体的な体験談とアイデアを見ていきましょう。
この記事では、実際に紙袋を使い切っている人たちの声を10通り紹介したうえで、折るだけで作れるゴミ箱、紙袋の素材による向き不向き、生活感を出さずにインテリアへなじませるコツ、ミニ紙袋の使い道まで、手を動かせる形でまとめました。作業時間5分でできるものから順に並べているので、気になったところから試してみてください。
みんなに聞いた!紙袋の再利用法は?
紙袋の再利用について、みんなはどうしているのか、先輩主婦たちの体験談を集めてみました。捨てられずためてしまう紙袋の使い道に困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【アイデア1~3】おもちゃ・工作の材料にする
不要な紙袋で、子供が喜ぶおもちゃを作ったり、工作の材料にしたりすることができます。また、子供が工作などをする際に散らかり防止として下敷きにしたり、他のアイテムと組み合わせて便利グッズを作ったりすることも可能です。
子供と一緒にお面を作りました
紙袋は、子供と工作する時に再利用しています。
幼稚園から紙袋を持ってくるように言われ、持ち手を切って目と口の部分をくりぬいてお面を作って持ち帰ってきたことがありました。そこで自宅でもお面を作るために使っています。お面を作るのに適した紙袋は薄い素材のものです。子供の頭のサイズに合ったものがあればストックしています。あまり高級な紙袋は固すぎるので、安価なものがちょうどいいです。たまりやすい紙袋は、お子さんと一緒に楽しめるように再利用するのがおすすめです。子供はお金をかけなくても楽しんでくれますし、親としても家で楽しめて安上がりです!
お面作りで仕上がりを左右するのは、袋の底の形です。底にマチがあるタイプは頭にすっぽりかぶさり、平らなタイプは横から見たときに顔が細長く見えます。目の位置は、子どもの頭にかぶせた状態で外側から鉛筆の先で軽く印を付けると一発で決まります。目安として、袋の上端から10cmほど下、左右の中心から3cmずつ外側に穴を開けると、3歳から5歳の顔にちょうど合います。
「かぶってみたら前が見えない」というつまずきは、目の穴を丸ではなく横長の楕円に切り広げると解決します。耳やたてがみは、切り落とした持ち手部分やマチの余りをそのまま貼り付けると、材料を足さずに立体感が出ます。
可愛い紙袋は工作の敷物や材料に使おう
紙袋を切り開いて、子供がお絵描きや粘土などで遊ぶ時にテーブルに敷いています。使い終わったらそのまま捨てられるので便利です。表面がツルツルしているタイプのものは、裏側に染みたりしないのでよく使います。
あと、絵柄が可愛いものは、子供が気に入ったらそのままカットして描いた絵や作った作品に添えたりするのでとっておきます。
溜まりすぎたなと思ったらすぐ処分できるようにするため、キッチンのリサイクルゴミを置くところにまとめて畳んで置いてあります。10秒考えても使い道が思いつかないものは処分してしまった方がいいかもしれません。最近は、おしゃれな絵や可愛い絵の書いてあるものが多いので、紙袋の絵を切り取って画用紙に貼って、絵本を作ってみたいです。
この体験談にある「10秒考えても使い道が思いつかないものは処分」という基準は、紙袋がたまる家庭にとって最も再現性の高いルールです。判断を迷った時間そのものが、ストックを増やす原因になります。もらってきたその日に、使うか処分かをその場で決めてしまうと、棚の中身が驚くほど減ります。
敷物にするときは、切り開いてから裏返して使うのがコツです。印刷面を下にすればインクの色が作品に移りませんし、無地の裏側はそのまま大きなお絵描き用紙になります。
ダンボールと組み合わせて箱を作る!
きれいな紙袋はよく取り置きして、買い物のときに入れてくるダンボールと組み合わせていろいろな箱を作っています! ティッシュよりほんの少しだけ大きいサイズにして上からかぶせるタイプのティッシュカバーにしたり、手元にちょこちょこと散らばってしまう小物を入れる箱にしたり。貼り付け作業はすごく楽しいです。意外と地味目な紙袋も組み合わせでけっこう素敵になりますよ!
あとはちょっとしたお菓子などのおみやげを入れる小さな袋を作ってストックしてあります。
もらえた紙袋はどこのものでも取ってありますね。紙質も悪いものはほぼないのでなんでもです。溜まっていく一方なので失敗してもいいからいろんなクラフトに挑戦してみるとけっこう楽しいです!
ダンボールに紙袋を貼るときは、でんぷんのりや木工用ボンドを薄く伸ばすときれいに仕上がります。スティックのりは面積が広いと乾いた後に浮きやすく、両面テープは角がめくれやすいためです。貼る順番は、まず側面を1周させ、最後に上下のふちを内側へ折り込むと、切りっぱなしの断面が見えません。
紙袋の柄がうるさく感じるときは、ロゴのない無地の面だけを切り出して使うと、既製品のような落ち着いた箱になります。
【アイデア4】ブックカバーにする
中には、ブックカバーとして使っている方もいます。市販品を買うとなると文庫本に比べて、単行本はブックカバーのサイズがないことも。そんなときは紙袋で手作りするのも良いアイデアです。
単行本のブックカバーに!
可愛い柄がついている紙袋ならば、ブックカバーとして使います。文庫本のブックカバーは家に何個かありますが、ハードカバーだとなかなかサイズがないので便利です。
また、手作りお菓子などのおすそ分けする際にも重宝しますし、小さい紙袋は領収証入れにしています。
たまる一方の方は、気に入っているもの以外は捨ててみるとスッキリすると思います。紙袋でぐちゃぐちゃになるのは嫌ですし、使わないならストックしている意味がないと思うからです。
ブックカバーを作る手順は3工程です。紙袋を切り開いて1枚の紙にし、本の高さより上下それぞれ2cmずつ大きく、幅は表紙から背表紙、裏表紙をぐるりと回して左右10cmずつ余るサイズに切ります。次に上下を本の高さに合わせて折り、最後に左右を表紙の内側へ折り込んで差し込むだけです。のりもテープも使いません。
厚みのある単行本では、背表紙の部分だけ折り目を付けずにゆるく回すと、閉じたときに突っ張りません。子どもの教科書やドリルに使うなら、無地の面を外側にして名前を大きく書けるようにしておくと、朝の支度で迷わなくなります。
【アイデア5~6】ラッピングや封筒・ぽち袋にリメイクする
ラッピング材や封筒として紙袋を再利用するケースも少なくありません。それほど変わった使い方ではありませんが、意外と便利で実用性が高い活用法です。
紙袋を封筒に!?実はとっても便利なんです。
紙袋を再利用するにあたり、私のおすすめは色々な物を送る時に封筒代わりに使うことです。
子供がいるので、ほとんど着ずにサイズアウトした服や靴・小物、きれいなままもう使わなくなったおもちゃなどが沢山あります。それらをネットオークションやネットフリマアプリを使って売っていますが、いざ送る時に「これ封筒に入らない…どうやって送ろう?」という問題があります。
そこでふと目についたのが、まだきれいな状態だったりデザインが可愛かったりする紙袋でした。デザインだけでなく、防水加工など作りもしっかりしているものが多く、サイズも様々で幅のあるおもちゃや可愛い洋服も、相手の方のお家までしっかりと守って届けてくれます。封筒よりしっかりしていて良いかもと思うようになり、それからはよく紙袋を使うようになりました。溜まった紙袋の再利用に悩むママさん、封筒の代わりにどうぞ一度試してみて下さい。
紙袋を封筒として使うときは、袋の口を2回折り返してから幅広のテープで留めると、輸送中に開きません。持ち手の穴があいている場合は、その部分を切り落としてから折り返すのが確実です。宛名は袋に直接書くより、無地のシールや紙を貼ってから書いた方が、印刷柄に埋もれず読みやすくなります。
紙袋がお小遣い用のかわいいぽち袋に大変身!
かわいい柄の紙袋を利用して、子供へのお小遣いやお年玉用のぽち袋を作っています。ぽち袋ってかわいいものになると結構高いので、ちょっともったいないなと思ったのが作り始めたきっかけでした。
自分の好み通りのぽち袋が作れるようになってくると、非常に楽しいですよ。息子や親戚の子も中身だけでなく、袋自体を喜んで大事にとっておいてくれるみたいなので、気持ち的にもうれしいです!私が集めている紙袋はお菓子屋さんやケーキ屋さんのものが多く、台所横の棚におびただしい数がストックされています。
今後は集めている袋を少しでも減らすように、小物入れやティッシュカバー、エコバック等々、もっと色々ちゃんとした雑貨的なものにも挑戦していきたいと思っています。ついつい集めちゃう紙袋ですが、もったいないと思わずに思い切ってDIYすると、けっこう楽しいものです。せっかくかわいい袋も宝の持ち腐れになっちゃうので、趣味も兼ねてどんどんDIYに利用しちゃいましょう。
ぽち袋のサイズは、お札を三つ折りにしたときの大きさが基準になります。仕上がりで縦10.5cm、横6.5cm程度を目安にし、そこに折り代を足した展開図を作ります。1枚型紙を作って厚紙に写しておけば、2個目からは3分ほどで量産できます。柄の一番かわいい部分が表になるよう、型紙を紙袋の上で動かして位置を決めてから鉛筆でなぞるのがコツです。
のりしろは左右と底の3か所だけにして、口は開けたままにします。渡すときにシールやマスキングテープで留めれば、開ける楽しみも残せます。
【アイデア7~9】色んな物の収納に活用する
紙袋は様々な物を収納するための袋としても重宝します。収納したい物に合わせて、ストックしている中からちょうど良いサイズを選びましょう。
紙袋をおしゃれな収納袋に!
我が家の長女と次女の分の細々とした日用品のストックがとても多く、その収納に困っていました。小分けの袋がたくさんあって、しかも2、3ヶ月分のストックを常にしていなくてはならないので、かなりの量です。その大量のストックを紙袋にまとめています!
スタバの紙袋がおしゃれで丈夫なので、利用しています。なので、ママ友とスタバに行った時などは、必ず袋をきれいに持ち帰ってくるようにしています。キッチンに飾るようにストックをしていても、おしゃれなのでとてもおすすめです。
今後は、切り抜いたりしてインテリアに活用したいと思っています。たまる一方の紙袋は、使いやすいサイズを見出してストック袋に利用してみてください!
紙袋をおしゃれなインテリア風に見せる収納に
知らず知らずのうちにたまる紙袋、我が家ではおしゃれな紙袋を厳選し、インテリアのように見せる収納の袋としています。
例えば、洗濯用のネットをまとめて入れ、洗濯機の側にかけています。また、子ども用の細々としたお菓子も紙袋に入れてキッチンにかけています。いくつもあるエコバッグをまとめて入れているのも紙袋です。
紙袋は主に、スタバなどのコーヒーショップのものがシンプルで部屋の雰囲気も壊さないので活躍しています。ブランドの袋や頑丈なものは「使うかも」とついつい取っておいてしまいがちですが、増やしすぎないためにも「ここに入る分だけ」と決めておいておくことをおすすめします。
紙袋で収納!収納ボックスは必要なし!
テレビで見た紙袋収納がすごくいいアイデアだと思い、やってみたらすごく使いやすく見た目もきれいに収納できるので実践しています。なるべくマチの広い紙袋を広げて持ち手を内側に折り込むだけで出来上がりです。収納袋の置き場所に応じて高さは変えられます。
私は台所でコーヒーパックやティーパックなどを入れたり、紙コップの収納にしたりと、できるだけ軽い物を入れています。大きめの袋なら洋服の収納もできます。服の他、季節外れの靴下をまとめて入れるのにも役立っています。
この間、またテレビで紙袋を使っておしゃれなプレゼント包みにしていたので、今度試してみたいと思います。たまる一方の紙袋ですが、収納に使うとかなり減りますから試してみてください。
3人の体験談に共通しているのは、「軽い物を入れる」「置き場所に合わせて高さを変える」「入る分だけと量を決める」という3点です。紙袋収納が続く家と続かない家の差は、この3点を守れているかどうかにほぼ集約されます。
高さを変える方法はとても簡単です。袋の口を外側に3cmずつ折り返していくと、折り返した部分が縁のように立ち上がり、袋全体が自立しやすくなります。棚の高さぴったりに揃えれば、既製品のケースのように見えます。中身が見えるのが気になるときは、袋の内側に不要な紙袋をもう1枚重ねると、二重になって形も安定します。
【アイデア10】ゴミ袋(資源ごみ)として再利用する
その他、ゴミ袋として使っている方の体験談を紹介しましょう。これは、紙袋の定番の再利用方法と言えるかもしれません。
紙袋をそのままリサイクル
私は、いつも紙袋を不要になった紙や新聞紙入れにしています。紙で作られている袋であればもうそのまま紙やダンボールをリサイクルしている場所に搬入します。そうすることで、不要な紙類や新聞紙を紐で縛ったりする必要がなく、簡単にまとまります。
大きめの紙袋を1つ用意し、その中に折りたたんだ紙袋をストックしています。選ぶ紙袋のポイントはできるだけ丈夫そうなもの。今度試したいなと思う再利用方法は、可愛い紙袋を封筒サイズに切って封筒にリメイクする方法です。結構可愛い柄の紙袋って沢山あって、そのまま捨てるのがもったいないなと思うことが多いので、封筒にしてみたいと思います。
新聞紙など不要紙類を入れる袋として、紙袋をどんどん活用してみてください。
ここで1つ確認しておきたいのが、紙袋をそのまま古紙として出せるかどうかです。古紙の分別区分は市区町村ごとに定められており、環境省も自治体ごとのルールに従った分別を求めています。ビニールコーティングされた紙袋、紙以外の持ち手が付いた紙袋、金具や紐が残っている紙袋は、雑がみとして受け入れられない地域があります。お住まいの自治体が配布している分別の手引きで、雑がみの扱いを一度確認しておくと確実です。持ち手や金具を外せば出せる、という運用の地域も多くあります。
体験談から見えた紙袋リメイクの4つの型
10通りの体験談を並べてみると、紙袋の使い道は大きく4つの型に分かれます。自分の家がどの型に向いているかがわかると、ストックの選び方も変わります。
| 型 | 具体例 | 向いている家庭 | 必要な手間 |
|---|---|---|---|
| そのまま使う型 | 資源ごみ入れ、収納袋、サブバッグ | 手を動かす時間が取りにくい | 0分から5分 |
| 折るだけ型 | ゴミ箱、持ち手を折り込む収納、小分け袋 | まず1つ成功体験がほしい | 5分 |
| 切って作る型 | ブックカバー、封筒、ぽち袋、ラッピング | 柄を活かしたい、贈る機会が多い | 10分から20分 |
| 貼って作る型 | ダンボールとの合わせ箱、ティッシュカバー | 工作そのものを楽しみたい | 30分以上 |
紙袋が減らない家庭の多くは、いきなり「貼って作る型」を目指してしまい、道具を出す前に力尽きています。まずは「そのまま使う型」と「折るだけ型」で在庫を半分に減らし、残ったお気に入りだけを「切って作る型」に回すのが、最短で片づく順番です。
紙袋でゴミ箱を作る:折るだけの簡単リメイク
紙袋リメイクの中で、いちばん早く効果が出るのがゴミ箱です。デスクの脇、キッチンの調理台の横、子どもの工作スペースなど、「あと1つゴミ箱がほしい」場所は家の中にいくつもあります。汚れたらそのまま捨てられるので、洗う手間もかかりません。
作り方はとても簡単です。
- マチのある紙袋を選び、持ち手を根元からはさみで切り落とします。持ち手の穴が残る場合は、その部分より下で口を切りそろえます。
- 袋の口を外側に向かって3cm幅で2回から3回折り返します。折り返した縁が太くなるほど、袋がしっかり立ちます。
- 底に厚紙かダンボールを1枚敷きます。これだけで底が抜けず、置いたときに形が四角く決まります。
- 置きたい場所の高さに合わせ、折り返す回数で高さを調整して完成です。
濡れたものを入れたいときは、内側にもう1枚レジ袋や食品用の袋を入れてから使います。紙袋そのものに防水性を求めず、内袋で受けるという役割分担にすると、紙袋の寿命が延びます。生ごみを入れる用途には向かないので、紙くず、お菓子の空き箱、工作の切れ端、子どものおむつ替え後のごみ、といった乾いたものを担当させるのが正解です。
つまずきやすいのは、袋がフニャッと倒れてしまうケースです。原因は、折り返しが1回だけであること、底の補強がないこと、そしてマチのない薄い袋を選んでいることの3つです。折り返しを増やし、底に厚紙を入れ、マチが7cm以上ある袋に替えるだけで、見違えるほど安定します。
ビニールコーティング紙袋とクラフト紙袋の使い分け
紙袋リメイクがうまくいかない原因の多くは、アイデアではなく素材の選び間違いです。表面がツルツルしたビニールコーティング(PP加工やラミネート加工)の紙袋と、ざらっとしたクラフト紙の紙袋では、得意なことがはっきり違います。
| 素材 | 見分け方 | 得意なこと | 苦手なこと |
|---|---|---|---|
| ビニールコーティング | 表面がツヤツヤして光を反射する。爪で押すと少し弾く | 水滴をはじく、汚れを拭ける、形が崩れにくい、敷物や収納向き | のりやテープが付きにくい、折り目が白くなる、字が書きにくい |
| コート紙(薄いツヤあり) | ツヤはあるが厚みは薄い。折るとしなやかに曲がる | ラッピング、ぽち袋、封筒、柄を活かす用途 | 重い物を入れると裂けやすい |
| クラフト紙(無加工) | 茶色や生成りでざらつきがある。爪跡が残る | のりが効く、字が書ける、貼り合わせ工作、ゴミ箱、古紙として出しやすい | 水に弱い、こすれると毛羽立つ |
| 薄手の軽い袋 | 片手で握るとくしゃっとつぶれる | 子どものお面、飾り、ちぎり絵 | 収納、ゴミ箱、輸送 |
特に知っておきたいのが、ビニールコーティングの紙袋にはマスキングテープやスティックのりが付きにくいという点です。表面の樹脂膜がのりをはじくため、貼った翌日にペロッとはがれてきます。ここに装飾したいときは、強粘着の両面テープを使うか、コーティング面をあえて内側にして裏の紙面を表に使うと解決します。体験談にあった「表面がツルツルしているタイプは裏側に染みない」という使い方は、この素材特性を最大限に活かした選択です。
逆に、貼る工作をしたいときは、迷わずクラフト紙の袋を選んでください。木工用ボンドがしっかり染み込み、乾いたあとの強度がまるで違います。
生活感を出さずにインテリアへなじませる3つのルール
紙袋収納が「便利だけど部屋が散らかって見える」と言われてしまうのには、はっきりした理由があります。逆に言えば、次の3つを守るだけで一気にインテリアになじみます。
1つ目は、色数を絞ることです。同じ棚に並べる紙袋は、白系、生成り系、黒系のいずれか1つに統一します。ロゴの色が違っても、地の色が揃っていれば雑然として見えません。
2つ目は、高さを揃えることです。折り返しの回数を調整して、並べた紙袋の上端を一直線にします。人の目は上のラインの乱れに敏感なので、ここが揃うだけで既製品のケースのように見えます。
3つ目は、ロゴを隠す面を作ることです。ブランド名や店名が大きく入った面を壁側や奥側に向けるだけで、印象が驚くほど落ち着きます。どうしても正面にロゴが来る場合は、無地の紙を1枚貼るか、袋を裏返して使うという手もあります。裏返すと、のりしろの継ぎ目が正面に来ないよう位置を調整するのがポイントです。
かける収納にするときは、袋の口の両端に穴を開け、麻ひもを通して持ち手にすると、元の持ち手の色が浮きません。洗濯機横やキッチンのフックにかける使い方は、床に物が増えず、掃除機もかけやすくなります。
ミニ紙袋の使い道:小さいからこそ活きる場面
アクセサリーやコスメ、お菓子の1個売りなどでもらう小さな紙袋は、大きな袋より使い道に困りがちです。けれど小さいサイズにしかできない仕事があります。
まず、バッグの中の仕切りとして優秀です。ミニ紙袋を2つバッグに立てて入れ、片方に絆創膏やヘアゴムなどの小物、もう片方にレシートを入れると、バッグの底で行方不明になる物がなくなります。次に、おすそ分けです。手作りのクッキーを3枚だけ渡す、といった小さな贈り物に、市販の袋を買う必要がなくなります。
子どもの持ち物管理にも向いています。ミニ紙袋に「シール」「ビーズ」「どんぐり」と書いて引き出しに並べれば、細かい宝物が机の上から消えます。袋の口を切って高さを半分にすると、引き出しの中で見渡しやすくなります。
おでかけのおもちゃ入れとしても便利です。外出先で退屈したときのために、ミニ紙袋にシールと小さなメモ帳を入れて持ち歩くと、袋ごと子どもに渡せます。中身が全部見えないので、「次は何が出てくる?」というわくわくも生まれます。
ブランド紙袋は再利用にピッタリ!おしゃれな活用法
ブランド物の紙袋はおしゃれで、捨てがたいと感じる人もいるでしょう。おしゃれなだけではなく、作りも丈夫なブランド紙袋は再利用にうってつけです!ブランドロゴのデザインなどもシンプルなものが多いため、デザインやカラーなどを活かしながら再利用がしやすいです。
ブランド紙袋のサブバッグブームが再来!?
数年前にブランド店の紙袋を買い物帰り風にサブバッグ代わりに利用するのがブームになった時期がありましたが、近年そのブームが再来し、メルカリやオークションなどに出品されています。
デザイン性の高いブランド紙袋なら、サブバッグとして持ち歩いても素敵です。紙袋をサブバッグとして持ち歩くメリットは、使う用事が済んだら小さく折りたたんでメインバッグにしまっておけること。きれいに折りたためば、かさばることもありません。
持ち歩くなら、底と持ち手の付け根の2か所を先に補強しておくと長持ちします。底には厚紙を1枚敷き、持ち手の付け根の内側に幅広のテープを貼るだけです。この一手間で、破れやすい2か所が守られ、何往復も使えるようになります。
手に入れやすい人気店の紙袋もおしゃれ
とはいえブランド品はあまり買わないという人もいるでしょう。そういう人たちに人気があるのが、プチプラで手に入るおしゃれな紙袋です。一度で捨てるなんてもったいない、と人気があります。
- スターバックスコーヒー
- カルディコーヒーファーム
- LOFT など
デザインがシンプルでおしゃれなため、前述の収納アイデアなどにも活用しやすいと人気です。共通しているのは、地の色が白か生成りで、ロゴが1色であること。先ほどの「色数を絞る」ルールに自然と合うため、複数枚並べても雑然としません。
100均紙袋はマスキングテープでリメイク!
100均にもデザインやサイズなど、様々な紙袋が売られています。お店で買い物をした際にもらうものを再利用するだけではなく、100均で紙袋を購入して色んなことに活用している人が増えています。
シンプルなデザインの100均紙袋も、マスキングテープなどを使うことで可愛くリメイクできます。100均紙袋をプレゼントのラッピングに活用する際などに、マスキングテープを貼るだけでより素敵に仕上がるでしょう。色んな柄のテープがあるので、プレゼントの雰囲気に合わせたものを選ぶと良いかもしれません。
使い方は色々!
巻きつけたり、ワンポイントとして貼ったりもできますし、はさみでカットするのと手でちぎるのとではまた違った味わいになります。どんな貼り方をしても可愛くなるのが、マスキングテープの良いところです。
とはいえ、どこに貼るかで仕上がりの印象は変わります。失敗が少ないのは、袋の口から2cm下に1本、ぐるりと横一周させる貼り方です。線が1本通るだけで、全体が引き締まって見えます。上級者向けは、袋の下から3分の1の位置に太めのテープを貼り、上下で色を分ける方法です。
子どもと一緒に貼るなら、ちぎって貼るのがおすすめです。3歳前後は、はさみを使わずに指先だけで作業が完結するちぎり貼りに強い集中を見せます。テープの端をつまんで引っ張る動作は、指先の力加減を覚える練習にもなります。「どこに貼る?」と場所を選ばせると、自分で決めた実感が残り、できあがった袋を長く大事にします。
シンプルな100均紙袋も、マスキングテープでオリジナル感あるアイテムに変身させてしまいましょう。
簡単ラッピングへの再利用もおすすめ
紙袋はそのままサブバッグとして使うだけでなく、カットしておしゃれなラッピングに再利用するのもおすすめです。柄の部分を残すようにカットすれば、紙袋が素敵なラッピング材に生まれ変わります。不要な紙袋を無駄にすることなく、ラッピングを簡単に楽しんでみましょう。
同じ柄やカラーの紙袋もカットのしかた1つで、違った印象になります。テトラ型やシャツ型になるように切ったり、刃の部分が波形になっているクラフトはさみを使って袋の口にアクセントをつけたり、自由にアレンジしてみましょう。マスキングテープやシール、リボンなどを組み合わせると、簡単な手作りラッピングの完成です。
いちばん簡単なテトラ型は、切り開いた紙を筒状に丸めて片側をとじ、中身を入れてから、とじた向きと直角になるようにもう片方をとじるだけで完成します。三角のころんとした形になり、飴やクッキー1枚のおすそ分けにちょうどいいサイズです。とじる部分は、ホチキスの上からマスキングテープを重ねると、針が見えず手も引っかかりません。
紙袋の柄が主役になるので、リボンは無地の細いものを選ぶと全体がまとまります。園のお友達へのプチギフトや、きょうだいへのちょっとしたごほうびに、材料費ゼロで用意できるのが最大の魅力です。
お気に入りの紙袋を使わずに残したいときは
「これは使うのがもったいない」というお気に入りの紙袋も、必ず1枚か2枚はあるはずです。使わないまま棚の奥にしまっておくと、湿気で反ったり、重ねた跡がついたりして、結局きれいなまま残せません。残すと決めたなら、見える場所に出す方が長持ちします。
いちばん手軽なのは、平らに切り開いて額に入れる方法です。柄の一番きれいな部分を切り出せば、そのままポスターのように飾れます。額がなければ、厚紙に貼ってから壁に留めるだけでも十分に様になります。
飾らずにしまう場合は、折り目を付けずに平らのまま、クリアファイルや大きめの封筒に1枚ずつ入れて立てて保管します。重ねて積むと下の袋に折り跡が移るので、本棚に本を並べるように立てるのがコツです。
そして、残す枚数を決めることも大切です。体験談にもあった「ここに入る分だけ」という考え方は、迷いを減らす最短のルールです。箱を1つ用意し、そこに収まる分だけを保管、あふれたら古い順に使い切る、と決めてしまえば、紙袋に部屋を占領されることはなくなります。
紙袋リメイクのよくある質問
Q1. 紙袋にたまった折りジワはどうすれば伸びますか。
紙袋を平らに広げ、当て布をしてから低温のアイロンを短時間当てると、深いシワが目立ちにくくなります。ビニールコーティングの袋は熱で表面が変化するので、アイロンは避け、重い本を数日のせて伸ばす方法にします。
Q2. 汚れた紙袋も再利用できますか。
外側が少し汚れているだけなら、汚れた面を内側にして裏返して使えます。裏返すと継ぎ目が表に出るので、そこにマスキングテープを1本貼ると装飾に見えます。
Q3. 紙袋はそのまま古紙に出せますか。
自治体によって雑がみの受け入れ範囲が異なります。ビニールコーティングされたものや、布や樹脂の持ち手が付いたものは対象外となる地域があるため、環境省が求めるとおり、お住まいの自治体の分別ルールを確認してください。持ち手や金具を外せば出せる場合も多くあります。
Q4. 子どもと作るなら何歳から何ができますか。
2歳から3歳はちぎって貼る、シールを貼るといった作業、4歳から5歳は折り返す、直線を切る作業、小学生になると型紙をなぞって切る、貼り合わせて箱を作るところまで担当できます。
Q5. 紙袋が増えすぎないようにするコツはありますか。
もらったその場で「使う」「処分」を決めることと、保管場所を1か所に限定することの2つです。体験談にあった「10秒考えても使い道が思いつかないものは処分」という基準は、そのまま使える判断ルールです。
今日1枚だけ、使い道を決めてみる
紙袋リメイクは、全部を一気に片づけようとすると必ず途中で止まります。まずは棚から1枚だけ取り出して、持ち手を切り、口を3回折り返してみてください。それだけで、机の脇に置けるゴミ箱が1つできあがります。
そこから先は、たまった袋を見る目が変わります。マチの広さ、紙の厚み、表面のツヤ。これまで気にしていなかった違いが、「この袋は収納向き」「これはラッピング向き」という判断につながっていきます。もらった袋をその場で仕分けられるようになれば、紙袋は「たまるもの」から「使うもの」に変わります。





